ブログ記者によるオンライン新聞 グッチーポスト

The Gucci Post [ぐっちー編集長の金融・経済を中心としたオピニオンブログ News Paper]

2019/07/01 00:00  | 今週の動き |  コメント(9)

今週の動き(6/30~7/6)

もう7月になりました。早いものですね。毎日雨というわけではないですが、不安定な天気が続いています。早く梅雨が明けて欲しいものです。

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先週の動き
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6/23(日)
・トランプ大統領が「イランとの交渉に前提条件はない」とTVインタビューで発言
・ペンス副大統領がイランによる米国の無人偵察機の撃墜について「イランの最高レベルで承認されたものとは考えていない」とTVインタビューで発言
・ボルトン大統領補佐官がイスラエルを訪問
・イエメンの反体制武装組織「フーシ派」がサウジ南部の空港を無人機で攻撃したと発表
・金正恩朝鮮労働党委員長がトランプ大統領から親書を受け取ったと北朝鮮国営の朝鮮中央通信が報道
・イスタンブール市長選挙の再実施(野党CHPのイマモールの勝利が確実)
・エチオピアでクーデター未遂が発生し、その数時間後に陸軍参謀総長が護衛担当者によって射殺されたと政府が発表

6/24(月)
・米国がイランのハメネイ最高指導者やイラン革命防衛隊の幹部8人を制裁対象に指定(イランは米国の制裁は外交交渉を「永久に閉ざす」と非難する声明を発表)
・トランプ大統領が、ホルムズ海峡から中国は原油の91%、日本は62%を輸入しているが、これらの国々は自国の船舶を自ら守るべきだとツイート
・トランプ大統領が日米安保条約を不公平として不満を示したとブルームバーグが報道
・米商務省が輸出管理規則に基づく「エンティティ・リスト」に中国のスーパーコンピューター企業「曙光信息産業」と関連会社5社を追加
・ポンペオ国務長官がサウジ、UAEを訪問
・国連安保理がイラン情勢に関する臨時会合を開催(NY)

6/25(火)
・トランプ大統領が「イランによる米国へのいかなる攻撃にも巨大で圧倒的な力で対処する。場合によっては消滅を意味する」とツイート
・トランプ大統領がメラニア夫人の広報責任者ステファニー・グリシャムを大統領報道官に指名
・米国の対中追加関税「第4弾」の公聴会が終了(ワシントンDC)
・下院司法委員会と情報特別委員会がモラー特別検察官は7月17日に議会証言を行うと発表
・米国・ロシア・イスラエルの安全保障担当者会議(エルサレム)
・パレスチナの経済支援に関する国際会合(バーレーン・マナマ、~26日)
・ポンペオ国務長官がアフガニスタン(電撃訪問)、インド、スリランカ、日本、韓国を訪問(~30日)
・チェコでバビシュ首相の退任を求める大規模デモ(プラハ)

6/26(水)
・トランプ大統領が日米安保条約体制に対する不満をFOXのインタビューで表明
・米民主党の大統領候補者のテレビ討論会(マイアミ、~27日)
・米商務省が輸出管理規則に基づく「未確認リスト」から中国企業8社を除外すると発表
・国連安保理がイラン核合意に関する会合を開催(NY)
・カショギ記者殺害事件の調査を行った国連のアニエス・カラマール特別報告者が国連人権理事会で調査結果を発表
・ベネズエラのマドゥロ大統領が野党によるクーデター計画を治安部隊が阻止したと発表
・米州機構総会(コロンビア・メデジン、~28日)
・日仏首脳会談(東京)

6/27(木)
・米最高裁が20年の国勢調査に市民権についての質問を加えるとの政府の方針は、説明が不十分であることから無効とする下級審の判断を一部認める判決
・米最高裁が党派的な選挙区割り(ゲリマンダリング)の違憲性の判断を回避する判決
・米下院が移民対策支出法案を可決(上院は6月26日に可決)
・米上院が国防授権法案を可決
・デンマークの社会民主党のフレデリクセン党首が首相に就任
・豪州が北朝鮮で豪州人男性が拘束されたとの報告があると発表
・日中首脳会談、日印首脳会談、日・EU首脳会談、日・アルゼンチン首脳会談、日・エジプト首脳会談、日豪首脳会談(大阪)

