2018/11/06 05:00 | 米国 | コメント(29)
中間選挙のポイント(5):知事・州議会、最後の結果予想
いよいよ中間選挙の当日を迎えました。本日は「中間選挙のポイント(4):下院の展望」(11/2)の続きです。
前回と前々回は連邦の上下両院の展望について解説しました。今回は最終回ということで、州知事と州議会の展望、そして最後の結果予想をお伝えします。
まず州知事ですが、現職は共和党33、民主党16、無所属1。改選州は36。そのうち共和党現職が26、民主党現職が9、無所属が1です。
以下は現職州知事のリストです。
■ アメリカ合衆国州知事一覧(Wikipedia)
例によってクック・レポートとReal Clear Politicsを確認しましょう。
■ 2018 Governor Race Ratings(The Cook Political Report)
■ 2018 Governor Races(Real Clear Politics)
クックによれば共和党8、民主党3が確実(Solid)、共和党6・民主党7が優勢(Likely/Lean)、接戦(Toss up)は12(共和党現職10、民主党現職2)です。
次に州議会ですが、共和党と民主党がそれぞれ多数を占める議会は州上院では共和党36、民主党14、州下院では共和党31、民主党18。46州で選挙が行われ、改選議会は87(全議会99)、改選議席は全議席の82%です。
以下のサイトに詳細があります。
■ (地図)2018 Legislative Partisan Composition(National Conference of State Legislatures)
■ (議席数)2018 State & Legislative Partisan Composition(同)
ほぼ真っ赤ですね。共和党が支配する州議会が大半を占めることが一目瞭然です。
知事選と州議会選は連邦議会選とは異なるダイナミクスが働きます。また、知事と州議会の役割は地方政治の運営ですが、その権限は連邦議会選と大統領選にも影響を与えます。
ということで、例によって前置きが長くなりましたが(笑)、本論に入ります。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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中間選挙のポイント(5):知事・州議会の展望
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●知事選のポイント
●知事選の展望
●州議会のポイント
●州議会選の展望
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最後の結果予想
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選挙当日ということで、最後にあらためて結果予想を述べます(※予想部分はメルマガ限定)。
言うまでもなく、未来を完全に予測することなどできません。しかし、だからといって不可知論に陥る必要はありません。サプライズが起こるのは、勝負がどっちに転ぶか分からない、ギリギリのポイントです。ここまでは分かるが、ここだけはどうしても分からない、その不確定部分の結果によっては全体のシナリオにこれだけ影響が及ぶ・・というところまで分析を詰めることは可能です。
16年大統領選もそうでした。私はトランプが勝利する条件を整理し、その条件がすべて満たされたとき(可能性は低いが)トランプの勝利は実現することを示しました。結果はそのとおりになりました。
・「米国大統領選:最後の注目ポイント」(16/11/7)
・「米国大統領選:結果の分析」(16/11/14)
今回も、中間選挙のポイントを詳しく分析し、どこがギリギリの戦いなのか、それがどれだけの影響を与えるのか細かくお伝えしました。共和党と民主党、いずれかが予想を超える勝利をおさめるとすれば、不確定のポイントがすべて有利にかみ合ったときです。これだけの接戦になると、たとえば「テイラー効果」すら侮れません。ただサプライズが起こっても、その原因をあらかじめ推測できていれば、慌てる必要はない、ということです。下院選で共和党の評価が上がってきた背景(トランプの支持率上昇、カバノー効果、移民問題)についても説明しました。
これまで何度も述べてきたように、私は予言者や予想屋ではありません。私がお伝えしたいのは、(1)正確で重要な事実、(2)その事実をどのように分析するかというフレームワーク、(3)事実をフレームワークに当てはめることにより導かれる合理的な推論です。最後の(3)の部分は個人の主観や直観に左右されるところで、絶対の答えはありません。大事なのは(1)と(2)です。
(1)と(2)をスキップして、「大統領選ではトランプが勝つだろう」、あるいは「トランプに対抗するのはバーニー・サンダースだろう」などと言っても、建設的な議論にはなりません。「あなたはそう思うのですか。それで?」で終わるだけです。
16年大統領選でも「トランプが勝つだろう」という予想を述べる人は沢山いました。しかし、その根拠の多くは「選挙集会が盛り上がっている」「白人は怒っている」「本当の米国人とはこんなものだ」という単なる印象論。これではただのギャンブルの結果予想に過ぎません(こう言うとギャンブラーに失礼かもしれませんが)。
