2012/10/14 14:22 | 物申す! | コメント(36)
フジマキ御大への反論 秋華賞
秋華賞
このレースはやればやるほど負けそうですぜ。
ジェンティルドンナが一番人気だけど、そんなに信頼性はないですぜ。
そうなるとほかも分厚く買わなきゃダメってことでまた「ガミ」の可能性が高いレース。
負けたら後免、とういことで
14ジェンティルドンナを2着固定にしてばら撒いてみようかな。
相手は
1 ヴィルシーナ
10 ハナズゴール
15 ミッドサマーフェア
17 アイムユアーズ
厚めどころは17番。表から裏から買ってみたい・・・・・負けたらごめん!! のレース。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フジマキ御大がご自分のブログで反論して頂いているようで、貴重な機会だと思いますので、私も名誉棄損に当たる部分だけは弁護しておきたいと思います(笑)。
結論からいうと・・・・びっくりしました。
もう少しいろいろご存じだと思ったんですが・・・
前半部分は新潮でも十分話したことばかりなのでいちいち取り上げないことにしますが・・・
まず細かい点を一つ。
ダウ平均のオクトーバークラッシュの最安値から幅をとって4.8倍も儲かっているというのも金融マン得意のずるい方法だ。そんな安値で拾えるなんて神様みたいなものです。実際に米株投資は当時はさまざまな制約があり、フジマキさんのような方でないと自由に変えませんでした。1989年ですから。それを例に出されても誰も納得しないでしょう。
そしておもしろいのはこのあたりかな。
フジマキ御大
しかしだからと言って、それは「自国建て国債が、安全だと言うことの証明」にはならない。必要条件でも十分条件にはならないのと同じである。
ぐっちー
国債の信用性が自国立て通貨と外貨建てでは全く違うのは経済学の常識です。必要条件は十分条件ではないといのはその通りですが、黒田財務官の言ったように
日本のような先進国での自国通貨建ての国債が破たんするというのはいかなる事態を考えているのか・・・・
と申し上げたいわけで、同じ質問に機会があればぜひ答えてください。
因みに自国通貨建ての債務不履行でデフォルトした国はありません。それ以前に自国通貨建ての国債が売れないからですけどね。
最後の点はちょっと面白いので大々的に。
まずフジマキ御大。
フジマキ御大
③「藤巻さんは、外国の年金資金がヘッジファンドを使って日本国債を売り崩しにやって来ると言いますが、そもそも米国のパースなどの“年金資金”は“から売り“が許されていません。バイ&ホールドしか出来ないのに、どうやって日本国債をショートするのでしょうか」
「このご時世でヘッジファンドに金を貸す銀行はない。(略)そのせいでヘッジファンドはどこも青色吐息ですよ」という批判もありました。
これに関して言うと、勉強不足だと思う。私はモルガン支店長時代、部下に「プロとしての仕事をしろ」と絶えず言ってきて、子供の使いのような仕事をする部下は怒鳴りつけていたが、申し訳ないが、当時の私の部下が、このようなことを言って来ればそうしていただろう。意見の相違は尊重するが事実誤認を世に広めるのはよろしくない。
“年金資金”がカラ売りが許されていないからと言っても年金資金が国債をダイレクトに空売りをするわけではない。年金資金はヘッジファンドが運営するファンドを買う。そのファンドが日本国債を売って儲けるだけである。年金資金は「ヘッジファンドが運営するファンド」を“から売り”は出来ないが、「国債先物を売り持ちにする」ファンドを買う(バイ&ホールドすることは出来る。
また、この時世だから、ヘッジファンドは銀行からお金を借りられなくて青色吐息な訳ではない。ヘッジファンドはどんな時代でも銀行からお金を借りられない。私がモルガン銀行東京支店長の時、ヘッジファンドにはお金など1銭も貸したことがない。銀行の融資はディーリングなどのあぶないものに金は貸さない。日本の地銀のように少額をオウタナテイブ投資に充てているところがあるも知れない。しかし、それは投資(損したらなくなってもいいけど儲かったら分け前頂戴ね)であって融資(損しても得しても1定の利息しかもらわない)ではないのだ。ヘッジファンドは銀行からではなく年金等から資金を集め、先物市場を活用することによって、集めた金の何倍ものレバレージをかけるのである。
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ぐっちー
これはもう、こちらの読者の方が上手に反論されるかもしれない。
もう今まで何百回書いてきたことの繰り返しになるのですが、新しい読者もいるので改めて・・・
しかし、実に恐ろしいことに御大は今回のリーマンショックの一大原因であるCDOの存在をご存じないのか・・・・(仕組みをご理解していないことは確実)
しかもご自身ご出身のJPモルガンがそういったヘッジファンドが出資したCDOのシニア部分を、AAAという格付けを口実に大量に保有して、未だに保有し続けて、そのために青息吐息になっていることもご存じないのか??
