2007/05/25 18:45 | 健康 | コメント(17)
日本食の威力
比較的海外にいく機会の多いわたくし。まあ、1週間くらいならともかくも2週間から1ヶ月となれば日本食が恋しくなる・・・・と言う話しがみなさんの間でもよく出ますね。
私は現地にいるときは結構無頓着でして、イタリアでは毎日イタリアン、NYKなら毎日ステーキとか、全く平気なんですが、いざ帰ってくるとさて何を食うかな、とやはり結構悩むことになります。
ぐっちー的には間違っても納豆に味噌汁、なんてことにはならんのですが、それにしても日本的な何かに惹かれるのは確かですね。みなさんはいかがですか??
先日花のフランスでワイン+エスカルゴ漬けになって帰国した親友のはまちゃんは帰国すると必ず多賀野(中延)のラーメンを食べにいくそうです。これはなんかわかるね。ごまからそば・・・・食いたいよね?♪
しっかし、その翌日にこちらでも取り上げた某幻のもつ焼き屋をのれんわけの店と本店をあわせて2件はしごした・・・・という話には抱腹絶倒でした。何もはしごせんでも・・・・と思いますがその気持ちもよく分かる。もつやき、おそるべし、ですね。
私の場合、キーワードはなんといっても醤油なんです。料理というより醤油が欲しくなる。NYKで散々ステーキを食べてきても、日本に帰ってくるとステーキに醤油をどばどばかけてちょっとからしをつけ(マスタードじゃなくてね!)ごはんに乗せて食べたくなるのですよ。ここにはワインの付け入る隙すらありません(笑)。
その意味で醤油は偉大だな?と思うわけですよ。僕にとってはダントツで醤油。
これが東南アジアなんかだと結構醤油っぽいものを食べているのでこれといって懐かしくならないような気がするのですが、それでもやはり日本の醤油が恋しくなる。醤油、偉大だと思いますよ、やはり。
それと忘れてはいかんのがカップヌードルです。日本にいるときは一切食べないんですが、これが海外から帰ってくると・・・・・幼児体験なんでしょうかね?。
しかも、海外で売っている奴は絶対にだめ。スープの味も違えばめんの長さも短い。元祖カップヌードル。これですよ。「らーめんですかい」もいい線いってますが、上品すぎます。これもゆずれないですな。
よしぎゅうだ、という人もいるし、まあ、人の好みもいろいろでしょうが日本の食のレベルの高さを痛感するのですよ、帰ってくるとね。そして日本人でよかったと、思う訳ですな。日本人のアイデンティティーは醤油にあり、ってな論文でも書いてみますかな。
NYKやロンドンで通用するのはもちろんですが、世界の「食い倒れ」ナンバーワンと言われるシンガポールでも日本発のブランドはがんぱってます。ここは中華、マレー、インド、アラビア、そして欧州とありとあらゆる食文化が融合しています。ホーカーズがうまいのは当たり前でまさに食のオリンピックなんですね。
思いつくだけでも、モスバーガー、ペッパーランチ、ココイチカレー、よし牛はもちろん、うなぎの竹葉亭、最近ではとんかつのかつ吉(もともとイスラムの人が多いので豚は絶対にあたらん、といわれたのだが意表をついて高島屋のなかでがんばっている)などなど日本ブランドは大人気。
そしてこれは絶対にあたるぞ、と密かにおもっているのが・・・・・
ラーメン二郎!!
ラーメンを本格的に展開しているチェーンはまだないし、あってもちょっといんちきくさい。二郎ならいけまっせ!!二郎で修行しているみなさん、シンガポールで一旗あげよう、という方は是非ご一報を。わが社がお手伝い致します。まじで総帥にお願いしてみようかしら。海外1号店はシンガポールで。ここで成功すれば世界制覇は簡単です!!
