ニューヨーク株式市場も久々に一息入りちょっと安心。
出来高が少ないという指摘もありますが、ナスダックなどを含めれば上々の出来高でしょう。さすがにビビッて利益確定する向きもありますが、引き続きまだまだ攻めていきたい所。株式とＭ＆Ａ、不動産とは流動性が全く異なるので、株式は流動性の高さを行かさねばなりません。

Ｍ＆Ａなどの場合、逃げよう！　と思っても契約書がなんだのこうだの、それこそデューデリがどうした、と言っているうちに逃げられなくなりますが、株式なら思い切り先物をたたけばＯＫ。

高いな～、怖いな～、という時にはこういう流動性を追いかけるのが常道です。

その点、日本の株式はあまりにも流動性が低く、トヨタあたりの有力株でも板を見て見ればさみしい限り。もちろん、先物はたたけますが、少し大きな投資家とバッティングすると値が飛びかねず、心配が残ります。あくまでもワタクシの意見ですが・・・。

まあ、みなさまアメリカ株でしっかり儲けておられるようなので、素晴らしい！
その調子で参りましょう。
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今週は東北におりますが、やはり涼しいのです。
こちらも既に梅雨入りでカラッと晴れる、という訳ではありませんが、東京に比べると湿度が断然低く本当に過ごしやすい。

先週まで減退気味だった食欲もすっかり戻り、栄養補給期間となっています。

紫波町は人口３万余の小さな町ですが、オガールができたので、人も集まりお金も落ちています。
オープンバブルで少し売り上げが上がりすぎて今年はマイナスを予想していましたが、おかげさまで１０％近いプラス。更に利益率も向上しており、この小売り業受難の時代に驚くべき成果を上げています。それもこれも地元のみなさまのやる気にかかっており、インセンティブというのがいかに重要かという事を証明しております。

どうせ、少子高齢化、人口流出で東北の片田舎で商売やって儲かる訳がない・・・・

という声をたくさん聞いてきた上で紫波町はあえて挑戦状をたたきつけた訳です。

所謂人口減少の影響を受けるのはマーケットシェアが２０％もあったりする大企業だけで、我々のような小さな所帯にとってみればその影響力は全くないのです。むしろ、イオン、ヨーカ堂などのシェアをほんの少しでも食えればものすごい利益を上げることが可能ということをオガールは証明してくれました。その意味ではワタクシはオガールにとって市場はまだまだ「ブルーオーシャン」だと確信している訳です。

大手小売業さんには大変な時代だと思いますが、我々のような中小にとってはまだまだブルーオーシャンが広がっている、というのが実情でありまして、嘆くのはまだ早い。

読者の方のコメントで、その地元において、でかい箱モノを作る、作らないで賛成派と反対派が真っ二つに割れ、首長選で、結局ハコモノ賛成派が勝ってしまいました・・・というものがありました。

そうなのですよ、金を使わない、将来の負担にならない施設を作ろうという話が必ずしも通るとは限らないのが恐ろしい所で、前にも書きましたが紫波町もぎりぎりだったんです。民意は移ろいやすく
目先の金に目がくらむ可能性は非常に高いので、そのあたりのコンセプトをしっかり納得してもらう、という道を地道に説得していく以外ありません。ハコモノ行政をやめなければ我々都民でさえ、このまま永遠に増税を覚悟せねばなりません。それは嫌でしょう、やはり。

お蔭様で皆様の応援も頂きまして、こうして成功事例を作ることができまして、感謝申し上げる次第です。涼しい東北でもうひと踏ん張りしてきます。