できの悪い部下にされて光栄ですが、だとすると・・・・御大の方がもう少し新しい知識を取り入れないとまずいでしょう。
まずヘッジファンドの調達におけるレバレッジという用語を先物市場などのデリバティブ取引のレバレッジと勘違いしておられる点は専門家としては致命傷。
それははるか昔の話で、ヘッジファンドにおけるレバレッジと言った場合は通常調達サイドの話で、調達したエクイティーをもとにCDOを組成しそのエクイティーに対しどれだけ融資を引っ張ってきたか、というその比率をレバレッジと呼ぶのです。実際に投資をする局面で先物に投資をしてその投資比率がどうのこうの、という話ではまったくないのですよ。CDOの株式・債権部分の比率のことをレバレッジというのです。
そしてまずリーマンショック以降の動きでいいますと、年金基金はそういった空売りなどのダイレクショナルトレードをするような危険性の高いファンドへの投資はほとんど行っていません。またリーマンショック以前でもそういった投資は全資産金額のせいぜい10%程度ということが統計的に明らかになっています。年金という資金の性質上危険資産にそれほど投資できるわけではないのです。
その出資金自体ではヘッジファンドは大したことができないので、それをエクイティーとしてCDOを作成し、JPモルガンから大量にシニアの資金を借りるのです。ですからJPモルガンはヘッジファンドに直接融資をしないのは当たり前で、だからこそ・・・・今までだと融資できない所に融資できるからこそばかすかとお金が出てきたのです。
で、そのCDOのシニアだったはずの債券がリーマンショックで価格不明になってしまいAAAどころではなくなってしまい、JPモルガン自身がそれを組成した連中を訴えたりしてる(笑)。でも自分自身で大量にほかの銀行にも売却していて、欧州危機の遠因にまでなっているのです。
これによりエクイティーは溶けてなくなり、ヘッジファンドは倒産。
年金基金が出資した出資金もパー。
銀行は融資部分を50%だけでも取り返そうと、エクイティースクイーズといってそういうファンドを強制償還させ二束三文でも取り返しにかかる訳ですが、投資しているものも投機的なのでそう簡単に現金にできず、そのままCDO債券、あるいはCDOローンのまま塩漬けになって仕舞いました。
何度も書いてきましたがこれが2008年に起きたのです。もしかして本当に住宅のサブプライムローンのCDOだけが原因でJPモルガンほかの商業銀行があれだけの損失を出したと思われているのでしょうか? そもそも今回のリーマンショックの最大のインパクトはこのCDOシニア融資部分の焦げ付きであり、これは白川総裁もしょっちゅう指摘されている所の「金融危機の本質」なのです。
ですからすでにそういうヘッジファンドにエクイティーを出資するおめでたい年金基金は現在はありませんし、出資をもとにCDOを組成してシニアローンを貸してよ、と言ってもJPモルガンのようなに断られる、という事になる訳です。昔はCDOの債権であればいくらでも貸してくれたもんです。
ですから具体的にどこのヘッジファンドがいまだにそういうことができるのか、むしろ教えて頂きたいくらいです。もちろん
うちはできる
といって詐欺まがいの出資金を集めようと日本に来ているヘッジファンドはたくさんありますから特に個人の方は要注意です。本当に資金調達能力があるのかどうか不明で、皆様の出資金を集めてどのままドロン、という可能性が非常に高いです。
