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■ トランプ氏「NATO強く支持」、メルケル氏と初顔合わせ(3月18日付ロイター) ついに実現した欧州の盟主アンゲラ・メルケル独首相との初会談。 トランプは、就任早々にテレーザ・メイ英首相と会談しています。トランプの父はドイツ系ですが、母親はスコットランド人であり、英国に対しては一方ならぬシンパシーを抱いています。それは就任早々にチャーチル像を執務室に戻したことにも表れています。 メイ首相といち早く会談したのも、BREXITがあったのも大きいですが、個人的な思い入れがあってのことでしょう。つまり、トランプにとって英国と大陸欧州は別個の存在であり、今回のメルケルとの会談は、彼にとってまさに…
[ 2017/03/23 00:00 ] コメント(4)
先週の動きです。 3/14(火) ・トランプ大統領がサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン副皇太子と会談(ワシントンDC) ・トランプ大統領の2005年の納税額が公表 ・FOMC(〜15日) 3/15(水) ・オランダ総選挙 →ウィルダースの極右政党は伸び悩む ・FOMC(最終日) →昨年12月以来の利上げ ・ティラーソン国務長官が日本を訪問 ・ホノルル連邦地裁が新入国制限令を差止め 3/16(木) ・トランプ大統領が議会に予算教書を提出 3/17(金) ・ティラーソン国務長官が韓国を訪問 ・米独首脳会談(ワシントンDC) ・G20財務相・中銀総裁会議(バーデンバーデン、〜18日)…
[ 2017/03/21 00:00 ] コメント(4)
■ インド与党圧勝、人口2億人超の州議会選-モディ首相の改革前進へ(3月12日付ブルームバーグ) モディ政権は5月26日に発足3周年をむかえますが、今回の州選挙は、モディ政権の任期5年が終わって振り返ったとき、おそらく最も重要な政治イベントだったと評価されるでしょう。 特に意味があるのは、ウッタル・プラデシュ州で圧勝したことです。同州は、人口2億人を擁するインドの最大州。ここで勝つことの意味は計り知れません。 今回の選挙について具体的にいえば、以下の意義があります。 まず、モディ首相への国民の信任です。 昨年11月8日に発表された高額紙幣の廃止は、モディ首相の深謀遠慮に富んだ戦略的…
[ 2017/03/17 00:00 ] コメント(1)
北朝鮮の動きが不穏です。 ⚫︎2/13 ミサイル発射(日米首脳会談の直後) ⚫︎2/15 金正男氏の殺害(マレーシアとの関係悪化) ⚫︎3/06 ミサイル発射 これに並行して、北朝鮮に関連する他国の動きも激しさを見せています。 ⚫︎2/02 マティス国防長官の日韓訪問 ⚫︎3/10 韓国の朴槿恵大統領が失職 ⚫︎3/15 ティラーソン国務長官の日中韓訪問 北朝鮮国内の事情、韓国政治の混乱、米国のトランプ外交。三つの関係国の特殊な事情が重なりあっているのが現在の状況のユニークなところです。ここまで危険な材料がそろうタイミングはめずらしく、それだけに関係者の間では異様な緊張感が高まっていま…
[ 2017/03/15 00:00 ] コメント(11)
先週の動きです。 3/4(土) ・トランプ大統領がオバマ前大統領が大統領選期間中にトランプ氏の電話を盗聴していたとツイート ・マレーシアがカン・チョル北朝鮮大使の国外追放を発表 3/6(月) ・北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射 ⚪︎中東・アフリカ6カ国出身者の一時的な入国禁止(1/27大統領令の修正版) ・米共和党がオバマケアの代替案を発表 3/9(木) ・欧州中央銀行(ECB)定例理事会 ・EU首脳会議(ブリュッセル、~10日) 3/10(金) ・韓国の朴槿恵大統領が失職 3/11(土) ・インド5州の議会選の開票 3/12(日) ・サウジアラビアのサルマン国王が訪…
[ 2017/03/13 00:00 ] コメント(2)
