2021/01/12 05:00 | 米国 | コメント(4)
米連邦議会議事堂の襲撃
■ 連邦議会にトランプ氏支持者ら侵入、結果認定が一時中断 4人死亡(1月7日付BBC)
昨日、以下の記事で述べたとおり、上下両院合同会議でのバイデンの次期大統領選出は完了しましたが、連邦議会議事堂の襲撃という、米国建国以来最悪ともいえる事件が発生しました。その意義と今後の影響について解説します。
・「米連邦議会議事堂の襲撃(バイデンの次期大統領選出)」(1/11)
※ここから先はメルマガで解説します。目次は以下のとおりです。
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米連邦議会議事堂の襲撃
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●議事堂の襲撃
●トランプの責任追及
●トランプと共和党の今後
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あとがき
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■ 議会乱入の男はジャミロクワイ? 本人が否定(1月8日付AFP)
日本では「バッファローマン」と呼ばれるなど、議事堂乱入者の中でトップクラスの注目を集めた人物は「Qアノン・シャーマン」と称する著名なQアノン支持者・トランプ支持者であるジェイク・アンジェリと判明していますが、彼がジャミロクワイではないかとの噂が流れ、本人がツイッターで否定しました。
こちらがそのツイート。あんな変な連中(freaks)とは一緒にいなかったと述べています。バッファローホーンがジャミロクワイのシンボルの帽子のツノに見えたのでしょうね・・。
ジャミロクワイは英国でのロックダウンについて語っています。昨年3~4月の世界的なロックダウンの中で替え歌を歌っていたことが思い出されますね。あの頃がずいぶん遠くに感じられますが、今またここでロックダウンとは、残念なことです。
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4 comments on “米連邦議会議事堂の襲撃”
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みんながド派手に動いているように見えますが、実際にはこのドタバタに乗じて?「自身の意向を反映」させたり、「言ってみただけ」だったり・・・。
政府のガバナンスが効かないって、米国クラスでやられるとかなり、見るも無残、な感じですね。
今月19日まで、誰がトランプとともにこの政権に残っているのでしょう?
トランプ時代、何があっても驚かなくなっていましたが(麻痺していた?)、さすがにこのカオスは米国らしからぬ様子で、驚きました。
セルフ恩赦や弾劾パート2とか、最後まで異例の大統領を続けるのかと思いきや、JDさんの冷静な「責任追及」の分析で、頭が落ち着きました(笑)。
米国民は、自国のこうした状況をどのように受け止めているのでしょうね?千差万別でしょうけれど、コロナで1週間に2万人以上もなくなっている非常事態にこのドタバタは、結構頭にくるのでは・・・?
ひとつ前のコメントは月曜日のメルマガの話でした。すみません、場所を間違えました・・・
JDさんの解説を拝読し、理解が深まりました。とんでもない事件で、日本でももっと大々的に報道されて然るべきと思いました。
日本のマスコミには本当にガッカリするのと同時に、本メルマガを購読している価値を再認識致しました。
今回の行為そのものは決して許されるものではありませんが、政治にこれほどまでにアツくなれる米国を羨ましくも思います。どう転んでも野党になることはないという安心感が慢心を生み、現政権の高慢な政治姿勢にも繋がっているように感じます。
(いつの間にか永田町さんの分野になってしまいましたw)
ありがとうございます。
日本での伝えられ方はちょっと軽いのでしょうか。
黒人射殺事件やBLMもそうでしたが、あまりにも世界が違うので、現実のように感じられないのかもしれないですね。
日本のトランプ支持についても、何か通じるものを感じます。SF映画のように見ているのではないかなという・・・。
ここまでの分断や暴力に至らない日本は恵まれているのでしょうが、政治にしっかりした論争がないのは、たしかに残念なことと思います。