大事なのは結論ではなく、その結論を導くための「エビデンス」と「ロジック」です。そこがクリアーになれば議論は成立し、仮に結果が予想と異なったとしても何が原因か分かり、それを分析・修正して、今後に生かすことができます。どこまでが分かり、どこまでが分からないのか。それを明らかにすることはドイツの哲学者カントの「批判哲学」の根本的な問題意識でした。こういう作業にこそ本当の「知性」は宿っています。
また、「専門家がこう言っている」「インサイダーである誰々によれば真相はこうだ」などという話は扱いに注意が必要です。「インサイダー情報」は、直接自分(または自分のチーム)が会って聞いた話でないと意味がありません。その情報の信頼性は常にチェックが必要で、独立した複数のソースの情報に照らし合わせて裏付けをとらないと意味がないからです。これは私のようなプロでないとできない世界です。もっとも、こういった内々の情報が果たす役割は、実は皆さんが思うほど大きくありません。
たとえば北朝鮮や中国共産党の権力闘争など、その実情は実際のところ誰にも分かりません。こういうブラックボックスをほじくっても、エンタメ的に面白いかもしれませんが、大した意味はないのです。本当の「インテリジェンス」とは、前述のとおり、緻密な事実の積み重ねであって、それは公開情報で相当部分カバーできます。奇抜な情報に惑わされず、まずは基本を押さえることが肝要です。
正確な事実と判断枠組みを身に付ければ、「識者」や「専門家」の見方の浅さや誤りを見抜き、自分自身で判断ができます。私が皆さんに意識して欲しいのは、こういった一歩踏み込んだ姿勢です。このプリンシプルは普遍的なもので、中間選挙に限った話ではなく、地域や時期によって変わることもありません。
これがいつも私が緻密な情報をお伝えする理由です。細か過ぎてうんざりするかもしれませんが(笑)、分からないところがあれば、異論反論も含め何でもお答えしますので、ご遠慮なくお聞きください。
最後に、これだけの分量を自在に書くことは、メルマガ以外のメディアではできません。私自身、新聞、雑誌、学術誌等で頻繁に記事や論文を書いていますが、字数やテーマにおいて色々な制約を受けます。本当はもっと沢山書きたい、あるいは踏み込んだことを言いたい・・と思っているのにできないことがままあります(その中でもプロとしてベストは尽くしますが)。
こうした制約は、私に限らず、学者にせよ記者にせよ、新聞、雑誌、テレビ等で解説する「専門家」すべてに言えると思います(その中には私の友人や知人も含まれます)。メルマガにはこうした制約がありません。
また、読者の方から生の意見を聞き、それに応じてより生きた情報を伝えることもできます。私のように伝えたいことが沢山あって、好き放題に書きたい身には、これ以上ない場だなと感じています。
最後はだいぶ話が脱線しました(笑)。ということで、選挙の結果を待ちましょう。
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あとがき
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■ この発言、どちらがプーチン大統領ので、どちらが米国ドラマ『ハウス・オブ・カード』の露大統領?【テスト】(11月1日付スプートニク)
『ハウス・オブ・カード』のシーズン6がついにスタート。最終シーズンです。残念ながらケビン・スペイシー演じるフランク・アンダーウッドは出てこないのですが、どうするのだろうと思ったら、第1話で早速にからくりが分かりました。まさか、そんなことになるとは・・(笑)。
それにしてもスプートニクは、ロシア国営の通信社で、フェイクニュース拡散疑惑もある一種の「プロパガンダ・メディア」ですが、こんなセンシティブな内容のドラマをネタにするとは意外ですね。それもプーチン様までいじったりして。
もっとも、習近平すら訪米したとき、スピーチで「中国には『ハウス・オブ・カード』のような権力闘争はありません」などと際どいジョークを飛ばしていました。意外と習近平もシャレが分かるのですね。そもそもこのドラマを中国で見られることが驚きでしたが(笑)。
ただ、考えてみると『ハウス・オブ・カード』や『ホームランド』には中国がほとんど出てこないので(『ハウス・オブ・カード』はちょっと出てきますが)、中国共産党にとって大して都合が悪くないのでしょう。
それに比べると、『ホームランド』は最近シーズン6と7を見ましたが、ロシアの扱いがヤバいですね。大統領の強権発動、ディープ・ステートとの戦い、バノン主義の恐怖、フェイクニュース、そしてロシアの攻撃・・どれもこれも現実とのクロスオーバーがエグすぎる。ロシアどころか、米国民がこれを見て大丈夫なのだろうかと思います(笑)。
でも、スプートニクはこれもネタにしてしまうような気がしますね。何となくですが、このへんの懐の深さは中国と違うようなイメージがあります(一応、ロシアは言論の自由が認められている民主国家です)。
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29 comments on “中間選挙のポイント(5):知事・州議会、最後の結果予想”
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失礼を承知で申しましたが・・ただ、ここまで州知事選と州議会選を、インテリジェンスに富み、かつエンタメ的要素もふんだんに取り入れて語ることができる方は他にいないのでは・・・?と思いお呼びしましたが・・・(笑)楽しく拝読しました!
