2013/06/13 20:00 | 物申す! | コメント(16)
料理質堕ち、外交力低下?
料理質落ち外交力低下?=在外公館予算の増額訴え-外務省
在外の大使館などの予算カットにより要人を招いて開くレセプションの質が低下し、人脈づくりや情報収集に悪影響が出ているとして、外務省が来年度予算で在外公館経費増額の必要性を訴えている。自民党外交部会も在外公館機能の強化を求める決議を5月に採択、援護射撃する。ただ、同省をめぐっては高額な在勤手当が批判されるなどした「過去」もあり、狙い通りにことが運ぶかは不透明だ。
中略
一方、中国が開催するレセプションは年々豪華になり、「勢いの差を感じる」(同省幹部)との嘆きが漏れる。
中略
ある経済官庁の幹部は「料理やワインの質で外交の質が決まるわけではない」と冷ややかだ。(2013/06/10-17:51)
全文
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061000657
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最後の経済官庁の幹部の一言は完全に間違ってます。
間違いなく、飲み食いの金額は外交の質を決定します。
っつーか、多少のことがあっても、おー、日本はすごいなー、と思わせることが大事であり、それが単なる接待と「戦略的接待」の違いです。
企業の接待交際費と全く同じで、予算5千円の焼き鳥屋なんかにつれていってもらい、すみませんね~、なんていわれながら接待されてもちっともおもしろくないし、多分その企業の接待には二度といかないでしょ??
日本の企業がコンプライアンスで問題があるとかいって、交際費をケチり始めた1990年代にファーストクラスでご婦人ごと連れてハワイにゴルフに行っていた某外資系証券会社との競争がその後どうなったのか?
というあたりまえの話であります。
問題は例えばシアトルの領事館なんかが本当に必要なのか、というそっちの問題でありまして、とんでもない敷地の高級住宅街(クイーン・アン)の家に住んで、毎日ゴルフしかしていない領事の仕事がシアトルなんかにホントにに必要なのか?? という、そっちの本質的な問題でしょう。
領事がビル・ゲイツとバチバチにポンユーで、ビルが日本のためにファンドを立ち上げてくれた・・・・なんて話ならまだしも、毎日日本人相手にゴルフしてて、それが領事の仕事なのか、という事の方が問題な訳で、必要なものは必要なのであって、ケチケチしていたら、みんな中国に持ってかれてしまいますよ。
既にアメリカの高校の先生たちが中国に無料で招待され、満漢全席で完全にノックアウトされている、というお話を前に書きましたが、そうなると中国と言う国がとても良く宣伝されて仕舞う訳でありまして、日本にもJETというプログラムが細々とありまして、それでもこれで日本のファンになった、というアメリカの教師の方は多いのですよ。こっちの予算もどんどん削られているみたいですが、間違ってますから。変なダム作るよりはるかに効果的なのです。
こういうお金は決してケチってはいけません。
名古屋の人を見てください。使う時は思いっきり行くでしょ!?
あれでっせ。
すみません、これ、関西弁ですね。
おみゃーさん、あれだぎゃや・・・・・・名古屋の皆様、使い方あってます!?(笑)
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16 comments on “料理質堕ち、外交力低下?”