6/28(金)
・G20サミット(大阪、~29日)
・米ロ首脳会談、米印首脳会談、米独首脳会談、米・ブラジル首脳会談(同)
・日米首脳会談、日米印首脳会談(同)
・BRICS首脳会議、中ロ印首脳会談、英ロ首脳会談、インド・韓国首脳会談(同)
・日・タイ首脳会談、日・インドネシア首脳立ち話、日・スペイン首脳立ち話(同)
・米財務省がベネズエラのエルネスト・マドゥロ制憲議会議員(マドゥロ大統領の息子)への経済制裁を発動
・イランと英・独・仏・中・ロシアがイラン核合意に関する高官協議(ウィーン)
・プーチン大統領が自由主義の後退とポピュリズムの隆盛をFTのインタビューで強調
・EUと南米南部共同市場(メルコスール)がFTA締結について暫定合意

6/29(土)
・米中首脳会談(大阪)
・米・トルコ首脳会談、トランプ大統領とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が会談(同)
・トランプ大統領が訪韓(~30日)
・トランプ大統領が訪韓の際、非武装地帯で金正恩朝鮮労働党委員長に挨拶する意向をツイート(北朝鮮の崔善姫第1外務次官は「非常に興味深いが、正式な提案を受け取っていない」との談話を発表、国営の朝鮮中央通信は「トランプ大統領の意向どおり米朝首脳会談が実現すれば両国関係が進展する意義ある機会となる」と報道)
・ロシア・トルコ首脳会談、プーチン大統領とサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が会談、中仏首脳会談、インド・ブラジル首脳会談(大阪)
・日ロ首脳会談、日・ブラジル首脳会談、日・南ア首脳会談(同)
・ハリルザド・アフガン和平担当特別代表とタリバンの代表団が和平協議を再開(ドーハ)

●G20大阪サミット

G20大阪サミットは、首脳による「大阪宣言」を採択して閉幕。大阪宣言には、「自由で公正かつ無差別な貿易・投資環境を実現し、開かれた市場を保つために努力する」との文言が盛り込まれ、17年のドイツ・ハンブルクサミットで打ち出した「保護主義と闘う」との文言は、昨年のブエノスアイレス・サミットに続き見送られました。また、デジタル経済、海洋プラスチックごみ対策等、最近注目を集めるテーマもフォローしています。

「G20サミット」(18/12/3)

G20サミットについては、毎年述べていますが、多国間会議自体に大きな意味はなく、ただ先進国と新興国のメジャー・プレイヤーが一堂に会し、様々な二国間会談を行うという意味で重要な機会になりました。首脳宣言には、注目度の高い最近の世界的な課題への対応が定められますが、実効的な成果を生み出すことは期待できません。

ところで、これだけの規模の首脳レベルの国際会議を大阪で行うのは、95年のAPEC以来ではないかと思います。大阪は世界の注目を集める一大舞台になりましたが、準備も大変だったようで、会議の写真を見ると、会場の狭さと質素さが目立ちました。

特に驚いたのは、「デジタル経済に関する首脳特別イベント」でトランプ大統領、安倍首相、習近平国家主席が3人並んで座っている写真。普通に会社の会議室で使われる3人掛けのデスクに肩が当たるような至近距離で座っています。トランプと安倍首相はともかく、習近平のこんな写真は見たことがありません。ちょっと衝撃です(笑)。

また、中ロ印が3か国首脳会談を開催しましたが、これもまた会場のシンプル感がものすごく、習近平、プーチン大統領、モディ首相という強面のリーダーたちがサラリーマンのように見える光景に(苦笑)。威厳を重んじる人たちに対して、ちょっと不穏な扱いだった気もしますが・・しかも写真を掲載していたのは新華社。よくこんなのを掲載したなあと思います(他にないからどうしようもないのかもしれませんが)。

●米中首脳会談

5月に米国の関税引き上げとファーウェイ制裁、そして対中追加関税「第4弾」の発表があり、どうなることかと思われたトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談ですが、両国は通商協議の再開で合意しました。トランプは、追加関税「第4弾」は先送りにして、さらにファーウェイとの取引禁止を解除する方針を表明しました。

