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2019/04/02 05:00  | 米国 |  コメント(3)

ロシアゲート捜査報告と民主党の戦略見直し

全文和訳 ムラー報告について米司法長官が議会に送った書簡(3月25日付BBC)
モラー報告書、米司法長官が編集後に公表へ 議会は反発(3月29日付ロイター)
米上院、「グリーン・ニューディール」を否決(3月26日付ロイター)
オバマケアより良い医療保険制度作れる=トランプ米大統領(3月27日付ロイター)

先週、ウィリアム・バー司法長官がモラー特別検察官のロシアゲート捜査に関する報告書の概要を公表しました。これによれば、モラー報告は、(1)16年大統領選に関するロシアとトランプ陣営の「共謀」については認められず、(2)司法妨害については司法省の判断に委ねるとし、また(3)さらなる起訴は行わないとの結論を下していました。この報告をふまえ、バー長官は、(2)の司法妨害については認められないとの判断を示しました。

先週、以下の記事でポイントを述べましたが、報告書の概要が公表されたことで、状況はさらにクリアーになりました。

「ロシアゲート捜査の終了」(3/25)

今回の発表によりトランプ大統領と民主党にどのような影響が及ぶのか、特に民主党がどのような戦略をもってトランプ政権と対峙し来年の大統領選に臨むのか、またトランプもどのような動きに出るのかが注目されますが、これについて、先週、いくつか興味深い動きが起こっています。

一つは以下の記事で解説した「グリーン・ニューディール」決議案の上院採決が行われたこと。もう一つは以下の記事で述べたとおり一度は失敗したオバマケア廃止に向けて(17年7月に法案可決に失敗した後、12月に成立した税制改革法により個人の保険加入義務が撤廃され、その限度で改廃に成功しましたが、公約実現には程遠い内容でした)、トランプが新たな方針に舵を切ったことです。

「民主党の左傾化と路線対立のリスク」(2/22)
「オバマケア改廃の挫折」(17/7/31)
「税制改革」(17/12/25)

こうした最新の動きをふまえ、本日は、ロシアゲート捜査に関するモラー報告書の意味とそれがトランプと民主党の今後に与える影響について解説します。

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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ロシアゲート捜査報告と民主党の戦略見直し
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●モラー報告書の意味
●民主党の戦略見直し
●グリーン・ニューディールの否決
●オバマケア廃止をめぐる闘争の再開

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あとがき
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四方山話を書いていますが、メルマガのみ掲載します。

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3 comments on “ロシアゲート捜査報告と民主党の戦略見直し
  1. KB より:
    難しい立場

    トランプの喜びも、「最悪の事態を回避した」程度のことなのですね。威勢のいいTwitterに騙されました(笑)それにしても、トランプも同じ技ばかりだと、相手に手の内を読まれてしまいますね。
    今回面白かったのは、党の方針をどこに置くか、という分析。議員レベルでいえば、オルーク(議員じゃないですが)やAOCのように強烈に主張することも大事だが、民意や党の意見も片方でバランスよく汲み取らないといけない。でも、かといって風見鶏みたいになってもダメ・・・ただ、議員として残れなければ意味がないわけで、彼らの行動からは引き続き目が離せない、と感じています。
    色んなお肉、いいですねぇ!

  2. china より:
    ドラマティック・カンガルー

    毎回楽しくメルマガを読ませて頂いているのですが、今日は久しぶりに読んでいてワクワクしました。ドラマで言うなら、起承転結の「転」にあたる部分を読んでいるような感覚とでも言いましょうか、ドラマティックでいつも以上に楽しませて頂きました。(とはいえ、トランプ政権は発足以降、起・承・転・転転転転転・・と「転」の連続な気もしますが・・)

    グリーン・ニューディール否決の分析・・・「present」「no vote」の使い分けは初めて知ったので大変勉強になりました。また投票行動から読み解ける民主党内各人の思惑も興味深いですね。あと、民主党の風雲児AOC・・一連の行動が裏目に出て評価を落としているというのも興味深い。個人的にはこれ以上党内を混乱させないうちに、静かにご退場いただけるとありがたいなと思います。

    オバマケア闘争の再開もとても面白かったです。政治に関わらず、一つになりきれない集団の結束を高めるためには、やはり共通の敵(目的)を作り出すのが一番ですよね。また今回は結束強化のみならず、議論の争点を微妙にずらし自らを立ち回りやすくするという、まさに一石二鳥。
    民主党にとって願ってもない局面が、まさかのトランプからもたらされようとは思いもよりませんでした。JDさんもおっしゃるように、トランプはモラー報告書の内容によほど気を良くしたのでしょうね。しかしながらミスとは、こういう気を抜いた瞬間に起こるものなのだなと改めて感じました。
    それにしても中間選挙の結果からしても、ミラクルを引き寄せなければいけないのはトランプのほうなのに、この場面で敵に塩を送るとは・・・少々残念な気もしますが、トランプ劇場のネタとしては最適なのかもしれませんね。

    カンガルー・・!少しびっくりしましたが、なかなかにポテンシャルが高いお方のようで。こちらも興味深いです。

  3. pm より:
    手の内

    >KB様

    相手に手の内を読ませて、引きずり込む。
    FBIのおとり捜査ですね。
    相手に油断させるのが
    大統領直属の国家安全保障会議や
    FBIなど連邦捜査官、、
    だったような。
    ここまでの動きを見ていると、
    ホワイトハウスは優秀な方が多いようです。
    余談でした。

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