2025/08/17 17:00 | 先週のマーケット | コメント(0)
先週のマーケット(8月11日~15日)
先週の米国株式市場はS&P500など主要指数が史上最高値を更新し、企業業績の好調や利下げ期待などを追い風に堅調でした。想定外の雇用悪化や関税によるインフレへの懸念はあるものの、市場は反応薄で上昇基調を維持しています。
22日のパウエルFRB議長のジャクソンホール講演を控えますが、9月FOMCでの0.25%利下げは織り込み済みで、波乱がなければ米株の強さは続く見通しです。
こうした米国市場を追い風に日本株も上昇し、日経平均は約1年ぶりに史上最高値を更新しました。週半ばには米財務長官の「日銀はビハインドザカーブ」との発言で円高が進み輸出株に利益確定売りが出る場面もありましたが、週末にはショートカバーも巻き込んだ買い戻しで日経平均は急反発、TOPIXとともに終値ベースで史上最高値を記録しています。
足元の日米株高は続いていますが、日本株の急騰には過熱感もあり、休暇明けの9月以降や秋口に関税の影響が物価指標に現れる局面では、一時調整に向かう可能性もあります。
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先週の全体のマーケット。
●東証の定点観測(日経平均株価終値 前日比 プライム売買代金)
●先週の米国経済統計(結果)
先週(8月11~15)の統計振り返り
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