2011/02/02 13:17 | マーケット | コメント(4)
エジプト
これまではなんとかお返事をしていたのですが、さすがにこうなるとホリエモンみたいに質問券でも売るしかない(笑)状態です。
いま整理をしているのですが、明らかに!その筋のプロと思われる方の質問が多数混ざっております。そういう方はS&P社へ直接お問い合わせ頂きまして、多分ろくな返事はないとは思いますが(笑)がんばってください。
いずれにせよ最大公約数については次のメルマガで解説いたしますが、お返事そのものには大分時間がかかります。ご了承ください。
さて、エジプト。
その先にはイスラエルの問題があり、更に本命サウジアラビアに飛び火した時にどうするのか、など、さすがのオバマ大統領も歯切れのわるい対応に終始しており、民衆の力の前には最大の新米政権といわれたムバラク政権を見捨てざるを得ない、という苦渋の選択をした、ということでしょう。
ベルリンとの違いがあるとすればもろ手を挙げて喜んでばかりもいられない、というアメリカの状況で、いまひっくり返って喜んでいるのはイランです。
宗教の強化、弾圧、自由の束縛・・・自分達がやってきたことをすべて君たちはやっているじゃないか、という反論の前にはこうなるとだれも太刀打ち出来ず、そのままずるずると親イスラム政権が誕生してくるかもしれない、というのがWSJの見立てです。
アメリカにとってはあり得ないシナリオの一つでしょう。
こうなると余計なこと(イスラエルの暴発、サウジへの飛び火、イランの介入など)がおきないことを願うのみです。
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4 comments on “エジプト”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
既に・・
穴は・・開いているのです・・多数・・一大企業・・であります・・
ベルリンの壁・・エジプトには・・ありません・・
壁・城壁があれば・・
下を掘る・・戦の常道・・・
少し・・場所がずれるが・・ラッパを合図に・・堅固な城壁が・・崩れたジェリコ・・
総て・・穴・・
あちこち・・穴で・・繋がって・・
創世記・・
新しい神話を・・読みましょう・・
エジプト・・土台は・・多神教・・我等が・・目を吊り上げる・・事はない・・・
本文中に「最大の新米政権」とありますが「親米」の間違いでは・・・。
それと記事の内容には関係ないのですが、私のようなカードも所持していない若輩者でも後学の為に有料コンテンツを閲覧したいと思っております。
ですから、いつの日かウェブマネーやドコモのケータイ払い等で利用できるようにして頂けると大変有難いのですが・・・m(_ _)m
一極から多極への象徴のような出来事ですね。アメリカの中東の傀儡政権が一つなくなってしまいイスラム圏として急速に団結し力つける(イランとトルコ中心の一極ができつつあります。)。日本はアメリカ一極の状況を支持して、一緒に沈むなんてことになるのか・・・。そうならないために今の政権のダメダメな状況はわざとではないかと思っています。『アメリカにこんなダメな国ほっといてってよ』って、
イスラエルが暴発すると、どうなるんだろう?エジプトに攻め入るのか?
サウジに飛び火すると、どうなるんだろう?原油価格が跳ね上がる?
イランが介入すると、どうなるんだろう?イスラム原理主義が蔓延し、中東が燃え上がるのか?
ああ、考えると今夜も眠られない。