2013/03/09 14:44 | 野球 | コメント(6)
ヒーローはヤマグチだ、WBC台湾戦
昨日のWBC台湾戦はしびれました。
スポーツ新聞だけは真実が書いてある(野球の結果とかね)といつも冗談を言っていたわけだが、
今日の新聞は酷かった。
本当のヒーローの名前が出てこないのだ。
試合をご覧になった方はみんなお分かりだと思うけれど、昨日はどうみても8回がヤマ。
マー君が勝ち越し打を浴びて、さらに無死、つまりアウトを一つも取れていない所にランナーを1-3塁に残して降板してしまう。
そのあとを山口(巨人)が受けたのでありますよ。正直マー君はひでえ奴です。
こんな状況を作って残して人に譲るなんて、まじ、う〇この山を積み上げて
人に押し付けてるようなものですぞ。
反省しなさい!! 恥を知れ!!
ご存じの通り野球ではこの無死、または一死1-3塁というのが一番得点確率が高く、それは当然で
外野フライでも内野ゴロゲッツー崩れでも点が入ってしまうという、状況な訳です。
つまりぼてぼての内野ゴロはご法度で、痛烈なショートゴロやサードゴロを打たせることと、外野フライを打たせないことを同時に求めろ、と投手は言われいる状況なのです。
そんな都合の良いことができるはずもなく、痛烈に打たれてヒット、というケースが多発して投手は崩れていく。一番いいのはダルビッシュみたいに狙って三振を取りに行ける奴はここで何が何でも三振をとり、1アウトにするのが定石ですが、そのあと外野フライを打たれることも多い訳ですね。
しかもここで迎えたのは5番の林、そして6番の張と強打者続きです。
これは絶体絶命と言っていいです。ぼてぼての内野ゴロで追加点ですからね。
しかしここを山口はなんと遊ゴロ、遊飛、と仕留めて切り抜けてしまうのです。
ここで失点していたら、8回ですから、日本はもうアウトでした。
この山口がいなかったら昨日の勝ちはありえません。
あんなところで投げられるのは彼しかいない、と断言できるし、台湾はピッチャーが枯渇しつつあったので1点なら追いつける確率は高かった。そこを抑えた山口こそ、真のヒーローでしょう。
いや、彼は大変な職業を選んでしまったね、というしかありませんが、こちらも思い切りしびれました。
さて、WBC,実は向こうの山でもすさまじいことになっていて、まず、韓国が予選敗退。
そして、イタリアに負けたメキシコがなんと5対2でアメリカを破っており、そのイタリアが連勝、ときてこうなるとアメリカの決勝進出はかなり困難であります。これはおもしろくなってきました。
あれだけ無理やりに自分の都合とスケジュールで大会を開いて、さらにルールまで変えてやって、決勝にも進めないなんて、あはは、本当にザマーミロ、でありますぞ。
日本はここはなんとか優勝して、世界のNo1ベースボールプロリーグは日本プロ野球だ!!
と宣言してもらいたいものであります。
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6 comments on “ヒーローはヤマグチだ、WBC台湾戦”
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私が巨人ファンだからの色眼鏡もありますが、あの場面を無失点で抑えることが出来なければ次のドラマはない。どのメディアも大きく取り上げない中でグッチーさんが取り上げてくれた事を嬉しく思います。困った時の山口頼み、これは巨人ファンにとっての常識ですが、ここ5年、彼の土壇場力にどれ程助けられたかわかりません。この”山口”という性は、そういう土壇場に強い何かがあるのかもしれませんね^^
WBCの独自性を出し、日本の強みを発揮するには、9名中の2名は必ず女子とするというルール変更はどうでしょう。 アメリカばかりがルール変更する時代を終えて日本もルール作りに乗り出しましょう。 スポーツでルール変更に乗り出せずに、TPPなんて安倍さん、自民さん、まだまだ早い。
最近マリアさんが書かれませんが、野球は私より詳しかった。
海外滞在の日本人は男子よりも女子が多いという時代だそうだし、まずは女子を入れた野球ルール変更を提案しましょう。
名前も・・
同じ・・
のめり込んだ・・
『山口山口!!』
テレビの前で・・
連呼した・・
青春・・あぁ青春・・僕の青春・・甦った・・・(笑)
試合前日に取ったチケットでしたので、なんと台湾応援団の真ん中のシートでした。
右も左も前後も台湾国旗で埋め尽くされていましたが、マナーも良く穏やかで
日本人が「台湾謝謝」とか中国語が分らないのですが多分「震災の時に貴方から暖かい支援を頂き感謝しています」というプラカードを掲げると台湾応援団から歓声が上がり、お互いに頑張りましょうというムードの中で試合が運んで行きました。
真の国際試合を観戦出来たと思える素晴らしい試合でしたね。
プラカードを掲げる日本人は少なくありませんでしたし、台湾の方は「日本のみなさま、台湾に遊びに来て下さい」とTシャツに手書き日本語を書いていたり、、、、こういう友好ムードをテレ朝は全く報じていなかったようで、何考えているのでしょうね。
ウンコ呼ばわりされるほど、田中は悪くなかった。
6回7回は圧倒していたし、同点になっていなかったらそこでマウンド降りる予定だったのかも。
山口を褒めるだけで充分良記事と思いますよ。
山口投手、確かに台湾戦のヒーローでした。
しかし、マー君を責めるのは、らしくないですよ。
同点または勝ち越した8回は、当然セットアッパーの登板がセオリー
じゃないですか。
台湾は先発はいても、後ろが薄いのは分っているのです。
マー君だって、お役ゴメンと気を抜くでしょう。
それをもう1回行けなんて、投手コーチがいかんのですよ。
鳥谷の藻類、井端の集中力と共に、山口大明神でしたね。
マウンドで、実にいい顔をしていたので、こりゃ抑えるとは
思いましたが、ボテボテが怖かったですね。お見事でした。