久々にまったりした週末なのでちょっと脱線してみました。
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17 comments on “日本食の威力”
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ぐっちーさん、いつも楽しく拝見しております。
NYのステーキ屋ピータールーガーでは、頼めば醤油持ってきてくれます。ぐっちーさんみたいな人が沢山いるのですね。
それから最近は日本のラーメン屋のNY進出計画も色々あるようで、一昨年の山頭火(NJですけど)を皮切りに一風堂や、せたが屋も今年進出するようです(両方ともイーストビレッジあたり)。二郎は、個人的には大好きですが、あの脂っこさが海外で受けるか微妙ですね。
私も、成田に車を置いていた頃は 最初のサービスエリアで新品のバッテリーに換えて、立ち食いうどん食ってました。味なんか問題じゃなくて、うどんとか蕎麦が食いたくなりましたね。
そして、地元に帰って サンマーメン。特別にもち入れてもらったりして。そのあと、夜な夜な出かけて焼き鳥ともつにこみ。一日5食になって翌日は反省の1日でした。
レバー刺に誘われ、にべなく断ったら叱られた。
松坂牛のレバーは通常のルートではなく、メニューにも載らず、馴染み客にのみ密かに出される。当然お代わりは御法度である。それ程貴重なのだと。
こちらは知っているのだ。ダ・ビンチ巨匠が究極の毒薬・・チェザレの依頼で・・を造り出すのに肝臓を使い、今の牛レバーは何処かの練り歯磨きで歯を磨く程恐ろしいと。
それでもぐっちーさん、食べますかな?食べるな。
醤油。縄文からあったとか、江戸時代には海外輸出していた程だから、われらのDNAにしっかり組み込まれております。
当時は地の果てだったランサローテ島で出くわした商社マンも、醤油瓶持参だった。これをかけると、何でも日本食になると海外で生き延びる秘訣を教えてくれた。
ビフテキには醤油とワサビも合う。ただ極上の肉に使うには躊躇いもそこはかとなくあるような・・・
シンガポール、そのトンカツ屋さん、家族旅行で入り浸り、何のためにここまで来たの、嘆きの1週間でありました。
外国で日本食に郷愁を感じない不感症派は少数派であります。
ぐっちーさん、件のシンガポールのとんかつ屋さんの名前、かつ吉じゃなくて「とん吉」だと思いますよ。
とん吉のとんかつは本当においしいですよね。日本国内のとんかつ屋さんと比較してもカナリ上位に食い込むレベルだと思います。私など日本にいるときとんかつ食べたいな?と思っても、来週シンガポール行くからそれまで待とうとか思っちゃいます。香港にも同じとん吉あってこちらもおいしいですよ。
ぐっちーさん、こんにちは
食べ物の話、いいですねー。たしかに醤油は日本文化そのものですよね。中国産の醤油はちょっと?かな。
私は、イタリアには一度しか行ったことはないのですが、ミラノ名物のビーフ・カツレツ、皿からはみ出さんばかりのボリュームで、おいしそうなキツネ色で、確かにおいしかったのですが、サービス係に叫びたかったですね。
「とんかつソース持ってきてくれ!!!
無ければ、ウースターソースでもOKだよ?ん」
塩とコショーとレモンだけでは、単調すぎました。
パリ滞在中、オペラ・ガルニエ近くの「来々軒」に一度だけ行きました。パリで一度、日本食を食べに行ったら、帰国した後で、日本食に対する執着がなくなりました。海外生活で日本食に対する「禁断症状」が出る時代ではないなと思いました。
昔会社でゴルフで凄い球を打つのが居て(50m程地を這って舞い上がる球)練習場でプロを紹介してあげるとまで言われ、私もサラリーマン辞めてゴルフの未知の道を生きた方が絶対良いと執拗に言ったのですが一歩を踏み出せませんでした。才能があったり機会が有る時は勝負しないと後で悔やみますよね。これからは起業家を目指す時代でしょうね。シンガポールでラーメン二郎での勝負やってみる価値あると思いますね。成功間違いなしでしょう。新聞で従軍慰安婦で金を稼いで東京で店を持つ夢を追った女性が何人も居たと載っていましたが、起業家を目指す方には勝てません。
はじめまして。
日本人は醤油に含まれる何らかの酵素(?)に中毒になっており、長いこと口にしないと禁断症状で食べたくなるそうです。
ホンマかいなと思いますが、栄養士の妻が修行時代にどこかで習ったと言っていました。
ぐっちーさん、いつも楽しみにしています。さて私、シンガポール在住です。
立地の問題はありますが、私もラーメン二郎はあたると思います。もっとも私が食べたいだけかもしれませんが。シンガポールではラーメンのレベルが徐々に上がってきています。最近できたラーメン屋は、スープに関しては上出来な味でした。
さて、当地における日本人の友人たちの間では、ドバイでラーメン屋を開いたら大儲けできる、とよく話をします。日本人も増えていますし、何より金持ちが多い。ドバイにまともなラーメンはまだ無いらしく、帰任の辞令が出たら会社を辞めて一旗あげるか、という友人もいます。
毎回楽しく拝見しております。
オーストラリアで会社を立ち上げて早2ヶ月
ヨーロッパや中東とアジア(シンガポールも)出張の嵐です。
私は学生の貧乏時代に週に3回本店に通っていました。その時は本当に中毒でしたね。大ダブルとか完食した後眠くなり授業に手がつかなくなりました。睡眠薬でも入ってるんじゃないかとか思ったりもしました。でもまた行ってしまう。。
真剣に二郎に修行に行こうかと迷った日々もありました。二郎はスタンフォードからの外国人留学にも受け入れられ、スタンフォードの学内新聞に取り上げられたそうです。
食べ物で中毒症状が出るのは二郎くらいでしょう。シンガポールだと衛星基準とか厳しそうだからあの雰囲気でやっていけるか心配ですが。
山田タクミさんのところで今働いている人じゃなくて、外国人でラーメン屋やりたい人(中国人とか)連れてきたら海外進出近そうですね。
二郎シンガポール支店、面白いですね!