ぐっちーさんもよく仰っている「俺は予想屋じゃない」というお話と通じていますね。数字的なあるいは白黒つける予想はAIなどにとって代わられても、知性と確かなソースからの情報を駆使して「解」を導き出す。面白さでもあり、人間が譲っちゃいけないことなのでしょうね・・・
何はともあれ、選挙の結果を楽しみにします!
クック・レポートとReal Clear Politicsが・・
基盤にあるにせよ・・
何とも大胆な・・・(笑
御高説御尤もとなれど・・
トランプ相手の選挙は・・八方破れの策・・
それに不気味なのはFBのサブマリン作戦・・海面下で選挙動向が操作・誘導されている。これらは開票が終わらなければ・・浮上してこない。
インテリジェンスの仕事は・・殆ど公開されている資料・新聞・雑誌・公文書の分析から・・作り出される。
そしてどうしても・・判らない処は想像力で補わなければならない。
優れた作家が情報部員だった多くの事例から観ても・・明らかだ。最近では・・ジョン・ル・カレが有名で・・父親は超一流の詐欺師だった。普通なら採用されない背景だろうが・・英情報部は違った。情報に何が大切か伝統的に理解している。
僕だったらしない・・選挙当日の分析発表で・JDは勝負を掛けたのだから大胆さには・自信には敬意を払うな・・・( ^ω^)
そんなこと百も承知というか・・
JDさんは予想屋でも予言者でもないと書いてますけど。
クック・レポートとRCPだけが根拠でもないでしょうし。
趣旨、ちゃんと読めば分かりますよね。
ズレていると思いますよ。
では・・
基盤と基盤でない情報の違いを・・
貴男は指摘できますか・?
いつもお世話になります
事実を積み重ねれば本当のことは見えてくる
ということには大いに勇気をもらいました
ただし、JDさんの選挙準備は
細かすぎて、正直、理解できないというのが本音です
もう、流し読み程度です
事実に基づき、プロが判断したものだから
信用するほかない、としかおもっていません
ただ、私の場合細かいところをみると
大きな流れを見失う傾向にあります
その辺の注意点などありますでしょうか?
