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2012/10/07 12:01 | マーケット | コメント(9)
ぶれる人々
ワールドシリーズが始まり、野球狂が多いぐっちーの周りは日米ともすごいことになっています。
中には日本では中継がないと思ってる奴がいて、メールでアメリカから実況中継する輩がいるので、おいおい、日本でもやってるから！！と電話したりしてます。
ダルビッシュが負けちゃって残念でしたけど、ヤンキースが残ったので黒田君とイチロー選手がまだ見られます。弱いと思ってたけど結構いくかもしれないね。もともと先発が危なっかしかったんだけど、ここにきてサバシア、ペティット、黒田と三本柱がそろいかなり強力。
ただ、バーランダー、シャーザー、ポーセロとダルビッシュが３人いるみたいなタイガースは強力です。これに加えて３冠王がいてフィルダーまでいる訳ですだから、相手チームはたまらんですな。
個人的にはタイガースだろう、と思いますけどどうでしょう？。
アメリカのプロスポーツがすごい盛り上がるのは、要するにプロスポーツなのに日本でいうと高校野球と同じ仕組みでやっているから。
みんな地元の連中がファンの核なわけです。デトロイトでタイガース以外を応援して殺されてもたぶん情状酌量されるんじゃないかと思います。いや、まじですって（笑）。
もちろん選手は全米から集まる訳です。
ただ、ひとたびそのチームに入ればその地元チームと地元住民の距離がものすごく近くなるように努力をするのです。
例えば仙台の小学生で楽天の選手と握手したことがある、って子はほとんどいないような気がする。
所がデトロイトの小学生だと大多数の子供がタイガースの選手と握手をしたことがある、と答えるでしょう。
暇があれば選手が地元の小学校やいろいろなところに出向いてファンサービスをするので、しょっちゅう地元のスポーツ選手に会うのです。だからおのずから距離が縮まります。
知らない誰かがプレーしている・・・・
のではなく、本当に昨日握手して話をしてくれたあの選手がそこで大活躍して、あの憎たらしいヤンキースを倒す・・・って訳ですからすごい燃えるわけです。自分のことのようになる。そして地元ですからあの高校野球と同じ構図です。
大阪でタイガースはすごい人気だけど、どうみてもアメリカのプロスポーツ選手のように地元に溶け込んでるとは言い難い。
この辺は スポーツビジネスとしてアメリカでは徹底管理されているので、地元へのサービス、そして地元の声援が表裏一体となっている訳です。これはフットボールもバスケットボールも一緒です。
もちろん裏にスポンサーとして企業がついている球団もたくさんあります。ＣＮＮのテッドターナーはブレーブスのオーナーでしたし、全米の大手スーパーＳａｆｅｗａｙはジャイアンツのオーナーの一員だったりしますけど、企業名を表に出すなんてことはまったくありえない。まあ、ファンがそんなこと許さないわけですね。タイガースをどこかの企業が出資して自分の宣伝に使ったら全米の野球ファンにボイコットされて倒産しちゃうかもしれません。
それが、日本のプロスポーツとの大きな差なんです。企業が自らのビヘイビアーを律さない限りスポーツファンが許さないわけです。もちろんジャーナリストが大きな役割を果たすんですよ、それには。
グッチーポストも早く大きくなって企業名を出さないスポンサーとしてスポーツを支えたいな、という夢を持っています。スポーツチームはあくまでもその地元のみなさまのためにあるべきもの、という点でアメリカのシステムはとても優れています。
そういう所が携帯屋のおじさんや、通販屋のおじさんの野暮ったいところ。実にかっこ悪い。
話がどっかいっちゃったけど、ワールドシリーズ、さて、頑張りましょう！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メモシリーズ
今月は欧州についていろいろ記事がでるので是非メモして手帳に記録しましょう、とお話致しました。
実際こんな感じになります。
これが１０月２日の記事です
スペインの救済要請、差し迫っていない－ラホイ首相
