2018/01/09 05:00 | 米国 | コメント(1)
トランプとバノンの決裂
■ トランプ氏、元側近を「正気失った」と非難 長男巡るコメントで(1月3日付ロイター)
■ バノン氏、トランプ大統領の支持を継続すると表明-関係修復へ火消し(1月5日付ブルームバーグ)
■ トランプ政権の暴露本、前倒し発売へ 差し止め請求され(1月5日付BBC)
トランプ政権の暴露本『炎と怒り』(1月5日発売)でスティーブ・バノンがドナルド・トランプ・ジュニアを批判したことを受け、1月3日、トランプがバノンを猛烈に批判。「バノンは自分と自分の職務とはまったく関係がない」「彼は解任されたとき正気を失った」という声明を発表。
翌4日、バノンはブライトバート・ラジオでトランプとの団結を強調。しかしトランプは「彼は昨日は態度を変えていたが、分からない」「彼とは話さない」と述べました。さらに5日にも「愚かなバノン(sloppy Bannon)」と得意のニックネーム付けであらためて非難。
これに対し、バノンは、7日に声明を出し、自身の発言について「後悔している」「ドナルド・トランプ・ジュニアは愛国者で良い人だ」「自分の発言はポール・マナフォート選対本部長に向けたもの」「大統領への支持に揺るぎはない」として謝罪しました。しかし、もはや両者の決裂は決定的になったようです。
この事件の意義と今後の見通しについては、状況がいまだ流動的なこともあり分析が難しいですが、現時点でいえることを解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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トランプとバノンの決裂
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●バノンとトランプ
●バノンの失墜
●暴露本の評価
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あとがき
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Google Homeが家に届き、早速活用しています。これは面白いですね。ある音楽を頼むと次にかける曲がこちらのテイストに合っていて、やるなあと思ったりします。
また、Apple TVからFire TVに切り替えました。Amazonプライムをテレビで見るのが目的でしたが、これも音声入力の機能があり、とても便利です。
プライムでは友人から勧められて『スキャンダル』を見ています。これも『ハウス・オブ・カード』と同様、ベルトウェイ(ワシントンDCの政界の隠語)の雰囲気が良く伝わってくる作品ですが、テイストはよりポップで、『スーツ』に近いですね。
今は音楽や映画の呼び出しがメインですが、もっと色々なことが自然にできるようになるのでしょう。テクノロジーが生活を変えることを実感させます。
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One comment on “トランプとバノンの決裂”
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日本では、FIRE AND FURY は恰好のワイドショーネタですね(笑)
メラニア夫人との不仲や、過去のティラーソン「moron」発言などを引っ張り出しながら、トランプたたき、トランプ政権の弱点の指摘に余念がないようです。これって、どうなんでしょうかね?!
改めて、バノン思想、来日の際の話など面白いです。
後ろ盾がなくなっているようにも見えますが、これからバノンがどのような動きをするのか、興味深いところです。