2024/07/15 06:30 | メルマガ | コメント(0)
第255号 利下げを大きく前進させたCPI鈍化
●先週のマーケット
・賃上げで暮らし向きは?
●今週の米国経済統計(予想)
●先週の米国経済統計(結果)
●経済統計分析
1. 利下げを固めたインフレ鈍化
・CPI 6月
・PPI 6月
2. 新規失業保険申請件数
3. パウエル議長議会証言
4. 意表をつく為替介入
5. 金利低下でも下落した株価
●あとがき
それでは、さっそくまいりましょう。
あとがき
***************
先週、大手生命保険会社の営業職員数が減少しているというニュースがありました。2023年度末時点で、直近ピークの2020年度末から1割減の15万人と、過去10年で最も少ないといいます。コロナ以降採用が難しいことに加え、銀行窓販や代理店の増加により、保険会社が自社の営業職員獲得に力を注がなくなった、ということも背景にあるようです。
一方で、このところ保険に絡んだ同じような話をよく耳にします。外貨建て保険が満期になったので全部円転して介護保険を薦められた、とか、保険契約を初めて数年だが(解約しても損が出ないので)、介護保険に乗り換えるのはどうか、といったような介護保険絡みの提案が増えているようです。保険の代理店でもないのに、私ですら1週間で4件も似たような話を聞いており、これは多い。
この介護保険のセールストークは概ね「率がよいから」「運用しながらいざ介護状態になれば保険が下りる」などという内容。しかし、利率がいいといっても米国債利回りと同じかやや下回る程度、お金が拘束される期間も10年や20年などざら、さらに将来被保険者が保険会社の定める介護状態になるのかすら疑問です。
また、公的介護保険でどのくらい経済的サポートが受けられるかも丁寧に説明せずに(しているのかもしれませんが)、不安を煽ってセールスをしている姿勢に何とも言えない印象を持ちます。彼らは、お客様に「買わせない(売らない)」という選択肢は持ち得ていないので、何かを売らないといけないわけで、こうなるのも分からなくはない。
などと言っていたら、保険会社各社もAIで営業活動をサポートするなど、人材不足を補っているようです。だったら、公的保険でカバーできない額をAIで数値化し、算出された不足分を保険でカバーするようなシステムを組んでしまえば、人も契約者の無駄なコストもかからずwin-winだと思うのですが・・・。
さて、先日Xで「ウニに合うワインを教えて」というリクエストをいただきました。
例年通り、ドサージュをしていないすっきりとした味わいのDrappierはもちろん、ドサージュ控えめのシャンパンAYALAも合います。また、先日、グッチーポストの仲間のはまちゃんから教えてもらった、新潟県産SABLEの白などもいいかもしれません。まだ梅雨明けもしていないのに、連日蒸し暑い日が続きますので、ぜひお楽しみください。
・大変お待たせしました!瓶うにお申込み開始です!!(6/17)
今日は海の日で祝日ですが、お休みの方も、お仕事の方もよい1週間をお過ごしください!
The Gucci Post(Copyright 2024 グッチーポスト株式会社)
■ 編集部お問合せ
■ メール
■ ブログ
■ X(旧Twitter)
■ Facebook
※本メルマガの内容は、筆者の個人的な見解であり、他のいかなる個人の見解を代表ないし代理するものではなく、他の個人または組織がその内容に対して責任を負うことはありません。
※本メルマガは投資を推奨するものではありません。
ログインしてご確認ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。