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2012/01/05 10:32 | マーケット | コメント(14)
壊れかけている金融システム
マドリード ４日 ロイター］ スペインのバレンシア州が、ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)に対する１億２３００万ユーロ（１億５８７８万ドル）に上る債務返済を１週間先延ばししていたことが明らかになった。
同州はすでに債務を返済していると明らかにするとともに、中央政府による債務保証は必要ない、との認識を示した。
バレンシア州高官のホセ・シスカル氏は４日、国営テレビで「財務省の保証は必要ない。債務は返済されている」と述べた。ただ、２０１１年末に債務返済が遅れた理由については明らかにしなかった。
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スペインの州政府は大変な債務残高を抱えているので有名で、どうもデフォルトしたのではないか、と年末から噂になってましたね。
真相はやぶのなかですが、ドイツ銀行も一度デフォルトさせるとすべてデフォルトにして不良債権化せねばならず、「とてもじゃないが、倒産させられない」、というまさに「ゾンビ・ファイナンス」状態。
こうなると最早スペインがどうのこうのというよりも、ドイツ銀行に対する与信がとれなくなり、早いうちにドイツ政府がドイツ銀行の債務を保証する、と宣言するしかなくなるだろう。
スペインの州政府のデフォルトなんぞにかまっている暇もなくなってきた・・・・
世界中の金融機関に伝染してしまう前に、とにかく「腫瘍」を切り離せ、と何度も書いてきましたが状況は思った以上ですね、これは・・・・・
Contagion（伝播）というのがキーワードになっている訳ですが、病原体がどんどん伝播する様子はこれはオソロシイ。
メルマガにも書きましたが、本当に国境閉鎖とかしだすかもしれません。
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アエラセミナーで新興国危機が次に起きると予言した訳ですが、既にアルゼンチンではバリュエーションに備え資本の国外逃避が加速。すでに金融機関には網がかけられているのであとは現金持ち出ししかないんですが・・・・・
なんと！！
The tax man’s new best friend In Argentina, sniffer dogs are being trained to detect cash being taken out of the country. The government has been cracking down on the smuggling, at a time when there’s much speculation over the devaluation of the peso. Customs director, Maria Siomara Ayaran, has been demonstrating the work her dogs can do on routes into countries like Paraguay and Bolivia.
キャッシュでドルを持ちだす連中をかぎわけるためにドル紙幣の臭いをかぎわける犬を導入。
この後の記事を見ると３００頭いる犬のうち５０頭がドルとユーロ紙幣のインクのにおいをかぎわける能力があるそうで、欧州への輸出も検討中とのこと・・・・・
日本のみなさん！！！！
自分の国の通貨が高いと言う事を本当に感謝しないとバチがあたりますよ・・・・・
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14 comments on “壊れかけている金融システム”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
すごいユーロ独歩安が進んでいると思ったら、そんな事もあったんですね…
日本も国は大丈夫だとして、
地方自治体のデフォルトっていうのは他人事じゃありませんね。
2008年は金融機関がクラッシュしましたけど、
今度は自治体のクラッシュですか…
んで、地方自治体を国が救ったら、
今度は国が負債を抱える事になって国がクラッシュ…
今年はどうなるんだろ…
ドルとユーロ紙幣はどんな匂いがしているのでしょうか？犬に聞いてみたい。さぞ焦げ臭いにおいがするのでしょうね。
今どこの国も国家財政か、企業会計か、家計か、貿易収支のいずれかに巨大な赤字を溜め込んでいます。比較的健全に見える豪州でも貿易収支では赤字ですし、日本の惨状も御存知の通りで地球はなかなか大変です。
私が心配しているのは、もはやどの金融機関や国家が破綻するかではなく、いずれかが破綻するのは当然としてその破綻が連鎖しないかどうかなので、ぜひ連鎖しないような対策を考えて欲しいものです。
