そうだよなー、アメリカ人には全く理解できないのが日本人の痴漢行為。特にあの満員電車のなかでそういった行為に及ぶこと事態が全く信じられないのだ。何度も詳細に説明すればするほど彼らは困惑し、要は、「それで一体何がどう楽しいんだ？？」と聞かれる訳ですよ。

正直言って私も何が楽しいのかまったくわからんのですが、どういうわけか日本には痴漢が多いのですね。だからこういうものができるんですわね。新聞によると都内の痴漢件数は昨年一年で2201件、多分泣き寝入りもあるので、実際は7?8000件と見られるとある。おいおい、交通事故者数と変わらんじゃないかいね。
不思議なのは路線に偏りがあること。埼京線がトップで217件、中央線188件、私鉄ではなぜか京王線がトップで121件だそう。痴漢が多いというより摘発体制がしっかりしていると考えるべきなのか頭を悩ますところですが、東横線などになるとぐっと少ないらしい。

最近あまりの被害の多さに逆に冤罪も多いという話もあちこちで聞いた。こんなんで冤罪はたまらんの?。某法科大学院の先生（飲み友達）に聞いたら、彼は満員電車には乗らない、万一乗ったら両手を挙げて（ホールドアップですな）つり革を掴む、これしかない、そうです。この話はアメリカ人には受けました。でも笑い事ではないですよね、これ。

何れにせよ、アメリカなら一発で顔が公表されるので、相応の抑止力になっている。そもそも痴漢が存在しなければ冤罪もないのですから、なんとかしましょうや、これ。一部には痴漢行為がガス抜きになっていてレイプ、殺人が日本は少ないなんて声もあるんだそうです。ったく、聞いてあきれますな。