2012/08/06 06:26 | マーケット | コメント(26)
今週のぐっちー セミナーのお知らせ
ねこやんが生きてたら怒られそうだ(笑)
ねこやんの意見
お前は本当にミーハーで、日ごろはサッカーだの卓球だの見向きもしないくせに、オリンピックとかいうとすぐひよって、毎日騒いでいる。で、喉もとすぎれば・・・で、終わったらそんな競技、何一つ思い出しもしないじゃないか。オリンピックのたびに日本中にこんなに体操ファンがいるなら、かれらはスポンサーには困らんはずだし、お前みたいなにわかファンが一番たちが悪いのだ。
確かに・・・申し訳ない。
確かにご指摘んとおり、金メダルをとったあとあっという間に忘れ去られた女子ソフトボール。あの松田選手でさえスポンサー探しで苦労している水泳。ほとんど手弁当の体操・・・などなど枚挙にいとまがありませんな。
アメリカのように財政面でのサポートがしっかりしているといいという人もいますが、アメリカも国がどうでもいい、と考えているスポーツ、たとえばカヌーとかはサポートがなく大変苦労していますね。
これだけ楽しませてもらったので、ねこやんの言うように持続的に応援できるようなことも考えるつもりです、はい。
因みにねこやんはたしかビーチバレー協会に寄付をしていたと記憶します。行動の男だったのだ・・・・・
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さて、今週のメルマガ。
先週のアメリカ失業率の非農業就業者数だけ取り上げて「雇用回復」、とか「ダウ上昇」とか書いているバカばかりで、こんな記事書かれたらほんとに誤解しますよね。
最近、あいつら本当に知らないんだな、と思い始めています。もともとはわざと書いている、と思っていたのですが、直接話してみると、マクロ経済のかけらもわかっていないので、ロイターとか時事通信発信の記事をそのまま鵜呑みにして写しているので、いや、もっとびっくり。
私のメルマガではすでに3年以上雇用統計を追いかけているので、どこをどうやって見るのか、改めてご教授させて頂いております。経済統計なんて人をだますために出ているようなもんなので、騙されてはいけません。
もちろんこうやって分析していけばそうそう見通し(アメリカ経済の景気見通し)が外れるものではない、ということも読者の方にはご納得頂けているのでは? と自負しております。
ついでにアメリカ経済全般について分析。
さらに日本企業は強い!! という特集。
4-6月期の決算が出てきていますが、リーマンショック前以上、という企業がかなりあります。
輸出企業も含めてですよ。先進国でこんなことが起きているのは日本だけです。
トヨタはなんと年間生産台数1000万台をヒットしそうな勢いですね。
日本企業恐るべし、であります。大変な復活です。
欧州については引き続きいくつかコメントしています。
これまでも繰り返し書いていますが、あのギリシア危機からすでに2年経過しているんです。
あの時にすべてをかぶってしまえば(つまりギリシアの債務をユーロみんなで保証してしまえば)
今もユーロは健全だったはずです。
だって、今問題になっているスペインでさえ、このギリシア危機の前は黒字だったんですよ。
あのギリシア危機を放置する中でスペインが赤字に転落して以下同文・・・・・
というのがユーロ危機なんですよ。
そしてスペインクラスになるともはや
TOO BIG TOO SAVE
つまり、大きすぎて救えない、とうのが現実なのです。
道は二つ。
強いECBを容認し、あらゆる権限を委譲し、緩和策を徹底的に実行すること。そのためにはドイツの説得が不可欠です。この点ではドイツはスペイン危機がギリシア危機によって誘発されていることを理解するべきでしょう。
そしてもう一つはギリシアを切り離したり、場合によってドイツが離れるというユーロ分裂。
この二つ以外に解決方法はないことを改めて申し上げておきます。
まあなぜか、って話がメルマガに書いてあります。
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アエラは1週間お休み・・・・
ではありませんでした!! 間違い!