わたくしは記者が、「年金基金が日本国債を売り崩すとフジマキ先生が言っていますが・・・」とおっしゃるので、年金はショートできませんよ、とお答えしているだけ、年金基金がリーマンショック以前にそういうヘッジファンドに出資をしていたのは100も承知です。私も売ってましたから(笑)。
まあ、この点についてはむしろ御大がそこまで知らない、と思った私が悪かったのかもしれませんが、CDOのからくりをご存じないらしいので今回はそちらのほうで改めてびっくりしてしまいました・・・・
最低レバレッジという用語だけでも覚えてくださいね(笑)。
そうそうそれから俺は為替でやられているけどトータルではやられていない、なんておっしゃらない方がいいと思います。実際ドル預金でやられた人がたくさんいるわけで、もしそういうお話なら、必ずアメリカ株に投資しなさい、とおっしゃるべきすよ。すべての人が同じ株に投資をするわけではありませんから、その言い方はまずいと思います
そして
過去に予想が外れているからとか当たっているからとかの話は議論の本質でもなんでもない(負けおしみのように聞こえるかもしれませんが)
ということは俺の言うことは聞かなくていい、とおっしゃてることと同じです。
先生は富士山大噴火、と予言されているということと同意義だ、とお認めになっていることになりますのであまりお書きにならん方がいいんじゃないでしょうか。
それなら誰でもかけますから。
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36 comments on “フジマキ御大への反論 秋華賞”
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ここまで用語の解説してくれるのは有難いな
知らないことだらけです
例えばねずみ講は儲からないかといえば、親やそれに近い人は大変に儲かります。
藤巻氏の反論とやらを読みましたが、自分がトータルで損をしてないから間違っていないなんていう理屈は、ねずみ講の親が「自分が儲かっているから、このねずみ講は正しい」といっているようなものですよね。
理論や理屈、知識等についておいておいても、ぐっちーさんが一番批判している点は、「藤巻氏を信じて投資して実際に損をしてしまった人への反省や責任を感じないのか」という点で、そのことに触れられてない点できちんとした反論になっていないと感じました。
『詐欺師は人をだまして損をさせ、自分はその分儲かる』わけですが、まさか御大ともあろう方が、詐欺師と同じロジックで語ろうはずもなく、私も藤巻氏の再反論を待ちたいと思います。
でも藤巻氏は実際に自分も買って為替では損しているんですね。その点は見直しました。証券マンは顧客に勧めたポジションと逆のポジションを持つような輩が多いからよほど始末が悪い。
1.フジマキ氏は、ヘッジファンドが運用する金融商品としてのファンド(投資信託)への投資を言っていて、2.ぐっちー氏はヘッジファンド運営会社のエクイティへの投資を言っているのでは。
1.であれば、フジマキ氏の言う通り、年金基金は投資しているでしょうし、運用者は自分の相場観で日本国債をショートしているひともいるでしょう。
2.であれば、ぐっちー氏の言う通り、年金基金によるヘッジファンド運営会社のエイクイティへの投資は従来に比べ大幅に減っているでしょう。
いずれにせよ、噛み合ってない?感じはしますが、議論が盛り上がり、勉強させてもらってます。ありがとうございます。
F氏を信じる人がいるわけです。
何故か?
