2018/06/21 07:44 | マーケット | コメント(31)
動く! アメリカ
アメリカ ZAP!!
〇不法移民親子分離停止、トランプ大統領が署名
https://jp.wsj.com/articles/SB11033611684822434362804584298660803730256
日本にいるとわからないが、あれだけ朝から晩までテレビで流され、悲惨な状況を伝えられれば、これはもう持ちきれない、と判断したんでしょう。今回はメラニア夫人もかなり影響力を行使した模様。
〇GE、ダウ指数から脱落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-06-20/PALJI86TTDS001
ダウ創設以来最古の銘柄となっていたGE.
80年代にダイバーシフィケーションに成功し単なる電気会社から脱皮、世界最高の時価総額を達成、20世紀最高の経営者としてフォーチュン誌にジャック・ウェルチが表彰されたのが1999年です。
あれから20年も経っていない・・・・・
ということは真剣に考えた方がいいですね。
いつまでもパナソニック、東芝、ましてトヨタでもキャノンでもない。
「カイゼン」がいくら得意でも、「誰もやったことがない」「世界初」というものにこれだけ消極的な国に未来はないと思う。
メルマガではいつも書いていますが、だからこそ、私は投資会社は日本には作らないのです。「カイゼン」しかできない人と一緒に「フロンティア」は開拓できません。
〇米中貿易摩擦
アメリカはGDPに占める貿易の割合(輸出入を合わせた貿易依存度)がわずか19%位しかなく(日本は24%程度)、モルガンスタンレーの試算によれば、全収入のうちの国内比率は73%にもおよび、欧州の48%、中国の60%(類推)とは全く違う状況にあります。
註:貿易統計上、三角貿易を行っている香港をどう扱うかによって中国の数字は全く変わってしまう。香港を中国の一部、と考えるならこの数字は一桁台に落ちてしまう(香港の貿易依存度は300%もあるから)。
つまり、関税合戦をやっている限り中国に勝ち目はありません。
中国が勝てる方法は二つだけ。
1)人民元の一方的な切り下げによる価格競争を引き起こす
https://jp.wsj.com/articles/SB12262002481249334633004584297234010535254
2)保有米国債の大量売却による米国債市場の崩壊を目指す
ただし、お分かりのように、。1)、2)は政策的に矛盾します。ですので、やるとすると、1)をやって、のりしろを作っておいて2)で揺さぶる、ということになりますか。
G7にいる日本は1)はできない。
しかし、フリーハンドの中国はやりたい放題で、人民元のレートは勝手に決められる。25%位は簡単に調整できるので、要は中国がどこまで本気モードで技を繰り出すか、だけが焦点で、実際はこれは貿易問題では留まりません。WTOで問題にするかもしれませんが、25%程度ということは、ドル円が100円のものが125円~75円 という範囲の変動なので、こんなもの、世界的に見れば普通の値動きの範囲だ、と突っぱねればグーの音もでません。
米中関係に関してはこの辺ははっきりしておいた方がいいでしょうね。
では、中国はここまでやるのか・・・・
何とも言えませんが、今はやらない、ということになるでしょうね。習近平があと2年我慢しよう、と考えたとしても、中国人的には普通でしょう。
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31 comments on “動く! アメリカ”
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効果的だが・・
泣き叫ぶ・・金網の中で子供達をあぁ放映されたら・引き時を心得ているトランプ・
恰好良く引き下がり男を挙げる作戦に切り替え・・評価していいのじゃ・!
習主席・・地位はまだ不動の物とはなっていない。土台のコンクリートはまだ半渇き・・司法検察は江沢民派に握られたまま・軍部の要求不満は収まらない・
となると・・このまま突っ走れば・これは王岐山させないと思いますが・・
どうでしょうねぇ・・・
( ^ω^)
トヨタが改善?
