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今週の国際政治における戦略的なニュースといえば、なんと言っても3年ぶりにロシアとウクライナの直接交渉がトルコのイスタンブールで始まったことでしょう。 ■ ロシア・ウクライナ直接協議始まる 3年2カ月ぶり 一時停戦が焦点(5/16 毎日新聞) この交渉は、ロシアが全面侵攻をはじめて以来なので、実に約3年ぶりの画期的なものです。よくアナロジーとして出される朝鮮戦争は3年と1ヶ月で停戦になりましたが、今回のウクライナへのロシア侵攻は、すでに3年3ヶ月が経とうとしています。 結果として、1000人規模の捕虜交換以外は両国にとって特に目立った成果がなかったわけですが、それでも交渉継続で合意ができた…
[ 2025/05/19 17:00 ] コメント(0)
先週の世界的な話題といえば、なんといっても先月21日死去し、26日にバチカンで世界の首脳たちを集めたローマ教皇の葬儀の様子の話でした。 あいにく石破首相は葬儀に参加せず、代わりに岩屋外務大臣が出席したわけですが、世界的な影響力が減ったと言われて久しいカトリックの総本山の葬儀でも、トランプ大統領をはじめとする世界の錚々たる首脳たちが集まったことは注目に値します。 ■ フランシスコ教皇にお別れ 葬儀に40万人 遺体はローマの大聖堂へ(4/26 朝日新聞) その中で個人的に注目したのは、渦中のウクライナ戦争について、葬儀の前にゼレンスキー大統領とトランプ大統領が、教会の中で個別会談するシーンが…
[ 2025/05/04 15:00 ] コメント(0)
4月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 4/6 第21号 相互関税決定という不都合な真実 ▼決定の背景 ▼決定の手法 ▼経済的影響 ▼国際的影響 ▼希望のシナリオ? ▼書評 4/16 第22号 トランプは何を狙っているのか ▼フリードマンの「関税の地政学」 ▼フリードマンの議論の問題点 ▼書評 4/20 第23号 トランプ大統領の復讐開始 ▼テイラーの「ブローバック」 ▼テイラーが示唆していたこと ▼近況報告 4/25 第24号 台湾の無血開城の可能性 ▼中国共産党が狙う「北平モデル」 ▼社…
[ 2025/05/01 00:00 ] コメント(0)
今週もトランプ大統領が相変わらず世界を揺るがしておりますが、今回はいつもと趣向を変えて、台湾有事に関する話をしたいと思います。 今月に入ってから、世界は不安定なトランプ政権の話でもちきりです。しかし、東アジアにいる我々が忘れてはならないのが、中国の動きです。 とりわけ世間では、2027年には習近平が台湾統一に向けて動く可能性が取り沙汰されています。日本でもいわゆる「台湾有事」の可能性が大手メディアなどでもかなり取り上げられるようになり、緊張感が高まりつつあると感じます。 そのような中で、4月に入ってから私がよく聞いているポッドキャストで、ある興味深いエピソードが配信されていました。それは…
[ 2025/04/25 19:00 ] コメント(0)
今週もトランプ大統領が世界を揺るがしております。正直なところこの政権は、ハチャメチャな政策の話が1日に2回ほどの頻度で出てくるので、そろそろうんざりしているところです(苦笑)。 もちろん今週の時点では、世界経済についてのインパクトや、赤澤経済再生担当大臣の訪米に伴う日米交渉の行方について、日本のメディアでは関心が集まっております。 ■ トランプ関税交渉、米は貿易赤字・自動車・コメに関心…日本はコメ・大豆の輸入拡大カード用意(4/19 読売新聞) 一方、戦略をテーマにしている本メルマガで私が読者の皆さんに注目していただきたいのは、トランプ大統領が選挙中に公約として掲げていた「復讐」(ret…
[ 2025/04/20 15:00 ] コメント(0)
