2023/11/20 00:00 | 今週の動き | コメント(0)
今週の動き(11/19~25)米中首脳会談、台湾総統選、政府閉鎖の回避、アルゼンチン大統領選
さて年末といえば、グッチーポストのオンラインセミナーです。先週、編集部からご案内がありました。
今回は初の試みとして、私の単独ライブとなります(ゲストの方は来てくれると思いますが・・)。イスラエル、米大統領選、ウクライナ、中国・・と話したいことは沢山ありますので、時間の限界までしゃべり倒したいと思います(笑)。できるだけ多くの方とお話できればと思っていますので、ぜひご検討下さい!
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先週の動き
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11/12(日)
・米・カタール首脳電話会談
・米軍がシリアのイランの革命防衛隊の関連施設を空爆
・日米韓防衛相会談(ソウル、オンライン)
・APEC財務相会合(サンフランシスコ、~13日)
・ティム・スコット上院議員が24年大統領選からの撤退を表明
・イスラエル軍がガザ市のシャティ難民キャンプで作戦を開始したと発表
・フランス各地で反ユダヤ主義への抗議デモ
・イスラム協力機構(OIC)臨時首脳会議(リヤド)
11/13(月)
・米・インドネシア首脳会談(ワシントンDC)
・米韓安全保障協議(ソウル)
・IPEF閣僚会合(サンフランシスコ、~14日)
・米連邦最高裁が判事の倫理規定を発表
・イスラエル軍がガザのランティシ病院に突入(ハマスが拠点としていたと主張)
・ハマスが5日間の停戦と引き換えに人質70人を解放する用意があると発表
・EU閣僚理事会と欧州議会が重要原材料法案で大筋合意
・EU外相理事会(ブリュッセル)
・英国のスナク首相がブレーバーマン内相を解任、クレバリー外相を内相、キャメロン元首相を外相に任命
11/14(火)
・米英がハマスへの追加制裁を発表
・APEC閣僚会議(サンフランシスコ、~15日)
・日米経済政策協議委員会(経済版2+2)の第2回会合(同)
・米下院が24年1月19日と2月2日までのつなぎ予算案を可決
・米議会の米中経済安全保障再考委員会(USCC)が中国の軍事力や経済に関する年次報告書(23年版)を公表
・ミシガン州の裁判所がトランプ前大統領の24年大統領選出馬資格の剥奪請求を棄却
・イスラエルのガラント国防相がガザ北部の制圧を発表
・ベリーズがイスラエルとの断交を発表
・台湾の24年総統選出馬を表明した郭台銘(テリー・ゴウ)が立候補資格を得たと中央選挙委員会が発表
11/15(水)
・APEC首脳会議(サンフランシスコ、~17日)
・米中首脳会談(サンフランシスコ郊外ウッドサイド)
・米中ビジネス評議会と米中関係全国委員会主催の夕食会(習近平国家主席が講演、米企業経営者が出席)(サンフランシスコ)
・米中が気候変動問題に関する作業部会の再開を発表
・TPP閣僚会合(同)
・日・タイ首脳会談(同)
・米上院が24年1月19日と2月2日までのつなぎ予算案を可決
・台湾の国民党と台湾民衆党が24年総統選に統一候補を立てる方針で合意
・イスラエル軍がガザのシファ病院に突入(ハマスが拠点としていたと主張)
・国連安保理がガザでの戦闘の「緊急かつ人道的な一時休止」を求める決議を採択
・ASEAN国防相会議(ジャカルタ)
11/16(木)
・IPEF首脳会合(サンフランシスコ)
・日米、日中、日韓、日加首脳会談(同)
・米国のレモンド商務長官と中国の王文濤商務相が会談(同)
・米下院倫理委員会がサントス下院議員に関する調査報告書を公表
・イスラエル軍がヨルダン川西岸のジェニン難民キャンプを攻撃
・英国のキャメロン外相がキーウを訪問
・拡大ASEAN国防相会議(ジャカルタ)
・スペイン下院がサンチェス首相の信任投票を可決
・マダガスカル大統領選挙
11/17(金)
・米・カタール首脳電話会談
・米・メキシコ首脳会談(サンフランシスコ)
・日韓、日豪首脳会談(同)
・岸田首相と台湾の張忠謀(モリス・チャン)APEC特使(TSMC創業者)が会談(同)
・岸田首相と韓国の尹錫悦大統領がスタンフォード大での討論会に参加(パロアルト)
・米国で24年1月19日と2月2日までのつなぎ予算が成立
・コロラド州デンバーの地裁がトランプ前大統領の24年大統領選出馬資格の剥奪請求を棄却
