2017/11/02 05:00 | 韓国・北朝鮮 | コメント(5)
トランプのアジア歴訪と北朝鮮
アジアでは、中国共産党大会が終わり、次はいよいよ今年最後の大型イベント、トランプ大統領のアジア歴訪が始まります。
ホワイトハウスが発表したスケジュールは以下のとおり。
11/3 ハワイ
11/5~7 日本
11/7 韓国
11/8 中国
11/10 ベトナム(ダナン) APEC首脳会議
11/11 ベトナム(ハノイ)
11/12~13 フィリピン ASEANとの首脳会議
日中韓3か国で最重要のアジェンダとなるのは、まず北朝鮮。
そして、通商を中心とする経済問題が各国で取り上げられることになります。
東南アジアでは、南シナ海問題をはじめとする中国との関係、それにロヒンギャ問題とカンボジアの強権政治。
・「ロヒンギャ危機とアウンサン・スーチーの苦境」
・「ロヒンギャ危機と中国・ミャンマー」
・「カンボジアの強権政治と米中との関係」
トランプは、ベトナム、マレーシア、タイの首脳とワシントンDCで会談しており、そのときは、例によって米国製品の購入や米国への投資を取り上げています。しかし、上記のトピックについて自分の言葉で何かを語ったことはありません。それだけに、今回の機会にどのような姿勢を見せるのか気になります。
また、ドゥテルテ大統領との首脳会談に臨む予定ですが、ここではマラウィ市の戦闘の終結もあり、米比関係の改善を大きくアピールすることが予想されます。
さらに、全体を通じて、トランプが東アジアに対してどのようなメッセージを打ち出すのかも興味を引くところです。
このように注目すべきポイントはいくつかありますが、今回は、まず最重要テーマである北朝鮮を取り上げます。
そして、これに関連して、ティラーソン国務長官の辞任可能性が取り沙汰されているので、あわせて解説します。
※ここから先はメルマガで解説します。アウトラインは以下のとおりです。
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トランプのアジア歴訪と北朝鮮
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●金正恩とトランプ
●米中の共同戦線
●ロシアゲートの影響
●ティラーソンの辞任説
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あとがき
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サウジアラビアにおけるムハンマド・ビン・サルマン(MbS)皇太子の改革とソフトバンクの孫正義氏の関係について述べていますが、メルマガのみ掲載します。
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5 comments on “トランプのアジア歴訪と北朝鮮”
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それにしても・・
北の陛下の沈黙は長い・・
暗殺された噂も出ている・・
あるいは罹患したか・?あんなに肥満しては・・何か問題が生じてもおかしくない・・あるいは・・中国からも脅迫を受けているのか・?
面妖な事が起きている。
中国は北の工作員7名の逮捕を発表した。金正男長男の行方を探索中だったとか??
警戒が一番厳しい全人代中に・?反習派下請けの習近平暗殺実行グループだったのか・?
兎に角・・嵐の前の静けさなのか・・奇天烈だ。マグマは静まっていない・・・
トランプ大統領の初日本訪問・・
国賓ではないと発表されているが・・その理由も不可解だ・?!
( ^ω^)・・・(笑
MbSの逸話は面白かったです。王になるものは王になる器があるものですね。
孫さん、そんな発言しちゃったんですか、、、守護者の前で。あの人たち本気で誇り高いのに。その場で刺されても文句は言えませんわな。MbSのフォローがあって本当によかったですね。
北朝鮮も気になりますが韓国。地政学上、北朝鮮以上にcriticalな場所にある国。Thaadで3不って、決断したということでしょうか?してない誤解だ我々左派は誇り高き自主路線だと言い張るとは思いますが。
今日、11月8日にトランプが訪中し、習近平と晴れやかなツーショットを披露しました。
あの二人の笑顔の裏には、JDさんがこのメルマガでおっしゃっている「米中の共同戦線」「米中連携」があるのでしょうか!?
二人の顔を見て、メルマガの記事を思い出し、読み直し、改めてJDさんの冷静な分析と見通しにため息をつきました!
JDさんがかねてよりご指摘されていたようになっていますね。
身内に味方が少ないのでは、やっていくのは厳しいのでしょうか。
マイク・ポンペオCIA長官が後任となるのか?このタイミングでの交代はあり得るのか?今後の北朝鮮や中東情勢など、どのようになっていくのでしょう。気になります。
ぜひ、また続報をお待ちしています!