今回の会談の意味と今後の展望については、今週別稿で解説します。

●日米首脳会談

4月(ワシントンDC)と5月(東京)に続く3度目の首脳会談。日米貿易協定交渉の早期合意をめざし、閣僚級の交渉を加速することで一致しました。貿易協定交渉については、前回の首脳会談の際、今月の参院選後まで大きな発表を行わないことが明示されていたので、想定されたとおりの結果でした。

「日米首脳会談」(6/3)

一方、訪日前にトランプ大統領が日米安保条約に対して不満を表明したことが波紋を呼びました。首脳会談の場では、日米安保体制の見直しと為替問題は話題に上らなかったとのこと。この点を含め、今後の展望についてコメントします(※メルマガに限定)。

●トランプ政権のイラン制裁

米国とイランの緊張関係は厳しさを増しています。先週には、ハメネイ最高指導者が制裁対象に指定されました。

イランは、ハメネイは海外に資産を所有していないので、制裁は実質的に意味がないと述べています。実際そのとおりでしょうが、シンボリックな意味では極めて挑発的な措置です。

また、米国はザリーフ外相も制裁対象にする方針を発表しています。こちらはハメネイと比べると、より実質的な意味が生じます。なぜなら、制裁を科されると米国への入国や国内での行動に支障をきたすおそれがありますが、ザリーフは対話の担当者ですから、その行動の制約は対話プロセスの障害になりかねないからです。

ザリーフへの制裁はトランプ大統領の意向に沿った措置とは考えにくいところです。このあたりからも、政権内の意思決定プロセスのちぐはぐさが見てとれます。ボルトン大統領補佐官をはじめとする強硬派の独走がどこまで続くのか、トランプの不興を買うことがないのか、気になるところです。

●パレスチナの経済支援に関する国際会合

前回の記事で述べたとおり、クシュナー大統領顧問がトランプ政権の中東和平構想(世紀のディール)の経済部分として、500億ドルのパレスチナ支援枠を発表しました。

「パレスチナの経済支援に関する国際会合」(6/24)

しかしトランプ政権の政策に反発しているパレスチナ自治政府は会議をボイコット。これを受け米国はイスラエルの招待を取り止め、中東和平の当事国が不在という奇妙な会議になりました。ポイントを解説します(※メルマガに限定)。

●イスタンブール再市長選挙

イスタンブール市長選が再実施され、野党CHPのエクレム・イマモールが勝利しました。僅差で勝利した前回と異なり、今回は9ポイントの大差をつけて圧勝。与党AKPのユルドゥルム前首相は敗北を認め、エルドアン大統領も祝辞をツイートしました。

前回の記事で述べたとおり、エルドアンはイマモールを激しく攻撃し、市長とは認めないと発言していたことから、投票結果の操作や、イマモールの勝利を認めない可能性があるとみられていました。しかし、前回のような僅差であればともかく、ここまで圧倒的な差をつけられると文句のつけようがなく、受け入れる他選択肢がなかったのでしょう。

「イスタンブール再市長選挙」(6/24)

今回の選挙の結果は、今後のトルコ政治を見る上で大いに示唆に富みます。ポイントを解説します(※メルマガに限定)。

●民主党の大統領候補者のテレビ討論会

民主党がフロリダ州マイアミで第1回大統領候補討論会を開催しました。前回の記事で述べましたが、出席者は以下のとおりです(支持率は直近のデータに改訂)。

・1日目(6月26日)
ウォーレン上院議員(12.8%)、オルーク前下院議員(3.3%)、ブッカー上院議員(2.3%)、クロブシャー上院議員、カストロ元住宅都市開発長官、ライアン下院議員、ガバード下院議員、インスリー・ワシントン州知事、デブラジオNY市長、ディレイニー前下院議員

・2日目(6月27日)
バイデン前副大統領(32%)、サンダース上院議員(16.9%)、ハリス上院議員(7%)、ブティジェッジ・サウスベンド市長(6.6%)、ヤン(実業家)、ジルブランド上院議員、ヒッケンルーパー前コロラド州知事、ベネット上院議員、ウィリアムソン(作家)、スウォルウェル下院議員

かねてから民主党は候補者が多過ぎると言われています。たしかにそのとおりですが(笑)、しかしこれだけ多彩なキャラクターが一堂に会して議論するのは壮観で、見ごたえがありました。今週、大統領選の展望とともに解説します。