正直、選挙結果に
興味はもうすでになく
どういう結果になっても
準備完了状態ですので
興味がなくなっており
興味の焦点は
その次に起こることを
分析しています
私はドイツ経済なんて
なーんも知りません
でも物価と賃金の関係が
こうなることは
予測していましたので
政治は不安定になるだろう
と思うだけです
基本的にはファイナンスがダメなので
スタグフレになる可能性が高いと
おもっています
ただ、その対策も着実に行われているとは
想いますので
よくわかりません
ドイツを賛美する連中が
1年前まで跋扈していたので
うれしいだけです
トルコも同様です
印パバングラも
初心者に毛が生えた程度の
知識です
誤解はないと思いますが、もちろんクック・レポートとRCPだけを鵜呑みにしているわけではありません。
選挙予想は数多く存在し、それぞれに特徴があります。私はそれらの一長一短を分析しながら独自の情報を加えて考察しています。上記二つを挙げたのは、単に読者の方にイメージを伝えやすいサイトだったからです。
たとえばバージニア大学のLarry Sabato。私は長い付き合いがあり、最も信頼する専門家の一人です。今回もかなりの部分彼の分析を参考にしましたが、高度に専門的(オタク)なので、記事では触れませんでした。
ちなみにSabatoは選挙前日に必ず「最後の予想」を出します。自分の見解を出さなければ米国では相手にされません(ただし数まで決め打ちするのは彼くらい・・そこは恐ろしく「大胆」ですが(笑))。
私は仕事上、前日でも当日でもその時点での説明を求められます。「自信」どうこうではなく、選択肢がない。だからその状況でベストを尽くすしかありません。
「僕だったらしない・・」そうですか(笑)。それは、どうぞご自由に。
「予想」という言葉にこだわるのは不毛です。当たる当たらないに大した意味はありません。私が言いたいことは記事に尽きています。
おっしゃるとおり、「木を見て森を見ず」という言葉もありますが、細部ばかりを見て本筋を見失うのはダメですね。
今回は、そういう声もあろうかと思い、総論と各論に分けました。
「ポイント(1)(2)」と「最後の予想」だけ読んで下さい。そこにエッセンスは詰められています。
それでも分かりにくければ私の説明力不足です。申し訳ありません。今後に生かすので、またご指摘下さい。
JDの選挙分析に関して・・
盛り上がって来たから・・もう少しワイワイガヤガヤやりましょう。
結果はいずれ判明するのだから。
JDの思考は「れを明らかにすることはドイツの哲学者カントの「批判哲学」の根本的な問題意識でした。こういう作業にこそ本当の「知性」は宿っています」
カントは哲学史では避けて通れないが・・哲学には向いているが・・インテリジェンスの分析には向いているだろうか・?
インテリジェンスと哲学とは異なる分野で・・哲学に向いている思考方法が・情報分野に適応するだろうかの問題になる。
少し踏み外したた言い方になると・・カントの批判哲学は古臭い。
知性の定義が変質してきている。
アインシュタインは「知性は想像力だ」と定義した。この定義は現代的で・・カントを出し抜く。この知性は想像力だという概念こそ・・インテリジェンスの分析に適応・・最適の方程式になりうる。
JDの分析を読んでいて・・カントまでは良いが・・アインシュタイン以後の「知性≒想像力」に踏み込んでいないと言うより・・用心深く避けている気配がする。
それは何故か・?
JDの本質に迫る問だと思う・・・( ^ω^)
州ごと、選挙区毎に元々の個性がある。
しかもそれらは時代の変遷とともに変質しつつあり、
かつ選挙直前の出来事により影響を受ける。
上院・下院・州知事・州議会、各々選挙の性格が異なり、
改選議席数、候補者のキャラクターなども考慮しなければならない。
ここから一定の信頼度のある結論を引き出すには、丹念に個別の事象を組み合わせて行く作業が不可欠でしょう。
結局のところ、どちらの政党が多数派を占めるのか、というdichotomyに陥りがちですが、こうした分析を行うことで今回の選挙に留まらない、アメリカ政治の今後の動向を予測することが可能になるのだと思います。
予想が”外れた”場合でも、こうした土台があればcontingency planを立てることも可能と思います。
JDさんの分析を読んで、「大本営参謀の情報戦記」を思い出しました。
JDさんのような情報職人が現代にも居てよかったです。
因みにぺルドンさんも触れられていましたが、SNSが(陰に陽に)選挙に及ぼす影響って、専門家はどのように評価されているのでしょうか。
あるいは、SNSへの投稿から選挙動向に対する何らかのヒントが得られるということはあるのでしょうか。
大作を世に送り出した後でお疲れと思いますので、お時間ある時にでも触れて頂ければ幸いです。
CNNの出口調査を見ると、奥歯にものが詰まったような物言いで、
民主党芳しからぬの印象を受けますね。
杞憂だとよいのですが。
今回の中間選挙、数字も含めJDさんの予想通りの結果になりそうですね。特に上院選の詳細な分析はお見事でした。フロリダが若干ずれそうなくらいでしょうか。フロリダは知事選でも共和党が勝利したようなのでその影響もあるのでしょうか。とにもかくにも今までで一番アメリカの選挙戦を楽しめました。素晴らしいプレゼントをありがとうございます。
下院選の展望で述べられていた注目州のひとつカリフォルニアですが、議員定数の割にあまり大負けしなかったor大勝ちしなかった・・という印象があるのですが、こんなものでしょうか。逆にバージニアは定数11の割に3増やして頑張ったなという印象を受けます。
選挙総括お待ちしております。
JDさんの深い(笑)解説で、余計にワクワクしながら楽しめた1日でした。
いつもありがとうございます!
