プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

Vol.143: 消費税(その2)

前回に続き消費税について。今回は、小沢さんに代表される「最終的に消費税引上げは避けられないかもしれないが、少なくとも当面は引上げ議論は封印し、まずは歳出削減等他の施策の議論を優先させるべき」との意見について触れたいと思い…

[ 2012/06/04 00:00 ] コメント(2)

Vol.142: 消費税(その1)

今回から数回にわたり、消費税問題を取り上げます。結論を先取りすると「極めて重要な問題。しかし同時にどうでも良い問題」とのやや変な主張をしようと思っています。流れとしては、消費税問題に関するいくつかの立場に触れた後、「仮に…

[ 2012/05/28 00:00 ] コメント(3)

Vol.141: また国際問題

何回か前に国際問題について取り上げましたが、また最近気になることがいくつか出てきました。ミャンマー、イラン、北朝鮮について簡単に触れたいと思います。 ミャンマーでは、先般民主的な選挙が実施され、スー・チーさんも当選しま…

[ 2012/05/21 00:00 ] コメント(1)

Vol.140: 原発稼働ゼロ

今回から消費税問題を取り上げる積もりで、既に2回分書き溜めたのですが、また少し気になることがあり、余り遅くならないうちに触れておきたいと思いました。今回は原発、次回は国際関係です。 以前このコーナーで東電問題について書…

[ 2012/05/14 00:00 ] コメント(4)

Vol.139: 日銀展望レポート

今回は恒例の日銀展望レポートの紹介です。改めての解説はもう不要かもしれませんが、このレポートは、日銀が毎年4月末と10月末の2回公表し、わが国経済・物価の見通しや金融政策運営の考え方を総括的に示す、日銀のもっとも重要なレ…

[ 2012/05/07 00:00 ] コメント(1)

Vol.138: 東大秋入学

今回は軽く、最近話題の東大秋入学の話しについて。私も留学時、秋入学を実体験し不思議な感覚に襲われました。春か秋か、論理的にどちらが正しくどちらが間違いということがあるはずもなく、どうでも良い議論かもしれません。それでも秋…

[ 2012/04/30 00:00 ] コメント(3)

Vol.137: 中央銀行は打ち出の小づちか(その4)

中央銀行シリーズ最終回。今回は中央銀行の政策の限界に関する哲学編です。今回は前3回に比べ抽象的で分かり難いと思いますが、ご容赦下さい。 この点に関し最近とても象徴的な出来事がありました。ギリシア債務カットの際、欧州の中…

[ 2012/04/23 00:00 ] コメント(2)

Vol.136: 中央銀行は打ち出の小づちか(その3)

前回までは中央銀行に関するいわば基礎編でした。今回と次回で、中央銀行は金融政策面でどこまで踏み込めるか、私なりの考え方を記そうと思います。今回は実務編、次回は哲学編の位置付けです。 実務編の出発点は、前々回説明した「中…

[ 2012/04/16 00:00 ] コメント(1)

Vol.135: 中央銀行は打ち出の小づちか(その2)

中央銀行について2回目です。今回は前回の「中央銀行は銀行である」という整理を出発点に、金融の緩和(引き締めでなく)を例にとり、中央銀行に何ができるか整理したいと思います。 まず思い浮かぶのは、「金利の引下げ」です。ある…

[ 2012/04/09 00:00 ] コメント(1)

Vol.134: 中央銀行は打ち出の小づちか(その1)

3、4回にわたると思いますが、中央銀行について書いてみたいと思います。 世界的に今ほど中央銀行が注目されている時期は無いかもしれません。日本では根強い日銀批判がありますが、米国、そして中でも欧州でその政策に大きな注目が…

[ 2012/04/02 00:00 ] コメント(4)