プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第93号 強弱ありながら堅調な米国経済、転換点が迫る金融政策

以前からのメルマガ読者の皆さまであれば、このところの経済統計の変動についても、比較的落ち着いてご覧いただいているのではないでしょうか?近視眼的に見れば、上がり下がりのあるデータも、トレンドや基調を捉えると、先行きもとらえ…

[ 2021/08/23 06:30 ] コメント(0)

第88号 6月米CPIは大幅上昇、インフレは一時的なのか

一時に比べ、米国の長期金利が落ち着きを取り戻しているためか、このところ「インフレ」議論が少し下火になっています。それもそのはず、パウエルFRB議長もあらためて「一時的」と強調しているのですから当然です。 しかし、今回発…

[ 2021/07/19 06:30 ] コメント(0)

第84回 2023年利上げ開始に傾いた、6月FOMC

各国事情がそれぞれ異なるので、日米、どちらの中央銀行のスタンスが良いか悪いか、という議論は好ましくないでしょう。しかし先週、ほぼ同じタイミングで行われた、日銀金融政策決定会合とFOMCでは、市場へのメッセージの伝え方に大…

[ 2021/06/21 06:30 ] コメント(0)

第79号 インフレ指標に振り回された1週間

前回は、波乱を呼んだ雇用統計について、かなり突っ込んだ(マニアックな)分析をしましたが、TwitterのDMやメール等含めて、嬉しいコメントをいただいたり、反響があったりと、とても励みになりました。 前回「個人的には厄…

[ 2021/05/17 06:30 ] コメント(0)

第75号 怒涛の米国経済統計

先週は、米国の主要統計の発表が目白押しでした。雇用関連の指標に加え、今後のFRBの政策指針を左右するインフレ指標であるCPI、さらに小売売上にも注目が集まりました。また、米国の12の連邦準備銀行が、それぞれが管轄する地区…

[ 2021/04/19 06:30 ] コメント(1)

第71号 明確な緩和スタンスが示されたFOMC

先週の注目はやはり、日米の金融政策でした。すでに様々な憶測報道含め、市場では議論がされていたため、サプライズにはなりませんでした。とはいえ、米国10年国債は週末に一時1.75%をつけ高止まっていたことからも、マーケットの…

[ 2021/03/22 06:30 ] コメント(0)

第67号 記録的な急増を見せた小売売上高、消費の回復は本物?

このところの長期金利や株価の上昇によって、「いよいよインフレの到来だ」とか「マーケットはバブルだ」というような人が増えているように感じます。ただ、中には株価水準や金利の動きだけを見て、理論的な説明のつかないことを言ってい…

[ 2021/02/22 06:30 ] コメント(0)

第62号 インフレ加速でも、テーパリング議論は時期尚早

この週末は、初めての「大学入学共通テスト」が行われました。31年続いたセンター試験に変わって初めて実施された試験ということで、受験生の緊張もひとしおだったのでは?と思います。 それに加え、今年は新型コロナウイルスの感染…

[ 2021/01/18 06:30 ] コメント(0)

第57号 FOMC結果は想定内、マーケットには力強いメッセージも

先週、 グッチーポストのオンラインサロンでは、オンライン懇親会が行われました。私も参加しました。 JDさんからは来年の展望などについてお話をしていただき、充実した時間でした。ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。…

[ 2020/12/21 06:30 ] コメント(1)

第52号 感染再拡大の中むかえる年末商戦、米経済統計は?

連日、国内外ともに新型コロナの感染者数が増えています。特に米国の新規感染者数の推移が年末に向けた経済に与える影響は気になるところです。 日本も感染が加速してきているわけですが、毎日15:00くらいに情報が配信されるので…

[ 2020/11/23 06:30 ] コメント(0)