その昔、京都議定書の頃です、トヨタは世界に先駆け、
ハイブリッド自動車「プリウス」を世に出しました。
減速時に充電し、モータとエンジンを併用すれば、画期的な
燃費改善になると言うのは、世界のどこのメーカも思っていたこ
とでしょうし、検討くらいはしていたと思われます。
いざ実現しようとすれば、重い、複雑、開発にお金がかかる、
元が取れない、やってもうまくいくとは限らん、といくらでもネ
ガティブな事は考えられ、結局誰も手を出さなかった。
トヨタのプリウスは、内燃機関の行き詰まりを解決する、画期
的な事であったと思います。しかもアトキンソンサイクルのエン
ジンも、しれっと採用しており、ハイブリッドであり、電動との
併用である事が、充分に考えられ、吟味され、世の技術者の思
いのたけを、これでもかと盛り込んだ、輝かしい機構と言えます。
京都議定書の会議で、トヨタのプリウスは、なぜか
散々たたかれました。特に欧州勢から。環境負荷を考えろ、
複雑でこってる割に燃費はたいした事無い、本当に意味あるの?
これらは、憶測でしかありませんが、ヨーロッパの自動車メーカ
が、これはまずいと、マスコミにお金出して、ネガティブキャンペー
ンを繰り広げた結果だと思われます。
その後つい最近ですが、欧州自動車メーカのディーゼルの排ガス
改竄が明るみに出ています。やつらは電気自動車に活路を見出そうと
してますが、所詮負け戦の結果です。
プリウスにネガティブキャンペーンをして時間を稼ぎ、ハイブリッ
ドに対抗するための頼みのディーゼルエンジンであったはずが、結
局たいして「カイゼン」もせずに「カイザン」で乗り切ろうとした
欧州自動車メーカこそ、世の中から退場すべきと思われます。
初代プリウスから、さらに「カイゼン」を重ね、世の誰も到達でき
ない高みにあるトヨタを、もっと誇ってよいと思うんですが....
トヨタは合理的な結論として改善が必要であれば改善しているだ
けで、カイゼンしかできないって、それは割りと違ってますよ。
カイゼンしかできないことこそが、日本の最高の強みでしょう。もちろん同時に最大の弱点でもありますが。
日系の堅い企業(商社とかメーカーとか)の本社と外資、海外の両方で働いた事がある方は良くわかると思いますが、比較すると外資や欧米はフットワークは軽いですが、滅茶苦茶いい加減で朝令暮改が当たり前、同僚や部下の人望や実力よりも自己主張やアピールが大事でまさに異世界です。だからこそイノベーションも強い。
一方、日本は新しいものは駄目でカイゼンしかできませんが、だからこそ常に着地点まで考え細部を詰めていい加減な事はしません。私の会計士としての経験上、欧米、特に欧の「一流企業」の会計のレベルは不適切会計の東芝よりも低いです。低すぎて細かい操作もできないので粉飾になっていないだけで、精査したら99%不適切会計です。それを前提にIFRSもできているので、米国もレベルが低すぎるとしてIFRS自国採用を拒否したわけですから。
日本のサービスや治安の良さは、この新しいものに消極的な姿勢と表裏一体なので、トータルで見れば十分強みになります。
オリジナルには弱いが・・
技術の改良には強い・・これが自他とも認める評価で・・
今もその傾向が強いと言えなくはないにしても・・縄文土器など当時世界最先端のオリジナルな技術を産みだしていた下地がある。
マラソン等でも先頭を走る必要はなく・・二番手で付いて行き・・頃合いを見て・・トップにという選択もある。二番手からズルズル落ちていく場合もある。要は日本人の資質・気質の問題・・・( ^ω^)
日本は何か起きるとすぐに規制が走りますね。ちょっと前のバス事故からの格安バス規制や、酒の安売り規制、あれはダメこれも条件付でokとか規制しないと落ち着かないようです。
一方アメリカ、いくら銃乱射が起きても規制せず自己防衛のためにさらに重装備化。極めつけは学校で記念品に防弾の盾を地元の企業と開発して寄付したりとあくまで自己防衛が基本で規制は最低限。
どっちがいいですかねぇ・・・。アメリカで生活したことないし英語も最低限だからぐっちーの様に深く考察できないですが最低限アメリカの銃規制に関しては実弾の球数制限くらいはしないとまずいだろと思います。
グッチー著、ニッポン経済世界最強論!は何処へ行ったのだろうか?