お休みは来週です、失礼しました。
今週はヘッジファンドなんてもう影も形もないからね、って話。
なんでこんな明確なことを誰も調べもせずに、相も変わらずヘッジファンドが仕掛ける、って
新聞に書くのか、僕は不思議でなりません。
要は何かわからないことがあると全部ヘッジファンドのせいにする(笑)。
ただ、そういう、リーマンショック前に何千億ものポジションを張っていたダイレクショナルを
狙ういわゆる「ヘッジファンド」はもう潰れちゃってないからね・・・って話を書きました。
私の友人もたくさんいたのですが、みんな行方不明です(笑)。
考えてみればこんな危ない業種に金が貸せる奴はもはやいないわけですよね。
CIC,や下手をするとGICといった政府系ファンドでさえ、手痛い被害をこうむっている
訳だから、普通のヘッジファンドはそりゃ無理だって。
因みにヘッジファンドという単語は取扱い要注意で、アメリカでは翌日までに換金できない投信はすべてヘッジファンドに含めます。ですからこの残高を追いかけると増えていたりするんですが、このカテゴリーにはきわめて固い米国債ファンドなども含まれるので、ダイレクショナルな戦略を追いかける、皆さんがお考えになるいわゆるヘッジファンドと区別する必要がありますので。
ということで、そうこうしているうちに今度は高校野球が始まります。
われらが岩手県の160キロ投手、大谷君は残念ながら出てきませんが、今年もレベルの高い高校が目白押し。高校生離れした強打の日大三、楽しみですよ。
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そしてついにやります、今年最初のセミナー!!!
9月15日(土曜日) 午後
ぐっちー経済セミナーを東京・大井町(品川のとなり)で開催することになりました。
詳細はまたご連絡致しますが、メルマガ読者の方から先に申し込んで頂いて、そのあと
ブログの皆様にご案内致しますので、少々お待ちください。
今回はかなり広い会場を用意致しましたので、皆さまお越し頂けると思います。
これまで平日の夜は無理、という方も多かったので、初めての試みとして土曜日に
やってみたいと思います。
乞うご期待!!
今日は8月6日、原爆の日。
福島の事故があって、ますます重要な日に思えています。
様々なことを考えつつ黙想致します。
では、みなさま暑さに気を付けて!
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26 comments on “今週のぐっちー セミナーのお知らせ”
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ぐっちー様
はじめてコメントします。有料メルマガの一読者です。
破綻した日本航空の再上場が取り沙汰されているようです。かつて日航問題で健筆をふるわれた ぐっちー様としては、この問題をどうお考えでしょうか?
私見では、株主や債権者に大きな損害を与え、さらに公的資金で救済された日航がこの時点で上場されるのは、いかにもアンフェアであるように思えますが、ぐっちー様のご意見はいかがでしょうか?
1930年代第一次恐慌・・
株所有・・一%強の富裕層のみ・・
富裕層は・・直撃された・・
が・・
中間層以下・・直接の被害はなかった・・
現代は違う・・
企業規模だけではなく・・
一株も持たない層さえ・・債権・保険等に・・組み込まれ・・
被害者になった・・根こそぎやられた・・表土が削れた・・
復活なんて・・
教会で祈る際・・使う宗教用語・・
ドラギの過ち・・マルハナ蜂を使った・・
ユーロは・・オスプレイ・・と比喩すれば・・
米国が・・安全と・・保障した・・
今・・何でもするドラギは・・
マダム・バタフライを歌いながら・・
鏡の前で・・ストリップの練習を・・しているだろう・・
鉄の処女は・・独逸中銀総裁を・・ECB総裁と兼職させるか・?
戦略なき戦術の天才・・
ナポレオン・・戦略の天才・・戦術に欠け・・
戦術の天才・・ウエリントン・・最後は敗れた・・
ウエリントンも・・
蒸気機関車を観て・・モノにならん・・
北軍が・・南軍を破ったのは・・優れた鉄道網・・
兵士の移動と物資の補給・・勝利の鍵・・
戦術の天才メルケル・・ユーロ攻防・・理論上・・勝てる・・
裸になれば・・
裸になるには・・まだ早すぎる・・(夜になっていない)・・
彼女の脳裏に焼きついた・・
東独逸政治・経済・・刷り込みの呪縛・?
鞭が唸った時代・・鞭も中国製で・・今は安く入手出来る・・
希臘・・演劇の源・・総本家・・喜劇・悲劇・・お気に召すまま・・
アテネの円形劇場・・
八月の出し物も終わり・・
九月の月替わり劇・・
出演者は変わらないが・・演出家が変る・・
役者も・・マスクを付ける・・台詞は同じ・・八月と変わらない・・
友人が円形劇場に出かけた時・・
『ギリシャ語を日本人に分かるのか』
案内人に馬鹿にされた・・
たちどころに・・
彫り込まれてある・・古典ギリシャ語を・・読み上げた・・
たちまち・・恭しく・・最上席に案内された・・
トロイカの面々も・・高校で・・古ギリシャ語は習った筈・・磨きをかけ・・
交渉は・・古典ギリシャ語で・・少しは進展するな・・・(笑)
ぐっちーさん、こんにちわ。
私が住む大阪府枚方市は連日36度を超える酷暑です。私も紫波に逃避したいです。
で、質問です。
>今問題になっているスペインでさえ、このギリシア危機の前は黒字だったんですよ。
ここで言う黒字とは、経常収支、資本収支、経常収支+資本収支のどれでしょうか?
