2016/05/24 15:59 | 出張 | コメント(14)
ドノスティア 2
引き続き食べ歩いておりますが、肝臓はともかく、いやはや胃袋が追い付きませんわ。
楽しいコメントを頂きましてありがとうございます。
時に皮肉たっぷりのメールも頂いておりますが、今回確かに目的は紫波町の地方再生にあり、その意味では十分公費を請求することができるものです。舛添さんならファーストクラスを請求しているでしょう。
しかし、いくら次のオガールプロジェクトの参考にするといってもそれでは町民の意識からかい離してしまいます。成果が出ればボーナスを頂くとして、こういう時は「自腹」でいくのが大原則で、儲かってもいないのに経費申請をするのは私のビジネスセンスにはありません。
今回はちまちまためたJALのマイレージを使い、さすがにエコノミーではつらいのでビジネスにアップグレードして来た訳でありまして、決して公費を使っている訳ではありません。前にシアトルに行った時も同様で
まだ何も形のない時に経費を申請して使う、などということはあり得ない・・・・・やるならそれを厳密に評価して成果が出なければ金を返す・・・という事になる筈なのですが、
何とか研究所とか電通とか博報堂とかはそういう金をとるだけ取って。全く成果が出なくてもそれは俺には関係ないと言わんばかりで返すことはないのです。
それって、ありですか?
広告打って成果が出ないのは広告代理店がばかなせいな訳ですから、金を返すのが普通でしょ?
というか、本当に自身があれば売り上げの何%を手数料として頂きます、とすればいいだけでどうしてそれができないのか?? 逆に私は疑問なんですね。
こういってはなんですが、私は絶対に成功させる自信がありますので、こういう初期投資は全く気になりません。その中で折角の制度ですから自分でためたマイレージを有り難く使わせて頂いている訳でありまして、そういうビジネスセンスを持っている人が日本には少なすぎます。
役人はどうせ自分の金ではないので(我々の税金です!)平気で払いますが、それが自分の金だったら払うのか、と改めて自ら問う事が必要だと思います。
あ~、折角楽しいのにぐちっぽくなりましたわ。
まずこちらの写真はいわゆるバールですね。
ピンチョスと言われるつまみがカウンターの上にずらっと並ぶんですが、感じとしては寿司に大変良く似ています。バケットの上にいろいろなものを載せる。生ハムだったり、カニ、ツナ、など海山の幸を調理して食う訳ですね。まさに寿司、と言っていいでしょう。
おじさんが高い位置からワインを注いでいるのはいますが、これはチャコリというまさにバスク特有のワインでありまして、熟成度が低いので上から注ぐことで匂いを際立たせることが目的なのです。
アルコール度数も多少低く、微発砲のものが多いのでとても飲みやすく、こういうおつまみ類にはぴったりのワインです。日本ではまだポピュラーじゃありませんが、しょせん大した糖度までブドウが熟成しない紫波町のワイナリーなどはこういうものを研究したほうが百倍ましだと思います。
あんな気候と土壌の所でメルローを作っているのはワインに対する冒涜だ、と言い切っていいと思いますね。
その土地にあっているものを使っておいしく調理する・・・というのがサンセバスチャンの勝利の方程式であります。
この写真はなんでしょう?
これはいままで見た中でもかなり珍しいピンチョスで、これ、たらこです。
日本でたらこというとあの赤いやつと、せいぜい生のたらこを煮込んだもの・・位しかレパートリーがないような気がしますが、たらをそれこそたらふく食べるバスクの人にとってはたらこも大好物。そしてこれは酢漬けに近いものなのですが。これが抜群にうまい。日本人も少したらこの食べ方を考えたらいいのにな・・・と思います。
たらこは日本全国どこに行ってもあのたらこでしょ?
おもしろくないですよね。
もっと和食の料理人は工夫をすることが必要です。
その為には日本中の料理人がもっと情報交換しないとどうにもならんのではないでしょうか?
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14 comments on “ドノスティア 2”
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全日本たらこ選手権…
同時選挙への反応を探る目的か、観測気球的発言…
民意とかい離した同時選挙で大勝出来るはずもなく、策士策に溺れる、か…
選挙日開票速報に合わせたテレビ東京「たらこ選挙」ぜひ、ぜひ…
ベルドンさんが書かれるでしょうが、
生生しすぎて年寄りは食べれません
日本で肌色でなくて、赤色にしてある理由が初めて
わかりました。 これは痛い!
グッチーはクォーターでしたっけ?
