2011/09/12 15:29 | マーケット | コメント(30)
今週のメルマガ、アエラなど。
今週のメルマガではご質問も多かったオバマ大統領の雇用振興演説の内容検討、及び欧州危機の深層が中心となっています。
何人かコメントされていましたが、実際に公務員削減が昨今の失業率上昇の大きな原因になっており、今週発表される1兆5千億ドルに及ぶ歳出削減案では思い切り切り込まれる分野でもあり、あんな程度の数字で効果があるのかどうか、甚だ疑問、というのは実に正しい感覚だと思います。
そのあたりは詳しく解説致しました。
ギリシアについても何でこんな「空手形」の連発に耐えているのか、キーワードをお伝えしています。日本ではこういう報道は全く見ないですが、宗教観というか、そういった彼らの持っている感覚に密着していないと本当のニュアンスはわからない、といういい例です。
シュタルク辞任についてもコメントをしています。ECBはこのままいくと本当に崩壊するのではないかと思わせるニュースもたくさん出てきていますね。
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さて、アエラはいつもの通り、いつまで日本はサムソンや中国に抜かれてダメになると言う議論に騙されるつもりなのか、シアトルからのレポートを交えてお伝えしています。
GDPは遥かに小さいですし一人あたりGDPは日本より下のフランスが日本に対して貿易黒字なのはなぜでしょうか? もう一度GDPではない本当の経済力とは何か、よく考えて頂けるきっかけにして頂ければと思います。
私の記事ではありませんが、今週のアエラに書かれている「防災会議を告発する」、という記事は是非お読みください。時々読んでるだけで頭にくる記事がありますが、これもその一つです。
今からでも遅くないので東京電力は早く民事再生送りにして、経営者を総入れ替えの上給料を半分くらいにして出直す位出ないと国民は納得しないでしょう、ここまでくると。政治決断を期待したいと思っています。
東証もたまには社会の木鐸として上場会社としての社会的責務を果たしていない、という点で上場廃止にすればいいのです。それだけの権限があるのですから。いつまでも天下り体質でやっていては世界から取り残されるだけです。
小出先生ではありませんが、汚染した土、がれきなどはすべてフクシマダイイチ原発、もしくは東京電力本社にお返しする、というのが筋でしょう。早くも全国規模で処理する、というような話が出ていますが、もう一度小出先生のお話をよーく聞いてみて頂きたいと思います。
では!
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30 comments on “今週のメルマガ、アエラなど。”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
キリスト教史・・
宗教史・・
読めば・・
金打しても・・鉦を叩いても・・鏡を打ち合わせても・・
熊野誓詞を・・何枚書いても・・
同様・・
あてにはならない・・
ギリシャは・・また反故にするでしょう・・
あそこは・・
哲学の源・・詭弁派総本山・・・
日本が・・ブランドなら・・
日本人も・・
ブランドにならないか・・?
やはり・・
持ちがいいにしても・・
デザインが悪いか・・
語学も下手・・
当然・・口説くのも・・下手・・
だから・・
日本人とは思えない・・と・・
ぐっちーさん・・もてるのか・・
日本人が・・珍しくもない・・日本より・・
そりゃ・・シアトル・・
それにしても・・
アエラ・・急に・・ジャーナリスト魂が・・宿ったのか・・先祖帰りしたのか・・
編集長が・・変わったのか・・
隠された汚染米も・・防災会議同様・・良い記事・・
やっと・・
消費者に・・追いついてきた・・・
GDP云々の件を他所の経済コミュで語ろうものなら即自称経済通の方々に囲まれて物を知らない馬鹿としてボコボコにされますね。
まあ、サムスンの現状を見ればぐっちーさんの主張には正直、全面的に同意なんですけどね……。
いつも楽しく読んでいます。
メルマガの方に重大な事実誤認があります。
デビルマンが人間界から永久追放とありますが、彼は人間である不動明と合体して誕生した人の心を持つ悪魔人間であり、寧ろ悪魔の世界を追放となった様なものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3
通貨安で困っているはずの欧州、米国の中銀総裁から日本の円売り介入を牽制する発言が出てくるのはなぜでしょうか?
