プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第139号 米経済統計は無難に通過も、残るリセッションへの警戒

来週にFOMCを控える中で、利上げ幅や年内の利上げペースなどが引き続き市場の注目を集めています。一方、経済統計ではこれまでとは変わって、弱さや鈍化を示すものも散見されていますが、そうかといってインフレ率が大きく低下する見…

[ 2022/07/11 06:30 ] コメント(0)

第138号 米経済統計に見えるインフレ鎮静化の兆し、それでも懸念される景気後退

7月に突入し、いよいよ2022年も折り返し地点を通過しました。今週は、ここまでの米国マーケットの振り返りをしつつ、雇用・個人消費等の面で見られる変化にも触れていきます。パウエルFRB議長も、「リセッションよりもインフレ抑…

[ 2022/07/04 06:30 ] コメント(3)

第137号 何かとボラタイルなマーケット、米国株は景気後退を警戒

6月もあと僅か、マーケットは相変わらず荒っぽい動きを繰り返しています。今週のメルマガは、ドル高・円安の背景と今後の見通し、投資資金の動き、そして先週ボラティリティが高まった原油価格の値動きの要因など、少し幅広に取り上げま…

[ 2022/06/27 06:30 ] コメント(0)

第136号 FRBは異例の利上げ、資産価格よりインフレ退治、そして景気後退へ

先週は、米国のインフレが高進する中、週初からFOMCでの利上げ幅が当初の0.5%から0.75%へと拡大する可能性が取沙汰されました。さらに、実際の大幅利上げとそれに伴うマーケットの受け止め・・・、かなり動きのある1週間で…

[ 2022/06/20 06:30 ] コメント(1)

第135号 CPIにピークアウトの兆しなし、一段と高まるインフレ警戒

週末の米国の消費者物価指数(CPI)は発表直後から、マーケットに大きな影響を与えました。今週のFOMCを控え、市場の注目は「米国経済が景気後退に入ってしまうのか?」「FEDはスタグフレーションとどう戦うのか?」ということ…

[ 2022/06/13 06:30 ] コメント(0)

第133号 引き締まる米金融環境、住宅指標は減速基調、引続き問題はインフレ動向

今週から6月が始まります。6月といえば、FRBのQTがいよいよ開始されるということで、前回から本メルマガでは、「Federal Reserve Balance Sheet」と題してFRBの主要資産残高の定点観測を始めまし…

[ 2022/05/30 06:30 ] コメント(0)

第132号 米国株は本格的にベアマーケットを示唆、迫る景気後退

週足では、NYダウが8週連続で下落し、1932年の世界大恐慌以来、最長記録を更新したとのこと。S&P500とナスダックも7週連続での下落となり、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来最長です。こうした中、リセ…

[ 2022/05/23 06:30 ] コメント(0)

第131号 予想ほど減速しなかった米国のインフレ

先週の米国株式市場では、インフレやFRBによる金融引き締め姿勢から景気減速が懸念される中、NYダウは年初から11%強、ハイテク企業が多いナスダック総合株価指数は約25%、それぞれ低下しました。経済統計や指標が発表されるた…

[ 2022/05/16 06:30 ] コメント(0)

第130号 5月FOMC、0.75%利上げ否定もインフレ対策は強化

話題盛りだくさんの1週間が終わりました。何と言っても、FOMCに注目が集まりましたが、通過後のマーケットの動きは楽観と悲観が入り混じりボラティリティが大きくなりました。 今後のFEDの利上げ、QTに対するスタンス、また…

[ 2022/05/09 06:30 ] コメント(0)

第129号 FOMCプレビュー、注目は引き締めペース

先週は、17年ぶりに「ダウ平均4月は高い」というアノマリーが覆りました。ダウは前月末比-4.9%、ナスダックに至っては-13.2%と2008年の金融危機以来最大の下げとなりました。また、S&P500が年初来で-1…

[ 2022/05/02 06:30 ] コメント(0)