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2018/01/23 05:00  | 米国 |  コメント(3)

マイケル・ウォルフ『炎と怒り』の真実(1)


トランプ政権の暴露本『炎と怒り(Fire and Fury)』については、先々週、発売直後に以下の記事で解説しました。

「トランプとバノンの決裂」(1/9)

この記事の中で、私は、本書は政権のゴシップを書いているだけで、それも既知の話ばかり、さほどの意味はない・・と述べました。

ただ、これは発売前に公表された事実に基づいて、とりあえずの評価として述べたものでした。その後、自分で本書を読み進めたところ、非常に面白いポイントに気づきました。

一言で言えば、この本は「スティーブ・バノンの物語」なのです。

そして、そのことは、なぜバノンはこのようなインタビューをしてしまったのかという、多くの人が抱くであろう疑問に対する答えになります。また、昨年8月のバノンの「解任」(以下の記事参照)についても、実は自らホワイトハウスを離れたのではないかと思わせる記述があり、その理由についても納得のいく答えを見つけることができます。

「スティーブ・バノンの解任(1)/(2)」(17/8/22・23)

こういった点は、私が見る限り、少なくとも日本国内のメディアやブログなどでは語られていません。メディアなどはすべからく、政権のゴシップ、特にトランプがいかに愚かで、周りが振り回されているか・・というところのみを面白おかしく取り上げています。

しかし、この本の核心はそういうところにはないのです。ということで、本日は、私なりに見た『炎と怒り』の真実について解説します。

なお、この本の暴露によって政権崩壊が始まった・・などという意見も聞きますが、それがあり得ないことは以下の記事で述べたとおりです。

「トランプ外交の先鋭化(2):リアリズムと世界の分断」(1/19)

※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。

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マイケル・ウォルフ『炎と怒り』の真実(1)
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●プロローグ
●本編
●エピローグ

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あとがき
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小室哲哉さんの引退宣言。

経緯やご自身のお考えは立ち入るところではありませんが、私が不思議に思ったのは「引退」の意味でした。

独立してやっているのだから、定年もないわけだし、「引退」と宣言することに何の意味があるんだろうなと。仕事をしたくなければ断れば良いし、仕事を始めたいと思ったら始めれば良いわけですよね。

これは別に悪く言うつもりではなくて、小室さんほどの人であれば、色々な思いがあって、それなりにケジメをつけるとか、何かはっきりした区切りをつけることで自分自身の気持ちを整理したいと思ったのでしょうから、それはそれで良いのです。

ただ、私だったら、死ぬまで好きなことをしたい、それはおそらくかなりの部分、今やっている仕事なんだろうなと思うのです。仕事でも家族でも好きなことをやるのが人生ですから、それが続けられれば幸せであって、そういう意味では、一生仕事を続けられるようになるために今の仕事をしている・・という面もあります。

したがって、仕事のペースに波はあるでしょうが、「引退」をするつもりはないです。私の辞書に「引退」はない・・とでもいえるでしょうか(笑)。

読者の皆さんとも、私が息を引き取るまでご一緒にお付き合いして欲しいです。重いでしょうか(笑)。

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3 comments on “マイケル・ウォルフ『炎と怒り』の真実(1)
  1. ぺルドン より
    怒り

    まだ読んでないので・・
    JD信頼・・
    既に読んだ気分・・これ怖い・・(笑
    著者・・バノンのゴーストライター説・・説得力有る・・
    とすれば・・
    何故・?!
    次回が楽しみ・・JDも段々巧くなってきた・・

    小室引退・・
    小室って誰?と奥方に聞いた程・・
    彼奴も遂に消えたか・・幽霊になったか・・と思われたくなかった・・
    才能が枯渇し・・波乗り出来なくなった・・音楽サーファ・・自覚・・

    「私が息を引き取るまで」
    下半身の写真を載せるまでは大丈夫・・・!!
    が・・観たい見たいと念じる女性も多いか・・・
    ( ^ω^)・・・(笑

  2. KB より
    すごくいいところで

    CMが入った感じですね(笑)
    はやく続きが知りたいですが。。。

    それにしても、ここまで現役のTOPを口汚く表現するって、、、さすがアメリカ(笑)そして、少しトランプに同情・・・。

  3. 下北のねこ より
    引退できるのかな?

    小室さんって、なんとなくですが、計算をしないんじゃなく、計算が足りない行動に出ちゃう方に見えます。
    無粋な話ですが、小室さんはお金がこれからもかかる方です。これからもずっと続く奥様の治療費、介護費用も高額でしょうし、巨額の負債も抱えてるとお聞きします。
    盟友のエイベックス社長に見捨てられていないので、印税が入るからなんとかなるさと思ってるのかもしれませんが、なんか感情を抑えきれずに引退の宣言をしてしまったように思えます。
    あの引退会見は、奥さまと小室さんが互いに助け、支え合ってきたこれまでをみんなに思い起こさせ、介護の辛さとともに、確かに支えてあげたくなる小室さんの持つ独特の誠意が伝わってくる効果的な会見だったと思いますが、引退できる立場、していい立場では本来ないような気がします。

    奥さまとお子さんの生活費、教育費でお金が湯水の如く消えているのをおそらく強く自覚して、ともかく、少しでも稼げる内は稼がなければならないと売り込みを必死にやった松坂大輔投手の危機感を少し分けてあげたいような気がします。

    どうせなら、まだ所属先が決まらないイチローを誘って中日にゲットできたら、それだけで充分、そしたらファンは何も言いませんよ。ぐあんばれ、松坂!

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