これも日本メディアの誤記事なのでしょうか?お時間があればご教授願います。
例えば
長文で見づらいですけど、<ユーロの買い手不在、生保も様子見>のセクションにあります。
小出先生の超わかりやすい図解本、来週リリースしますので、ぜひ! 東邦出版です。
いつもながらキレのいいぐっちー節に感服です。グローバルな視点での解説は申し分ありません。
それはそれとして、どじょう内閣にこの日本経済を再生するためにどういうことをやればいいのか、威勢のいいぐっさんの処方箋を示していただけませんか。
えっ、そんなもんない。そうですか、そうですか。評論家?として一度聞いてみたかったんですがね。
相変わらず足を引っ張るだけの自民党にも困ったものだ。
今まではそれでもよかったかもしれないが、これからは政策でガチンコ競争していただきたい。
日本のために与野党が前向きで議論しなくては、国民が許さないでしょう。そうしないと自民党は再起できないでしょう。
自民党の長老は引っ込んでもらって、もっと若くて発信力のある人材を開拓・育成することが急務である。
17世紀までパリの街には下水道がなかった。
市民は窓から「下のもの」を道路に捨てていた。
パリの石畳の街路からは、
強烈な異臭が漂っていたことは有名だ。
王侯貴族達は異臭を嫌い、
ベルサイユに宮殿を造って逃げ出した。
21世紀のフランス、
トイレのないマンションと呼ばれる原発が
フランス全土に広がった。
また世界中から放射性廃棄物・
汚染物処理を引き受けて
大儲けしている。
まだ昔のトイレ無しパリの喧噪が
なつかしいとみえる。
歴史は繰り返す。
今度はパリ市どころではなく、
フランス全土やその周辺の国々まで
トイレないマンション群からの
激臭・死臭の流れ出す国になるだろう。
フランス人はグリーンランドか
南太平洋か南極にでも
逃げ出すしかなくなるだろう。
日本は列島からマンション群と排泄物を
フランスの言い値で構わないから
全て引き取ってもらう。
ため込んだドル・ユーロや
日本国民の貯蓄をこのために使おう。
日本列島からトイレなしマンション群と
その残渣を一掃すれば、
最高ブランドのベルサイユ列島になる。
死臭から逃げ出してきた
金持ちのフランス人達に
高い入国税をかければ、
もとは十分すぎるほどにとれるだろう。
たとえ災害が多くても
日本列島は日本人が分相応の知恵で
生きて行ける美しい自然あふれる列島に戻る。
またフランスは「最終処分場」世界遺産として、
数世紀間は人類の歴史から消える。
浸透圧発電というものがあるのを初めて知った。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110908/222529/?top_updt
http://bzsupport.blog.so-net.ne.jp/2011-09-04
結構以前から注目されていた技術のようで、ノルウェーで稼働済み(実証炉?)と聞けば、知らなかったのは私のアンテナが低かったのか、またもやマスコミとグルになった電力利権の仕業なのか。原発事故後でも、再生可能エネルギー発電のリストにも載ったのを見たこともなかったが、真水なら捨てるほどあって、海に囲まれた日本には願ってもない技術に思える。二酸化炭素も熱も発生しないし、それこそ電力消費地に近いし、「東京湾」に作っても何の危険もない。
水力発電の発電単価が原子力発電の単価より高いという嘘、この嘘をもっともらしく見せるために水力発電の稼働率を(おそらく意図的に)下げたり、水利権の重複や2次利用を認めない(水力発電で使った水が、飲用や農業用水として使えなくなるわけではない)などということをしてるんじゃないかという私の疑念なんかとあわせて、なんとなくまた思い込まされていた感が強いのでした。