確かに「モリカケ」で1年以上も騒いでるような国に未来はないわな。
アップルもマイクロソフトも、「誰もやったことがない」「世界初」の製品で成長したわけじゃない。
他の誰かが作った製品を真似して、より洗練したか、よりうまくマーケティングしたか、あるいは小狡い手を使って競合他社を追い落としただけなんだけどね。
トヨタは合理的な結論として改善が必要であれば改善しているだ
けで、カイゼンしかできないって、それは割りと違ってますよ。
⇒おっしゃりたいことはわかりますが、実際仕事をしてみるとそうです。あくまでも自分の経験を通した主観なので(笑)。
他の誰かが作った製品を真似して、より洗練したか、よりうまくマーケティングしたか、あるいは小狡い手を使って競合他社を追い落としただけなんだけどね。
⇒うーん、アップルの話もマイクロソフトの話も私は書いてないんですけどね~・・・・注意深く読んで頂かないと(笑)。
カイゼンしかしていない、という点に引っかかる読者が多いようなんですが、まあ、物真似はしたとしてでもいいですよ。
日本にマイクロソフトや、グーグル、アマゾンなど凌駕する会社があるなら教えてくださいよ。また、これからそうなるでもいいです。私の知る限り(恐らく私の方がよほど実際に経験していると思いますし、実際に投資をしてお金もなくしていますが・・・)日本にはないです。
その意味をこめて、日本にはない、という意味で
「カイゼン」しかできない人とは・・・・と私は書いている。
いやいや、それがいいんだという反論はおおいにありでしょう。大変勉強になりますよね。でもそのあたりをちゃんと読んでコメントもらわないとこちらも反論できないですよね。じゃ、実例を出してくれ、というしかない(笑)。
このコメントは編集部が消すかもしれませんが(笑)、ここの主題は「動くアメリカ」となっていまして、いろいろな動きがありますよ、というのが主題であります。それは一目瞭然でしょう。
にもかかわらず、主題以外の部分でひっかかってくるのは気を見て森を見ずの典型で、まあ、よく考えてから書いたほうがいいのではないですかね。
これが有料の配信ならいいんですけどね、ここは無料で、まあ、私の絵日記みたいなもんなので、それに文句をつけられても・・・と思う訳です。絵日記ですからね、太陽が緑に塗られていてもそれは私の問題なので、なんで太陽が緑なんだ、と言われても困りますね(笑)。
ということで、ひとこと。
私の勤務先は今は日本人が経営しているのですが、かつてはアメリカの会社が経営していたことがありました。現場レベルでの創意工夫や改良に関しては、他の方がコメントしているように日本人は大変優れていると感じたのですが、一方、会社の経営方法、及びゼロベースからの新規事業等へのチャレンジに関してはアメリカの会社は大変優秀で日本人経営陣は足元にも及びませんでした。
今回、この記事についての他の方々のコメントを読んで、私の当時の経験ベースの理解は正しかったと確信を強めた次第です。
血を流しつつも積極果敢に試行錯誤し続けるのか、誰かが引いた路線の上をブラッシュアップし続けるのとどちらがいいのか分かりませんが、自分達はどういう適性があるのかはよく考える必要があるなぁと感じた次第です。
編集長が消してもいいよ、といってますが、
誤字くらい直してやっては、如何でしょうか。
気を見て木を見ないようではいけませんぜ。
絵日記に文句付けられたくないのなら、かんべえさんのように
コメント欄を無くせば。
将軍をアメリカ人、将校をドイツ人、兵隊を日本人にすると世界最強の軍隊ができるとは第二次世界大戦後言われたことです。それに尽きるが最近はAI軍隊ができつつあるから。ひょっとしたら将校も兵隊も要らなくなるかもしれない。
ゴッホやゴーギャンやセザンヌが北斎、広重の浮世絵を真似たらそれは影響を受けたと教え、日本画家が西洋のそれを真似たら、真似というセンスをどこで身につけたか?
