2008/05/08 10:07 | 物申す! | コメント(52)
大山鳴動、パンダ二匹(二頭??)
パンダは二匹かな?、二頭かしら??(新聞じゃ二頭だね)、 まあ、どうでもいいけど、結局「コキントー渋滞」なる連休最終日の東京大渋滞を起こしてまで来日、会談の結果出てきたのはパンダだけですか・・・しかもお借りするそうです・・・・萎えますな?・・・せっかくですけどもう結構です、って断れないのかね・・・・ぶつぶつ・・・・
ということで復帰第一線はこれ。 本石町さん、お題をお借りしまっせ。
要するに金融士、または金融サービス士なるものを導入するべし、というお達し。
http//www.fsa.go.jp/news/19/sonota/20080430.pdf
突っ込みどころは本石町さんの言うとおり。
「金融機関の多くは、高度な金融商品・サービスの提供という点で外資系金融機関の後塵を拝しており、(←まじかよ、おい!!)また、金融商品取引法施行時の混乱に見られたように、金融監督当局と金融機関、事業会社等の現場との間で、必ずしもコンプライアンス意識の共有が図られていない状態にある」
そして
「国際金融センターにふさわしい金融の専門知識やスキルを持った人材の厚みを増していくこと、当局と(!!!)現場との間で共通のコンプライアンス意識を有する人材を確保していくことが、金融・資本市場の競争力強化にとって最も重要な課題の一つ」
要するに今、日本の金融機関に勤めている連中がばかだから外資系金融機関との競争に負けるのだ、ということ。これが結論にしか見えん・・・
この話、本当に太平洋戦争を思い出すわけですよ。物量に物を言わせたアメリカ軍(モルスタ、ゴールドマン)に対して、ゼロ戦すら飛ばす燃料もない日本軍が立ち向かう(野村證券、みずほ銀行など)。そのために物量差(膨大な金融市場のデータを集積分析するための設備投資)及び効率的なマネージメントの存在を無視し、兵隊の鍛え方が足らんから負けるんだ、というあほさ加減。
金融庁の方もたくさんごらんになっているからあえて言うけど、日本の金融機関に勤める中間管理職は極めて優秀であります(わかってるくせに・・・爆)。ろくな設備投資予算も無い中で強引な合併が引き起こした(これ、マネージメントイッシュー)決済機能などの統合に徹夜で取り組むIT関連社員。(アメリカではそもそもシステムの統合にどれくらいかかるかは合併時の重大イッシューで100%外注です)
金融市場に直接携わっている社員も、経費節減とかで少なくさせられた情報端末を補う為に(クイックしか見られなくてどーするつもりなの!!)自腹を切って日経金融とかヴェリタスとったり(だから内容がひどいと頭にくるんです!!)、ろくなシステム投資の無い中で自分でVARのカルキュレーションモデルを自分のパソコンにいち早く入れたり・・・
アメリカでは考えられない現場の叡智でここまでしのいできたのに、そいつらがばかだ・・・というのは有り得んんでしょ? 性能の劣るゼロ戦でパイロットの腕だけではるかに性能のいいグラマンを落とせって、おなじ話でしょ、これは。
要するに本当の問題はマネージメントにあり。アメリカの金融機関と比べて一番見劣りするのがこのマネージメントだということは何度も書きましたね。
だいたいVARの計算も理解できない奴が資金証券担当役員なんてやばくないですか?
