2019/09/16 00:00 | 今週の動き | コメント(11)
今週の動き(9/15~21)
台風が猛威を振るいましたね。これほどの被害を見るのは個人的には初めてです。私は現在海外にいるので、ニュースで影響を見ていますが、出発日にヒットする可能性もあったと思うと他人事ではありませんでした。一日も早い復旧を祈ります。
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先週の動き
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9/8(日)
・米共和党のマーク・サンフォード元サウスカロライナ州知事が20年大統領選挙への出馬を表明
・香港で政府に対する抗議デモ(米国領事館前に行進)
・サウジのファリハ・エネルギー相が解任され、後任にアブドルアジズ・ビン・サルマン王子が就任
・タリバンがトランプ大統領による和平協議中止の表明を非難する声明を発出
・ロシア統一地方選挙(ほぼ全ての自治体で与党系の候補が過半数を獲得、モスクワ市議会では野党が増加)
・RCEP閣僚会合(バンコク)
9/9(月)
・トランプ大統領がタリバンとの協議は「死んだ」と発言
・米国のハガティ前駐日大使が20年上院選(テネシー州)への共和党候補としての出馬を表明
・米50州・地域の司法当局がGoogleとFacebookに対し反トラスト法違反の調査を開始すると発表
・香港の民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏がドイツのマース外相と面談(ベルリン)
・英国で政府にEUへのBREXITの20年1月末までの延期申請を義務付ける法律が成立
・仏ロ外務・防衛担当閣僚協議(2+2)
・IMFの次期専務理事にクリスタリナ・ゲオルギエワ世銀CEO(ブルガリア出身)が就任することが事実上確定
・IAEA理事会(ウィーン、〜13日)
・サウジのアブドルアジズ新エネルギー相が原発計画のためウラン濃縮を行う意向を述べたとロイターが報道
・イスラエルのネタニヤフ首相がイランにはひそかに核兵器開発のために実験をしていた新たな施設があると主張(エルサレム)
・レバノンのヒズボラが領空を侵犯したイスラエルの無人機を撃墜したとの声明を発出
・北朝鮮の建国記念日
・北朝鮮の崔善姫第1外務次官が9月下旬頃に米国との非核化協議に応じる用意があるとの談話を発表(トランプ大統領は「興味深い」と発言)
・韓国大法院が安熙正忠清南道前知事に対する元秘書への性暴力の罪による懲役3年6月の二審判決に対する上告を棄却(実刑判決が確定)
9/10(火)
・トランプ大統領がボルトン大統領補佐官の解任を発表
・米財務省がテロ対策としてイランの革命防衛隊の「コッズ・フォース」やハマスの幹部を含む15個人・団体を制裁対象に指定したと発表
・米・メキシコ移民協議(エブラルド外相が訪米)(ワシントンDC)
・ノースカロライナ州下院補選(共和党のダン・ビショップ候補が僅差で勝利)
・中国が海外投資家による中国の債券や株式への投資額の制限の撤廃を発表
・英下院がジョンソン首相が提出した10月15日の総選挙実施の動議を否決
・英議会が閉会(~10/13)
・フォンデアライエン次期欧州委員長が欧州委員の人事案を発表
・イスラエルのネタニヤフ首相が9月17日の総選挙で首相続投が決まれば、パレスチナ自治区のヨルダン渓谷や死海の北部地域を併合する方針を表明
・アリババ集団の創業者である馬雲(ジャック・マー)会長が退任
・北朝鮮が平安南道の价川(ケチョン)一帯から東方向に2発の飛翔体を発射したと韓国軍合同参謀本部が発表(金正恩朝鮮労働党委員長が「超大型ロケット砲」の試射を視察したと国営の朝鮮中央通信が報道)
・日中経済協会、経団連、日本商工会議所が合同で訪中(~12日)
9/11(水)
・中国が対米追加関税の対象から除外する16品目(医薬品、潤滑油等)を発表
・トランプ大統領が対中追加関税第1~3弾によって中国製品(2500億ドル相当額)に課している制裁関税の引き上げを10月1日から15日に延期すると発表
・トランプ大統領がイランとの取引成立を望んでおり、経済制裁の緩和について「どうなるか見てみよう」と発言
・トランプ大統領がFRBは金利を0%かそれ以下に下げるべきとツイート