ヨーロッパの危機はぐっちーさんが提案する二つのどちらかを選択する決断ができたとしても道は遠いと思えます。わかっているけどそれを国民に説明する勇気のあるリーダーがいないのか、いても選挙で排除されているのか・・まぁ大変ですね。
これからもその辺をwatchしてメルマガで伝えてくださいませ。
p.s.
私は外食産業に従事しております。私の会社でも今年の春から業績は回復基調にあります。
もっと凄い会社もあります。私の弟はこの夏のボーナス540万円ももらったそうです。奴の会社はLEDブームでめっちゃ忙しいそうです。テレビや新聞のニュースはどうもズレとると感じています。
一つ質問させてください。(メルマガの内容に触れることになりますので、不適切であればコメント掲載いただかなくとも結構です)
ROEがアメリカでは使われていない、また役に立たなかった
と指摘されていますが、現在経営指標としてどのようなものを
掲げることが一般的なのでしょうか?
また、そうしたことについて、どのようにして学べばよいですか?
単に利益を目標にすることに比べればROEを経営指標とすることは
マシだと思っております。
自分で調べるべきことですが、恥を忍んでご教示をお願いする次第です。
国会では、自民党が我儘なことを言い出してきて、困ったもんだ。
これだけ強気に転換したのは、いま選挙をやれば勝てるからと、
勝手に思い始めたからであろう。そうは問屋がおろすかな。
国民は、自民党は民主党に劣らず何も変わっていないことを見ている。
政治家というのは、どうしてこうも自分のことしか考えんのだろうか。
まだまだ決められない政治が続く。信義も何もあったものではない。
スポーツに国がお金を出さないことで以前は有名だったイギリスも,前回の北京オリンピックあたりから今回を狙ってか,かなり頑張ってますね.
日本やアメリカと違って,ボートやセーリングにも相当力を入れていて,ここからメダルもかなり期待できるようで.野球やソフトボールを廃止にしたのが恨めしい.
NHK、9時のニュース冒頭からオリンピックばかり
それは、お祭りは楽しいだろう
それでも今日は日本にとって特別な日のはずだ
いつも言ってる事は空念仏と思っているのか
今生きている日本人は白骨の上を歩いている事を忘れてはいけないと
思うのだが
メディアの役割は事実を伝える事、次に解説なり意見でしょうね。最近の新聞のようにやたら意見、指示が多くてお山の大将で大勢の意見はポピュラリズムにしちゃうのは逸脱。事実はアンケートをちょこっとしてすましてる分だけは困ってます。 その点、NHKの昨日6日夜の原爆被害調査の話は良かったですね。 実に多くを考えさせらました。 一部しか見れなかったので、ぜひ再放送を。
黒い雨の分布調査と残留放射線被害。 さすがアメリカ、日本ではいまだにできない体系的な考えに基づく調査と、それに必要な書式を戦後すぐ用意してましたね。国家公務員試験にこうした出題をして選抜すべきですね。世襲議員や重箱つつきの弁護士議員では絶対に無理。
下請けの日本国の機関がかってな判断をして戦後数十年と隠しておいて、その理由が散々メディアにさらした被爆者の個人情報だからとは良く言えたものです。黒い雨による残留放射線の影響と、その後の台風による自然除染が放射線影響の学会解釈に影響を与えてしまった可能性の指摘は新鮮で、人力さんのご意見も聞きたいです。ビキニ核実験の都合もあり同心円状の核爆発時のラディエーションにアメリカ政府として指示が厳しかったようで、今もどこか視点に刷り込まれているような気がします。
<<居候が人の座敷で議論を始めようとしたりして、すみません>>
原爆被害としてだけでも意味が深い報道ですが、ここでは視点を変えて、この黒い雨の分布が同心円でなかった事が公開されて常識になってれば、今回の福島放射能飛散で枝野さんの同心円避難指示を、だめ新聞の科学記事記者でもだめだと見抜けたのではないですか残念です。放射能の酷いほうへ避難させてしまった人達がいたのでしょう?