北朝鮮をめぐって様々な憶測が流れています。ただ、こういうハードな話とかトランプばかりだと皆さんも疲れると思うので(笑)、少し趣向を変えて、海外ドラマの話です。 Huluで配信されている米国ドラマ『Veep/ヴィープ』。米国の副大統領に就任した女性の奮闘を描くコメディーですが、これがなかなか面白いです。 まず、米国の副大統領は、基本的に影が薄いポストの代名詞的存在です。 地位はもちろん高いですが、政権の政策は、トップの大統領、その直属のホワイトハウスの官僚、さらに関係官庁というラインで決定されるので、基本的に副大統領の出番はないのです。 一つだけ明確にされている重要な役割は大統領の代理…
[ 2017/03/10 00:00 ] コメント(9)
■ 米司法長官、大統領選中にロシア大使と接触 公聴会で語らず(3月2日付CNN) ■ トランプ政権幹部、ロシア接触が次々発覚 娘婿クシュナー氏も(3月4日付AFP) ■ トランプ氏長男、親ロ派主催の会合出席で5万ドル受領か(3月3日付ウォールストリートジャーナル) マイケル・フリン前大統領補佐官に続き、大統領選において、上院議員としていち早くトランプ支持を打ち出したジェフ・セッションズ、選挙対策本部の中核を担ったジャレッド・クシュナー、ドナルド・トランプ・ジュニアにもロシア接触の疑惑が浮上しました。 施政方針演説で大きく株を上げた直後に水をかけるスキャンダル。このクレムリンゲート問題…
[ 2017/03/07 00:00 ] コメント(3)
先週の動きです。 2/26(月) ・北朝鮮問題に関する日米韓3カ国首席代表会合(ワシントンDC) 2/27 ・トランプ大統領が楊潔篪国務委員と会談(ワシントンDC) ・米上院がロス氏の商務長官就任を承認 2/28(水) ・トランプ大統領が上下両院合同会議で初演説 ・天皇皇后両陛下がベトナム、タイ訪問(〜3/6) 3/1(水) ・WP紙がセッションズ司法長官が昨年7月と9月に駐米ロシア大使と接触していたと報道 ・USTRが「大統領の2017年通商政策」を議会に提出 3/2(木) ・NYT紙がクシュナー上級顧問が昨年12月に駐米ロシア大使と接触していたと報道 ・WSJ紙がトランプ・ジュ…
[ 2017/03/06 00:00 ] コメント(3)
■ トランプ氏の施政方針演説、視聴者の7割が「展望明るい」(3月1日付CNN) 遅れましたが、トランプ大統領の施政方針演説。内容についてはすでにメディアやぐっちーさんが述べているとおりなので詳しくは述べませんが、最大のポイントは、トランプの振る舞いが非常に「大統領らしい」ものだったということ。 これまでの演説や記者会見は、メディアやエスタブリッシュメントとの対立をあおり、「忘れられた人々」の怒りをかきたてるダークサイドのプレゼンでしたが、今回は、初めて国民の団結を呼びかけました。この「大統領らしさ」が、トランプ政権の安定を望む人々が最も求めていたものでした。 ポール・ライアン下院議長は…
[ 2017/03/03 00:00 ] コメント(5)
「トランプ失墜のシナリオ①」の続きです。前回は、トランプ大統領が失墜する原因をつくるのは共和党議員の離反であり、彼らのトランプに対する信頼を揺らがせるトリガーとなるイベントが起こるかどうかが見極めのポイントである点を述べました。 ●クレムリンゲート まず、最も注目されるのはトランプとロシアとの関係です。このHPでは、トランプの異常なまでのロシアへの傾倒が、ジョン・マケインら共和党の重鎮たちにとって大きな懸念材料となっていることを何度も指摘してきました。 この懸念を大きく広げることになったのが象徴的な出来事がマイケル・フリン大統領補佐官の辞任でした。フリンの辞任の原因となったのが、大統…
[ 2017/03/01 00:00 ] コメント(5)
JD世界情勢ブリーフィング
国際政治・経済の分析を仕事にしています。 東京大学法学部卒、スタンフォード大学院修了、元外交官。米国、中国、英国に数年間在住。 趣味は現地調査(70か国以上渡航)と適度な筋トレ。 ここでは世界情勢の読み解き方を解説します。 メルマガのご紹介 バックナンバー 総集編 メルマガ配信登録
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