私は、F氏を信じて、住宅ローンの更新を金利の高い長期のものにしました。
正直、お金に関しては、自己責任と言われますが、素人の身からすると、こうも、意見が対立すると何が正しいのか分からなくなります。
結局、怖くて近寄らないほうがいいと、タンス預金とか、郵貯になってしまいます。
素人は、経済について教育をあまり受けていません。
振り回されるのは、たくさんと、思っているのは、私だけでしょうか。
乱筆乱文、すみません。
「無知ほど強いものは無し、無能ほどタチの悪いものはない。」
前半はfさんのことで、後半は民主党政権のことです。
ぐっちーさんも、f氏には呆れたみたいで大笑いですな。それでも藤巻本の方が売れているということが、これまた不思議です。お馬鹿な信者がいかに多いかと言うことでしょうか。こうして、議論が盛り上がれば盛り上がるほどフジマキ本が売れるという、これこそブラックユーモアですな。幻冬舎は商売が上手だよ。(爆)
ごっつぁんでした。やはりジェンティルドンナは強かったよ。ちょっとハラハラしたけれど、結果オーライでした。グッチさんも取れたようでめでたしめでたしでした。牝馬3冠おめでとうございます。この馬は強いぜ。
話は面白いが、相場は下手。懐かしの長谷川慶太郎氏を彷彿とさせます。朝食会とかに参加しましたが、当たらなかったなぁ…
その後、ゾンビのように復活され?出版もされていましたが、今はどうしていらっしゃるのか?
御大もお気をつけくださいな。
菊華賞・・
一刀両断・・!!
ぐっちーを・・甘く・・見てはならない・・
この凄さ・・
配当なんか・・目ではない・・
読みの鋭さ・・それこそ・・賞賛・・毎週末の研鑽成果・!
ニヒルな前口上・・
『このレースはやればやるほど負けそうですぜ。
ジェンティルドンナが一番人気だけど、そんなに信頼性はないですぜ』
ぐっちーを・・
甘く観た方は・・
鼻血を垂らし・・路上にて天国・・
神技・・レバレッジ・・止めの一撃・・効いたぁぁ・・
競馬予想の天才・・
ストリートファイターの雄・・
そのぐっちーに・・
クリスマス前・・
サンタさんが・・自転車で・・やって来る・・
最近・・
サンタさん・・神様に・・正社員解雇され・・契約社員・・
足も・・トナカイから・・自転車・・エコグリーン・・
ノルマの寄付金集金アルバイト・・
天国も・・世知辛くなった・・
きっと・・バーナンキ・サンタの所為だろう・・
そう言えば・・
馬キチさんも・!・だった・・
笑いが・・止まらないだろう・・
一週間の幸せ・・お大切に・・・(笑)
知的誠実性のないブログでびっくりしました。
為替では負けてるけど、他で勝ってるからいいじゃんって…。
fさんは当たらない天気予報士みたいなもんですね。
いくら立て板に水の予報をしても外れていたら意味がないし、明日は雨だから傘を持っていくように言えば、雨が降らなくても「結果、濡れなかったから一緒だろ」と強弁しているようなもんでしょ。
あんなのが支店長で上司様だったら部下は疲れるぜ…。
PPVにして小銭かせいでもいいぐらいですな。まあほんと、ぐっちー御大も頭に血が上るのわかります、はい。
珍しく、日経がグッチの応援記事かと思いました。 実際は、”ロンドン五輪で戦後最高の11のメダルを獲得した日本競泳チーム。その(蔭の?)立役者となったのが日本代表のヘッドコーチを務めた平井伯昌氏”という記事でした。
選手の実績に大いに寄与したコーチのいう事ですから、他の分野でもいえような気がします。 思考と知識は別だから、ベテランも知識の補充をして、年輪をかけた思考力で、いやあ、”君もまだ若いなああ”と言いたいものです。
日本の大企業の社内で役員が事業部長とケンカをして、動きが遅い構図かな? お二人の議論は。
中国もヨーロッパ外需が変調をきたすとともに、内需も変調をきたしてきたようですから、お二人にもう少し、日本輸出企業不振と内需の関係も議論してほしいですね。
相手方の反論読みましたが、何言ってるのこのオッサン。というのが唯一の感想です。
