2016/05/27 15:29 | マーケット | コメント(4)
伊勢志摩サミットでのメニュー
ステートディナーのメニューなどを特集してきましたので、今回のG7もおさらいしますか。
まずメニュー、ワインについてはこちらにすべて載っています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/is_s/page4_002062.html
前のサミット、確か洞爺湖サミットだと記憶しますが、実は外務省が大失態を演じており、シャンパーニュを日本人が設立したワイナリーで作ったものという「世紀の大語法」をやらかして世界中のメディアに恥をさらしたことがあるだけに、今回はどうするかな、と見ていた方も多いのでは、と思います。外務省の人だけではこういうのは無理ですわね。
今回は田崎信也さん、日本人唯一のマスターオブワイン大橋さんを軸に選考委員会を作り万全を期しました。そりゃ、そのほうがいいでしょう。
例えば26日のディナーはこんな感じ。
伊勢海老クリームスープのカプチーノ仕立て、鮑のポワレ、伊勢海老ソテーのポルト酒ソース、伊勢茶の香りをまとわせた松阪牛フィレ肉の宮川育ちのワサビ添え
となっています。伊勢海老、アワビ、松阪牛と三重県のものをならべてきました。
考えてみると、日本中、どこでやってもこの位のものはそろいますよね。だから日本はすごい、ともいえますし、それにしてはどこ行ってもおんなじようなものを出すな、という不満も感じる訳です。
料理はこれはフレンチですね。
で、お供のお酒はこちら
スパークリング 勝沼醸造の「アルガブランカ・ブリリャンテ」
乾杯 「大田酒造 半蔵 純米大吟醸」(三重・伊賀)
白ワイン「ヴィラデスト・ワイナリー ヴィニュロンズ・リザーヴ・シャルドネ 2014」(長野)
食中酒 「瀧自慢酒造 瀧自慢 辛口純米滝水流(はやせ)純米酒」(三重・名張)
赤ワイン「シャトー・メルシャン 椀子(マリコ)ヴィンヤード・オムニス 2012」(長野)
デザートワイン「サントリー山梨ワイナリー 登美ノーブルドール 1990」(山梨)
すべて日本で手に入る真っ当なもので、結局こうなるのかな・・・・というラインアップ。
特徴があるのは勝沼醸造のアルガブランカ・ブリリャンテ でしょうか。
これは既に海外でも知名度があり、評判も確立している日本産ワインです。
神の雫、でも取り上げられていたのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
あとはメルシャン、サントリーと大手のワインで脇を固めた感じで手堅い作戦に出ています。
日本固有種である甲州もすでに一定の評価を確立しているものですから、日本産ワインを軸にするならこうなるのは仕方ありません。
日本のワインもlサミットで世界のVIPに出せるレベルまで達したものが出て来た、という意味では素晴らしい事ですが、どうしょうもないワインを未だに生産している連中がいることも肝に銘ずるべきでしょう。補助金がなかったら潰れてしまうレベルのものばかりで、こういう真っ当なものを選び出してくるのはさすが・・・というべきでしょうか。
日本酒についてはコメントはいらんですね。
田崎さん、大橋さんが選考委員に入っているのでやはりちゃんと外人ウケするものを選んでいますね。さすが、であります。
ということで、いずれも日本で手に入るものですので、ご興味のある方は是非お試しを!
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4 comments on “伊勢志摩サミットでのメニュー”
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このところ、全然感じられませんが、どうした!
ベルドン媚薬使いすぎで問題発生?(笑)
黒い瞳のスペイン美人の話がトンと出てこず、dowaharaさん曰く
プライベット・ジェットの錦織、専用スチュワーデスさんに負けてる(笑)
「オバマ大統領は謝罪しろ! 賠償せよ!」韓国人被爆者がシュプレヒコール、入国審査を“妨害”と怒り: すぐ金の話をするから招待できないんですよ
やっぱり、韓国の人は。 そもそも、日本から独立復帰したのなら、韓国で
なくて李朝が正しいので、正当な継承者でない人達がさわいでも困る
明日ハーバードでの講演、6月利上げの意志を探ろうと
メモリアル・デー休暇出発を遅らせて待機してるそうじゃないですか
お仲間の投資家達がゴルフやリゾートへ行かずに(笑)
”トレーダー3連休、イエレン氏を聞いてから”
G7よ、よく聞け、君達より、オバマより、
世界はイェレン・オバさんを中心に回ってる(笑)
トランプ ”国家の利益に反する規制はどれも完全に破棄されるだろう”
日本語にわかりやすく意訳すると
”世界は俺が作る新たなアメリカン・ルールに従うべきだ、会議での調整は不要”
トランプ: ”オバマが調印したとしても、パリ温暖化協定は破棄する”
当然、TPPも破棄!、破棄!、破棄!
吐き!気がするとまでは言ってないが、
”約束は破る為にあるは王者の格言”(笑)
アメリカ大統領交代に伴う、ちゃぶ台返し
トランプが変なのではない、伝統技なのだ
JDの近代アメリカ歴史解説が近い(笑)
いやベルドンさんの古代歴史解説か(笑)
塩野ナナミさんも参加するか?
思いっきり失礼ながらメルシャンや赤玉って、昔は安物的(但し、ワインを大衆化した功績は大きい)イメージがあったんですが、サミットの場に選ばれるまでのものを作ってるんですね。
久しぶりに買ってみます。
紫波のワインも国際会議に出せるくらいに育てばいいですね。