過分なお言葉と興味深いご質問、ありがとうございます。
SNSが政治において重要な役割を果たすようになったことは、一般人の我々の感覚からも明らかですが、専門家による選挙予想との関係では、それをどう補足するかはアプローチによって異なると思います。
選挙予想には大きく二つのタイプがあります。世論調査の支持率という「結果」を重視してその評価から結論を導く手法(定量的・科学的)と世論調査のみならず選挙戦術や関係者の影響力など様々な「過程」の情報を加味する手法(定性的・人文的)です。たとえばRCPやLarry Sabatoは前者、Charlie Cookや各種メディアはその中間、Stuart Rothenbergは後者寄り・・というイメージです。
前者の場合、SNSも含めて結局すべての影響が世論調査の結果に反映されると考えるので、やるべきことは世論調査の精度を上げることに尽きます。16年大統領選の反省もふまえ、Sabatoのような専門家は独自のサンプル調査や統計モデルを作ることでこれに対処しています。
後者の場合、SNSの影響力を一つのファクターとして分析します。ここは最新の分野で色々な議論があるので、そのうちメルマガで書いてみたいと思います。
二つの手法の違いは古い新しいという問題ではなく、取り組み方の角度の違いです。いずれにおいても新しい問題への対応の重要性は認識され、研究が重ねられています。
終わってみるとあっけないものですね。
それもこれも、JDさんの中間選挙に関連するロジックがしっかりしすぎて(笑)、目の前で起きていたことに驚かなかったからなんですが・・・。
1日、JDさんの記事を思い出しながら楽しみました。
むしろ、メルマガで示されたようなエビデンスも持たず、根拠なくなく「予想」していたら、さぞかし一喜一憂した1日になっていたでしょうね・・・(笑)
情報の信頼性を測ることができたイベントでした!
それにしても、ぺルドンさんという人のコメント、本当にくだらないというか、どうでもいいですね。
「僕だったらしない・・」( *´艸`)ププッ 恥をかくのが怖いんでしょうね・・・。
どうもありがとうございます。
フロリダの知事選はデサンティス勝利になっていますが、上院選は1%以下の僅差で、まだ時間がかかるようですね。ここはいつも時間がかかります。
ご指摘のとおり、バージニアは極めて重要な地域です。
本来、メルマガでもご説明すべきでしたが、あまりにも長くなってしまうので見送りました。来週、詳細な結果の分析をお伝えする中でご説明します。
ありがとうございます。なぜ(笑)なのか分かりませんが・・(笑)。
中間選挙なんて今までは米国政治オタクしか見ていない世界だったのに、今回は日本でもお祭りのようになりましたね。やや過大視しているという印象もあったほどです。まあマーケット含む実体面での影響はともかく、米国の将来を見通す上では大きなヒントになるので、そういう面で関心が高くなったのは個人的にはうれしいことです。
結果は無難過ぎてやや物足りなさもありましたね。
まあこれだけ煽っておいて今さらですが(笑)、たかが中間選挙です。重要なのは結果よりもそこから何を読み解くかですね。
来週詳細な分析を頂けるということで・・ひとつリクエストさせて頂きたいのですが、今回の選挙結果が日本の外交政策及びトランプ政権の今後の方針にどう影響をもたらすか、JDさんのお考えをお聞かせ頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
今回の選挙、トランプさんを軸に、共和党は反トランプが引退を強いられ、民主党はトランプさんが批判した女性やイスラム教などそれぞれのカテゴリーから、新しい議員が大量に誕生した面白い選挙だったと思います。
これくらい、中身の新陳代謝が則された選挙はかつて無かったのではないでしょうか。
間違いなく、アメリカは一歩先に進んだと思います。
本人は意識しなくてもトランプさんの功績だと思います。
トランプさんって、触媒効果がある人っていうか、目立たなかった問題や存在を自然に表にあぶり出す存在ですね。
