2017/10/31 05:00 | 中国 | コメント(3)
習近平体制2期目(1):「皇帝」の誕生
先週、中国最大の政治イベント、5年に一度の共産党大会が閉幕しました。
あらためて新常務委員を書いておきます。
1 習近平(Xi Jinping) 総書記(64)
2 李克強(Li Keqiang) 首相(62)
3 栗戦書(Li Zhanshu) 党中央弁公庁主任(67)
4 汪洋(Wang Yang) 副首相(62)
5 王滬寧(Wang Huning) 党中央政策研究室主任(62)
6 趙楽際(Zhao Leji) 党組織部長(60)
7 韓正(Han Zheng) 上海市党委書記(63)
「速報」でも述べたとおり、私の予想と異なった点は、王滬寧と趙楽際でした。ただ、この2人はダークホースに入れていたので、予想の範囲内におさまっていました。したがって、党大会前に述べたポイントから大きく異なるところはありません。
・「中国共産党大会と習近平体制2期目の展望」(10/20)
今回は、党大会の結果が出たことをふまえ、習近平2期目体制について、より踏み込んだ私なりの見方を示したいと思います。キーワードは、現代によみがえる「皇帝」と「中華」です。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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習近平体制2期目(1):「皇帝」の誕生
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●現代の「皇帝」の出現
●新たなる「中華」世界構築
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あとがき
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昨晩、トランプ陣営の元選対部長のポール・マナフォートが起訴されたというブレイキング・ニュースが飛び込んできました。
状況が分かり次第コメントしたいと思いますが、とりあえずマナフォートとロシアゲートについては以下の記事をご確認ください。
・「クレムリンゲート問題の拡大」(3/7)
・「ロシアゲートとトランプ弾劾の行方」(8/8)
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3 comments on “習近平体制2期目(1):「皇帝」の誕生”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
妥当な分析・・
次回も楽しみ・・
ただ・・辛口神託吟味としては・・
穴馬二名が当たったのは・・見事だけれど・・
その場合・・
弾き出される二名も神託しておけば・・パーフェクトだった・・・
( ^ω^)・・・(笑
あとがきで書かれていた昨夜のbreaking newsは、わたしも気になっています(国内メディアも日経が速報メールを流していましたね)。何にどれくらいのインパクトがあるのでしょうか。解説を楽しみにしております。
王岐山氏、来年国家副主席に就任か=香港紙