浸透圧発電ねえ、知りませんでした。nikkeibpに載っているんですか。淡水化装置は、浸透膜を使うんだが原理は同じかな・・・。
でもイメージとしては、発電量が小さいのではないだろうか。まあ、これからは再生エネルギーの時代だろうから、何でもやってみればいいよ。
コストは当然上がり、皆が耐えられることが大前提だろうけどな。
小出氏や、武田氏は、電力の筋力、もとい、金力にまかせてキワモノ扱いされてきたと思うが、最近は武田氏はマスコミでも扱うが、小出氏は週刊現代ぐらいですかね。
小出氏への真正面からの反論を見ない、つまり反論出来ない=正論では。
(余談)
ヤンバ、某氏がどういうか興味あったが、「不愉快」、これぐらいしか言えないのか、と、やっぱりなあ、と納得。私は元々彼が嫌いです。
こんなのを首相候補と持ち上げるのは止めていただきたい、マスコミよ。
世論は、まだ見ぬ(実態が見えない)者については、甘過ぎる。ただの人気投票。
それと、ゴルフのプロを只の宣伝道具としか思っていない某企業社長。
これもマスコミが広告費の影響か、批判しませんなあ…。
先日ギリシャ首相は「目標の歳出削減は公務員や労働者が厭でも遂行する」と決意のほどを語っていた、EUが財政債務問題を解決すれば強いEUに成れるんだろうに、翻って野田首相は増税だ消費税アップだと言っているが、公務員平均給与を700万円から450万円に下げないと民間は誰も賛成しない、こんなことも分からないのじゃ、話にならんぞ、原発なんかなくても遣って行ける事が分かったんだから、全原発の廃炉の工程表を経産省と電力会社に作らせよ、冬の電力を心配しているが家庭用の暖房をガスファンヒーターか石油ストーブにすればいいだけで問題ないのじゃないか、オール電化なんて行政指導でやめらせればいい、小出先生じゃないが、電気ごときの為に原子力なんか使うものではない、ほんとにそう思います。
これだけ国土を汚染して、被災者に迷惑を掛けているのに、今回の原発事故は責任がないと言い張る東電は即刻退場させましょう。
http://news.livedoor.com/article/detail/5858992/
東電が「人災」ではないとTBSに抗議
2011年09月13日17時10分
提供:ゆかしメディア
.. 東京電力福島第一原発の事故で、TBSが人災だと報道した内容について、東京電力は13日、「推定や憶測などによって、人災と結論づけた報道がこのたびなされたことは甚だ遺憾」だと発表した。
報道は9月11日にTBSで放送された「震災報道スペシャル 原発攻防180日間の真実」。東京電力によると、次のように3点で誤解を招くとしている。
1.「ICの操作も含め、停電しても適切に対応すればメルトダウンも水素爆発も防げた」と断じているが、原因などは国の事故調査・検証委員会などで調査中。人災と結論づけた報道は甚だ遺憾。
2.「ベント弁の手動操作の指示が遅かったことにより、ベント実施に時間がかかった」と報道されているが、指示が遅かったということはない。
3.現場からの全面撤退を国に伝えたという事実はない。趣旨は「プラントが厳しい状況であるため、作業に直接関係のない一部の社員を一時的に退避させることについて、いずれ必要となるため検討したい」ということ。
21世紀希望の通貨ユーロ!
しかし、脱税、豪勢な邸宅、脆弱な産業、
ギリシャが奈落へ突き落とす。。。
既に臨界点突破なるも服従せず(笑
つまるところ、楽して裕福な生活できれば、
通貨なんて何でも良いんですね。
世界中が貸し込んだ希望の通貨は何処へ??