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今週の動き
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6/30(日)
・米韓首脳会談(ソウル)
・米朝首脳会談(板門店)
・中国が石油や天然ガスの探査・開発等の7分野で外資規制を緩和すると発表
・EU臨時首脳会議(ブリュッセル)
・安倍首相がサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談(東京)
・日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退

7/1(月)
・香港返還22周年(香港の民主派団体が「逃亡犯条例」の改正案に反対するデモを実施予定)
・世界経済フォーラム夏季会合(夏季ダボス会議)(大連、~3日)
・OPEC総会(ウィーン)
・日・トルコ首脳会談(東京)

7/2(火)
・OPECと非加盟主要産油国との生産調整会議(ウィーン)

7/4(木)
・米独立記念日(米市場休場)

●第3回米朝首脳会談

G20サミットが終わり、EU臨時首脳会議で指導部人事が話し合われる以外は、とりあえず大きなイベントは予定されていません・・と書こうとしていたところで、電撃的な米朝首脳会談。

トランプ大統領は、訪韓する直前に、訪韓の際に非武装地帯で金正恩に挨拶したいという意向をツイート。これに対し北朝鮮の崔善姫第1外務次官は「非常に興味深いが、正式な提案を受け取っていない」との談話を発表。朝鮮中央通信は「トランプ大統領の意向どおり米朝首脳会談が実現すれば両国関係が進展する意義ある機会となる」と歓迎の姿勢を表明。金正恩もトランプのツイートを見て「驚いた」とのことですが、異例のスピードでトランプの呼びかけに応え、会談の実現に至りました。

ただ、電撃的な米朝首脳会談があり得ることは、以下の記事で指摘していました。トランプと金正恩との書簡の交換、文在寅大統領が米朝首脳会談が近く行われる可能性に言及したこと、そして習近平国家主席の初訪朝がその可能性を示唆していました。

「習近平の初訪朝」(6/24)

トランプは南北の軍事境界線を越え、金正恩氏と会談しましたが、現職の米大統領が北朝鮮側に足を踏み入れたのは初めて。両首脳は非核化に関する実務者協議を今後2、3週間で再開することで合意し、トランプは金正恩をホワイトハウスに招待したとのこと。また、会談後に文在寅大統領も合流し、米朝韓の首脳が立ち話を行いました。現時点でのコメントを述べます(※メルマガに限定)。

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あとがき
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先日のコメント欄では、一度掲載したものを含め、いくつかのコメントを非掲載とさせていただきました。本ブログは、基本的にすべてのコメントを掲載することにしていますが、本ブログ・メルマガの内容と関係ない投稿については、場合によって、非掲載とさせていただくことがあります。申し訳ありませんが、ご了承下さい。

なお、非掲載としたのは、編集部の意向ではなく、私自身の自主的な判断によるものです。決め手になったのは、特に「空の財布」さんと「初めて、そして最後の投稿者」さんからのコメントでした。一連の関係コメントをまとめて非掲載としたため、お二人には心苦しく思いますが、私自身はしっかりと受け止め、参考にさせていただきました。どうもありがとうございます。

本ブログとメルマガの内容に対するご意見については、異論や批判を含め、これからも、可能な限りすべて掲載する方針です。読者の方からのご指摘は、私にとって貴重な財産です。諸般の事情から、非掲載とさせていただくことがあっても、しっかりと読ませていただいています。公開に適さない場合には、メールでお話することもできますので(返信は遅れることがありますが)、ご検討下さい。これからも、皆様との意見交換を楽しみにしています。

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9 comments on “今週の動き(6/30~7/6)
  1. KB より:
    引き続き

    結局、今週末もトランプ劇場に釘付けでした(苦笑)
    メルマガの日米通商交渉の今後の駆け引きにおける見通しは、興味深い内容でした。それに、国内ではほとんど報じられていないトルコ情勢も興味深く、エルドアンはどんな時も「エルドアン」なんだな、と。経済情勢が気になりますのでウォッチします。
    ところで、米国内で、今回の米朝首脳会談を「対キューバへの制裁緩和」と重ねる動きは主流なのでしょうか?それとも、やはり遠いアジアの話、インパクトはあるけど、さして興味はないのか?気になります。

    最後に、先週のコメント欄で軽率なつぶやきをしたせいで、JDさんには大変なお手数をおかけし申し訳ございませんでした。これに懲りず、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