・米国がベネズエラのマドゥロ政権のコロンビア国境への軍配備等に対し米州相互援助条約を発動
・米最高裁が中米移民の難民申請資格を大幅に制限するトランプ政権の規則の実施を訴訟継続中は認める判断
・台湾国防部が19年版の国防報告書を発表
・一帯一路サミット(企業向けイベント)(香港)
・英国がEUからの合意なき離脱の影響を分析した8月2日付の内部文書を公表
・スコットランドの上級裁判所が英国のジョンソン首相による議会閉会は違法と判断
・豪州が豪州国民3人のイランでの拘束を発表
・カナダ下院が解散(総選挙は10月21日予定)
・韓国が日本による半導体材料の3品目(レジスト(感光材)、エッチングガス(フッ化水素)、フッ化ポリイミド)の輸出管理厳格化措置は元徴用工問題での報復であり不当としてWTOに提訴したと発表
・WTOが韓国による産業用バルブへの反ダンピング課税は協定違反と判断
・第4次安倍再改造内閣が発足
9/12(木)
・中国が米国産農産品の輸入手続きの再開を発表
・トランプ大統領が、米中通商協議について、比較的簡単な議題に対象を絞った「暫定合意」も検討すると発言
・トランプ大統領が米朝首脳会談は19年中に開かれる可能性があると発言
・米民主党の大統領候補者の第3回テレビ討論会(ヒューストン)
・タリバンの報道官が米国に協議再開を呼びかけ(カタール)
・台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)前董事長が国民党から離党
・ECB定例理事会(3年半ぶりの利下げを含め量的緩和を再開)(フランクフルト)
・ロシア・イスラエル首脳会談(ソチ)
・トルコ中銀が政策金利を引き下げ(19.75→16.5%)
・トンガのポヒバ首相が入院中に死去
9/13(金)
・米海軍が西沙諸島の周辺海域で「航行の自由」作戦を実施
・米財務省が北朝鮮によるサイバー攻撃に関与したとして3つのハッカー集団を経済制裁の対象に指定したと発表
・米下院の司法委員会が反トラスト法違反の調査のためGAFAに対し関連書類を提出するよう要請
・中国が対米追加関税の対象から除外する品目(大豆、豚肉等)を発表
・香港の民主活動家の黄之鋒氏がコロンビア大学で講演(NY)
・トルコのダウトオール元首相が与党AKPを離党し新党を結成すると表明
9/14(土)
・米・イスラエル首脳電話会談
・トランプ大統領がオサマ・ビンラディンの息子ハムザ・ビンラディンの死亡を確認したとの声明を発出
・香港で政府に対する無許可の抗議デモ
・サウジ東部のサウジアラムコの重要石油施設2か所が無人機の攻撃を受ける(イエメンのフーシ派が犯行声明、ポンペオ国務長官はイランの関与を主張)
・フランス各地で大規模な抗議デモ(「黄色いベスト」運動)
●対中追加関税の引き上げの延期
トランプ大統領が対中追加関税第1~3弾によって中国製品(2500億ドル相当額)に課している制裁関税の引き上げを10月1日から15日に延期すると発表しました。ツイッターでは、劉鶴副首相から要請があり、また10月1日が中国の建国70周年記念日にあたることを考慮したと述べました。
これに先立ち、中国が対米追加関税の対象から除外する16品目(医薬品、潤滑油等)を発表していました(9月17日から20年9月16日までの1年間、追加関税の賦課を停止)。そして、トランプの関税引き上げの延期の発表後、米国産農産品の輸入手続きの再開を発表しました(その後、除外品目に大豆、豚肉等も追加)。
その後、トランプは、米中通商協議について、比較的簡単な議題に対象を絞った「暫定合意」も検討すると発言しました。
以下の記事で述べた見通しに沿った展開といえます。今回の動きの意義と今後の展望を解説します(※メルマガに限定)。
・「米中協議の継続」(9/6)
●ボルトン大統領補佐官の解任
ジョン・ボルトン大統領補佐官が電撃的に解任されました(ボルトンは自ら辞意を表明したと説明)。近いうちにボルトンが解任される可能性があることは以下の記事で指摘していました。
・「イランの核合意履行の段階的停止」(7/12)
ボルトンの退場はトランプ政権の外交政策に大きな影響を与える可能性があります。ポイントについては上記記事で述べましたが、最新の状況を踏まえ説明を補足します(※メルマガに限定)。
●民主党の大統領候補者の第3回TV討論会