セザンヌのサンビクトワールザンを描いた多くの絵は富岳三十六景の真似でしょう。
しかしやはりまったく新しい作戦などを考えるということはどうもわれわれはできないのではと思う。原理思考という伝統がないからです。
経済については幕末のアメリカのと通貨交渉の本を読むとハリスの通貨観念と、水野忠徳でしたか。幕府官僚の通貨観念とは雲泥の違いで、ハリスには我が国の通貨制度は理解の範囲を超えていた。経済の仕組みなどは我が国のほうがたぶん進んでいるのではと思うことがある。手形がそのひとつと思う。
近代社会の多くのものは西洋から来ていることは厳然たる事実ですから、その成果をまねして始めたわが国は新規のものをということまではたどり着いていない。それ以前に何か大きな文化的差異があると思う。スタップ細胞のごたごたを見るとそのように思う。紀伊国屋文左衛門は嫌われるということですか?
結局は漢字を輸入して、ひらがな、カタカナを作った伝統に沿ったものしかできないということですかね。そして漢字かな混じり文で思考をするということでしょうか?
王様を向こうに回して気の利いたコメントを返すのは難しい。
イチゴ農家の詳細が知りたくて検索しまくったけど、
わからなかったなあ。いい加減他の仕事がしたいなあ。
投稿者の周りの人たちがたまたま改善が得意なだけで、
日本人だからカイゼンしかできないというのは議論が平坦すぎないか。
ようするにお金を持っている、権限を持っている人たちが、
日本の伝統的大企業のような評価・判断システムの中にいるから、
たまたま新規や革新ができないだけで、これって文化じゃなくて、
単なる減点法の人事考課の中で仕事が出来ない奴が上司になったため
出来てしまった仕組みなのでは。
ぐっちーさんも大企業を退職されてますし(お後がよろしいようで)。
これだけ書いていても、誤字しか指摘できないのかよ(爆)。
もう、あんた、終わってると自覚した方がいいと思うよ。
かんべえ先生のように・・・と仰るが、本人がどういう気持ちでコメント欄を作っていないか、ちゃんと本人に確かめた!?
確かめてないならそういうことは言ってはいけないよね。
ここは俺のHPで、あんたのHPじゃないんだよ!!
自分とこで 「くそぐっちー」とか書けよな、おい!
京都議定書が定められたのは、1997年。
それから20年経った2017年、トヨタは全世界で900万台の自動車を生産した。
この内 ハイブリッドは、150万台強。率にして17%弱。
自動車由来の温室効果ガスの削減のカイゼンにはなったと思います。
娘がシリコンバレーの近くに留学し、ホームステイをします。
シリコンバレーですのであちらのベンチャー企業の訪問をするとのことです。日本とは全く異なる「フロンティア」の雰囲気を感じてきてくれればとは思ってます。
しかし、トランプの出現でアメリカでは、紳士と思われた白人の本音が出てきて、差別的な行動が増えている、とのグッチーさんの東洋経済オンラインの記事を見て、かなーり不安になってます。
ステイ先の一本裏通りの治安はひどく心配です。1か月のステイ、無事に帰ってくることを祈るばかりです。
思うに、投資するなら「フロンティア」の国、ユラリと暮らすなら「カイゼン」の国。もっとのんびり暮らすなら「南国の島???」でしょうか。
日本がカイゼンしかできないのは、欧米企業と日本企業ではPDCAの意味が異なるからです。
例えば赤い銀行は日系他行と比べても、基幹システムや会計システムの更新が遅く、それと比べると欧米企業などは百倍位速いです。なぜか?