福島県人として、ひとこと申しあげたいです。汚染された土、がれきは各市町村で責任を持って処理していただきたいです。
フクシマダイイチ原発に集めるなんて、とんでもありません。フクシマダイイチ原発のある土地は福島県です。東京電力の所有(?)かもしれませんが、がれきなんか持ってこられては周囲30kmは人の住める場所ではなくなります。
福島県にある汚染されたがれき、土は東京湾にでも埋めていただきたいのが本音です。せめて東京電力管内に持って帰ってください。福島県は東北電力管内ですから。
フクシマダイイチ原発のあった地元はお金をもらっていただろうとおっしゃるかもしれませんが、お金をいただいていない地域まで汚染されて、迷惑極まりないです。飯舘村とか福島市とか伊達市とか郡山市とか…。
地元感情をあまりご存じないようですが、軽い発言はやめていただきたいです。
多くの放射線医の方が、放射線の基準値に疑問を抱いている事を皆さんご存知ですか?
皆さんが飲まれる牛乳1Kgに50Bqの天然の放射線カリウムが含まれている事をご存知ですか?放射線カリウムは体内でβ線を発します。
放射線の影響の主たる物は、体内で活性酸素を作る事です。活性酸素は生物誕生の頃より生命を脅かしてきたので、生物には優れた活性酸素の除去システムが備わっています。活性酸素はただのストレスでも生じます。
皆さんは細胞1個のDNAが1日に50万回損傷する事をご存知ですか?そ
「体内被曝は距離が近いから、1兆倍放射線が強くなる」と某ジャーナリストが書いていますが、放射線は量子です。量子一個のエネルギーは距離とは関係無く普遍です。分子と放射線の関係はミクロの領域です。マクロの領域の輻射光学は応用出来ません。なぜなら、膨大な量の放射線が当たらない分子の存在を無視してしまうからです。
私はバリバリの反原発でしたが、今まで自分が何も調べもせずに、ただ怖がっていた事を今では恥じています。
研究者の常識は、100(mSv/月)でも充分に安全となりつつあります。ただ、誰も怒り狂った大衆を前に怖くて口に出せないのです。
正直にこの事実を発現した人達は、可愛そうに袋叩きに合っています。
狂っているのは研究者か、それとも大衆か・・・。理系の方は是非冷静になって調べてみて下さい。きっと笑いが止まらなくなります。
全国の電力会社が、私たちから徴収した電気料金から支払っている、年間の広告料金は900億円弱(東電で約300億円)だそうです。国民一人あたり750円、4人家族なら年3000円ですね。アメリカでは電力会社の営利目的の広告が禁止されていますが、地域独占で本来必要ない広告のはずなのに、なぜいつもなら「諸外国では…」というのにこの件に関してはスルーなのかは疑問です。もっとも国会議員がこの件に言及すると、麻生元総理のようにマスコミの袋叩きにあうんでしょうが。麻生さんがあれだけマスコミのバッシング浴びた理由も、「広告税」の導入を何としても潰したかったというのが真相のようですし、マスコミもレベルが知れています。この900億円は、広告になんか使わずに再生可能エネルギーの研究・開発・発電所の建設に使ってもらいたいです。
人力さんへ
月に100mSvであれば危険だと思います。おそらく100(mSv/年)の間違いだと思いますが、そのようなことを言っている研究者はいないと思います。
大衆が怒ったのは、感受性がより強い子供と大人の基準が同じで、基準を作った研究者が電力会社から研究費をもらっている御用学者で信頼性を欠くと思われたからで、同じ御用学者にも関わらず、小佐古教授が年間被ばく量20ミリシーベルトでも高すぎるとして参与を辞任するなど、学者でも意見が別れていて不安にさせられたからです。