よくドミノ倒産と言いますが、ドミノとドミノの間にストッパーを設けるか、それが無理ならドミノとドミノの間隔を一時的に開ける、途中のドミノを数枚抜いてしまうなどの対策でそれ以上の倒壊を防ぐことができます。そういうせめて何かの破綻が次の破綻のきっかけにならないように、時間稼ぎできるように知恵を使って欲しいと切に望みます。でもどうもそういう有能な政治家がどこにも見当たらないんですよね。合掌。
ナマズ宰相・・
ほっときましょう・・
沼を干されたら・・
すぐに・・干乾しになる・・・
山岡消費者相のユーロ破綻発言が各国の足並みを乱す可能性があり問題だと叩かれてて思わず笑ってしまった。
政治家含め、欧州危機は未だにこの程度の認識なんだなぁ……。
ぐっちーさん体調は戻られましたか？
体調によっても気分が変わりますよね。
ネット時代になって、人の気持ちがうねりのようになって、直接世界の経済や国も動かしているように感じます。
今ユーロや世界経済が何とか持っているのは、大丈夫だよ、という気分だけなのでは。
でもだとしたら、みんなで崩れないように気を送りましょう。
あら、ユーロ円９８円台実現、、、
どーなっちゃう？？？
（影響で弊社の大リストラ再開は困るなぁ）
デフォルトさせて銀行を国有化するしかないのでは、銀行の形態が異質のものになるのでは、通貨をどんな風にして信用を持たせるのかが考えられている所なのでは、今年は大変な年になりますね、実体経済は何も可笑しくないんだから暮らしは保障されるんだろうけど。
ユーロがついに９８円台に突入しました。これはもう止まりません。
新型インフルエンザが、防げなかったように、伝播は国境で止まりません。逃げても無駄というものでしょう。
バチあたりは、誰のことでしょうか？もしかしてワシのことかな・・・・。
グッチ−先生のご宣託通りというべきか，来るべきものが，というべきか，ユーロがぼろぼろになっていく過程を目の当たりにしています．
小市民としては，メールマガジンやこちらのサイトを見ながら，勉強するのみですが．
いよいよ日本にカネが集まりだすかな…
俗に、暴落時の買いは、落ちてくるナイフを素手で掴む、等と言うが…
ユーロ暴落があるかどうかはさておき、市場閉鎖となれば、再開後は「円」「ドル」高騰…
株も、直前安値掴めりゃいいが、掴む前に市場閉鎖…
てなことにならんかね…
まあ、妄想ですから、妄想…（笑）
大企業「頭」年頭所感、輸出企業は悲鳴…
円安になった暁には、輸入業者の悲鳴を取り上げるかと思いきや、価格転嫁するだけで、シワ寄せは消費者へ、か…
その時、どういう報道するか、見ものだな…
投資をされている方は、損失を最小限にする為に崩壊のプロセスを重視します。グッチーさんがユーロが危ないと言われるのも、「今は・ユーロが危ない」と解釈しています。
ギシシャがデフォルトすればCDSによって危機は即座にアメリカに飛び火しますし、そうなれば世界中が信用不安に襲われ、新興国の投資は一気に引き揚げられます。
「ユーロ危機」が仕組まれたシナリオか、偶発的な現象なのかによって意見は分かれる所ですが、ユーロ圏の債務や財政状態は米英日に比べれば余程健全で、イタリアに至っては財2.3％の政黒字国です。ユーロ危機は実態を反映しているのでは無く、ＣＤＳのスプレッドと格付けによって演出された国債危機だという認識が必要でしょう。
ギシシャの破綻のきっかけは、ゴールドマンが財政誤魔化しの指南をして仕込み、投資銀行がＣＤＳを発行して被害が拡大したかの様に見せかけ、さらに格付け機関が国債を格下げしてかなり強引に危機を作りだした様に見えます。
これをアメリカの罠と見るのは表面的過ぎます。なぜならＣＤＳによって最も被害を被るのはアメリカ自身だからです。
ユーロ危機に隠されたシナリオがあるとするならば、アメリカも巻き込んだ一大茶番だとすると、その裏にはユーロ圏の財政統合以上の隠されたシナリオがあるはずです。それを読み解かなければ、私達は資産を失う事になるのではないでしょうか。
グッチーさんのおっしゃられる「強いドル、強い円」がいつまで続くのかが、最大の問題なのだと思います。
どうせこんなものだと思っていました。食べログで不正クチコミが発覚しましたが、そもそもネットでの書き込みなんて、そんなものでしょう。利用者も薄々わかっていたでしょうしね。何であんな店のランクが高いんだと思うような店が沢山ありますよ。
それにしても、KAKAKUコムは、被害者面してますが、何か月も前からその事実を把握していながら、公表しなかったことの方が余程問題でしょう。企業としてのモラルを、厳しく問いたいと思います。この企業の情報を信用してはいけません。
ヤラセは、他にも沢山あるでしょうから皆さん注意しましょうね。このサイトではないと信じますがね。
３００頭いる犬のうち５０頭がドルと
ユーロ紙幣のインクのにおいをかぎわける
能力があるそうで、欧州への輸出も検討中
とのこと
お正月にエイプリルフールのように
デマ記事を書く習慣は無いのでしょうか？