本社が海外の子会社や支店に導入させたシステムが拙くて、子会社や支店がミスをした場合、欧米企業では社内政治力学上、本社が責任を認めることなどまずありません。本社のシステム導入を推進した人は、導入した手柄だけ取り、責任は間違えた奴に100%あるとして押し付けます。赤い銀行の場合、結構本社部門が責任を認めることがあるんですね(もちろん担当役員のその様な失点など社内政治でどうにでもなるのは日本も欧米も変わりません)。
これは日本ではPDCAが、ご存知の通りPlan、Do、Check、Actionと回っているからで、社内の誰もが誰が何をやったかを覚えていて、責任がくっ付いてくるからです。一方、欧米企業ではこれが、Plan、Do、Cosmetic、Appealとなります(笑)。やりっ放しで跡始末は誰かに押し付けて、表面だけ良い数字を作ってアピールするので、基幹システムとか日本企業では考えられない様な速度で更新されていきますが、これが高い金払ってよりマトモに機能しないものに置き換わるケースばかりで、本当に呆れます。
これこそが、カイゼンしかできず最もイノベーションから遠い赤い銀行が、世界で最もイノベーティブで成功した金融機関の一つである某投資銀行を逆に救済する立場に立った理由です。
しかし、イノベーションの試みなんて99%は失敗して当然ですから、PDCAを律儀に回して責任追及されたら、できるはずがありません。上手くいったら手柄は自分のもの、失敗したら責任は誰かに押し付ける超肉食系の振る舞いが許容されなければ、カイゼンしかできなくなってしまうのです。
まあ、日本人の99%は、カイゼンしかできない組織にいた方が幸福になるとは思いますが。
だから金融危機の時も、赤い銀行はCDSもギリシア国債もその他同類の資産も、殆ど持って無かったんですね。投資先の不足しがちな総資産200兆円とか達する金融機関としては、驚異的です。
一方、某一流米国投資銀行は、すぐ金融工学だ、イノベーションだ、変化に対応するものこそ生き残る(これはダーウィンの言葉の全くの誤用ですが)とか言ってエクスポージャーをいっぱい持ってて、救済される羽目に陥ったわけです。
どちらかと言うと、イノベーションよりもカイゼンが得意な方が向いている産業の方が、実は多いでしょうね。安定して経済を支える基盤であっても、成長はしないから、そんな産業しかない国は、投資銀行家としてはバッテンを付けざるを得ないでしょうが。
とっても難しい。のでなかなかコメが書き込めない。グッチーさんはこんな風に考えているんだ、行動しているんだ、へーと思ったり、ちょっと私とは違うと思ったり、刺激をいただいています。有料の配信もとっても勉強になります。実生活にはいかせていませんが、視野がひろがります。勇気を出してコメントしてみました。
フロンティア開拓だけでなく、グルメ開拓(ウニ)もお待ちしております。。。
いや、あれも単純にグルメ紹介するという話ではなく、既存の枠組みから外れた開拓行為を生産者と交渉するという意味で、フロンティア開拓ですかね。
日本のダメ企業の代表例は完成してない官製企業でしょう…。
模倣すら出来ず…。
日本郵便の郵便追跡サービス、20日の夜に引き受けのまま、ですが…すでに36時間経過…。
クレジットカードなので書留なんだが…形は作れど形だけで終わり…。
昔は時価総額がこの壁にぶち当たると跳ね返されると言われてましたね。GEもかな?