10月２日（ブルームバーグ）：スペインのラホイ首相は２日、国家救済を近く要請する計画はないと言明した。同国救済が近いとの観測が広がっていたが、それを打ち消したかたちだ。
ラホイ首相はマドリードでの記者会見で、救済要請は差し迫っているかとの質問に対し、「ノー」と答えた。
原題：Spain Prime Minister Rajoy Says Bailout Request Is NotImminent（抜粋）
で、１０月５日にはこうなる。
スペイン、救済を要請するか決断していない－ラホイ首相
10月５日（ブルームバーグ）：スペインのラホイ首相は５日、同国が救済を要請するかどうかの決断は下しておらず、いかなる決定もスペイン国民の最善の利益を考えて行うと語った。
マルタでの首脳会合でラホイ首相はスペイン政府の方針を繰り返し、同国はあらゆる状況を検討する必要があると説明した。
原題：Rajoy Says Spain Hasn’t Taken Decision Yet on Bailout（抜粋）
いかがですか？
たった３日で同じ人物（しかも首相）の発言がこれだけぶれる。
やばいでしょ？？ もうユーロで投資なんか、絶対したくないと思うはずですよ。
そういう市場参加者の気持ち、というかフィーリングがこの人たちにはまーったく伝わってないわけですよ。こうなるともう末期症状で、たぶん何をやってもだめなんです。
今までもそうでしたから。
北欧危機、アジア通貨危機、ＬＴＣＭショック、最近のリーマンショックまで市場の信認を失うことが最大の危機なのです。
今しばらくメモを続けてみてください。
この人たちのいい加減さがよーくわかります。
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9 comments on “ぶれる人々”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
それが・・
スペイン人・・
しかし・・
スペイン人は言う・・
イタリア人よりマシ・・ローマ皇帝・・スペイン人から・・何人出たと思う・!
シーザーが創り・・共に・・ルビコンを渡ったのは・・第九軍団ヒスパナ・・スペイン人部隊だ・・
そして・・
スペイン人とイタリア人は・・共に言う・・
希臘人よりマシ・・
希臘人は言う・・
あいつ等よりマシ・・歴史・文化の深さが違う・・
果てしのない・・ラビニエンス・・
処で・・
一ちゃん・・独逸に・・原子力だけでしょかねぇ・・・（笑）
弁護士資格者は職業柄でどちらの立場でも、ものは言いようで変幻自在、世襲は家業を守るため、塾生は先生の監督団体や新聞社主やに応じて、変節を繰り返している日本の政治家に、”グッチー方式のメモとり継続”は有用ですね。 本当はこれって、新聞の仕事でしょうけど。 そか、グッチポストでした。 でも、在来新聞はもっと真剣にやってくれないと。
議員はいつも勝つ必要も、陽があたってる必要もないと思うのですが、権力を一度味わうと、主義主張をまげても、マニュフェスト破りの”契約違反”をしてでも、権力を持ち続けたくなってしまうようですね。
契約が守れなくなったのでなくて、自分から契約を破るように能動的に動くんですから。 消費増税も、原子力発電も。
政治家になりたいのでなくて、権力と高給がほしいだけにしか見えなくなってきましたね。 橋本さんとこの人達も職安と間違えているみたいだし。
民主党は、”政治家という職業人”のイメージを確定してしまいましたね。 誰がなっても、２党政治になってもチェックは働かず
政治家とは、嘘をいう、約束を守らない、他人（国民）の金を自分の金のようにバラマク、本当に大事なことは密室でかってにやる、人を無知と蔑視して自分勝手なリードをする人達。
レンジャーズまさかの敗戦でしたわ～
ここは打撃のチームで守備にはある程度目をつぶらんと、と思ってましたが案の定でしたな。
ダルビッシュの失点となっておりますが、最初の２点はエラーといってもいいまずい守備からでしたし、肝心のハミルトンが全然ダメでしたわな。
しょうがない。
おや？タイガースですかｗ
なんといってもニューヨークでしょう！
今や斜陽の自動車産業のデトロイトに、日が昇るが如くの金融･証券のニューヨークが負ける訳がないｗ
でも、今回は政治の中心ワシントンからナショナルズが出とる。