今の自民党は、小学生以下の駄々っ子ですな。
どいつもこいつも、政局のことしか考えていない。
ヘッジファンドの話
以前にも書かれてましたな・・・
その時も?でしたが
そりゃグッチー氏はファンド事業で仕事をされてるので、わたしのような個人投資家とはちと違うかもですがね。
そも、「ヘッジファンド」の定義、なにを持ってそう呼ぶかでこの話違ってきますわな。
そのあたりグッチー氏も触れてますな。
でもね~
じゃあ今迄はどうなんだと言う話になりますw
荒れ狂う欧州でのボンドアタックやら、CDS市場の巨大化、自由自在の為替、ストックマーケットの操作などなど・・・
これらはどこがやらかしてるんだと
そりゃおまえ、マネーパワーだよとw
まあインベストメントバンクというものもあります。
しかし彼らは今や例のボルカールールでおっかなびっくりでしてね(試行はまだですが、当局をあまり刺激しないようにしてるのは見えております、)最強ゴールドマンでさえ以前のように儲けられないとかね・・・
しかし。金融緩和の大合唱で、マネーは世界に溢れております。
このマネーはどこに流れて行くのでしょうか?
まあ言葉の定義だけのお話でしたら、そうなのでしょうが・・・
ヘッジフアンドと呼ぼうが呼ばないに拘わらず、「マネー代理人w」の勢力は確実に増えてるのでは?
ちなみに、下記の記事参考にして下さいな。
例によってネタ元は日経新聞で、大元はシテイなのでまんざら大嘘とは言えないかもですなw
http://1topi.jp/1/www.nikkei.com/article/DGXNASGN1400G_U2A610C1000000/
http://managedfutures-wallstreet.blogspot.jp/2012/06/20165.html
ぐっちー様
「メルケル政権はドイツ連銀の反対を押し切って南欧国債の買い入れを支持する」との情報が耳に入ったのですがこれはいままでの時間稼ぎと同様なのでしょうか?
このところスペイン国債の金利もさがり相場が安定してきたと思います。
特に金利が高値を更新しない限り株を買うムードになってきているかと思われます。
ユーロもチャート上はトレンドラインの下限にあり、6月も7月もユーロの危機が取りざたされても弱いながらも結局はチャートを守っておりこれ以上相場が下がるにはまさにユーロが直滑降してラインを突き破るぐらいのインパクトがなければなりません。
しかしとてもチャート上ではユーロも2008年のような大暴落がくるような気配がありません。
日経も歴史的な割安圏にあるので買い遅れのほうに恐怖を感じております。いつも参考にしているアメリカのvix指数もかなりの安値に近づいてアメリカも欧州も高値を目指しているように感じます。2007年も前年にサブプライム危機と言われながらアメリカが高値を記録した例もあります。
ぐっちー様は比較的買いには慎重かと思われますが今のドイツの対応でも時間稼ぎに成功すれば買い遅れが涙目になるような相場はありえると思われますか?
(もちろんこの状況でも利益をあげてる強い企業限定ですが)
どうも個人的には下落のボーナスステージがくるには思えないのですが。
以下はとあるメルマガを抜粋したものなので公開はお控え願います
↓
メルケル政権のストレイター報道官が「ドラ
ギ総裁の発言に懸念はない」として、ドイツ政府としてECBの南欧国債の買い
入れを支持すると発言しました。
メルケル政権はドイツ連銀の反対を押し切る姿勢を固めた模様です。これでEF
SFが南欧国債を購入できる可能性が高まりました。スペインのラホイ首相もE
Uに支援を依頼すると見られており、これでドラギ総裁が先日示した国債購入の
前提条件が揃いそうです。
早ければ、今月中にECBとEFSFによる南欧国債の購入が始まるという観測
があり、欧州の金融市場では安心感が広がって来ています。とりあえずは、8月
の欧州発の混乱が避けられる見通しが立てられるようになりました。
ぜひ参加させていただきたく!
詳細発表をおまちしております!!
架空空間・・
四次元で・・生きた・・
シバレッジ・・ヘッジファンド・・
今では・・希少類・・
しかし・・
今更・・堅気に戻れ・・言われても・・
残党は・・心に潜み・・心中の賊は・・破り堅い・・
何よりも・・
インターネット・・無傷・・
これさえ・・生きていれば・・
復活も・・夢ではない・・
堅気の旦那も・・臥薪嘗胆では・・・?