ベルドンさんも外国平気そうだから、むしろ媚薬の元とか
書くかもしれないけど(笑)
話題が行き詰ってるところを、トランプがガンガンSNS発信してくれて
それを大手メディアが拡大転載して、もう大統領扱い
アメリカは党候補になった段階で、国家機密のブリーフィングを始めますから
他国も従ってきた。 トランプもイギリスからも招待があった事をバラシてます
日本はこれまでは、前大統領に遠慮してたでしょうが、各国とも、2党政治のアメリカですからどちらかにはなるのは、わかってるので党候補になった段階で外交儀礼を始めていたのですね 今回は共和党1人に絞られた段階から?
日本外交はこれまで、ノンビリしすぎ。 今回はしっかりしてくれないと
5kから10k・・
太らねば・・
サンセバスチャン・・スペインに巡礼したかいがない・・
何かに付けて嫉む・・イホ デ ペロ・・居るが・・
オンブレ コーニョ・・と流すのがマドリー子・・・(笑
日本人が本当に日本文化や日本料理に自信をもっているのなら、外国から最良の部分を選んで取り込んでいけるはず。
フランスの料理人がダシやウマミを取り込んでいるからって喜んでたら、いつのまにか日本だけおいてけぼりなんてことになりかねません。
”舛添氏の政治資金、別荘周辺で再三支出 食品店に2万円”
グッチーの豪華な食事に比較して、情けない
”海外で都知事が安いホテルに泊まったら恥ずかしいでしょう”
とかノタマってましたが
近所のお買い物まで政治からみでは、税を徴収する資格なし!
李下に冠を正さずとかいうレベル以下
軍事物資で一族郎党が贅沢三昧していた戦前の1%と同じですね
都知事や首相は日本にとって重要度が高いので、選挙方法をアメリカ大統領選のように時間をかけたいですね。 テレビ経済効果も期待できるし、18歳
選挙民も興味を持てる
米大統領の本戦は一人2000億円いるというから波及効果はサッカー以上
ゴミ候補ばかり出しておいて、その中から選べとしておいて、結果は”バカな庶民にはバカな都知事”の常套句は無責任 7月同時なんてケチは止めて
都議会の自浄能力問題になりつつありますが、本質は選挙制度問題ですね
選挙費用40億円をケッチって” 予算13兆円、職員16万人”を
無駄にするのか 今回はオリンピックもからんでいるし
各区ごとに選挙する事にして候補者と各区長の論戦を順番に報道して、区長に
言い負かされるようなのは落としていく。 最初はタモリだタケシだ
泡沫候補沢山でもいい。 中から意外といいのが出るかもしれない
これならグッチーも意見を言える機会が沢山あって、”御願いしまあああす”
だけの馬鹿らしい選挙でないから、力量比較になって実力ある人達に
チャンスがある
たらこも白子も、ゆっくり塩焼きしてやると、他の食べ方が馬鹿らしくなるほど美味しいですよ。
自分でも出来ますし、季節であれば頼んで出してくれることもあります。
また一流の和食は、何百年もの研鑽の結果です。その土地で手に入るものをどうやって美味しく食べるか、練りに練って完成させたのが現在の和食です。それを性急に崩そうとすると、どっかの京都の馬鹿料亭のようにフォアグラとかを使い始めます。
ぐっちー様は、だしの話題の時もそうでしたが、洋食の圧倒的な知識と経験に比べると、和食の理解はかなり見劣りするように感じます。紫波町でインバウンドも期待するなら、まず日本の本当の美味しい和食をたらふく召し上がった方が良い気がします。
和食は京都にはかないません。それより、岩手県なら、牛肉を中心にした、フレンチのほうが希望があります。世界からくるし、食べたことありますけど、牛肉と松茸をミルフィーユ状態に重ねて焼いて食べるなんていいと思います。
どれ程・・
レストランで・・金を使っているか・・
知りもしない方が・・御手軽コメント・・
ぐっちーの体重は・・18金で出来ていると考えた方が正確だ・・・(笑
何やったってダメな地方創生とかに散々文句たれているより、こういう話題の方が余程面白くて読みがいがありますな。金持ちはこうでなくちゃ。しばらく帰ってこなくていいからこういう話題を続けて下され。
一瞬、某さんコメントを、ぐっちーさんbodyは18禁、と読み違いました(゜ロ゜ノ)ノ
あー、久々に銀座グルメしたくなってきた
“devastatingly”美味で、食べ過ぎは”devastatingly”胃に負担?
英語って面白いですね…。
伊勢志摩サミットは・・
各国選挙等控えていて建前的な話しに終始するのでは・・
欧州ではオーストリアで極右政党候補・・僅差で敗北しましたが
各地にこれからトランプ氏?のような人がどんどん出てくるのでしょうか・・。