プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第146号 引き締め楽観論を蹴散らしたジャクソンホール

週末に、注目のジャクソンホール会議が終了しました。皆さまにとって、想定外でしたか?それとも想定内だったでしょうか? 特にパウエル議長の講演を受けてマーケットは動きました。パウエル(FRB)の真意とともに、マーケットで何…

[ 2022/08/29 06:30 ] コメント(0)

第142号 FEDはインフレ退治で大幅利上げも、市場はインフレに楽観的!?

先週は、FOMCにGDPの発表、さらには消費者信頼感や雇用に関する重要な発表が目白押しでした。また、それらの発表を受け止めるマーケットと政府や当局とのギャップが大変鮮明で、とても興味深い1週間だったとも言えます。実際のデ…

[ 2022/08/01 06:30 ] コメント(0)

第138号 米経済統計に見えるインフレ鎮静化の兆し、それでも懸念される景気後退

7月に突入し、いよいよ2022年も折り返し地点を通過しました。今週は、ここまでの米国マーケットの振り返りをしつつ、雇用・個人消費等の面で見られる変化にも触れていきます。パウエルFRB議長も、「リセッションよりもインフレ抑…

[ 2022/07/04 06:30 ] コメント(3)

第133号 引き締まる米金融環境、住宅指標は減速基調、引続き問題はインフレ動向

今週から6月が始まります。6月といえば、FRBのQTがいよいよ開始されるということで、前回から本メルマガでは、「Federal Reserve Balance Sheet」と題してFRBの主要資産残高の定点観測を始めまし…

[ 2022/05/30 06:30 ] コメント(0)

第129号 FOMCプレビュー、注目は引き締めペース

先週は、17年ぶりに「ダウ平均4月は高い」というアノマリーが覆りました。ダウは前月末比-4.9%、ナスダックに至っては-13.2%と2008年の金融危機以来最大の下げとなりました。また、S&P500が年初来で-1…

[ 2022/05/02 06:30 ] コメント(0)

第125号 強い雇用統計で日米金融政策のギャップは拡大

新年度が始まりました。新しい環境で生活を始められた方、今までと環境は変わらない方など様々と思いますが、皆さま引き続きよろしくお願いいたします。 さて、金融市場は引き続きインフレがメインテーマですが、やはりウクライナ情勢…

[ 2022/04/04 06:30 ] コメント(1)

第120号 地政学リスクに揺れた1週間、ロシアの軍事侵攻についに追加金融制裁発動

ウクライナ情勢に始まりウクライナ情勢に終わった感じのある1週間。今は、SNSで瞬時に現地の状況が分かるので、いいような悪いような・・・。しかし、非常に疲労感の残る1週間でした。とはいっても、マーケットと向かい合う、あるい…

[ 2022/02/28 06:30 ] コメント(2)

第116号 1月FOMC通過、インフレ退治まっしぐらも、ロードマップには含みも

今回はFOMCの中で触れられた、今後の利上げやFRBのバランスシートの縮小、いわゆるQT(quantitative tightening)の見通しについて、力点を置いています。また、最近よく聞かれる「利上げは本当にインフ…

[ 2022/01/31 06:30 ] コメント(0)

第111号 2021年最終号

今年も残すところあと5日、日米のマーケットも残すところあと4営業日です。来年を占ううえでも、どのような年末のマーケットが見られるか注目です。とはいえ、年末まで統計は発表されますので本日も定点観測を。さらに、今回は欧州ガス…

[ 2021/12/27 06:30 ] コメント(2)

第107号 変化するFRB、インフレ警戒の最中に、まさかの変異株警戒再び

先週は、雪が降った地域も多く、感謝祭のニュースとともに冬の到来を感じます。新型コロナも特に国内に関してはかなり落ち着きを見せている・・と思っていましたら新しい変異株の出現。原油価格を抑えてインフレの鎮静化に躍起なバイデン…

[ 2021/11/29 06:30 ] コメント(0)