万年顔ぶれが変わらない日本、若い企業が入れ替わり立ち替わり現れる米国。
楽天とAmazonの時価総額の差はどれほどか。調べてませんが(^o^;)
ベンチャー企業100社に均等に投資したとします。
うち99社が潰れたとして、残った1社の株価が仮に100倍になっても収支はトントンでしかありません。
しかし、株価が500倍になれば資金は5倍、1000倍なら10倍です。
これぞ投資の醍醐味、というヤツでしょうか。
競馬に興味はないので違うかもしれませんが、何だか馬券の買い方に似てるような気がします。
本命でオッズの低い日本企業と大穴高配当の米企業。
いずれを行くも散らぬ間に行け、ですよね。
確かに山中さんのiPs細胞の研究に金が集まらず山中さんが金集めに走り回ってるようだす。中国なら有望分野に爆投資してるだろう。
ところで自由貿易機関WTOに中国が加盟して15年、中国だけが自由で外資は不自由を強いられる。中国だけが何も変わらず独自ルールでやってる。WTO(貿易だけ)をTPP(所得収支も軍事も入ってる)に変えるしかない。
安倍ノミクスの問題は何故、個人消費が伸びないのか=企業の国内投資が伸びないのか。グッチさんの御指摘に関係してくるところなのでせう。
何故、世界初を目指さないのか。東芝に見る企業風土は….昔、知り合いの機械工学の教授が世界初のワードプロセッサーを作った東芝の技術者に会いに行った話をしてくれますた。
「それを開発することは会社から禁止されていた。時間も予算もつかない。なので会社に隠れて研究していた。ただ直属の上司だけは知っていた」
次に今では東芝の稼ぎ頭のNAND型フラッシュメモリ。これを開発した人は窓際に飛ばされ、より給料の低い東北大の教授に….東芝から追い出されたといっていい。東芝経営陣はNAND型フラッシュメモリ技術を無料開放。開発者の部下が韓国に渡りサムソンが莫大な利益を上げる。
東芝経営陣は朝鮮人にタダでくれてやった理由をこう語っていた。
「ビクターのVHSレコーダーを真似た。技術を無料開放し普及すればいい」と。
東芝経営陣には経営センス茄子。
グッチー氏の気概と絶望でしょうか
その昔ステンレスで作るのが常識のとき別の材用で造った人がいた。その人と親しくなり、その仕組みを聞くとなるほどだと思った、そのためステンレスは腐食するが、それはしないから、定期的にかえることはなくなった。
ところが社長がいいものができたといって、ほかの会社の社長に見せるというので、やめるようにいったが、ダメで、得意になって説明した。当然付き人がきていた。その人もプロだから、少し見ればわかってしまう、それで何とか妨害したが結局ダメで、真似されて、コストダウンに寄与した。競争相手ですよ。
開発した人はその後、首になったというより、やめることになった。
いろいろなことを教えてもらったが、ほかの会社でもなぜあの人がという人がいなくなる。本当にわからない。
>日本郵便の郵便追跡サービス、20日の夜に引き受けのまま、ですが…すでに36時間経過…。
と書いたが、それから6時間後、「引受」から42時間後に自宅から最寄りの「到着」と追跡サービスに記録あり。
もともとそれだけの記録しかない簡素なシステムなのですね。
ただ日本郵便は宅配便の時間指定が出来ず、ということがあり、ダメじゃん、という思いがベースにあったのです…。
>空の財布さん
やはり完璧なサービスを求めますよね?
