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2006/05/30 15:26 | 社会 | コメント(6)
悲しいニュースでした・・・
マーケットのことではありませんので、お忙しい方は飛ばしてください。
ファンファン大佐が亡くなった・・・って話ではなくて、実は私のロシア語の師匠かつ、大変ご厄介になった米原万理さんの訃報を今日の新聞で知りました。具合がよろしくない、とは伺っていたのですが、まさか・・・・という感じです。ご存知無い方も多いかと思いますが、米原さんは日本人でロシア人以上にロシア語ができた通訳・翻訳の専門家です。当然ロシアつながりでお会いさせて頂きましたが、そのロシア語の能力は本当に凄いものがありました。どのロシア人もびっくり、ってなもんです。
今世紀最高のロシア語の使い手だ、とゴルバチョフに褒められた位です。しかも彼女はそれにもまして日本語能力が高かったので通訳としてそれはそれは優秀な方でして、ふーん、そうやって訳すのか、と何度思ったことでしょう。性格も肝っ玉母さんのようで、ほんとに素晴らしい方でした。ここ数年がんを患っておられたのですが、弱音はマッタク吐かず、最後まで笑顔で接しておられ、人間としても偉大な方でした。ほんとうに残念です。彼女のエッセイはどれもとてもおもしろく、文庫本でも出ておりますので、機会がありましたらぜひ読んで見てください。
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6 comments on “悲しいニュースでした・・・”
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お久しぶりです、ぐっちーさん。
お怪我からの回復具合も順調そうで何よりです。
さて、米原万理さんの訃報は衝撃でした。
ブロードキャスターのコメンテーターや、週刊文春の書評欄で存じ上げてはいましたが、毎回お目にかかるのを楽しみにしていました。
最近出演されないのでどうされたのかな？とは思っていたのですが・・・。
不勉強でお恥ずかしい限りですが、ロシア文学の方、
とだけしか認識しておらず、ゴルバチョフ氏に絶賛
される位の方というのは今回始めて知りました。
エッセイをぜひ読んでみようと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。
へぇ?、そうなんだ。超一流の方が先生とは凄い。
『不実な美女か貞淑な醜女か』
耳元に息をふきかける美人通訳さんか、そうこうことをしない不細工な通訳さんか、どっちがいい？という意味ではなくて、ですよね。念為。
ソ連邦崩壊前からずっとロシア語の通訳さんとして、面白い人生だったに違いないと想像します。 きっと、たくさんのヒ・ミ・ツをあの世に持っていかれたのでしょう。
ご冥福をお祈りします。
「今日の天気は悪いよね」。
二十数年前には、拙者も、札幌でロシア語をやっていました。「俺はＫＧＢだぞ」と自分で言っていた風変わりなオデッサ出身のロシア語教官もいました。
拙者には、全然、モノにならなかったロシア語ですが、ロシア芸術に対する愛着は身に付きました。
その頃から、米原さんは有名な方でした。北海道大学のロシア研究者の先生が、米原さんのことになると嬉しそうに話をしていたのが、思い出されます。
初めまして。
1998年頃、モスクワで米原さんと食事をご一緒させて頂いたことがありますが、とても率直で、ユーモアたっぷりの方でした。
私はモスクワに長年住んでいますので、米原さんが癌を患っていたとは知りませんでしたし、その死も余りにも突然で、ショックでした。日ロ関係にとって、とても貴重な人がお亡くなり、非常に残念に思います。。ご冥福をお祈りします。
（毎日このブログを拝見させて頂いてますが、ぐっちーさんが、ロシア語を勉強されている（た？）とは、驚きでした）。
おはようございます。
最近貴殿のブログを拝読させていただきます。ありがとうございます。
一流になるには、やはり100倍の
努力ですね。
今後もよろしくお願いします。
baby blueさん
お久しぶりです。そうですね、これを機会に是非読んでみてくださいませ。
ブリリアーントな女性さん
先生は超一流でしたが何せ生徒が悪かった（笑）
確かにおもしろい人生でした、とご本人もおっしゃってました。共産党政権にもたくさんお知り合いがいて、毛がにの密輸を手伝いそうになった時はあわててとめたもんです。
雪斎殿
そうでしたか、やはりロシア語をおやりになったことが！ 北大関係の方々にはやはり相当のロシア通がおられるますものね。多分いろいろお話を伺ったのではないかと。今度聞かせてくださいませ。
アルバート・トオルさん
そうですか。モスクワにお住まいなんですね！
懐かしいです。私のロシア語なんぞはお恥ずかしいレベルですが、最近六本木のロシアンパブなどで使う機会が増えてきた・・・というのが真相です。ご愛読感謝致します。
ブルーアイさん
いらっしゃいませ。ご愛読とのこと感謝申し上げます。米原さんのロシア語習得にいたる過程は正に一流になるべくしてなった、と私も思います。１００倍努力した、とご本人もおっしゃってましたからね?。
また、遊びにきてくださいませ。