個人的に気になるのは、サウジアラビア。トランプさんが問題をスルーする姿勢を見せなければ、ここまで非人権的な国家だということが世界中に広まらなかったと思います。これから、アメリカがどういう対応をとっていくのか興味があります。
ありがとうございます。本当にこれは通過点、「ここから何を読み解くか」いよいよ面白くなってきますね。
日米とも、先行きが見えない、というのは不安を増大させるのですね。両マーケットとも、再び勢いを盛り返しているようです。みんなメルマガ読んでいれば不安にならずに済むのに・・・(笑)
トランプも、”we can all get back to work”って早速日本車について何か言っているような・・・。また、引き続きよろしくお願いします。
早速ご解説頂きありがとうございます。
アメリカの、こういった新しい問題を一早く研究対象とし、
他国に先駆けて自家薬籠中の物とするところは流石だなと思います。
分析対象のみならず、選挙戦術のツールとしてのSNSやネットの活用も
今後進むでしょうし、選挙オタクにとっては、面白いと同時に頭の痛い問題なのではないかと勝手に思っています。
亀レスになりましたが、アラン・ソーカルはご存知ですか。
知らなかったら調べてみてください。
おそらくぺルドンさんのおっしゃっていることへの答えがあります。
アラン・ソーカル・・
用心深く避けています。
あそこに踏み込むと・・知の迷路に彷徨いこむと・・
カントの「知性とは直観」が教えてくれるからです。。
僕はキルケゴールが好きで・・コペンを彷徨った事はありますが・・・
( ^ω^)
これ、すごい痛烈なメッセージが込められていますね。
分かる人には分かるけど、分からない人には分からないんだなあ・・・かわいそうに(笑)
哲学的には十分に返しているんだけどさ・・
それが分からないのは・・
哲学の素養がない・と判る方が口を挟む場じやないよ・・・
2チャンネルに行ってくれないか・・・( ^ω^)
ソーカルが何を言ってるか知ってればJD氏の言いたいことはすぐに分かるんだけど。彼はおたくに正面から答えていて内容はすごく強烈。恥ずかしいよ。知ったかぶりとケムに巻いて誤魔化すのはこういうところではっきりするね。
JDさん
ありがとうございます
参考までに
私は
JDさんの分析方法を読んで
この分析方法なら
信用ができると思ったから
信用したまでであって
何から何まで信用したわけではない
ということです
要は選挙の個人名など
私には
興味の範疇外であって
誰が勝とうが負けようが
興味がなく
大勢がどうなりそうなのか
にしか興味がないのです
その結果を受けてどう動くか
しか興味がないのです
JDさんの文章が理解できないわけ
ではありません
今回の結果のマーケットは
複雑な要素が絡み
外したと素直に認めます(笑)
米金利がこんなにも急騰するとは
おもっていなかった・・・
なお哲学ってそもそも何?
と思います
私にも人生の哲学があり
それぞれの人に存在するものを
定義することのバカバカしさ
アインシュタインのバカ
要するに
同じことをやって違う結果を求めること
になるのですが
知識のベースもないのに
推測や伝聞だけで
最悪なのは
そういう場合は推論のように書くのが
マナーだと思いますが
断言する
アホか
としか思いません。
何度、同じことを指摘し
反発され
悪口、誹謗、中傷の繰り返し
知識の基礎が足りていない方が
教養を語る
そして
推測や伝聞だけで
断定する
そういうのが
大嫌いなだけです
哲学がそもそも何なのか
ということも考えていないのでしょう
一人何役やればいいのですか
何がやりたいのかさっぱりわかりません
ぐっちーが好まないから・応じるのはこの回だけ。
哲学は分からないらしいから置いておく。簡単な話なら理解出来るだろう。
ソーカルを用心深く避けるとは・・知っているからだ。これが前提。
次に・・「JDの本質は何だ」と僕が尋ねた。
JDの回答は・・ソルトを読めば「答え」がある。
僕としては・・ケムに巻いて誤魔化さざるを得ない。生活の知恵さ。
はい・・これでお終い・・影法師さん・・・( ^ω^)
通りすがり≠那須
です
なぜ、推測を事実のように
書くのですか
なんで勝手に自分の都合の良い方向で決めつける?
理解が1ミリもできない。
間違ったことを事実のように書いて
誰が信用するのでしょうか?