こういう資料があります。原発従事者の健康追跡調査です。(ただし私も、従事者が意図的に線量計を外して作業していた可能性がないとは考えていません。実際の数値はもっと高いのかもしれません。)
http://www.rea.or.jp/ire/pdf/report4.pdf
ただ河野太郎さんが指摘している通り、年間ではなく、生涯累積値でも影響が現れる可能性があることは考えておく必要があります。
http://www.taro.org/2011/05/post-1013.php
子供の放射線に対する感受性も考慮に入れて考えなくてはなりません。
http://blogs.yahoo.co.jp/tukusinkai/35286984.html
総合的に見て、「生涯にわたり影響がない」と言える根拠はないし、「子供には確実に何か影響が出るだろう」と思います。
俺もぐっちー さん
現在確認されている放射線による生命の危険は、広島、長崎の被爆量100(mSv)です。但しこれは一瞬によって被曝しています。
これ以下の被爆量で癌が発症したという科学的事実は存在しない事は、1(mSv/年)も危険という立場を取る学者も同意している事実です。
国際放射線防護委員会(ICRP)は、安全性が確認されないのならば1(mSv/年)も危険性を考慮する必要があるとして、閾値無しの直線仮説(LNT仮説)を用いて放射線防護の体系を構築しましたが、彼ら自身この数値が厳格過ぎる事は承知しており、事故時の暫定基準値を20(mSv/年)としています。
放射線防護は「冷戦」と「核戦争」を無視して語る事は出来ず、「核抑止」を最大源に発揮させる為に、放射線の恐怖は過大に評価されてきた背景があります。
さらに、過大な安全基準が原子力関連企業に巨大な利権をもたらしてきた事も事実です。
一方で、反原発論者達は科学的な背景よりも、感情的な背景により、1(mSv)でも安心出来ないという妄信的な恐怖を抱いていました。
放射線防護はこの様に本来対立するはずの陣営が、1(mSv/年)も危険という立場を取る事で、双方が利益を得るという、実に歪んだ構造を作り出してしまいました。この一種の洗脳は、対立軸が存在しないので解く事が非常に難しい状態です。
ただフランスアカデミーなどは、ICRPの基準値が非常識に厳しすぎる事を指摘しており、研究者達は100(mSv/年)程度は大丈夫だろうという認識を持ちつつあります。
さらに世間を恐れない研究者達は100(mSv/月)程度は免疫によってキャンセル出来ると(充分な安全率を掛けても)考えている様です。
しかしながら、放射線に関しては「危険」と「安全」が対等に論議出来る状況では無く、「安全論者」は原子力村の回し者のレッテルを貼られてしまいます。これは科学とは言いがたく、一種の宗教です。
ですから、一度、「放射線は危険」という固定観念を外して、様々な立場の資料に目を通されると、問題の本質が見えてきます。
現在の様な過剰な安全基準を採用している限り、福島は永遠に「死の大地」と呼ばれ、さらには過剰な処理コストが財政を圧迫し、最悪は中国や韓国から兆円単位の損害賠償を求められる事になります。
人力さんへ
語っておられるように、低線量が安全なのか安全でないのか、科学的に裏付けるデータがないということです。データーがあるなら安全だと示す「コレコレという科学的で客観的なデーターがあるから安全だ」と言えるはずです。「危険だと示すデータがないから安全」という論を認めてしまったら、「幽霊が存在しないという科学的な検証がないからという理由で、幽霊だって科学的に存在してしまう」ことになります。逆にお聞きしますが、これ以下なら安全だというデーターをお持ちでしょうか?