結局、大所高所に立って喋ってるつもりが、その言葉尻から、どんどん化けの革が剥がれていく、というオチ付きですね。
西部さんもおっしゃってますが、むしろ両ブログの読者は、レバレッジの説明だとかCDO組成のやり方だとか、プロでしか知り得ない高度な話を、無料のブログで読むことができてラッキーですね。
<しかしだからと言って、それは「自国建て国債が、安全だと言うことの証明」にはならない。必要条件でも十分条件にはならないのと同じである。
この辺のくだりは、どこか別のところでも読んだ気がします。破綻論者の間では、使い古された便利な表現なんですかね。
しかし、今迄は本人のからみなしで誹謗中傷?していたものが、本人が出てきて更に化けのかわが剥がれてしまったとは、まったくの皮肉ですな。
本まで出して偽情報を発信した人間に対しては
結果責任を厳しく問う法律が必要な気がします。
世論を誤った方向に導いておきながら
未だに「藤巻に聞け」とか、よくイケシャアシャアと
商売できるなぁと同じ日本人として情けなくなります
自慢話ばかりの記事と、あのスケベそうな微笑を見れば誰も信用しませんって。
それにしてもそんな人が支店長だったんですね。
ご反論は当を得ていると思うのですが、たいへん読み辛いです。
特に、どこからどこまでが御大(ご老害)の言葉で、どこがぐっちーさんの反論なのか、一読しただけでは掴みかねます。
整理して編集されてはいかがでしょう。
まあ、投資関係の言説は大体がポジショントークですけれども。
本当に見るべきは、その人がどのポジションで語っているか、では無いですかね?
発言者のポジションを読みながらニヨニヨするのが一番の楽しみ方だと思いますよ。
自分みたいな末端投資家からすると米国株式の売買が表向き出来るようになったのは審査の緩いネット証券ができ始めた2000年前後からで、売買規制が減ったり取り扱い銘柄が増えて売買が容易になったのは2000年半ば以降ってイメージが強いです。
少なくとも90年代は末端以外でも先物はおろか空売りすら許されてなかったくらいだったのに、それより面倒だった外国株式を買ってて当然みたいに言われてもアホかコイツ以外に反応のしようがありません。
大体、藤巻先生はドル買い日本国債売りは煽ってもそれほど熱心に米国株式の購入は煽って来なかったはずでは?
虫が良すぎますわ、本当。
大変分かりやすく本質的を具体的な解説をもらえるぐっちーさんに感謝します。
それにひきかえ御大師は・・・
なぜ?悪質な情報を「プロパガンダ」の様に垂れ流すんだろうか?
そんな「日本破綻だ」騒ぐなら、$持って米国移住でもしたらいいのに。
藤巻大先生のブログ読んできました。 10年間予想が外れて反省なしに
逆に開き直っているところがすごい! アメリカ株買っていれば4倍に
とか、ハワイの土地買っていれば2倍とか、普通のは人買えませんよね?
これは、ぐっちーさん指摘されたから、今、計算したらそういうことでした
という、結果論じゃないですか?
この人は、営業力はすごいんだろうなと思います。 それで、モルガンの
支店長になれたんでしょうね、そんな気がします。
そして、サブプライムローンなんて、
全体の金額からみたら小さいから、たいしたことないって言ってたw
前はよく分かってなかったので、本買ってしまって・・・
まんまとだまされてしまいました^^;
ヘッジファンドのレバレッジとはそういう意味だったのか…
まさに錬金術ですね…
そりゃぶっ潰れますわ。
いやはや、こういう話をぐっちーさんからひっぱり出せたって事が
藤巻センセイの最大の功績かもしれません(笑)
細かく話せば話すほど、化けの皮は剥がれていくものですね。
>「私はモルガン支店長時代、~」
なんだか過去の功績、肩書を過大評価し
古い名や知識にすがって生きてる方なのかな…って
勝手な想像を働かしちゃいました。
野球OBの解説者なんかも「私の現役の時は~」
とか昔の自分の話ばかり持ち出してるのと、同じ感じがしました。
Fが無知なのは百も承知。
それがわからない人は、カモなんでしょうね。
肩書きで商売ができ、炎上で利益が上がる。