主要候補者が一堂に会した初めての討論会でした。個人的な印象を述べます(※メルマガに限定)。
●ボリス・ジョンソンのBREXIT交渉
以下の記事で述べたとおり、BREXITの20年1月末までの延期申請を政府に義務付ける法律が成立し、ボリス・ジョンソン首相が提出した10月15日の総選挙実施の動議は否決されました。そして英議会は閉会しました。
・「ボリス・ジョンソンと議会の攻防」(9/9)
また、アンバー・ラッド雇用・年金相の辞任と離党という事態が発生しました。保守党もボリス政権もガタガタになっていますが、ボリスはBREXIT協定案の交渉を進め、合意なき離脱を阻止しようとする議会の動きには屈しないというこれまでどおりの姿勢を強調しています。
ポイントは前回の記事で述べましたが、最新の状況をふまえて説明を補足します(※メルマガに限定)。
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今週の動き
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9/15(日)
・香港で政府に対する無許可の抗議デモ
・チュニジア大統領選挙
9/16(月)
・ロシア軍の軍事演習「中部2019」(中国軍が参加)(~21日)
・ロシア・イラン・トルコのシリア情勢に関する首脳会議(アンカラ)
・IAEA年次総会(ウィーン、~20日)
9/17(火)
・国連総会(NY、〜30日)
・FOMC(~18日)
・イスラエル総選挙
9/19(木)
・日・NZ首脳会談(東京)
9/20(金)
・豪州のモリソン首相が訪米
・ラグビーワールドカップ(日本、~11/2)
9/21(土)
・英国の労働党大会(~25日)
●イスラエル総選挙
以下の記事で述べたとおり、ネタニヤフ首相が率いる与党リクードを中心とする右派連合とガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」が拮抗しています。また、右派の中では、リクードが議席を減らし、連立に加わっていない右派政党が議席を伸ばすとの見方が有力です。
・「イスラエルの『スクワッド』議員の入国拒否」(8/19)
こうした状況を背景に、ネタニヤフは、ヒズボラへの攻撃やパレスチナ自治区のヨルダン渓谷や死海の北部地域を併合する方針を選挙公約とすることで、右派層の支持を広げようとしています。
しかし、仮に選挙後に多数を維持できても、ネタニヤフは汚職の容疑で起訴される可能性があります。そうした状況の中で、どこまで求心力を保つことができるかは定かではなく、右派勢力がネタニヤフを見限れば、10年以上にわたり君臨してきた「キング・ビビ」(=ネタニヤフの通称)の時代が終わることになります。
ネタニヤフが権力を失えば、イスラエルの外交は大きく変わる可能性があります。ただ、それがイランやパレスチナとの関係改善につながるかといえば、そうとは限りません。総選挙の結果を見た上で、今後の展望を解説します。
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あとがき
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四方山話を書いていますが、メルマガのみ掲載します。
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11 comments on “今週の動き(9/15~21)”
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きな臭いですね、イラン。アラムコの石油施設への攻撃について、「ポンペオ国務長官はイランの関与を主張」しているとのことですが、米国のイランへのスタンスの変化(?)がある中で、ここまで確信をもって主張している点、興味深いです。イスラエル選挙後楽しみにしています。
そして、ポンペオについての見解も、興味深く拝読しました。CNN等の報道とは全然違う、緻密な内容で、とても納得です。
毎回、「四方山話」楽しみにしています。でも、もはや、四方山話の域は完全に超えています(笑)
最近のイスラエルの記事が多いのは
今回のサウジ攻撃、フーシ派による
ものの説明と考えてよいのですよね?
