プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第144号 ようやくインフレ鈍化で株価上昇も、FEDにとっては不都合な理由

夏休みシーズンに入り、市場参加者が少ない中、米国の経済統計発表に呼応するように、日米の株式市場が動いています。しかし、その間に発表されるFED高官らの発言と市況にはギャップもあり、なかなか理解に苦しむ展開でもあります。 …

[ 2022/08/15 06:30 ] コメント(0)

第143号 文句なしに強い雇用統計、注視すべきポイントも

名実共に8月入りした先週のマーケットですが、週末に7月の雇用統計を控える中、企業決算や相次ぐFEDの要人発言等、マーケットも一進一退で、なんとも落ち着かないスタートとなりました。そうした中で、OPEC+や雇用統計の内容は…

[ 2022/08/08 06:30 ] コメント(0)

第142号 FEDはインフレ退治で大幅利上げも、市場はインフレに楽観的!?

先週は、FOMCにGDPの発表、さらには消費者信頼感や雇用に関する重要な発表が目白押しでした。また、それらの発表を受け止めるマーケットと政府や当局とのギャップが大変鮮明で、とても興味深い1週間だったとも言えます。実際のデ…

[ 2022/08/01 06:30 ] コメント(0)

第141号 経済統計に景気減速の足音、市場の底打ちは時期尚早!?

いよいよFOMCが近づいてきました。先週は、マーケットの利上げ見通しも修正される動きも見られました。しかし、果たしてインフレはすんなり収まるのか?そして、反転を見せた米国株式市場の今後はどうなるのか?金融政策に加え、構造…

[ 2022/07/25 06:30 ] コメント(0)

第139号 米経済統計は無難に通過も、残るリセッションへの警戒

来週にFOMCを控える中で、利上げ幅や年内の利上げペースなどが引き続き市場の注目を集めています。一方、経済統計ではこれまでとは変わって、弱さや鈍化を示すものも散見されていますが、そうかといってインフレ率が大きく低下する見…

[ 2022/07/11 06:30 ] コメント(0)

第137号 何かとボラタイルなマーケット、米国株は景気後退を警戒

6月もあと僅か、マーケットは相変わらず荒っぽい動きを繰り返しています。今週のメルマガは、ドル高・円安の背景と今後の見通し、投資資金の動き、そして先週ボラティリティが高まった原油価格の値動きの要因など、少し幅広に取り上げま…

[ 2022/06/27 06:30 ] コメント(0)

第136号 FRBは異例の利上げ、資産価格よりインフレ退治、そして景気後退へ

先週は、米国のインフレが高進する中、週初からFOMCでの利上げ幅が当初の0.5%から0.75%へと拡大する可能性が取沙汰されました。さらに、実際の大幅利上げとそれに伴うマーケットの受け止め・・・、かなり動きのある1週間で…

[ 2022/06/20 06:30 ] コメント(1)

第132号 米国株は本格的にベアマーケットを示唆、迫る景気後退

週足では、NYダウが8週連続で下落し、1932年の世界大恐慌以来、最長記録を更新したとのこと。S&P500とナスダックも7週連続での下落となり、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長です。こうした中、リセ…

[ 2022/05/23 06:30 ] コメント(0)

第131号 予想ほど減速しなかった米国のインフレ

先週の米国株式市場では、インフレやFRBによる金融引き締め姿勢から景気減速が懸念される中、NYダウは年初から11%強、ハイテク企業が多いナスダック総合株価指数は約25%、それぞれ低下しました。経済統計や指標が発表されるた…

[ 2022/05/16 06:30 ] コメント(0)

第128号 各国金融政策とインフレ、引締め警戒に揺れる市場

先週は為替について様々な動きやニュースが飛び交いました。加えて、米国では5月FOMCのブラックアウト期間最後のタイミングということで、IMFでのパウエル発言などにも注目が集まり、結果的にマーケットは神経質な動きを見せまし…

[ 2022/04/25 06:30 ] コメント(0)