2009/12/13 13:45 | マーケット | コメント(4)
いよいよ第二回自主配信
現在定期配信は毎週月曜日朝9時ごろを目処にしておりまして、もう少し手馴れてくればもう少し早くてもいいかな、とも思っております。
従いまして午前中に配信されない場合、何らかの不具合がおきていますので、編集部のほうにご連絡くださるとよろしいかと存じます。さて今日は景気の話。
Japanese Economics と断言してしまっても間違いではありませんし、そのあとにcondition(s) をつけてもいい訳です。
もっと正確に
The Macro economics in Japan とやれば誤解が生じるリスクもほとんどないんですが、どうも景気のニュアンスとは違います。
で、ウルトラCで
Economics atomosphere とわざと言うときがあります。これは慣れていないアメリカ人には危険な表現でだいたい、なんじゃそりゃ、ってな話になりがちです。
mood を使う手もあるですが、それだとちょっとパーティーっぽいぜ、という指摘が多い。
経済情勢は(特にプロの場合)しっかりしたデータで把握するもんだ、という習慣がついているのでこの景気の「気」にあたるところがどう解釈されるか、慣れていないと難しいことになるのですよ。
もちろん
people’s feeling about(for) economics condition はありえて、むしろ正確なのかもしれませんね。
でもあまりおしゃれじゃない。話し言葉としては30点ですよ、これ。クールじゃない。
で、面白いことにこのeconomics atomosphere, 慣れてくるとむしろ彼らが使いたがる傾向が強くなってきます。最近私のまわりにはこの用語を使うやつがかなり増えてきました。
ほら、あるでしょ、あの街角景気みたいなやつ。JPモルガンが靴屋が株はじめたからおれは株を売ったとか、タクシーの運ちゃんがこりゃーだめだ、とか言ってたり、移民してきてたった3年で家買ったのをみて住宅バブルの崩壊を予想したルービニさんとか、ああいうの。
なんとなくスターバックスは高いから安いコーヒーでいいか、とか今までサックスで買い物してた奥さんがなんだかKマートばっかり行くようになったとか、そういうの。
そういうの、って経済活動の結構大事な指標じゃない??
と、解説をするとなるほどね、となる場合が多いんですね。
多分完璧な和製英語なんですが、このeconomic(s) atomosphere、 英語界では意外な定着を見せるのではないかなと思われます。
この景気、economics condition を訳すときに作った訳語だという説と、いやいやもともと中国では2000年前から経済状況のことを景気と呼んでいたんだよ、という説と二つあります。
いずれだとしても経済の発展には人間の気分が多分に作用するのだ、ということを見抜いていた点ではすばらしい感性ではないでしょうか。
こういった感性ではアジア文化圏、なかなかやるなー、とか思っていたりします。
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4 comments on “いよいよ第二回自主配信”
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朝欠伸しながらパソコンのボタンを押す。
灰色の画面が出て、
「直ちに初期化設定しないとパソコンがこわれます」
と忠告してくれる。
頭中のニューロンがブチプチ切れて行く。
昨朝も同じ現象が出た。玉手箱を開けた太郎ちゃんの気分であり、シアトルで新しいノートの悪女に引っかかったぐっちーさんと同じ気分であった。
シジフォスの呪いだろうか?
砂漠では予想された事が起きた・・ジンは生きていた。一夜で城を稼いだシンドバットの冒険が始まった。
元老院時代のローマでは、
有力元老院議員と金持ちと海賊が組んで、輸入に頼る穀物をコントロールしていた。莫大な金になった。飢えに苦しむ市民は、ポンペウスが海賊を退治すると、忽ちトップに担ぎ上げた。
米国では誰が海賊退治をするのでしょうか?
花にはかつお節・・・じゃなくて、
メルマガ、ぐっちーさん節、炸裂でおもしろかったです〜!
ぐっちーさんの気合い、めいっぱい感じました♪
わかりやすくて面白くて、
ぐっちーさんならではのお話、
ここでしか読めないです☆
メルマガ読んだら、なんだか元気もらえました♪
ぐっちー節は、元気の素ですね☆
どないでっか
ぼちぼちでんな
これですか?>atmosphere
フリーアンチウイルスソフトのavast!使っていたりしませんか?あいつ、最近色々起こしてくれます。