  2. より:
    金正恩の通訳

    トランプ大統領と金正恩委員長会談。金正恩側の英語への通訳が女の人から男の人に変わり、はじめ大きな声で英語に通訳していたのが前回の会談を踏まえての改良をはかったのね。と思いました。
    私の感想は、時間かかっても、全部一気にやろうとトランプ大統領が言った日本語の同時通訳の言葉です。

    この言葉からは、

    次回は、金正恩委員長がアメリカに行って、一気にやることを決める書面に署名する場面が予想されます。

    この場面で、中国がやったように最後にこれだけは、認められないと、書類を減らしてきたとき、決裂が起こるのか。第2回会談で決裂を思い出し金正恩委員長がどう決断するのか見どころと思っています。

    JDさんの第三回米朝会談予想を読み落としていたので、きおつけます。

  3. china より:
    米朝首脳会談

    米朝首脳会談の開催については先週のメルマガでも触れられていたので何となく頭にはありましたが、まさかこのタイミングで来るとは思っていなかったので少しびっくりです。また前日にツイッターで呼びかけという大胆な誘い方にも驚きましたし、その勢いで北朝鮮まで足を踏み入れたのにも2度びっくり。・・・さすがトランプ、エンターテイナーだなぁ・・などと初めは思っていたのですが、突然のお誘いや北朝鮮入り、これ本当に彼のアイディアなのかな・・と若干不思議。

    本人はダメもとでツイートした的な事を言っていましたが、これ本当に何の口裏合わせも無ければかなり難しいミーティングだったと思うのですが、そんな万に一つの可能性にかけ「ダメもとツイート」なんてするのかなと。しかもあんなタイトなスケジュールの中で。

    などと考え始めると、初めからすべて段取りが整っていたと考えるのが合理的なのかな・・と思うのであります。そこで更に湧き上がってきた疑問が、誰がこの段取りを考えたのだろう、という点。

    習近平の訪朝後に、G20の米中首脳会談決定をはじめ色々と物事が動き始めたのを見ても、中国が米国に対し北朝鮮カードを見せていたのは当然として、もし仮に今回の一連のイベントごと中国がトランプに提案していたのだとしたら面白いなと思いました。そうだとしたら、「インパクト」と「初物」を何よりも愛するトランプの性格を熟知した、まさにパーフェクトな提案だと思ったからです。

    米中首脳会談については、ファーウェイの制裁解除を引き出せた中国の方が収穫大だったような気がするのですが、このあたりもトランプが中国の提案に気を良くして最大限の譲歩をした結果だったりして・・などとついつい勘繰ってしまいます。

    以上、個人的には色々な空想を膨らませながら、程よく楽しめた週末でありました。
    今週は米中首脳会談の解説にテレビ討論会の解説と充実のラインナップですね。楽しみです。

  4. P.S. より:
    JDさんへ

    強い陽射しの中を歩いていて、ふと見つけた、大きな木に囲まれた静かな公園の日陰のように、とても嬉しくてホッとさせるものが、JDさんのブログにはあります。
    世界情勢を垣間見せてくれるだけではなく、時折は美しい海の中まで見せていただいたり、と私にはオアシスのような存在です。
    残念ながら私には、KDさんやChinaさんのように、コメントを出せるような知識もなく、お二人のコメントを読み、JDさんにとってとても励みになっているだろうなと、羨ましく思っております。
    (たぶん私のように思っている読者も多いのでは)

    私は多様性というものをとても大切に思っており、そういう意味でグツチーポストを評価しておりました。また、読者の方のコメントを読むのも楽しみの一つでしたので、グッチーさんがもう少し大人の対応をして、人を育てるというお気持ちを持ってくださってたらなぁ、と残念な気持ちを否めません。
    今のグッチーポストにはjoyがなくなってしまいました。

  5. 健太 より:
    アメリカの極東政策

     朝鮮半島をめぐって、我が国とアメリカは利害関係が異なるから、それぞれ南北朝鮮を指標として、我が国はアメリカと衝突すると予測している。
     明治以降我が国は朝鮮半島に莫大な金を使った。その額は一説によると現在価格で60兆だという。その上満州支那大陸、台湾に使った金を考えるとそれこそ莫大な金になる。戦前それらを国内に使えという人がいたが傍流だった。当時何を間違えたのか。多分それは歴史的な要素があり、明治維新にあると思う。つまり征韓論が起きた元のにあるわけです。