大人で年間100ミリシーベルト(ただしこれは年間積算量で、内部被曝と外部被曝の合計値)がおそらく閾値に近い数値で、しかもこれを超過しても例えばガンの発生確率を絶対値で0.1%から0.2%ほど上昇させる程度で、千人に一人か2人くらい影響が現れるかもしれない程度、つまり残り998人には何の害もなかったとも言えるということも、過剰な不安を煽らないという点で強調しておかなくてはいけない事実のようです。ただ累積ならどうなるかとか、毎年放射線を20ミリSv浴び続けたらどうなるかなど示されていないことは山のようにあります。
ただ放射線が子供に対してより大きな影響を与えるというデーターは現にあるのに、なぜこれを考慮した基準値を出さないのかが問題にされているのです。意図的にこれを黙殺して、科学と言えるのでしょうか。
人力さん
放射線量の安全レベルは研究者によって様々です。フランスの研究はこうであるから我々日本人もそれに習うべきだという主張はいささか乱暴すぎる感じがします。特にフランスは原子力大国ですから、バイアスが掛かっていることを疑ってもいいでしょう。
放射線量の人体に関する影響が未知である現状では安全性を考慮して、福島原発事故以前の基準値である1mSV/Yearを遵守することは至極当然のことに思います。御用学者の方でさえ、福島の児童の被爆を20mSV/Yearと政府が決定したことに涙を流して職を辞退されたのですから。
2011/09/13のデータ
1年国債(GGGB1YR:IND) 134.58%
5年国債(GGGB5YR:IND) 29.67%
こんな利率がたたき出されるんですねぇ。
俺もぐっちーさん
諸行無情さん
ぐっちーさんもブログを荒らしててしまってもいけないので、ここら辺でお開きにしたいと思います。
おっしゃっている事は十分理解しています。私も長年反原発でしたから・・。
ところで、九段下の科学技術館にはかつて面白い展示がありました。
直径10cm程で長さが30cm程のシリンダーに、鉛とウランがそれぞれ詰められていて、原子番号92のウランがどれ程重たいか比較する展示でした。
小学校の社会見学でその展示を体験しましたが、ウランは鉛よりも全然重かった事に驚いた事を、今でも鮮明に覚えています。
あの時、私は被爆していたのですね。
しかし、ウランやプルトニウムの様に半減期が2万年などという物質の放射線は、単位時間ではヨウソ131などに比べ、無視出来る程に少ないのです。ですから、こんな展示もかつては問題になりませんでした。
チェルノブイリの悲劇は、短期間に大量の放射線を放つヨウソ131がたっぷり入った牛乳を子供達が何も知らずに飲んでいた事です。成長期の甲状腺はヨウソを大量に取り込みます。
昔から放射線の危険がある地域で行動する軍隊には安定ヨウソ剤が配られます。ヨウソ131が最も危険だからです。
放射線防護はかつては非常に論理的な学問でした。ところが、いつの頃からか、非常に歪められてしまいました。
多くの方には私は電力関係の回し者と写るでしょう。バイアスが掛った中では、科学的議論は不可能なのです。
放射線の影響説は、いろいろな人で違うようである。日本人は取り分け神経質だから敏感に反応する人がいる。
でも、昔は米国や英国、フランスなどが太平洋や本土の砂漠で核実験をやって、東京にも多くの放射能が降り注いでいたという。おそらく今回の量よりも多かったところもあるだろう。その辺は皆さんご存じなのだろうか?
その影響がどうだったか、誰も実証できる人はいないと思う。もしかしたらガンになった人もいるだろう。でも交通事故にあった人の方が確率的に高いのではないだろうか。神のみぞ知るである。
ケセラセラであるということよ。そのうち放射能を気にしてばかりで、ストレスが溜まって病気になる人も出て来るよ。きりがないと言うことでないかな。
【輿石幹事長が情報統制の動き…記者団けん制】
さすが日教組のボスである。まあ民主党というのはこんなもんだろう。おおー、さむ!
出てきましたなあ、色々と。
何事にも決まり事は(ルールは)、決めた根拠、経緯がある。
放射能については、武田教授がブログに繰り返し書かれています。
俺はこう思うから、それでいいのだ、は、バカボンの世界。
交通事故との対比では、フクシマは東電が加害者、被爆者は被害者。
交通事故でも100%相手が悪いという場合ももちろんあるが、それだけを取り出した数字は見たことがあるか?
また、交通事故と対比させるなら、安全だと言い包めてたのはどう説明する?
これだけの事故が起こる可能性があると説明してたか?