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名古屋の方々を褒めているのに関西弁をつかってくれたんだぎゃあ(?)~。
メールだったかな、松保存の話とか、今回のネタはリアルタイムで議論したら楽しそう。
ということで、昼休みにここを見るためにipodTouchとモバイルルーター買いました。
思ったより便利。
なお、まだ操作慣れておりませんので二重投稿になりましたらすみませんが削除願います。
昔、官官接待で叩かれたせいで、自治体職員も自腹を切って、場合によってはお客様にも会費を払っていただいて「懇親会」を行うケースが多くなってきております。
お客様からすれば、せっかくわざわざ出かけて会費まで払ってまあまあな物を食べるのは「消化不良」を起こしますし、接待をする側もサービス残業をさせられて、自腹を切ってなんでそこまでやらなければならないのかと思います。余分に補助金を獲得しても職員の給料は増えませんから・・・結局、お互いが嫌な思いをする接待は時間の無駄になります。
使うべき時には思い切って使う・・・これが大事じゃないでしょうか。私は音楽好きだから思うことですが、夫婦でベルリン・フィルのコンサートのS席を提供され、その夜は一流ホテルのスイートが用意され、翌日もリムジンで自宅まで送ってもらうような接待を受ければ、その社長夫妻はえこひいきをしてくれるでしょう。あるいは夫婦で高級リゾートに招待され、奥さまが最高のエステを受けられれば、間違いなくご機嫌。日頃奥さまにおびえる会長もご機嫌・・・
逆に下手くそなオーケストラの招待券だけを毎月貰っても、電車で出かけて行っては満足感は得られませんし、バブル期に建設されその後の設備更新がなされていないゴルフに呼ばれても退屈なだけです。
一方で締めるところは締めるべきですね。営業効果が上がらない支社や営業所は閉鎖されるように、日本株式会社外務省事業部のうち、パフォーマンスの上がらない営業所は閉鎖、職員も異動でしょう。
以前、榊原英資氏のご著書『食がわかれば世界経済がわかる』(文藝春秋,2006年)を読んで、外交における「食」、料理の重要性を痛感いたしました。
フランスはサミットの時は、プレスにも美味なフレンチをふるまうそうで(当然、悪く書きにくくなる)。
この度の記事、納得ですね。
以下は6月4日のグッチの緊急配信でコメントした一部です:
”世襲党ボンボンの気の緩みが早くも出始めましたね。 大使館の料理のレベルが下がった発言。 外務省交際費の700億円が、ここ5年で600億円に減額になったせいと発言(朝日)。 この間、ドル円の120円が80円まで円高してるんですから、583億ドルが750億ドルの28.6%の実質大幅増額ですよ。”
外務省の質をあげて、韓国に負けずに国連事務総長を出せるようにしましょう。 外務省を廃止して首相直轄の外交庁でそこで高度の外交官接待することにして、相手国の一般国民対応の日本文化センターと分離にしたらどうでしょう。 文化センターのほうは海外支店をもてない中小企業の品物をテレビ直販とかしたりして、利益トントンで自立させる。 そこでパスポート、ビザの事務や、海外日本人の面倒も見る。
脱フランス料理、賛美和食は外交世界では無理ですか?
こういうのは誰に権限あるんでしょうか。日本の安全保障はアメリカが担ってるわけで、日本の外務省の仕事って自分たちのポスト確保が一番一番一番優先される仕事でしょうから、領事館などの整理は現地が混乱して自分たちに危険が及ぶときだけのように思います。メディアに右往左往する政治家と国民では外務省も自分たちだけの利益しか考えなくなるでしょうから、赴任地政府のスポークスマンになって任期を終えることが一番の使命と考えるようになるのも理解出来ます。
HNの通り、シアトル郊外在住者です。
領事館、まったくその通りです。くわえて、実際の領事業務を行うのは、ダウンタウンのど真ん中のオフィスビル。何で2箇所も必要なのでしょう???
日本国民の一人として、何たる税金の無駄遣いと思いつつ、訴える手段もわからずモヤモヤしていた事、はっきり書いていただき、ありがとうございます。グッチーさんの指摘が外務省に『喝』!となりますこと、切に願います。
料理の知恵もさる事ながら、外交の基本の戦略の知恵が不足という気もしませんか? (連投ですみませんが、皆さん、東南アジア美人のアップを期待してると思いますので、到着次第に更新されるでしょう)
韓国は日本離れをして中国へ、中国も北より韓国へラブコールを始めたようですが、北がつぶれれば中国は一気に韓国というか朝鮮を丸ごと飲み込むでしょうね。
三国志かなにかにでてくる古典的な戦略ですものね。 韓国はわかっているのか。
日本にとってはやっかいですよ。 北の軍と韓国の産業が統一されて、中国の尖兵として向かってきたら。 外交力の話なら料理より中国のほうは戦略で、韓国は宣伝で強くなってますよ。
政府はシモン会議で余計な世話の企業の目標つくりより、自分自身の目標つくりをすべきでないでしょうか?