実に楽な商売だね。
実際に投資なんてないんじゃないかと思ってしまうな。
まぁ~がんばれや、フジマキ
藤巻さんは、本当にめちゃくちゃですね。
ちょっと調べると・・
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20121002/237544/?ST=pc
(日経ビジネス)
国債市場はバブル・・・
これも、よく財政破綻派が言う言葉で、バブルである以上
いずれ弾けるという恐怖感をうまく使っているわけです。
じゃ、バブルの定義ってなんですか?って話で、ちょっと考えれば
むちゃくちゃな人ですね。
どうも日経関連は、藤巻さんが好きみたいですが、
そもそも、日経ビジネスなんて、まったくの充てになりませんな。
私が会社に入社したころ、ソニーの開発力だとか、キャノンの知財力だとか、そんな特集がわんさかありました。
それらの会社がどうなったか・・、なんですが、日経ビジネスのあたる
確率ってどんなもんなんでしょう。
むしろ、日経ビジネスが特集したら株ショートが正解かもしれませんね。
両者の意見の一番の違いは、日本国債の相場見通しです。
G氏:「自国でファイナンスできている国債相場は崩れることはない」Vs. F氏:「財政赤字国の国債相場は下がる」です。
現状は自国内でファイナンスできていて、国内銀行の重要旺盛のためにJGB相場が崩れることはないものの、将来は日本の国力・ファンダメンタルズ低下となれば、JGBも下がるだろうというのが大方のコンセンサスかと思いますかた、短中期でG氏で中長期でF氏というところ。
その他の先物空売りだのレバだのの論争については、G・F両氏のご出身の違いと関係があるようにみえます。
F氏は為替トレーダー出身でトレーディンディングの経験に基づいて言っておられます。先物によるカラ売りなどのレバについてはCTA系のヘッジファンド運用を意味しているように見えます。
また、氏が銀行員のころには、ヘッジファンドが市場を席巻するより少し前の時代で、ヘッジファンドのプライム・ブローカッレジを投資銀行が生業にしたのはここ10年ほどですから、投資銀行がレバやレンディング等をお世話して活躍したことを意識しておられない可能性があります。
一方、G氏はIB(投資銀行)畑のご出身ですから、CDOの事例を持ちだされておられますが、CDOはヘッジファンドによるものというよりも投資銀行の商品組成部門がビークルを使った投資銀行の別働隊という方がふさわしいのでは。
F氏が念頭に置くヘッジファンドのトレーディングにおけるレバの説明について、G氏がCDOの商品ストラクチャーの事例をもって、ヘッジファンドのレバの説明とするよりも、プライム・ブローカレッジ業務を通してヘッジファンドの投資資産にレバをかける(お金を貸す)お世話をした具体例の方がわかり良かったような気がします。
現状、F氏の円相場見通しについて外していることは紛れもなき事実です。一方、同氏が長期の資産運用の観点から国際分散投資(成功するかどうかは別問題としても)を推奨していることは教科書通りであり特別なことを言っているわけではありません。
円相場見通しを長期間外しているのは事実ですが、F氏のビジネスにとってはその方が有利なの(商売上手)です。ころころ見通しを変更する人(セルサイドのストラテジスト等)よりも一貫している人の方が目立つし、取材する側も取材先を探す手間が省けるため取材が氏に集中します。あわよくば最後の最後には見通しが当る可能性があります。
ですから、そんなに鼻息荒く反論しなくてもよいのではないかな。
F先生の株高(もしくは利息で)でちゃらというコメントにはムカッと来ますね。あれだけ通貨安を煽っておいて、それはないでしょう!と思います。
大体、米株なら兎も角、F先生を信じた多くの人がやったドル預金だと、銀行での外貨預金でしょうから色々すっぱ抜かれて、平均的にはドル預金の実質利回りは3%~4%が良いところでしょう。1989年から今年までの23年で(かつ複利運用として)ざっくり2.2倍。F先生の為替を充てて(143円⇒78円)為替の負けを加味して1.2倍。これって年率0.8%ですよ。