現地の人が「ヤサイニンニクマシマシ」
などのコールをするなんて想像すると
笑えますw
この話題、はまりますね。
私はぐっちーさんの反対で日本に戻ったときは納豆に味噌汁、そしてアジの干物でもあればうれしいです。
一昔前は海外に行ったら現地の食事で全然OKでしたが、最近は現地でも日本食を求めてしまいます。年かな?(シンガポールの高島屋はその点重宝。オーストラリアでは納豆はじめ日本食には困らないし。)ちょっと前にロシアに数ヶ月いた際には会社が電気釜を持たせてくれました。白米に合うおかずがないのが玉に瑕ですが・・・。
カップヌードルといえば、アムスからの帰国便、夜半に出たカップヌードル(小サイズ)もよかったです。
いつも楽しく拝読しております。
シンガポールの話しが出たので、現地在住人としてはコメントせねばと思い、レスさせていただきます。
ただいまシンガポールではラーメン戦争が勃発中です。
「美春」千葉出身 札幌西山ラーメン派
「しんちゃん」出身地不明 日本人のこだわりおじさんが始めた。 スープ命。
「丸玉」東京出身 雑誌の行きたい店トップ10に入る。
「梅光軒」北海道出身 旭川ラーメン大賞に輝いた店。先週オープンしたばかり。
「山頭火」もうすぐオープン予定。
当地のラーメンのレベルは、美春以前と以後で大きく変わりました(2年前くらいでしょうか)。そこに昨年から次々と日本に本店のある店が参戦したおかげで、どこに行こうか迷うほどでうれしい限りです。
現地にいるものとしてはこのような競争は有り難いですが、経営者の方は大変ですね。日本人の数は限られていますので、いかにシンガポール人のハートをつかむかが勝負になるでしょう。
でもラーメンに限らず、シンガポールの日本食店は地元の人が席巻しています。どんな店(超高級寿司屋から、庶民派まで)にも日本人よりそれ以外の姿が多いです。ブームなのかうまさに目覚めたのかは分かりませんが。
醤油といえば、この前ふと鳥取に鳥取砂丘を見に行ったのですが(あと突然新幹線に乗りたくなり。。都会っこじみた顔をしているが実は電車が大好きなのです。。)、醤油が違う!!!と皆さんは既にご存知だと思いますが、東京で育ち今まであまり西日本に行ったことがなかった私としてはすごいショックでした。以前米国にいたときもチャイナタウンで本当の醤油の味を中国人シェフと討論(ほぼ喧嘩状態)になったが、西日本の醤油は違いすぎる!!私個人的には耐えられず、おいしそうなお刺身も塩で食べました。。
インドネシアだかで味の素が豚由来の原料を使ったとかでムスリムから非難を受けてましたが、華僑の多いシンガポールならあの二郎の豚骨スープは平気なんでしょうか。
私は、あまりシンガポール食を高く評価しないのです。
特に中華は、垢抜けない田舎料理の感じが否めないですね。主観の問題なのですが、あの色、切り方、色づけ、技巧など中華の関東炊というか、ごった煮というか、どうしても好きになれません。そういった味覚が受け入れられている☆港ですから、意外に二郎って受け入れられるかもね。
いつも楽しく拝見しております。
ところで、先週はしかで休校だから学生も少なかろうと思い、二郎にほぼ10年振りで行ってきましたが、小ダブルどころか普通の量(小ぶた?)だけでも完食出来ず・・・。メンは残さず食べましたが、野菜は食べきれずスープの中に隠して退散しました。
昔は良く完食出来てたなぁと感慨にふけっておりましたが、やはり歳のせいかなぁ。