ギリシャがユーロ危機の発端だとして、先日の再選挙から1か月以上経過して、
その間再建策がまとまらないにもかかわらずギリシャは破綻していません。
再選挙前の騒ぎは一体何だったんだと思います。
今はスペインが危機と言われていますが、破綻しそうにありません。
メルマガを読んでも、新聞を読んでも、何がユーロ危機なのか分かりません。
現に、「破綻する破綻する」と言われ続けているのにどこも破綻していないです。
ドラギの発言が否定されても何の変化もなかったですし。
そのあたりの解説をメルマガで結構ですのでやっていただけるとありがたいです。
2011年8月のWSJの記事に拠れば、イタリア政府予算のプライマリー・バランスは黒字になる見込みだったそうです。
しかも、黒字幅を対GDP比で見るとユーロ圏内で5番目の大きさだったそうです。
たった一年で様変わりですね。
http://blogs.wsj.com/brussels/2011/08/08/italy-pays-for-sins-of-the-past/
FTです。9月12日です。これでユーロの運命が決すると。ご解説をお願いします。
9月12日はドイツ憲法裁判所のESM条約の判決が出ます。オランダでは下院議会で総選挙の可能性を問う議決が行われます。これがすべて裏目に出ますと、現在バイトマンドイツ連銀総裁の孤立状態をヘッドラインが掲げていいますが、一気にリスクオフに逆戻りする可能性もありそうです。そもそもドイツ首脳陣は今週一杯夏休み中で、メルケル首相の口からは何も出ていないはずですが。オリンピックも終わり夏休みも終わ来週あたりから、再度スペインは窮地に立たされそな気はしますが・・・
パードゥン さん
テレビを捨ててしまったので、NHK特集見ていません。NHKオンデマンドで見れたら見てみます。
GUCCIさんの所をお借りしてやり取りするのも申し訳ないので、私のブログでよろしければ、そちらのコメント欄で意見交換させて頂ければと思います。
http://green.ap.teacup.com/pekepon/
アニメネタなども多いので、呆れてしまわれるかとも思いますが、「福島原発事故」のカテゴリーを遡っていただくと、私が事故直後は、放射線を本当に恐がっていた事がご理解頂けると思います。
番組を見てから、黒い雨についてのエントリーを上げたいと思います。
ロシアの柔道選手が日本選手に馬乗りになって両手を広げた姿は、「何じゃ此奴(怒)」、「やはりスラブ!」と負け惜しみ。
片や女子サッカーの宮間。
まず敗者のフランス選手達の健闘を讃える姿。
ワールドカップの決勝でも。
フェンシングの決勝。
歓喜して集まってくるチームメートを制し、大田と握手し、お互いの健闘を讃え合う。
報道も嬉しい、悔しいのはよ~く分かる。
でもスポーツマンシップに則った行動を讃えてこそ、テレビの前の子供達に「格好いい!」って何かを伝えられるんじゃないかなあ!?
活躍してる選手達は「ゆとり世代」。
散々非難され、詰め込みに逆戻り。まだ結論付けるには時期尚早では?
いろんな価値観が生まれ、いろんな職業が生まれたのだから。
パードゥン さん
詳しくを私のブログで説明いたしますが、この番組をご覧になられて多くの方が誤解される様な番組内容でしたので、こちらをお借りして、NHKがどういう情報操作をしているかを、明らかにさせて頂きます。
今回の番組の問題点は、「政府が黒い雨の影響を認めて来なかった」といいう問題を、番組の最後に「福島も同様に放射線の影響が出るだろう」に摩り替えていることです。
1) 黒い雨による残留放射線による被曝線量は10~30mSVと推測されている
2) 測定値は、原爆投下後、1ヶ月後のデータを下にしている
3) 原爆投下から測定までの間に台風による洪水等で、放射線物質が洗い流れた
4) 黒い雨を浴びた人達は、爆心地から5Km近く離れていても、脱毛など急性放射線障害の症状を呈している
A) 以上の点から、黒い雨の放射線量が、従来推測されていた10~30mSvよりも遥かに高い事が推測されます。
B) 脱毛などの急性障害を発症している事から、黒い雨による被曝線量は短期的に100mSvを超えていたと推測される
C) 黒い雨には、短時間で崩壊して強い放射線を放つ放射性物質が含まれていた事は容易に想像出来る
D) アメリカは1950年代~1970年代にかけて、核武装と原発建設の為に、残留放射線の影響を無視してきた。原発は核兵器の材料であるプルトニウムを生成するのに不可欠であった。