89年だったら、それこそこの時の日本国債や郵便貯金、利金債の金利水準が5%以上あったわけで。。。
言い訳にしても見苦しいとは思いました。素直に、これまでは外れて、それでも(ご自分の分析・ロジックを踏まえ)大円安が来ると信じる!というならまだわかりますが。
>一方、同氏が長期の資産運用の観点から国際分散投資(成功するかどうかは別問題としても)を推奨していることは教科書通りであり特別なことを言っているわけではありません。
私も昔、F氏の本を読んでいましたが
”長期”と書いてあった事は一度も無かったように記憶しています。
時間軸を全く言及せずに、
「国債は暴落する」という事をずーーーっと何年も何年も言ってこられています。
海外への分散投資を推奨していたのも
「国債が暴落するから」って根拠が出発点だったと思います。
そして、
「儲けとかは考えていない。日本国債が大暴落した際の保険の為に言っている」
とか最近になって(後づけとしか思えませんが…)言っているようですが、
どうも、相対するものの観点がすっぱり抜けてしまってる気がしてなりません。
つまり、「日本よりアメリカやユーロ(つまり海外資産)が先に大暴落したらどうするんだ?」って観点が無いように思えてなりません。
なぜか日本しか見てないんですよね…
こんな不完全さで本を出しまくって煽りまくってるんですから
やはり卑怯というか、半分詐欺っぽいと感じざるを得ません。
それと
>教科書通りであり特別なことを言っているわけではありません。
とありましたが、
教科書なんてそもそもあるんですかね?
歴史が同じ事を繰り返すのであれば、
教科書も役立つのでしょうけど、
世界の情勢なんてコロコロ様変わりしてますよね。
アメリカの没落を誰が予想できたか、
他の先進国が苦しむ中で、日本がここまで粘ると誰が予想してたか、
ここまでの円高になると誰が予想してたか、
中国経済がここまで伸びてくると誰が予想したか…
また、「分散投資しなさい」というのは
あくまで投信などを売る側の教科書(販売マニュアル)なんじゃないでしょうか?
果たしてそれで資産を守れている人なんているんでしょうか…
経済を「小林旭」で語っちゃいかんでしょ(笑)
金曜日のBSフジ「プライムニュース」で、自民(若手総裁候補)、民主(元日銀)の政策通と〇和総研チーフエコノミストが、「デフレ脱却には日銀の更なる量的緩和しかない」と意見が一致していました。
しかし最後の締めは「デフレの原因は少子高齢化」が原因だと(~_~;)
ぐっちーさんも仰ってますが、白川総裁も「規制緩和」と「女性と高齢者の雇用促進」を図るべきと発信しています。
自分たちの仕事は放棄して、誰かのせいにするとは情けない限り。
このままいくと白川総裁は、来年任期満了で前原か安倍に更迭されるんでしょうね。
チーフエコノミストは「ポピュリズムからの脱却」とか言ってましたが、本当に国民は「ポピュリズム」に走っているんでしょうか?
藤巻氏のような、知識のない人がメディアに出てくるのは、
メディアの責任だと思います。
メディアがしっかり知能があれば、藤巻氏レベルの方は出てくれようハズもない。
コメントのレベルが低ければ、
仕事がなくなる。
だから、もっと研究勉強する。
本やテレビや新聞って、効率的なシステムになってないんですよね。
ほんとメディアには発信する情報が商品だと認識していただきたい
今日このごろ。
有料メルマガの読者です。
米国 貿易収支の話が出ておりました。
米国 闇貿易(兵器等)はどれ位有るのでしょうか。
ご存知でしたら、大凡で結構ですからお願いします。
川崎重工?IHI? 自衛隊向け 軍用ヘリコプター作るのに、
米国に支払うロイヤリティー(一機分)が数十億円とか、
五年ほど前の、あの日経新聞に載ってたような気がします。
氏が日経電子版に登場するたびに、読者コメントにカキコしていますが、
未だ一度として掲載されたことがありませぬ。(罵詈雑言が過ぎたせい?)
