2010/10/16 12:38 | マーケット | コメント(10)
為替操作国と大人の国
立派な為替操作国。日本、中国、韓国ということになる。
一方こういう国もある。
苦しいんでしょうからどうぞ、ということ。どちらが正しいのかわからないけどやはり成熟している、と言うべきでしょう・・・
14日プルームバーグより抜粋
インフレ抑制を目的にシンガポール・ドルのバンドを拡大すると発表した。ブルームバーグがエコノミストを対象に実施した調査では、MASがシンガポール・ドルの上昇を容認すると予想していたのは14人中1人だけだった。MASは引き続きシンガポール・ドルの「緩やかで段階的な上昇」を求めるとしている。
で、結局シンガポールドルは続伸。
最近東南アジアに行かれた方はご存知だと思いますが、ほとんどの国で実際には人民元が使えます。両替の必要はありません。
シンガポールが唯一使いにくい国だったのですが、最近は平気で受け取るようになりました。
政治家のみなさんはそういう現実を御存じで通貨政策をお考えになっているんでしょうかね〜・・・ということです。
カナダでは普通に米ドルを受け取りますね。通貨、って結局そういうもので、あと数年もすればアジア中人民元で済んでしまうでしょう。いい悪いではなく、それが現実ということでして、日本は実に残念でした・・・・
為替介入
前橋さんのコメント。
橋本さんが大蔵大臣だったとき直接ご本人から聞いた話としてご紹介になってます。
「大蔵大臣(財務大臣)になると一回(介入を)やってみたくなるんだよな〜」
とのことだったそうです。
要するにそんな程度のものなので、みなさん、妙に期待するのは野暮というものでしょう。
円をしっかり貯めて高くなったときに何に使おうか、しっかり皮算用しておきましょう。
月々決まった円収入がある日本のサラリーマン・ウーマンこそが世界最強の投資家です。
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10 comments on “為替操作国と大人の国”
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>為替操作国。日本、中国、韓国
後進国、高進(亢進/昂進)国、恒心国、行進国、更新国。
先進国、専心国、潜心国。
円高更新、動悸高進、非恒心国。
ぐっちーさんの月給は・・
円・ドル・ユーロ・・
三ヶ月ローテーション・・と聞いたな・・
それに
元を・・お仲間にするか・?・・・
世界的に地位が向上している通貨で給料をもらえる人間が得をしているということ…
そういう見方もアリですね。
なんだか気分良いですねー♪ (単純w
ドル/円もさることながら、ウォン/ドル・円も問題だろう。韓国は自国の輸出を有利にするために為替操作をやっている。メディアも全然分かっていない。
これでは日本の輸出企業は、至るところで韓国勢に負けているわけだよ。民主党政権も何も分かっていないお人好しである。日本を没落に追い込んでいる。
韓国の高笑いが聞こえてくる。日本政府はしっかりしろ!
某新報道〜見てて、現場もといゲンバって、貴殿に似てませんか?なんとか味噌は貴殿の1%程度しか無さそうですが。
外資出演者が観光って言ってたが、日本の観光資源はお年寄り!
老人ホームツアー、あー私達もこんな老後を送りたい、ユートピア、パラダイス!
こりゃー、ますます円高が進むな…(爆)
これから十年は新興国、特に中国とロシアが世界経済を引っ張っていくのでしょうね、今の様な中国とロシアの指導部だったら世界は安泰だと思っています。
いえ世界最強の投資家は日本のサラリーマン・ウーマンの資金を預かって運用しているミセス・ワタナベらしいですよ。正体は専業主婦らしいですが、日銀や日本政府の介入なんかより影響力があるらしいですよ。
「円の国際化」研究会設置へ=租税特別措置の縮小を―海江田経財相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101017-00000037-jij-bus_all
民主党内の親中派に潰されるのが確実ですがこの機会に検討して種だけでも撒いておいたほうが後につながる気がします。ぜひぐっちーさん自ら売り込んで、坂本龍馬のごとく日本の夜明けを切り開いてくださることを熱望します。
こんなことを言いたいのですが・・・「日本企業の韓国に対する敗北。確かに為替の問題は大きいかもしれない。けれどもウォンが相対的に高かった時期もあったのでは?
日本の白物家電や携帯電話メーカーが韓国や台湾の企業に負けたのは経営戦略で後れを取ったためでもある。新興国で本当はどのような製品が求められているのかを考えず「ガラパゴス」を売り込んで一敗地にまみれることの繰り返しで今日まで来たのだし、半導体産業に関して言えば設備投資に際しての決断を誤った代償だ。
「自己責任、敗者=ゾンビ企業はすみやかに去れ」とは小泉・竹中などの市場原理主義者達やそれに迎合した財界のお歴々のお題目ではなかったのか? 今になって「円が高すぎる。円安介入で助けてほしい」とは虫がよすぎる。慢心による敗北と責任転嫁では再生もムズカシイ。
かってのアメリカのように『日本企業の強さは円安のせい』と自国産業の競争力を棚に上げ円安をせまり、結果として製造業を衰退させてしまうのだけは願い下げにしたい」
偉い新聞社は「通貨切り下げ競争は近隣窮乏化戦争」という。それならば輸出に頼らないで国内の需要を喚起する政策を求めるべきなのにいまだに緊縮財政を求めている。先進国のタガのはずれた金融政策が招いたのが今回の新興国の通貨高バブルなのに・・・。
そうか人民元は、シンガポールでも使えるようになったか。そのうち日本でも大手を振って使えるようになるのかと思うと、背筋が寒くなる。
ただ、賢明な日本人は中国の貨幣なんか信用していないから、どうかな。そもそも、中国という国は、最近の動きを見ていても信用するに値しないということが、世界中で明らかになっているのだからな。