E) 日本政府は、黒い雨の放射線の影響を認めると、従来のABCCや、アメリカ原子力委員会の見解に逆らう事になり、なおかつ、原爆症の認定患者が大幅に増える為、黒い雨の影響を認めて来なかった。
ここまでは、番組は間違ってはいません。
但し、残留放射線量の推定値を示していないので、視聴者は黒い雨による被爆量を、番組内で提示された10~30mSvと誤解します。この数値には、時間単位も抜けているので、1瞬の被曝量なのか、1ヶ月なのか、1年なのかが判断出来ません。
黒い雨を浴びて、急性障害を起された方の被爆量は、少なくとも1ヶ月の積算値で100mSv程度であると推測されます。
さて、現在世界が放射線の防護基準としてういる数値は1(mSv/年)です。
これは単純比較しても、1000(mSv)の1/1000です。
現在福島では内部被曝を含めて50(mSv/年)を暫定的な基準値としている様ですが、これも1000(mSv)に比べれば1/50の数値です。
アメリカは、核配備と原発を推進していた時代には、放射線は安全と主張し、核配備が完了した時点で、徐々に放射線の基準値を厳しくして、核兵器の抑止力を高めて来ました。
NHKの番組は、政府が「黒い雨」の影響を軽視してきた事を告発していて、この点は私も政府に問題があると思っています。
一方で、現在の殆ど健康に問題の無い福島の被曝と、黒い雨の被曝を並列に扱う事で、福島の被曝者を不用意に不安に陥れる内容となっています。これは、意図的な編集だと私は感じました。
NHKの番組は、かつては「ジャパンデビュー」というNHK特集で、台湾の方のインタビューを大幅に歪曲して放送して問題になるなど(多数の訴訟が発生しました)、被虐的歴史感を国民に植え付ける姿勢が顕著です。
KHKは先日も、ICRPへの取材結果を歪曲して放送した為、ICRPから提訴されています。
何故、NHKが日本の不利益になる放送を繰り返すのか、私には全く理解出来ませんが、原発停止は、シェールガス輸入という形で、アメリカの利益になる事は皆さん頭の片隅に・・・・。
GUCCIさんのコメント欄で失礼いたしました。
福島の後輩が「今年の雑草は私の身長より高い。今まで見たことありません。」と言ってました。(彼の身長は190センチ超)
環境アセスの会社に勤めていた後輩は「原発の側の海には異常な大きさの魚介類ばかりです。報告書には書きませんが・・・」
ゴジラよ!
上陸するなら永田町と霞ヶ関に。
グッチのメディア役割論に限定をしておくべきだったかも知れませんが、人力さんが技術にお詳しいようなのでお名前を出してしまいました。対応ありがとうございます。
ポイントを整理させていただくと、NHKの黒い雨の事実を伝えた部分は正しくて、何年経っても真実を追い、国家の不都合でも報道するというメディアの1次の役割は果たした。それで今後、放射能、毒ガス、細菌などからの避難の際に新聞記者も国の避難指示をそのまま報道しないようになる。 そもそも社会部の記者は、科学記事の記者に相談したのですかね。”だめ”科学記者とか書いてしまったのは新聞が使う言葉を使ってみただけですが、科学記者は気づいていたはずですよね。枝野さんの無知か嘘。新聞の報道前の社内チェック体制ってどうなってるのでしょうね? 焼夷弾がハタキに水つけてたたいても消えない事は当時の新聞もわかっていたはずで、戦後の新聞は記事の社内チェック体制を確立したかと思ってました。
正直、人力さんのレベルについっていってませんが、福島の今回はビキニ環礁で遺伝異常に苦しんでいる現地住民の人のようにはならないようで安心と同時に、それならそうでビキニの人にはこれまで他人ごとですみませんでしたですね。チェルノブイリにならなかったラッキーを感じて、被爆治療には日本はお金を多めに投じて世界に役立ちたいですね。
訂正します。
>B) 脱毛などの急性障害を発症している事から、黒い雨による被曝線量は短期的に100mSvを超えていたと推測される
>黒い雨を浴びて、急性障害を起された方の被爆量は、少なくとも1ヶ月の積算値で100mSv程度であると推測されます。
誤) 100(mSv) / 正) 1000(mSv)
短期間に1000mSv(1Sv)が、脱毛などの急性障害を起す線量です。
>現在福島では内部被曝を含めて50(mSv/年)を暫定的な基準値としている様ですが、これも1000(mSv)に比べれば1/50の数値です。
