2014/09/22 01:14 | 出張 | コメント(2)
シンガポール 2
当地では以外にも相撲が人気なのであります。
今日友人の家に招待されたのは相撲をみんなで見るので解説をしてほしい、という妙な依頼。
男女20人ほどが集まってビールを飲みながらテレビ観戦している、というちょっと日本では想像できない状況であります。
人気の秘密はどうも、力士の国際化にあるようで、モンゴル勢が妙に強いことから始まって、イスラム圏出身の大砂嵐まで出てきたもので興味が沸くらしく、日本人からみると外人だらけに見えるわけだが、こういう新しい市場が出来上がっているというのは実におもしろいですな(僕がシンガポールで働いていた2000年代初頭にはみんなこんなに相撲の話はしなかった)。
こちらの英語放送も結構侮れず、貴乃花親方の話からかなりディープな解説をしている。
日本人だから大丈夫と思ったら大間違いで、私も慌てて相撲をにわか勉強している所です。皆様も何かの時のために相撲は見ておいた方がいいかもしれませんよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういえば・・・・・
シンガポールは税金が安いために様々なお金持ちが集まる訳ですが、いわゆる商品相場の専門家が今日も2人参加していたので、ちょっと聞いてみたところ、この所の商品市場はかなり危うい雰囲気が出てきており、やはり大きいのは中国ファクターだとのこと。これまで中国が大量に購入するのでちょっとやそっとでは相場が下がらなかったものが、この所需要がめっきり減っており、原油から穀物に至るまでかなりの衝撃があるとのこと。
実はこれはロシアにとっても大変なダメージになる可能性があるので要注意ですね。
いずれにせよ、これまでお伝えしている通り、中国経済の修正はもう始まっているようですぞ。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
2 comments on “シンガポール 2”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
そうですか、シンガポールで大相撲が人気なんですか。それは意外ですなあ。相撲も国際化が加速していますからねえ。といっても、モンゴル勢が圧倒的に強くて、情けないことに日本の力士はかすんでいますけど。遠藤なんてどうしちゃったんですかね。永谷園のCMに出だしてからさっぱりじゃありませんか。もうちょっと本業の方を真面目にやらんかい。大砂嵐とか逸ノ城なんかいいんじゃないですか。
商品市場が危ういというのは、感覚的に分かります。そろそろアベノ蜃気楼も危ういんじゃないでしょうか。円安で物価が上がり、その上消費税10%なんて冗談じゃありませんよ。
商品市場に関係あるか判りませんが、先週、香港マカオへ訪問しましたが、2年前に比べて香港やマカオの夜景は輝きが増し、鮮やかに見える様になっていると感じます。
広東省の産業構造が変わりつつあるのか、経済活動が以前よりも落ち着いているのか判りませんが、国境を越えたスモッグの発生が減っているのかもしれません。