2005/04/07 08:40 | 中央銀行 | コメント(1)
おはようございます。 日銀さん
昨日の日銀の政策決定会合は予想に反して「賛成多数」。これも結構お役所的な言い方で、要は全員賛成ですと「全会一致」「全員一致」となります。ひとりでも二人でも反対者がでると、この「賛成多数」と表現され、反対は誰だ、誰だ、と犯人探しがはじまるわけですね、市場では。
現状の金融政策を、つまり10年の長きに渡る緩和政策にピリオドを打つか、否かの議論なので盛り上がっている訳です。債券市場は足元がゼロ、という異様な状況にもかかわらず、ある種それを「前提」にして買い進んでおります。また、しばしば指摘してきた不動産関連、リートなども足元がゼロ(短期で調達したときの借り入れコストがゼロ、という意味です)ということを前提に試算しているケースが殆どなんです、おそろしいことに。
ですので、もし、何らかの方針変更があればかなりインパクトがあるのではないか、と見ている訳ですね。個人的にはこのあたりは「ミクロの戦い」なので、まあ、たいしたことないと思いますし、日銀としてはCPIを基準にすると、宣言した訳ですから、ここを勝手に変えるわけにはいかんでしょうな、などという玉虫色の見解になる訳です(爆)
ということで、午後詳しく・・・・・
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One comment on “おはようございます。 日銀さん”
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トラックバックありがとうございます。isologueさんのサラリーマン相場に関するエントリーにコメントしたところ、後になってぐっちーさんのエントリーがオリジナルであることに気が付きました。失礼しました。債券相場とサラリーマンの深い関係に焦点を当てるなど、こういった通向きのブログは貴重ですので、ありがたいです。引き続きよろしくお願いします。