2010/01/21 17:47 | 野球 | コメント(0)
小林繁 攻め続けた男
野球小僧の僕にとってもっとも尊敬し、かつ敬愛していた投手だったのでこれだけは書いておきたい。
一連の江川事件で語られることが多い投手だが、あの細い体で長嶋巨人の屋台骨を支え、最多勝、沢村賞を受賞、トレードに出された阪神では最多勝に輝いた、などなどまあ、その辺で語られてることはおいておこう。
小林さんの真骨頂は・・・
僕の記憶が間違っていなければ阪神に移籍した一年目も20以上の死球を与えており、
75年、78年も与死球王、現在もこんな投手はいないのではないだろうか。
つまり絶対に逃げないということ。
徹底的に内角を攻める。
ぎりぎりに投げるのでちょっと振りにいくと当たってしまうのだ。
あのハンサムな顔で、細い体で強打者の内角をぐいぐい攻める姿勢は本当に鳥肌もんだった。
個人的には阪神に移った後の王貞治との対決はもう必見でありまして、あの王貞治の内角に投げきって三振に斬ってとる姿はもう坂本龍馬そのものでありました。
本当にカッコいい。
実はダルビッシュが小林コーチのもとでどんな化け方をするか楽しみにしていたのですよ。誠に残念であります・・・・
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