トランプ大統領の「相互関税」によるショックが相変わらず世界を巻き込み、大騒ぎになっています。 戦略という観点で見れば、とにかく気になるのは、トランプ大統領の中国への関税に対する態度の豹変ぶりです。 ホワイトハウスの中庭である「ローズガーデン」で報道陣を前に、トランプ大統領がいわゆる「相互関税」を発表したのが現地時間の4月2日(水)のことでした。その翌日から2日連続で株価が急激に下がり、日経平均も大きく影響を受けたことはみなさんも記憶に新しいことかと思います。 その4月2日の発表で、アメリカは中国に対して、3月からすでにかけていた20%の関税に加え、さらに34%(合計54%)をかけるとする…
[ 2025/04/16 09:00 ] コメント(0)
トランプリスクが、いよいよ本格的に発動してきました。 今週の世界のトップニュースは、なんといってもトランプ大統領による「相互関税」の発表です。 ■ トランプ氏、相互関税を発表 最大50%で日本は24%(4/3 BBC) 現地時間で4月2日(水)の午後に発表されたこの関税措置の発表は、その大雑把で無謀な政策内容も相まって、文字通り世界を震撼させ、その後は3日連続でアメリカの株価を暴落と言っても良い状態に突き落としています。 このような規模の株価の下落があると、通常の大統領だとビビってすぐに政策修正となるわけですが、株価を気にしていた第一期の自分とは違って、今回のトランプ氏は、 「私の政…
[ 2025/04/06 12:00 ] コメント(0)
3月のバックナンバーです。 最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。 3/2 第17号 トランプには首尾一貫した戦略があるのか? ▼解釈その1:削減と仕切り直し ▼解釈その2:対中包囲網で大成功! ▼解釈その3:何も考えていないからカオス ▼近況報告 3/7 第18号 国防費3%を要求されたら? ▼まるで北朝鮮? ▼コルビーの公聴会と日本の報道 ▼日本はライバル国を説得せよ ▼近況報告 3/22 第19号 ロシアは本当に強いのか ▼強いロシア ▼弱いロシア ▼ではどちらが正しいのか ▼近況報告 3/27 第20号 民間SNS…
[ 2025/04/01 00:00 ] コメント(0)
大スキャンダルがトランプ政権で発生しました。 多少なりとも国際ニュースやアメリカ政治を追いかけている人々であれば既にご存知のニュースかと思いますが、世界はここ数日この話題でもちきりです。 ■ 米政権中枢 軍事作戦情報を民間メッセージアプリでやりとりか(3/25 NHK) この問題を端的にいえば、「トランプ政権の中枢メンバーがイエメンでの軍事作戦の詳細な情報を民間のメッセージアプリでやりとりしていた」というスキャンダルです。 ここでの「民間のメッセージアプリ」とは、私も使用しているシグナル(Signal)というスマホのメッセージアプリです。日本で最も使われているライン(LINE)よりも一…
[ 2025/03/27 16:30 ] コメント(0)
先週はメルマガを一週間お休みしてしまいました(その理由は近況報告で述べます)が、その間にも世界は相変わらず激変しておりました。 それを象徴する一つの大きなニュースは、やはりトランプとプーチンという米ロ首脳によって、ウクライナ停戦についての電話による交渉が直接始まったことで間違いありません。 そこで見られた進展としては、本メルマガを書いている時点においては、ロシアがアメリカ側の求める30日間の停戦には一切応じておらず、その代わりにエネルギー関連施設への30日間の攻撃停止だけには合意したというものです。 ■ ロシア 30日間の停戦に応じず ウクライナと攻撃の応酬続く(3/20 NHK) と…
[ 2025/03/22 15:30 ] コメント(0)
奥山真司奥山真司の戦略論から見た世界
カナダ&英大卒。戦略学博士(PhD)。著書『地政学』のほか、C.グレイ著『現代の戦略』、E.ルトワック著『ラストエンペラー習近平』、L・フリードマン『戦争の未来』、ブランズ&ベックリー『デンジャー・ゾーン』など。 メルマガのご紹介 バックナンバー メルマガ配信登録
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