・オープンAIがサム・アルトマンCEOの退任を発表
・イスラエル軍がガザ北部の「イスラム戦線」の拠点の制圧を発表
・イスラエルがガザへの1日トラック2台分の燃料の搬入を容認すると発表
・独・トルコ首脳会談(ベルリン)
・インド主催の「グローバルサウスの声サミット」(オンライン)
11/18(土)
・イスラエル軍がガザ南部のハンユニスを空爆
・台湾の国民党と台湾民衆党が24年総統選に向けた統一候補の発表を見送り
・北朝鮮の「ミサイル工業節」
・フィリピンのマルコス大統領が米インド太平洋軍司令部を訪問(ハワイ)
・創価学会が池田大作名誉会長の1月15日の死去を発表
●米中首脳会談
バイデン大統領と習近平国家主席がサンフランシスコ郊外ウッドサイドにある歴史的な邸宅「フィロリ邸」で会談しました。
バイデンと習近平の対面での会談は昨年11月のバリでのG20サミットでの会談以来でした(以下の記事参照)。また習近平はAPEC首脳会議出席のためサンフランシスコを訪問しましたが、訪米は17年4月以来でした。
・「米中首脳会談」(22/11/21)
共同声明は発出されず、米中それぞれが会談の成果を発表しました。軍事対話の再開、フェンタニル対策(作業部会の設置)、AI、人的交流、気候変動対策について合意に至りました。また習近平は、米企業幹部との夕食会に出席し、講演を行いました。
これらの成果の発表は、おおむね前回の記事(以下のリンク参照)で予想したとおりでしたが、台湾や技術規制、対外発表では述べられていなかった点でも注目すべきポイントがありました。それらを含め、会談の意義と米中関係の今後について解説します(※メルマガで解説)。
・「米中首脳会談」(11/13)
●台湾総統選の野党連合
台湾の最大野党の国民党と第3党の台湾民衆党が24年総統選に向けて統一候補を立てることで合意したと発表しました。
国民党からは侯友宜・新北市長、民衆党からは柯文哲・党主席が出馬を表明しています。世論調査の結果を踏まえ、いずれかが統一候補になることが11月18日に発表される予定でした。
ところが、同日に行われた記者会見では、統一候補の発表は見送られ、引き続き協議が行われると発表されました。中央選挙管理委員会への届出期間は今週(11月20~24日)ですから、それまでに決定する必要があります。
台湾総統選については、以下の記事などで、頼清徳、侯友宜、柯文哲、郭台銘(テリー・ゴウ)の4候補それぞれの評価と選挙の見通しを伝えてきました。今回の動きはこれまでの見通しを大きく変えるインパクトを秘めています。この点と今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
・「台湾の統一地方選挙」(22/11/28)
・「蔡英文とマッカーシーの会談」(4/10)
●政府閉鎖の回避
連邦政府の予算の執行を軍事、退役軍人、交通、住宅等については1月19日、それ以外については2月2日まで認めるつなぎ予算が成立しました。これにより政府閉鎖の危機はとりあえず回避されました。
前回の記事(以下のリンク参照)で述べたとおりの展開でしたが、予算成立に至る経緯を踏まえ、あらためてそのポイントと今後の展望について解説します(※メルマガで解説)。
・「政府閉鎖の危機」(11/13)
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今週の動き
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(※アルゼンチン大統領選挙など。メルマガで解説。)
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あとがき
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■ エリザベス・デビッキ、「ザ・クラウン」でダイアナ元妃がパパラッチに追われるシーンの撮影に疲労困憊(11月17日付VOGUE JAPAN)
先週からいよいよNetflixドラマ『ザ・クラウン』の最終シーズンが始まりました。まずパート1として4つのエピソードが配信され、パート2は12月14日とのことです。この作品は・・・(※ここから先はメルマガをご覧下さい)。
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