たぶん、こういうことが
あるだろうと予測するのを
説明段階だったのであろうと
勝手に想像しています
しかし
米国の対応は見事としか言いようがなく
日本の危機対応は
台風の件といい、今回といい
お粗末としか
言いようがありません
5000万バレルといえば
日本の消費量に匹敵する量です
いくらSPRが180日と言っても
安心する材料なんかじゃありません。
ただこの攻撃が
土日にある
前回のタンカー攻撃も
土日と記憶していますが
この辺にポイントがあるのかな
と思っています。
いつもお世話になります
現況の世界経済をみていると
どうも
トランプvsアメリカ財務省、IMFの構造にしか
見えてきません
アメリカの実利主義などは
現状の中国をみれば
一切、アメリカの言うことを聞こうとしない
この辺はメルマガでなんとなく見えてきました
となると、JDさんの言われる結末しか
見えてこなくなります
そもそも
トランプが財務省の言うことを
きこうとしないのだな
と思います
過去の政権もそんなのたくさんありましたが(笑)
それがエリートによる
トランプ批判なんだろうね
と思います
そこで質問なのですが
IMFの総裁は
前回、専務理事の汚職があったのにも関わらず
アメリカではなく欧州からの選出
今回も欧州
この背景はなんでしょうか?
まともに説明してある
文献がありません
トランプの知恵ぶくろは
いったい誰?
これだけの政策を思いつきでやれる訳がないですし
また巷で言われるような人に
このようなアイディアがあるとは
思えません
もう少し
まともな人間が
必ずトランプの入れ知恵しているとしか
思えません
いったい、誰なんだろうと思います
個人的には
ムニューシンかクシュナーだろうね
としか思えないのですが・・・
何度も言いますが
私はトランプ支持じゃなくて
現状のトランプが変わる訳がなく
世界は現状維持へのバイアスが
かかるもんだ
と思っています(笑)
人は潜在意識では変化を望まないもの
と認識しております(笑)
討論会、私もブティジェッジ、ブッカー、クロブシャー良かったなと思います。ブティジェッジは途中カストロに突っ込みを入れられたり、最初のステートメントの時は直前のヤンの盛り上がりで中々自分のスピーチを始められず苦笑い・・みたいな場面はありましたが、総じてしっかりしていましたし、特に貿易や海外派兵については持論をしっかり展開していて好印象でした。クロブシャーもおだやかさを残しつつもしっかりと意見を出しきることが出来ていたと思います。(初回からこの人の笑顔だけは政治家らしくなくて結構好きです。)今回は前回に比べるとステージ上の候補者達にまとまりを感じたので、おっしゃる通り党内の分裂を露呈しないよう調整を図った結果なのかなと思います。
ファインプレー賞はハリスのトランプに向けた「you can go back to watching Fox News.」とブッカーの「トルドーヘアー」で迷いましたが、個人的にはブッカーに贈呈したいところ。トルドーヘアーって何のことを言ってるんだろうと思ったら、カナダのトルドー首相のふさふさヘアーのことを言っているのですね。「私はこのステージでトルドーヘアーに脅威を感じている唯一の人間だが(ブッカーはスキンヘッド)、カナダは安全保障上の脅威ではない」という、身を挺した彼なりのジョーク。会場ではややウケなのに、それを言った本人は会心の一撃を放ったかのようなワクワクした表情をしていたので、その温度差も含めトータルで私好みでした。
選挙といえば、以前メルマガにも登場したジョー・ケネディーがマサチューセッツ州の上院選に挑戦するみたいですね。上院議員からの大統領選出馬という近年のセオリーを踏襲した未来設計がついに動き出したという事でしょうか。頑張ってほしいものですね。