私もそうです。
日本人のほとんどは空の財布さんや私と同じでしょう。
それが日本企業が新しい事ができず、カイゼンしかできない理由の一つです。
ベストエフォートでは駄目で完璧じゃないと許されないなら、新しい事なんて出来ません。
個人輸入してみると分かりますが、追跡サービスは無論、送ってくる製品自体が違っていたり抜け漏れがあるのは普通です(稀に多いことも(^^))。GoogleもAmazonも新たに開始したサービスは常にズサンです。
銀行も日本で窓口やATMで受け取った紙幣の枚数をキチンと数えて確認している人は稀ですが、海外では間違えるのが普通なくらいです(だから窓口自体がなくなっていく・・・)。
イノベーションは常にいい加減で模倣すら駄目な所から起きるのです。
お。面白いコメントがついているので、思わず返信。
ちなみに、管理職と連投御免は私です。信じるか信じないかは、読み手にお任せしますけど笑
Xさんのコメント、皮肉が効いてて面白いですね
Plan、Do、Cosmetic、Appeal、これXさんのオリジナルなんでしょうか。俺にも使わせてほしい。行き詰っている日本企業も大抵コレです笑。それか、PDCAを日本式に改善して、PLAN、Do、Check、Action(=減点)←コレ笑。
ちょっと前に「東芝の悲劇」を読みましたけど、大手のどん詰まり企業は、新しい価値を何も生まない中でお互い足の引っ張り合いをしながら、社内闘争だけを延々とやっているので、そりゃまあ加点を評価している暇なんかありません。相対評価で相手の加点を評価したら負けなので、すぐに結果が出ていないものは評価しない。付け加えると、完璧じゃないものは評価しない、客から使えないという電話が1本でもあったら評価しない。と、減点の基準はたくさんあるんですが、加点の基準はありません。
以前、地域活性化の案件で役人から形だけの競争入札を頼まれて、王様がぶち切れてましたけど、これも随契を結ぶと減点されるという役人心理によるものです。王様からすれば真剣勝負で地域をよくしてやろうと微に細に心を砕いているところ、リスクを全くとろうとしない木っ端役人根性を丸出しにされたら、、、まあ起こりますわね。王様は常に熱いし、多忙であるから無駄なことが大嫌い。
で、これはちきりんの本に書いてありましたけど、新卒面談で有望だけど次点であった子が、伝統的大企業に2-3年勤めると見事に頭を使えなくなっている、というのも読んだことがあります。上記の例も含め、昨今のどん詰まり日本企業の評価システムは相当問題あると思います。以前、かんべえさんが日本の人事システムは数十年進化してない、みたいなことをサラッと書いておられて、続編を期待しているんですけど、いろいろ理由があるのでしょう。
本記事自体は、二つの施策とそれを取られた時の影響とか変化について、想像してほしいというのが王様の意のような気もしますけど、なんでも尖閣嫌韓に結びつけてた時に比べれば、コメ欄もだいぶマシになったんじゃないですかね(プラス思考)。
亡命を求めて入国した家族から子供を引き剥がす政策は、尋常じゃない怒りを買っているようです。
ニールセン国土安全保障省長官
サンダース大統領府報道官
ミラー上級顧問
これらトランプ政権幹部の人達もそれぞれ外食先でハラスメントを受けたようです。
居合わせた人達から「恥さらし」と詰られたり、レストランのオーナーから「トランプ政権で働いている人に出す食事はない。帰ってくれ」と追い出されたり。
トランプのおっさんは、大統領令に署名して、これで一件落着だと思っているかもしれないが、子供達を親元に戻すのは一大事業。
先の見えない状況が続いているようです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3179702?cx_amp=all&act=all
レギュラー陣も、そうでないかたも、刺激的なコメントをありがとうございます。そうだよな~、と頷くご意見も多く頂いており、助かります。
一つのことを考える場合、それはいろいろな見方があるのはそうだと思います。ただ、前例がないからやらない、という言い方はあり得ないんじゃないか、と思う訳ですね。一方で、本当に誰かやってないの? じゃ、おれがやる、という人たちが何億人も隣にいる訳ですから、まあ、いろいろ考えた方がいいんだろうね、という気がする訳です。
もうこれまでのやり方では特に世界では通用しないな、と日々思う中でこういう記事を書く訳ですね。みなさんの世界にも結構あるのではないでしょうかね・・・・
ではまた!