プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

第89号 強い需要が続く米住宅市場、先行きには不安も?!

いよいよオリンピックが始まりました。それとともに、欧米では、コロナからの経済の立ち直りが鮮明になってきています。しかし、そこにきてまさかのリスクオフムード。これをどう読むか? それでは、今週のアウトラインです。 ●先…

[ 2021/07/26 06:30 ] コメント(1)

第88号 6月米CPIは大幅上昇、インフレは一時的なのか

一時に比べ、米国の長期金利が落ち着きを取り戻しているためか、このところ「インフレ」議論が少し下火になっています。それもそのはず、パウエルFRB議長もあらためて「一時的」と強調しているのですから当然です。 しかし、今回発…

[ 2021/07/19 06:30 ] コメント(0)

第87号 米企業を悩ます人手不足、長期金利低下はなぜ?

今週は、メルマガを初めてから最も指標が少なかった週ではないかと思うほど、「静かな」週でした。しかし、米国長期金利の低下や米国株式指標の最高値更新など、マーケットには変化が見られました。 そこで今週は、経済指標やFOMC…

[ 2021/07/12 06:30 ] コメント(0)

第86号 強弱感が入り混じる、6月米雇用統計

先週は、週末発表される雇用統計を控えて、日米とも市場は様子見ムードが充満していました。新型コロナ感染拡大による経済の最悪期から約1年経過し、「統計の歪み」を軽視する発信や、「統計のブレ」に慣れてしまっているともとれる分析…

[ 2021/07/05 06:30 ] コメント(1)

第85回 米国経済に見える変化、FRBのメッセージに変化も?

最近、FOMCのブラックアウト期間が過ぎると、FRB関係者から連日様々な発言が飛び出し、マーケットもそれを横目に一喜一憂するので、追いかけるのがなかなか大変です。とはいえ、見方によってはマーケットとのコミュニケーションの…

[ 2021/06/28 06:30 ] コメント(0)

第84回 2023年利上げ開始に傾いた、6月FOMC

各国事情がそれぞれ異なるので、日米、どちらの中央銀行のスタンスが良いか悪いか、という議論は好ましくないでしょう。しかし先週、ほぼ同じタイミングで行われた、日銀金融政策決定会合とFOMCでは、市場へのメッセージの伝え方に大…

[ 2021/06/21 06:30 ] コメント(0)

第83回 インフレは一時的で終わるのか?

定点観測を重ねることの意味のひとつに、「異変に気づく」ことがあります。むしろ、株価や為替といった、マーケットの値動きだけを追っていると、センチメントに流されて正しく判断できないことは経験済みの方も多いと思います。 この…

[ 2021/06/14 06:30 ] コメント(4)

第82号 米雇用市場は回復に向かう、労働供給には問題も

今週からFOMCを2週間後に控え、ブラックアウト期間に入ります。FEDメンバーのコメントが表に出てこない時期となるだけに、より一層、この週末に発表された雇用統計の読み解きは重要になってきます。 今回は、予想通り(?)雇…

[ 2021/06/07 06:30 ] コメント(0)

第81号 住宅市場は鈍化、雇用市場は激化、FRBのメッセージは変化

今回注目はFRBからのメッセージに変化が見られたことでしょうか。経済統計の数字だけを見ると、力強い内容ですが見誤ってはいけないポイントも多々あります。コロナの影響を受けた統計を見ていく中では、データに混ざる「雑音」を巧く…

[ 2021/05/31 06:30 ] コメント(1)

第80号 経済再開による需給が引き起こす統計のブレ

日本でも、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場がオープンするなど、ワクチン接種のスピードが加速しそうですね。こうした周回遅れの日本と異なり、米国ではワクチンが行きわたり、それに伴い経済活動も着々と再開しています。 …

[ 2021/05/24 06:30 ] コメント(0)