誤) 1/50 / 正) 1/20
短期間に1000(mSv)浴びて、急性障害を発症しても、全員が死亡する訳ではありません。癌の放射線治療は、5分程度の間に2000(mSv)を照射し、それを1日置きに15セット、計50(Sv)もの照射を幹部周辺に与えますが、正常細胞はDNAをはぼ完全に修復します。だから、癌の放射線治療は有効なのです。
番組中でも、急性障害を発症しながらも、80歳を超えてもお元気(?)な女性が登場しています。この女性は、黒い雨を浴びていますが、同時に被曝直後の市の中心地の実家に戻っていますので、この女性の急性症状が、黒い雨によるものなのか、爆心地周辺を歩いた事による被曝なのか判断出来ない所もあります。この点にあえて言及していない事は、科学的には問題があります。黒い雨に当たった人が全て、急性症状を起しているのでは無く、下痢や発熱を発症した人が一部の人である事も注意が必要です。これらの症状が単なる夏風邪によるものか、放射線によるものなのかは、現在では検証のしようが無いのです。この点を無視して、「放射線の影響」と思わせる放送の内容には多いに問題があります。
現代人の二人に一人は癌になります。黒い雨を浴びた人全体の癌の発症率と、日本人の平均を比べて差がなければ、黒い雨の放射線の影響は認められないというのが、科学的な結論となります。追跡調査が始まった様なので、その結果に興味が持たれます。
「広島長崎症候群」と呼ばれていますが、被爆地である広島と長崎は、平均寿命が全国平均よりも高いそうです。これが、放射線による健康効果(ホルミシス効果)によるものなのか、それとも、被爆地であるが故に、住民が医療を受ける機会が多く病気の早期発見がされた為なのかは定かではありませんが、統計的に広島・長崎は長寿であるというのは、興味深い事実です。
何れにしても、放射線はある時点まで安全とされ、ある時点を境に「超危険」とされてきました。これは、「科学」では無く「政治」を反映したものです。
現在の科学は「低線量率の放射線の安全性」を実証しています。
ゴジラ さん
植物はDNAを修復する機能が哺乳類などに比べて低い様です。これは、植物が移動して逃げる事が出来ない為に、DNAの損傷に対して、突然変異で対抗する為と考えられます。多くの突然変異種は、新しい環境に適応出来ませんが、確率的に環境適応した固体が生き残って、種を存続させます。バクテリアなどの下等生物もDNAがどんどん変異して、生き残ります。
一方、高等な哺乳類では、DNAの修復能力は高くなります。
MITの最新の研究では、外部被曝に関しては自然放射線の400倍の放射線照射でも、ネズミのDNAは損傷を受けなかったと発表しています。
最後に、皆さんは「放医研」は、事実を隠蔽している機関と受け取られている様ですが、「放医研」は胎児の被曝の影響を過大に評価するなど、近年、「放射線は危険」という宣伝をする機関になっていると私は見ています。
◇国は核被害の実相を見よ
米軍による広島への原爆投下から67年の今夏、「被爆者」と認められるはずの
「黒い雨」被害者は切り捨てられた。厚生労働省の有識者検討会は7月、あまたある
証言を無視して黒い雨の援護対象区域拡大を否定し、政府もそれを追認した。爆心地
から幾重も山を越えた集落を訪ね歩き、原爆の影を背負って生きる人々の話に耳を傾
けながら、私は何度、広島の方角の空を見上げただろう。核被害の実相に向き合わな
い政府に「被爆国」を名乗ってほしくない。
「うそを言うとるんじゃない。事実はあるんじゃから」。1945年8月6日、広
島の爆心地から約15キロ西の祖父母宅近くで、女性(76)は黒い雨を浴びた。神
社で遊んでいると「痛いぐらい」の大雨が降り、その後、毎朝のように目やにが止ま
らなくなり、爪はぼろぼろに。30代半ばで甲状腺の病気を患い入院、白内障の手術
も3回受けた。
山あいの集落で聞いた住民たちの情景説明は生々しかった。爆風で飛んできた商店
の伝票。シャツや帽子についた雨の黒いシミ。雨にぬれた乳飲み子の頭を拭いて着替
えさせたこと。女性の祖父は、しば刈りの作業中に雨に遭った。鎌が滑って切れた手
から血が流れた。祖父は「普通の雨じゃない。油のようだった」と話したという。証
言は細部まで具体的で偽りは感じなかった。取材した後、女性から「記事にしてほし
くない」と切り出された。30年近く前、幼くして白血病で命を落とした孫のことが
頭に引っかかっているからだった。孫の入院先から「原爆に遭うてない?」と長女が