犠牲者に対する冒涜である。
昨今の放射線を巡る議論を見るにつけ、放射線と「穢れの観念」が
結びつくとこうなる、と感じています。
そもそも、原発事故前の基準値とされる値の根拠は何だろうか。
実は許容量にはもっと余裕があるのではないか?とも思っています。
人力さんが書かれているように、固定概念から自由になった
議論と検証を、私は望んでいます。
この固定観念は、ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキに代表される
エキセントリックな平和運動の影響と私は思います。
原爆被害を盾にした平和運動が原子力の議論を歪め、安全神話
とやらを作り上げる結果になってしまったのではないか。
原子力発電所は事故を起こさないという安全神話を。
神話になったら、もう科学的議論は不要になってくるのでしょう。
それ故に、安全基準値が過剰な設定になっていた可能性はないのか。
私には放射線が未来に与える影響がどうのという話が、
前世紀末に流行った「ノストラダムスの大予言」的なものに見えて
仕方ありません。
話がそれてしまって、すいません・・・。
福島県の方々は本当にお気の毒な限りです。未曾有の地震と津波のみならず原発まで爆発するとは。。。
あれほど<原発は絶対安全だ!>と言い周辺住民に対し非常時の対応の仕方、避難訓練さえしなかった東電の責任はとても重いものだと思います。
おまけにそのあとの政府の対応のひどさときたら。。。
でも、放射能汚染された瓦礫、土壌を全国に振り分けるようなことはしないでください。
それこそ日本中が汚染列島となり外国からの観光客はおろか輸出さえできなくなります。
原発の周囲30キロはお気の毒ですが当分(とても長い当分)人の住める状態にはならないと思います。
原発の周辺に瓦礫、汚染物質、除去した土壌を集中的に集め管理保管して順次除染していくしかないと私は思っています。
私も科学的ではなく、感情論で否定的になっているのかもしれません。ですがこれは私にではなく、安全だと主張してきた学者の方により多くの責任があると考えます。安全派の学者が福島原発のメルトダウンの可能性に言及していたら、私は今でも信用していたかもしれません。しかし、誰一人その可能性にすら言及しなかったばかりか、「メルトダウンの可能性は絶対にありません」と何度も繰り返していました。結果がどうであったか、科学ではなく事実が証明しています。なのに学者は誰一人責任を取らないばかりか、謝罪すら聞いたことがありません。その後も何度も「騙された」わけですが、何度も騙された相手を、例えデーターが真摯なものであったとしても、信用するというのが無理な話です。私は特に根拠もなく「メルトダウンの可能性は絶対にありません」とアホ学者が言い出すまでは、実は安全派の学者の言うことを信用していました。その時点から彼らのいうことは信用がならないと懐疑的な目で見ています。確かに私は冷静ではないのかもしれませんが、これは私に責任のあることでしょうか。
私は大学生だった頃、日本語研究のゼミに入っていましたが、漢字以前に日本に文字があった可能性についてレポート研究しようとしたら、普段とても温厚な教授が、顔を真赤にして全力で中止を命令されました。「本居宣長が、漢字以前には日本に文字がなかったと研究しているから、国語学では漢字以前に日本には文字がなかったと確定している。そのことについて考えてもいけない。」学問には絶対に踏み込んではいけない、禁忌というものがあるのだと思い知らされました。
放射線の研究も同じではないでしょうか。学会に都合のいいデーターだけで論文を構成して、不都合なデーターは抹殺したり、不都合なデーターが出てくる可能性がある研究は禁忌にしていないでしょうか。私が言いたいのは、安全性にプラスになるデータや研究がであれば、お金も時間も潤沢に与えられていたであろうにもかかわらず、安全性を積極的に示すデータや研究が、今頃たくさんあってしかるべきなのに、現時点でそれがないということを不安視しているのです。
確かに私の態度は科学的ではないのかもしれません。ですが信頼回復の責は、安全を主張する学者の側にあると思っています。それは私に対してはとても長い道のりが必要です。だいたい彼らは科学やデータに対して一刻でも真摯だったのですか?