     朝鮮などはどうせ屑に過ぎないというのが実感です。

    ではアメリカはいかなる状態が望ましいとみているか?具体的には北に核兵器の保持を許すか?
     識者はどのように思うか知らないがアメリカは計算だかかく、道義のために強いものに向かっていくということはしない国だと思う、口では調子こいたことを言うけれども。しかしそこがアメリカということです。

     日本人と日本国はアメリカはベトナム戦争で南ベトナムをみすてた事実のみを考えればいい。あれだけ軍事介入をしていたにもかかわらず。

     南北朝鮮は我が国にとって、炭鉱のカナリヤの役目しかない。
    では今回のカナリアは何か?
    公然と南朝鮮の大統領を無視した。おそらく、安倍首相も無視されるだろう。

     そのほかにある。今回我が国が輸出規制の強化をしたがこれは報復としてしているのではない。
     しかし韓国経済はアメリカ資本が入っているから、それによる被害が生じると予測する。韓国の基本条約の破棄によるようだが、内実は違う。そもそもその基本条約はアメリカの助言と極東の安全保障から結んだものに過ぎない。お互いの請求権放棄など正気の沙汰ではないが軍事面から考えると常識に過ぎない。それを実質破棄してきたから、ことは戦争まったーに過ぎない。

    防衛線が対馬海峡まできたにすぎない。奈良時代に戻った。
     アメリカの戦後の戦争は核兵器を使わなかったからうまくいかなかったに過ぎない、その意味でマッカーサーの意見は正しかったが、アメリカは恐れてそれをしなかった。福田恒存はベトナム戦争の初期に早く核兵器を使わないとアメリカは負けると述べていた。この意味を我々日本人は考えることです。

     トランプ大統領がイランが消滅するといっていることは核兵器を使うぞということに過ぎないと思っている。いろいろネットで調べるとヨーロッパは核兵器が使われる前提で見ているしまたその準備もしていると思う。確か高速鉄道は自^ぜるのはずです.電気では一瞬にして壊れる。その為だけに多くの費用を使っている。このような費用を我が国は無視しての経済です。

     今回ハンセン病の家族に対して裁判所が馬鹿な判決を出したが、将来北の核ミサイルが例えば東京に飛んできて、防ぐことができなかった、残った遺族は我が国の政府に向かって<遅くともアメリカが北の核を認めた時からその対策を取らなかったのは国の落ち度で、賠償を命じる判決を下して、賠償させるつもりか、我が国の裁判官は。愚かに尽きる裁判官たちだ。

     世界中の笑いものに過ぎない。だから国への裁判は無答責です。これが近代国家の第一原理です、だからなおさらそれを運営する議員が重要です。

     予備選挙期間を設けて立候補者をさらし者にしてその能力を見る制度をわがくにはつくることです、その間にろくでもない立候補者は排除される。ちょうどアメリカの大統領選挙のように。アメリカの真似をしたらいいではないか?

  6. china より:
    多様性と調和

    私も多様性を認めることはとても大事だと思っています。ただ、私の場合は、調和を乱さない限り、という条件付きです。このブログに参加される方が皆、そのような自制心をもって関わって下さるのがベストだと思うのですが、読者数が増えるにつれ暗黙の了解的な常識だけでは統制が効かなくなることも事実だと思います。

    先日の一件もまさにその統制が効かなくなってしまった状態で、JDさんも苦渋の決断であったと思います。多様性の容認と調和の保持は、必ずどこかで衝突するものだと思っており、JDさんが公開中止を決めたポイントがまさにその「限界点」だったのではないかと思います。
    難しいですね。

    話は変わりますが、先日もコメント欄で言及した通り、私自身はメルマガを読み始めるまで本当に無知でした。ブログのコメント欄に投稿する勇気もなかったので、初めて書いたコメントはメールで二言、三言だったかと思います。何がどう面白かったかを表現する語彙も知識もありませんでしたが、感動した気持ちをお伝え致したく、恥を忍んでメールを送りました。

    当時はこんなコメントメールを送ることに意味などあるのだろうか・・と悩みましたが、今思うと送って良かったと思います。多分、あの拙いコメントメールも、今コメント欄で投稿しているコメントも、同じくらいJDさんにとっては糧となっていると思うからです。(あくまで私見ですが・・・。)(もちろん、私のコメントに限らず、全ての方のコメントにおいて言えることだと思います。)