電話をしてきた時「遭うてないよ」と答えた。孫の病気は自分が黒い雨に遭ったせい
なのか。親族からそう思われるのではと考えると気持ちが今も揺らぐ。匿名を条件に
話を聞きながら原爆が心身に刻んだ傷の深さを思った。
◇ 科学的な立証を求める理不尽さ
国の被爆者援護の歴史は被爆から12年後の原爆医療法施行に始まり、地域の拡大
や手当の創設・拡充が順次実施された。黒い雨を巡っては1976年、広島の爆心地
付近から北西に長さ19キロ、幅11キロの楕円(だえん)状の地域が援護対象区域
に指定された。区域内にいた人は無料で健康診断が受けられ、特定の病気が見つかれ
ば被爆者健康手帳が交付される。しかし、厚相(当時)の私的諮問機関「原爆被爆者
対策基本問題懇談会」は80年の意見書で、新たな被爆地域の指定には「科学的・合
理的な根拠がある場合に限る」とした。この後、地域の拡大は一度もない。時間の経
過に加え、そもそも被害者側に科学的立証を求めるのは無理がある。
広島市などは08年、被爆者の高齢化を受けて「最後の機会」と位置づけた大規模
なアンケートを実施した。その結果から援護対象区域の6倍の広さで黒い雨が降った
と主張し、10年、区域拡大を政府に要望した。これを受け同年末から厚労省の有識
者検討会が始まった。全9回の会合をほぼ毎回取材したが、審議は「結論ありき」と
しか思えなかった。ある委員は、放射線の影響を認めることは「疫学的な誤診」と発
言し、「学術的に厳密な判断を求めないと、とんでもない病気をつくってしまう」と
まで言った。私には認めない理屈をあえて付けようとしているとしか見えなかった。
「現地を訪れて体験者の声を聞いてほしい」という地元の訴えも黙殺された。
◇背を向けたまま被爆国名乗るな
援護対象区域拡大を訴えてきた「広島県『黒い雨』原爆被害者の会連絡協議会」は
今夏、54人分の証言集「黒い雨 内部被曝(ひばく)の告発」を刊行した。がんな
ど病気の苦しみとともに「死ぬのを待ちよるのか」など国への憤りがつづられている。
証言を寄せた森園カズ子さん(74)=広島市安佐北区=は甲状腺の病気を長年患い、
だるさとも闘う。「私らみたいなのは置き去りですよね……」。私は返す言葉がなかっ
た。
被爆者健康手帳の所持者は今年3月末現在、全国で21万830人いるが、手帳を
取れない「被爆者」の存在を忘れてはならない。援護区域の外側で黒い雨に遭った人
だけではない。焦土で家族や知人を捜したり、郊外で負傷者の救護活動に携わった人
も、放射線を浴びた。その事実を証明できないなどの理由で、申請を却下された人は
多い。
隠された「被爆者」の存在に触れると今も残る原爆被害が身に迫り、被害を救おう
としない「被爆国」に悲しさを感じる。福島第1原発事故後も、国は核被害の原点で
ある被爆地の現実に背を向けたままだ。「切り捨て」の歴史に終止符を打つためにも、
私は真実を語る「被爆者」の側から告発を続けたい。(広島支局)
この絵の存在をご存知でしたか。
米国が北朝鮮を攻撃できない理由はここにもあるとおもえます。
生まれて60年、、このような絵の存在をまったくしらなかった。
日本で原爆実験をした米軍が朝鮮で何をしたのか。
クラウス・バルビーというゲシュタポの拷問専門の戦犯を米国が雇用していたことも。
教育とはなんと恐ろしいシステムなのだろう。我々は無知は罪だと子孫に伝えねばならぬ。
(昨晩スマホで送信しましたらエラーメッセージが表示。重複していたら前回を削除してください)
@magosaki-ukeru
「欧州放射線リスク予防委員会(略称:ECRR)モデルを
福島原発事故の半径100kmの区域に住む約300万人の住民に当て嵌めてシュミレーションを実施。
この300万人が1年間だけ、この区域に居住したと仮定すると、その後の50年間(2061年まで)で
発癌する人数は約20万人増加。その後10年(2021年まで)で発癌する人数は約10万人増加が予想される。
もし、この3百万人が、即時避難時、発癌人数は大幅減。
半径1百kmから2百kmに、住む7百万人の住民の場合、全体的な比率は減り、この7百万人が1年間だけこの地に
居住の仮定時、その後の50年間(2061年まで)で発癌する人数は22万人増加。
その後10年(2021年まで)で発癌人数は10万人増加と予想。
この予想はECRRのリスクモデル及びチェルノブイリ事故の後のスウェーデンでの癌発症率基礎。