すっかり秋のような気候になりました。

朝起きるときは気持ち良いですが、これだけ残暑がないと、なんだかすぐに冬になってしまうような気がしますね。

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先週の動き
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9/4（月）
・ASEAN経済閣僚会合（マニラ、～11日）

9/5（火）
・米議会が再開
・トランプ政権が不法入国者の強制送還を猶予する制度（DACA）の撤廃を発表
・モディ首相がミャンマー訪問（～7日）

9/6（水）
・トランプ大統領が債務上限引き上げと政府閉鎖の回避について共和党・民主党の指導部と合意
・フィッシャーFRB副議長が退任を発表
・米中首脳電話会談
・東方経済フォーラム（ウラジオストク、～7日）
・ローマ法王がコロンビア訪問（～11日）

9/7（木）
・米上院が債務上限引き上げと暫定予算を可決
・ECB定例理事会（フランクフルト）
・日韓首脳会談（ウラジオストク）
・日ロ首脳会談（同）

9/9（土）
・北朝鮮の建国記念日

9/10（日）
・日メコン、ASEAN＋3、RCEP閣僚会合（マニラ）

●債務上限の引き上げと政府閉鎖の回避

債務上限の引き上げと政府閉鎖の回避は、先週、「ハリケーン・ハービーのインパクト」（9/7）で述べたとおり、ハービーのおかげでクリアできると解説しましたが、それと入れ違いになるタイミングで、トランプ大統領は電撃的に共和・民主両党と合意しました。

しかし、この「ペローシ・シューマー・トランプ合意」は単純に喜べるものではありません。トランプがこんな行動に出るとは誰も予測できず、トランプと共和党との溝はかえって深まる結果になりました。この詳細は明日解説します。

●DACAの撤廃

これに対してはウォールストリートやIT大手を含む米国経済界から猛反発を受けています。

しかし、トランプは半年間の猶予をもうけ、議会に丸投げして「何とかしろ」と言っており、本気なのか分からないところがあります。うまくいかなかったら議会に責任を押し付ける意図が透けてみえます。

また、今回の動きに向けて精力的に動いたのはジェフ・セッションズ司法長官。「ロシアゲートとトランプ弾劾の行方」（8/8）でトランプが解任を見据えて猛攻撃していることを説明しましたが、最近はこの一件が話題に上らなくなりました。

セッションズとしては、トランプの期待にこたえることで自分の地位を守るべく必死に頑張っているのかもしれません。

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今週の動き
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9/11（月）
・国連安保理が北朝鮮制裁決議を採択か

9/12（火）
・マレーシアのナジブ首相が訪米

9/13（水）
・安倍首相がインド訪問（〜15日）

9/14（木）
・日印首脳会談（ガンディナガル）

●安倍首相のインド訪問

安倍首相は4回目のインド訪問。モディ首相は2回訪日しています。両首脳は国際会議の機会にも会談していますから、安倍・モディ会談の回数はすごいことになっています。

安倍首相はツイッターをやっていますが、そのフォロー数は非常に少なく、わずか17。しかもそのほとんどは米国の政府関係者が占めており、アジア人で入っているのはモディ首相とインドの閣僚のみ。このことを私の友人のインド人研究者はずいぶん誇りにしていました。

近年、日印関係はかつてなく良好で、協力の強化が進んでいます。その背景にあるのは中国への対抗です。今週は、アジアの二大国である中国とインドの関係について解説したいと思っています。

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あとがき
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週末のトレーニングについて書いていますが、メルマガのみ掲載します。

今週もがんばりましょう！