いつになったら、国連事務総長を日本は出せるのか
金であります・・
ぐっちー・・指摘・・正しい・・
金が無きゃ・・
外交も出来ない・・宴会も出来ない・・
円安・・悪き影響・・ここにも・・
古代エジプト・古代希臘・古代ローマ・・
全部・・宴会・・世界・・回った・・
質素だったローマ人の食卓・・豪華絢爛・・ラクダの丸焼けさえ・・
出始めたのも・・
シーザーに与えた・・クレオパトラの食生活の影響・・
シーザー・・即座に・・エジプトの文化・・(暦も)導入した・・ベットのマナーだけではない・・エジプトの避妊薬・・現代知識から・・観ても・・七割程度・・有効ともある・・
オリーブ油・・以外・・知らなかった・・ローマ人も・・
お抱えの香水師抱え・・肉体の部分部分・・(何処か知らないが)・・異なる香水で・・武装した・・エジプト上流婦人に・・すぐ籠絡される・・
アントニウス・・豪華・・極まりない晩餐に・・クレオパトラ招き・・豪語・・
『これ以上の宴会・・考えられないだろう』
考えられるとクレオパトラ・・
翌日の大宴会・・同じ料理・・
勝ち誇るアントニウス・・
クレオパトラ・・真珠のイヤリング・・一つ外し・・
宴会費用と同じ代価・・と説明・・
酢の杯に入れ・・真珠を溶かして・・飲んで見せた・・アントニウスの完敗・・
有名な逸話・・
だが・・
真珠・・酢で解ける・・解けるが・・何十日もかかる・・
宴会の座興には・・間に合わない・・
察するに・・
ご自慢の真珠のフェイク・・
すぐ溶ける真珠造り・・演出・・これ以外考えられない・・
これが・・外交・・
要するに・・
金が・・かかるのです・・・
結局お金の使い方を知らないと云う事では無いでしょうか。
他人のお金(税金など)の使い方を見ていると、個人のお金の使い方もだいたい想像できると思います。スマートに使いたいものです。
おみゃーさん、云うてることは基本まちごうてはおらんぎゃな。
しかしだな、本質は接待の中身ではなく、害務省にそれを特権の如くに金を使いまくる不届きな奴がいっぱいいるところじゃろう。もちろん大した仕事もないところに不必要に領事館を置いておるちゅうことも問題だぎゃな。ぎゃあ。
海外勤務を10年くらいやったら家が建つっちゅうことも問題じゃろうが。ぎゃあ、ぎゃあ。
サムスンの時代からLGの時代になると言うことなんでしょう。
「あれだっせ」よりも「これやで~」の方がしっくりきそうです。
名古屋だと「とろくぅさぁゃ~こと言っとりゃーすな。ちゃぁ~んと使わないかんがね~」という感じで怒られるのが良いのではないのでしょうか。あと名古屋の中心部の言葉と私の出身の浅野ねねさんの故郷とは微妙に言葉の節回しが違ったりしますが。
最近、グッチーさんを知りこのサイトを読み始めたものです。
私は、知らないことの方が多く、とても勉強になります。
確かに、外交に大切なのかもしれませんが、そもそもメディアが、「一等地に、宿舎が!」とかの、あら捜しをしているわけで・・。一等地に無いと、何かあった時の招集どうすんねん!と思うんですが・・・。
話がそれましたが、外交費がいかに大切か?と言う事が知らされて無さ過ぎるのでは?と、素人的に思います。
名古屋人は、使うときには使いますね。凄いです。
方言は、「おみゃーさん、あれだがねー」って、言うかも。
パクスアメリカーナですし外交も欧米の常識に会わせましょうねということでしょうか。10年以上前に朝まで生テレビで接待費用の問題についてやり合ってましたが、ある出演者がそんなもん日本の文化なんだから我々は接待のときに有田焼の大皿を使うのが当たり前だと欧米人にいっやれと言ってました。
①企業接待と接待費用の問題と外交を別けて考えよう。
②日本らしい豪華さというのもあると思うので有田焼の大皿使うも良し、江戸時代ぐらいの骨董なんかも動員して歴史文化も全面に出したようなことはできませんかね。
国連事務総長はですね、先進国の中からは選出しちゃいけない決まりにな
っているはずでしたですよ(そういう法規が定められているのか、取決め
といったレベルのことなのか、詳しいことは知りません)。