    ですので、コメントに知識は必要不可欠のものではないと思っています。「言葉」と「気持ち」、そして人と向き合うに当たり必要最低限の「礼節」、これらがあれば良いのではないかなと、そう考えています。

  7. 謙太 より:
    再投稿

     再投稿です。今回のトランプ氏の北との会談は十分にねられたもんだったか?
    反射的に思い出したのはニクソン訪中の報道です。これはキッシンジャーがもくろんだものだったが、時の内閣総理大臣佐藤栄作には何も知らされなかった
    。それはアメリカの継続してきた極東政策の変更だった。
    朝鮮戦争のために我が国に警察予備隊と独立を承認したように、ベトナム戦争の解決のために、中共と交渉をすることにした。いずれも軍事的問題に過ぎなかった。
     その後は田中内閣となり、我が国は外交の大きな変更をした。そのおお元は1964年、東京オリンピックの年の中共の核実験の成功だった。我が国にとって重要なことはオリンピックではなく中共の核実験成功だった、その後を見れば誰でも納得すると思う。
     歴史は繰り返すのか?
     慌てて中共と国交を樹立したように北朝鮮とするのかな。なぜわざわざ国民が損をする国交をするのかわからない。損得の計算ができないかわからないか?

     妙な理想にともすいて、または何かに,使嗾されて、するような気がする。日銀の異次元政策においても似た物を感じたが、まじめすぎるのが我が国の外交です。
     IWCからの脱退まで30年かかったがその間に我が国が考えたことは何か?
     相場でいうとずるずると取引をして大損をしたことと同じかなあ。 早い時期に見切って脱退をすれば、被害は少なかった。それに使った費用を算出すればいかなる金額になるか?
     資本主義はまず銭でものを見るのが常識だがこれが難しい。複式で見なければならないからです。いまだよくわからず、できないでいる。

     日韓においても同じようなことがあるが河野洋平氏は実に立派な我が国外交の立役者です。韓国を調子に乗らせて、かの国がどのような国かを国民にしらしめたからです。韓国はいろいろな意味があるが一杯食わされたと思っているでしょう。
    世界中が風雲急を告げますなあ。
    アメリカの対日政策が変わりますね。幕末から日露戦争までが第一、それから、朝鮮戦争までが第二。それからベトナム戦争終了までが第三、それから冷戦終了までが第四、リーマンショックまでが第五、そして今回ですか。いずれもアメリカの気まま、大国の気ままに振り回されたに過ぎないが、それは我が国の生存の条件だから、正面から向かうしか道はない。多くの人が死にますね。
    失礼しました。

  8. JD より:
    皆様

    様々なコメント、どうもありがとうございました。
    私自身は、読者の皆さんに自分の情報と考え方をお伝えし、それに対して皆さんが自由にご意見やご質問をおっしゃっていただき、さらに議論もできれば、それだけで十分に満足でした。
    ただ、管理者として、もう少し視野を広くして考えなければいけない場面があることが分かりました。ご指摘をいただき、大変勉強になりました。

    私が望むのは、このブログとメルマガをご覧になった方に、「読んで良かった」「ためになった」「楽しかった」と思っていただくことです。P.S.さんのお言葉を見て、そのことをあらためて実感しました。
    そうした原点の気持ちを大事にして、これまで以上に面白く、刺激のある発信をしたいと思います。
    なお、コメントはどのようなものであっても歓迎しております。「今回の記事を読んで元気が出た」「海の写真に癒される」というお言葉だけでも、私には十分励みになります。
    これからも、ご指摘やご意見をお待ちしています。よろしくお願いします。

  9. KB より:
    エドワード・ギャラガー

    「軍法会議」軍人が軍人を裁く、ということができるのかも疑問ですが。英雄の無罪を喜ぶ論調が多いように見えます。実際、米国内でどういった受け止め方をされているでしょうか?
    シールズのエリートって、映画等では人格や能力がずば抜けていて、とても格好よく描写され素敵だと思っているだけに、複雑な気持ちになるニュースでした。
    米国では任務のを終えてPTSDに苦しむことも多いと聞きます。志願者も相当数いると思われますが、社会問題になったりはしないものなのでしょうか?なかなか馴染みのないシステムでピンときておりません。

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