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2021/01/19 05:00  | 米国 |  コメント(4)

トランプ2回目の弾劾決議(議事堂襲撃、SNS規制)


米共和党に亀裂、脅迫受ける議員も トランプ氏弾劾訴追で(1月15日付BBC)

米下院がトランプ大統領の弾劾決議案を可決しました。連邦議会議事堂の襲撃事件を引き起こした責任を追及するものであり、弾劾の理由は「反乱の扇動」とされました。

賛成232票、反対197票で、民主党全員と共和党10人が賛成しました。共和党の10人は、リズ・チェイニー(下院共和党ナンバー3、WY)、アダミ・キンジンガー(IL)、ジョン・カートコ(NY)、フレッド・アップトン(MI)、ジェイミー・ヘレーラ・バトラー(WA)、ダン・ニューハウス(WA)、ピーター・マイヤー(MI)、アンソニー・ゴンザレス(OH)、トム・ライス(SC)、デヴィッド・バラダオ(CA)です。また、ケイ・グレンジャー(TX)、アンディ・ハリス(MD)、グレゴリー・マーフィー(NC)、ダニエル・ウェスター(FL)の4人の共和党議員が棄権しました。

トランプは2度の弾劾訴追を受けた初めての大統領になりました。上院は今週再開し、弾劾裁判を開くことになります。日程は明らかになっていません。

下院の可決のタイミングで、トランプがホワイトハウスのツイッターアカウントから動画を投稿しました。暴力は絶対に許されないとして議事堂襲撃を非難し、襲撃者は自分の支持者ではないとバッサリ述べ、今後このような行動に及べば米国への攻撃とみなすと明言。弾劾への言及もなく、驚くほどまっとうな内容でした。

今回の弾劾決議の意義と今後の展望について解説します。あわせて議事堂襲撃の影響についても以下の記事に補足して述べます。SNSによる投稿・アクセス制限についてもコメントします。

「米連邦議事堂の襲撃」(1/12)

※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。

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トランプ2回目の弾劾決議(議事堂襲撃、SNS規制)
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●議事堂襲撃の波紋
●弾劾の行方
●SNS規制をめぐる議論

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あとがき
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CIAのロゴとウェブサイトのデザインが一新されたことが話題を呼んでいます(ロゴは右上のメニューをクリックすると見られます。)

多様性を重視したとのことですが、どちらかといえば若者向けにクールさを追求したような印象を受けます。ジョイ・ディヴィジョンのアルバム『Unknown Pleasures』(79年)に似ているとの指摘がありますが、たしかにクラブカルチャーのような雰囲気を感じさせますね。

以前、こちらのリクルート動画を紹介しましたが、今やCIAもデジタルやビジュアルで若者にアピールしなければならないようです。かつてはイェールなど一流大学のここぞという学生に目をつけて、こっそりアプローチしてスカウトすると聞きましたが、最強国家のインテリジェンス機関も時代の変化には抗えないようですね。

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4 comments on “トランプ2回目の弾劾決議(議事堂襲撃、SNS規制)
  1. KB より:
    ○○×SNS

    コロナ×SNS、大統領選×SNS、政治×SNS・・・様々なシーンで有益でもあり、有害でもあるSNS。このありかたについて、「SNS規制をめぐる議論」での示唆に富んだ内容はとても有益でした。
    そもそもは、自分の「情報リテラシー」の問題かな、と思うところもありましたが、最近はそうとは言い切れないものや状況も・・・。

    SNSを取り巻く潮流に関しても、こうして客観的に眺め、他国の取り組みやルールについて学ぶことはとても重要と思います。そして、こうしたバイアスのない目線を提供していただけるメルマガに感謝ですね!

  2. Iwa より:
    トランプは原因ではなく切っ掛け

    トランプのせいであってほしい。
    トランプがいなくなれば、平穏な(?)米国に戻れるはず…。
    誰かのせいにしたい心理が大きく働いているように思えます。
    例えていうなら、コロナ生活が不安で仕方なくでPCR検査を増やせば
    解決するような感覚をもってしまうような感じでしょうか?
    トランプはある意味、人々がもっていた不安や不満を吐き出すきっかけに
    なったに過ぎず、シンボル(トランプ)がいなくなれば
    協議可能な代表者もいなくなり混乱に拍車がかかるだけではないでしょうか?

  3. JD より:
    Iwaさん

    コメントありがとうございます。
    たしかに米国の分断は以前から示されていたことで、トランプがその現実を露わにしたに過ぎないとも言えます。
    しかし、その挑発的な言動が、分断を「助長」したことも間違いないと思います。
    つまり、「きっかけ」でもあり「原因」でもあるといえます。

    トランプがいなくなれば混乱に拍車がかかる、というものではないと思います。
    トランプがはけ口になっていたから、状況が相対的に安定していたとは考えられませんし、国のトップが分断を煽るという状況がなくなることの意味は、極めて大きいからです。

    一方、トランプがいなくなれば元に戻る・・・とは考えられません。
    分断はいったん深まれば、その原因を取り除いたところで、修復されるものではありません。加速を続ける可能性もあります。
    また、トランプ以外にも、新たに分断を助長する存在が現れることも十分に考えられます。

  4. Iwa より:
    お礼<(_ _)>と質問

    IDさん
    コメントに対して丁寧な返答を頂き有難うございます。
    トランプ前大統領に対する、勧善懲悪的な単純な報道に疑問がありました。
    挑発的な言動が分断を助長したとのことですが、米国の中で置き去りにされた
    忘れられたと感じていた層(例:ラストベルトの貧困白人層)の存在及び
    その数の多さが表に出てきたという捉え方は出来ないのでしょうか。
    その忘れられたと感じた声を拾えば、分断が助長されるなら分断している前提で
    社会を立て直す必要があるということだと思います。
    今の米国内のトランプ前大統領とトランプ一家を社会から排除しようとする動きは明らかに異常です。
    一方で、米国ジャイアンの顔色を窺うか、中国ジャイアンの顔色を窺うか、
    というスネオ根性から日本が卒業する為には米国の実態がわかって良かったのだと思います。

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