オバマはＷソックスのファンですがな、今年はひょっとするとですな。
ということでＷシリーズ優勝はヤンキースで決まり！
で、凱旋門賞
オブライエン調教師は息子を乗せず、デットーリをキャメロットに乗せますがな！
騎手に天才は多くはないが、この騎手は間違いなく天才！
日本で２日でＧ1を２勝したのは衝撃でしたな
オブライエンの本気度ってとこか？
ここの諸氏は遊びはやらんのですかな？
少なくともブログ主のように競馬、野球、美食、あと足らんのはナニでしたかなｗ
ぐらいの柔らかアタマを持ってたほうがよろしいかもｗ
ぶれる人とは関係ない話ですいませんが、グッチポストを始めネットの世界は、中央も地方もない。従って、本の購入はアマゾンとかのネットでどこでも購入できる。ぐっちー氏がブログで自身の本を宣伝し煽れば、本屋で確認して買いたいと思う地方の人も多いだろう。
しかし、・・・である。その本が地方の書店に未だに届かなかったらどうだろうか（事実、弘前の人も嘆いておられる？）これは、本の流通の問題では済まないのではないか？罪作りというものではないだろうかな。（ネットで買えばいいだろうという勿れである）ご自分の影響力を考えて、これからは流通にも強い、もっとメジャーな出版社で出すべきであろう。
アメリカのスポーツ興行がそれだけ盛んなのは、チケットやグッズを買い、CATVの有料放送にお金を払ってくれる、豊かな国民がいるからです。
但し、その代わりにアメリカのスポーツ界は本当にガラパゴス化している様に見えます。WBCはあの有様ですし、一時期盛り上がったNBAも日本でのビジネス展開は結局低迷、NFLもNHK-BSで放映できるくらいの放映権料しか稼げません。彼らはアメリカ国外でビジネスをする気があるんでしょうか？その必要は無い、我々のファンはずっとチケットを買い続け、レプリカグッズを部屋中に飾り、毎週、TVを見てくれると思っているならその通りでしょう。
でもこうも思います。この日本でさえプロ野球の人気は落ちつつあります。あなた方の間でそんなことは起こらないとなぜ言えるのでしょうと。
日米の草の根パワーの差を感じます、圧倒的な無党派層の数を考えれば日本の方が潜在的草の根パワーのポテンシャルは高いんですがね、何が邪魔しているのか、中央集権官僚制でしょうね、選挙で選ばれてもしない官僚とアメリカが日本の政治を牛耳っているんですから、政治家なんか育つ訳がありません、無党派層とみんなの党日本維新の会が結託して政治を根本から変えない事には政治家も草の根パワーも育たないでしょう、メディアも学者も成長出来ない、くだらない民主党や自民党しか頭の中に無いんだから、くだらない教材でいくら勉強研究しても成長出来ないぞ、日本は社会主義国だと揶揄されても仕方ない、だから維新八策で政治を変えて活力ある草の根パワーの日本を作らないと駄目なんですよ、こんな事も分からないのかなあ。
メジャーな本屋って、手数料もメジャーなので、本が割高になるような気がします。
組織の大きさに胡坐をかいている奴らに食わせるという発想は何だかな～、と思います。
本屋とは言っていない、出版社と書いた。本屋は、普通に取れば町の本屋だろう。
「胡坐をかいている奴らに食わせる」という発想こそがよく分からんなあ。そんなこと言ったら新潮社や講談社の担当者が怒るぜよ。
藤巻本（日本大沈没）は、確か幻冬舎（メジャー？）から出ている。値段は1000円だったはずである。どこが割高だ？まあ、内容からいって比べようもないのだが・・・。
＞グッチーポストも早く大きくなって企業名を出さないスポンサーとしてスポーツを支えたいな
毎日のようにブログをチェックしている一読者として
以前よりぐっちーさんが、本業ではない「報道」に対して、どういう道を描いているのか心配しておりました。
あくまで一過性の副業としてやっていて、
気が向かなくなったら、ある日突然止めちゃうんじゃないか、とか
これ以上大きくする事は考えていなくて、「ブログ」という範囲で終わってしまうのか、とか…
まぁ人の気分なんて変わって当然ですし、
周りの状況だって常に変わるから
計画は途中で変わってもなんらおかしな事ではないですけど
大きくしたいと言われてるのを知って、少しほっとしました＾＾