イランは色んな推測が飛び交っていそうですね。以前、米国無人機撃墜の件でイラン革命防衛隊の関与についてJDさんにご解説いただきましたが、そこと似た話なのかなと思っています。イランは事件への関与について米国の主張を全面的に否定していますが、ある意味真実なのではないかと思います。おそらくハメネイ師の意志でもなく、また彼のコントロールが効く範囲内で起こった出来事でもない・・のではないかなと。だからイランとしては全面否定。そう思う理由として、イランは米国の核合意離脱&制裁再開後も何とか大きく逸脱せず我慢してきたのに、ここに来てそれを一気に無駄にするようなアクションをイラン側から起こすのかなという点に疑問を感じるからです。これまで見てきたイランの慎重さと緻密さを考えると余りにも短絡的に感じるのですよね。
でもそこをここぞとばかりに突っ込んできたポンペオとトランプの狙いは、イランを国際的に危うい立場に追い込んで、助けを乞うまでは行かないまでも、交渉のテーブルに引っ張り出すことなのかなと。
そしてここにきて9月17日ハメネイ師が米国との交渉に関していくつかツイートをしていますが、これをどう見るべきか迷っています。仮に上記米国の思惑が正しいとして、それをけん制するために先手を打ってきたのかなとも思いますし、「米国が核合意に戻ってくればイランとまた(多国間で)交渉できる」という発言は、ある意味、譲歩の姿勢を見せたもののようにも感じます。(そもそもが、ハメネイ師の一連のツイートは態度の硬化なのか軟化なのか、どちらなのでしょう。)このあたりに関するご見解をお聞かせ頂けますと幸いです。
最後に遅ればせながら、今回の台風15号で被災された皆様が一日でも早くおだやかな日常を取り戻せますように、心よりお祈り申し上げます。
ソロモン諸島やキリバスが台湾と断交し、中国と国交を樹立した。というニュースを見ました。
台湾総統選への中国からの圧力、という批判もあるようなのですが、ソロモン諸島やキリバスにはそもそも台湾の総統選は関係ないですよね?断交せずに、単に中国と国交樹立したらよかったのに、とも思いますが、中国に対して義理立てをしているのか、なぜこういった行動をとったのでしょう。
中国が得をしそうなことは分かりますが、この動きをどう理解したらよいのか、ご教示ください。
ご存知かと思いますが、世銀総裁は米国、IMF専務理事は欧州とするのは、不文律というか慣行ですね。これは欧米主導のブレトンウッズ体制(世界経済の大部分がこの二つの世界で占められていたという現実)から来ていますが、今はそういう時代ではないので、早晩変わるでしょうね(だからこそ中国もAIIBを作ったわけですし)。
トランプの経済政策ですが、おそらくトランプ自身には直感的な方針というか大枠のようなものがあって、細かい手法はスタッフ(クドロー、ムニューシン、ナヴァロら)が忖度しながら具体化しているのだろうと思います。貿易赤字のように昔からの信念もあれば、中国攻撃のようにナヴァロから影響を受けている分野もありますが、ベースにあるのは自分自身に内在する強いこだわりだろうと思います。
いつもありがとうございます。
私よりも先行してニュースをつかんでこられて、頼もしいというか、畏怖の念をおぼえます(笑)。
ジョー・ケネディは現職のエド・マーキーに挑戦ですね。すでに優勢が伝えられており、おそらく勝つと思います。楽しみですね。
畏怖の念、って・・笑ってしまいました。おののかないで下さい(笑)。
しかしながら師匠の(おそらく誉めて下さっているのであろう)お言葉が進化するにつれ、言葉に含まれる牽制率が高くなってきているようにも感じられ、私も日々、戦々恐々としております(嘘)。(今回で誉め:牽制=1:999、位でしょうか?笑)
冗談はさておき、意図的ではないにせよ結果的に地雷を踏みまくっている私を見逃して下さるJDさんの寛大なお心と、それを静かに見守ってくださる読者の皆様の慈悲深さに、いつも感謝しております。ありがとうございます。
すみません、回答が遅れました。
中国と台湾は、いずれも一つの国の建前をとっているので、第三国が双方と国交を結ぶことはできないですね。二者択一ということです。
いえいえ、地雷は踏んでいませんし、牽制もしていませんから、ご安心下さい(笑)。
鋭いご指摘は爆弾のように刺激になっていますが(笑)。ありがたいことです。
お忙しいところ、稚拙な質問にも関わらず、ご丁寧な説明をありがとうございます。
「一つの国」であれば、当然ですね。ありがとうございました。
また、教えてください。