「俺はよー。競馬じゃー負けた事はネンだよ。」ってオヤジ
ウインズに行けは一杯いる。
統計を取った訳ではないが、博打だろうと、投資だろうと、これを口にして成功した奴はいない。何故なら、この言葉は負けの保護色だから。
Ustreamあたりで公開討論会を見てみたいです。是非!って、フジマキさんが受けてくれないかな。
こちらまで気持ちが入ってきて、スポーツ観戦しているような錯覚に陥ります。ぐっちーさんには申し訳ないが、上質なエンターテインメントです。金取れまっせ!(笑)
あなたのおっしゃっているヘッジファンドの投資の考え方における両者の違いの説明部分はかなり正しいと思います。F氏が間違い続けていることは業界では定説ですが、あまり細かいアプローチの違いにこだわらなくてもいいのでは。
ヘッジファンド投資の仕事をしていますが、確かに一部のマネジャーにはJGBショートの投資アイデアに基づいたポジションを常に持っています。もちろん一方的にディレクショナルなポジションではありませんので、片側でヘッジはしておりますが。
このポジションはリーマン前から現在も続いていますが儲かったためしはありません。年金基金は長期投資とはいいながら、最低でも四半期ごとにパフォーマンスはチェックしますので、この手のマネジャーは他のポジションで相当稼がないと資金が逃げてしまいます。今ではヘッジファンドに対する最大の投資家は年金や大学の基金などの機関投資家ですので、以前のような個人富裕層とはモニタリングのレベルが違います。
いわゆる機関投資家とは言っても、ピンキリですが。
数年前メガバンク主催の御大のセミナー参加したことあります。
外国投信売りつけるには、御大の意見はうってつけ。
銀行預金しても利息ゼロ、日本国債は暴落の危険、円抱えても円安で価値暴落。
伝説のカリスマデーラーさんにこんな話聞かされれば投信買いたくもなります。
日頃から日経新聞など生真面目に読んでいる人間ほどひっかかるのが悲しい。
F氏の著作を基に損されたのでしたら、お悔やみ申し上げます。
基本的には投資と言うのは基本的に長期(何年が長期化は問題ですが)で、短期は投機になります。時間軸に言及されないのは同氏なりのリスク管理のひとつということができますから、著述を真に受けないことです。通りすがりさんのご心眼をを磨いてください。
一方、ご指摘の通り、時間軸(ホライズン)は投資の重要ファクターです。相場見通しは短期的にはずれても長期的に当ることもあります。ウオーレン・バフェットも買った翌日から大儲けするわけではありませんし。
時間軸を明示せずに円安を予想するF氏も商売人と思って許してあげてください。このことは商売上、日毎に相場見通しを変えて発言する多くのストラテジストと同様ですから、どちらも大目に見てあげてください。
「教科書」については、理論はひととおり勉強されればおわかりになるはずです。通りすがりさんの今後のご研鑽を希望します。
私が意味したのは、F氏の言っておられりことはプレーンなことであり、それ以上のものではないことです。付加価値を感じるかどうかは読み手や聞き手次第ということになります(私の意図はネガティブです)。
また、理論(見通しも含めて)というものは、多くの人が聞いてその独自性をリーズナブルと思えるかどうかであって、あたるかどうかではないことを付け加えておきます。理論と現実は常にギャップあるもので、時間とともにそのギャップも大きくなるかもしれないからです。
F氏にしてもG氏の著作にしても、それがリーズナブルと納得できるか、独自性に付加価値があると思えば読んで参考にすべきと思いますが、結局は自己判断力を磨くことです(常に当るわけではないのといつ当るかはわからないからです)。
それから、米国は没落していないと思います。
F氏も以前は確かグローバル・マクロ系ファンドを運用されておられたような記憶があるのですが、現在はファンド・クローズされたのでしょうか?
田舎者さんがコメントいただいた通りと思います。
ヘッジファンドのストラテジーは様々ですし、JGBショートのポジションなど儲からないと予想するポジションであってもポート全体としてリスクを抑えるなどの効果があるとすればポジションをとることがあるでしょう(すべてのポジションや投資行動の理由を開示することはないのでわかりませんが)。
簡単ですが、返信といたします。