金利が1%動くと銀行全体のポートがどのくらい動くか、コンベクシティーも含めて理解されているマネージメントはどれだけいるんでしょうかね。
マンデル先生をはじめ、日本の金融機関のマネージメントと会って話しても無駄だから会わない、というアメリカのしかるべきレベルの方は極めて多い。そのうち中国人のマネージメントもそういうでしょう。間違いなく。
政治家は自分に多少メリットがあれば会いますが、会いたくないというのが本音。
モルスタのトップは日本はおいしい市場なので商売さえあればいつでも会ってくれますからな(笑)。ジョン・マックとポン友だ、とかいってた「おめでたい方」にあった事がありますけど、金の切れ目が・・・・・ですから(爆)。
実名は伏せますが・・・
あるパーティーで
「いやー、うちはポートの殆どが変動利付国債なんでね、金利がどこいっても大丈夫なんだよ、ふぉふぉふぉ・・」
といっていた某銀行の専務がいました。こういう人をナントカするのが先じゃないかな?・・・
つまりね、必要なのはマネージメントのための「金融機関経営士制度」の設立。
これに通らない人は金融機関のマネージメントやっちゃだめ、という制度にしたらいい。ついでにTOEICも必須にして900点以下の人はだめ。更に彼らは日本の顔として欧米のマネージメントにばかにされずに親しく付き合うために必須科目は金融工学のほかに
西洋金融史(マックス・ウェーバーあたりからマンデル先生くらいまでね)
西洋美術史(この話題ができないとパーティーでは人間扱いされない)
クラシック音楽のイントロあてクイズ(オーケストラまであたったら点数は倍)
日本史及び日本美術史(必ず聞かれます。答えられないとばか扱い)
日本財政(日本でもSWFをなんてばかなことを言わないため)
食事のマナー講座(食べ方が汚いので二度と一緒に食事をしたくない、という外人は意外に多い。少なくとも食事中に爪楊枝は使わない!!)
ワイン知識(間違ったワインをだして、ばかにされた、と怒っている外人も更に多い)
プレゼンテーションスキルテスト(あれだけ話がつまらなくてよくやってるな、という指摘はとーっても多い)
まあ、試験作る方も大変だからどっかに外注でしょうけど、この位は金融機関の経営者として必要最低限!!! ミニマムです!
これでもまだ甘いと思うけど今よりははるかにましで、マンデル先生に時間の無駄だから会わないよ、とは言われないと思うけどね(笑)。
要するにマネージメントはしこしこ自転車こいで成績上げて、ごますってたどり着く・・・というポストでは有り得ない。
アメリカにはマネージメントというプロフェッショナルが存在し(日本でも製造業には出てきました)そのプロが会社をマネージしていく訳です。
アメリカではメジャー球団の監督は必ずしも名選手ではありませんよね。日本ではどうしても選手として実績がないと監督にはなれない雰囲気があり、これとよく似ています。
上手く言っている会社・・・例えばトヨタ自動車・・・・を見ていると私の見る限りかなり早い時点から社長を意識させ、育ててそしてなるべくしてなっている。それなりのステップを踏ませて社長にしていますよね。創業家の意向なのかもしれませんが、トップがトップに必要な資質を満たしているからこそ成功するのではないでしょうか。
残念ながら日本の金融機関はこの点で大いに見劣りします。
ということで金融機関経営士資格制度を提言します。
金融庁の皆さん、がんばってください。
ついでにこの際「政治士資格制度」も作ったらどうでしょうね。演説の下手な人は免停にして勉強させるとかね。そうすれば「IT」 を 「イット」とか読む総理大臣も出なくて済むよ。福田さんもコミュニケーションスキルをマスターしたらいい。
要するに日本人のアベレージは優秀なんだから上に立つ人を鍛える必要があるのは自明でしょう。
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52 comments on “大山鳴動、パンダ二匹(二頭??)”
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復帰したと思ったら途端にグッチー節全開で、久しぶりに愉快な気持ちになりました。
オッシャルことには全面的に賛成です。ただ、日本人は現場上がりの浪花節社長が大好きでエリート教育とかリーダー教育は評判が悪いので…
それと「政治士資格制度」いいですネグッチー絶好調ですね。だけど、こんなことを言い放っているから色々睨まれるのですヨ。個人的にはこういう話大好きですけど‥‥
戻ってきて一安心です。
日本のマネージメントの酷さは、おっしゃる通り。
しかし、サブプライムがそうであったように、細分化することによる弊害がこれから起きそうな気がします。
風が止んでしまっても気長に待ちますので、よろしくお願いします。すみません、押しつけがましくて・・・
何か会社で嫌な事でもあったのですか?
マネージメント(上司)がバカだって話をするのは、全国の居酒屋ネタだと思うのですが。。
いつものグッチーさんですね。
家事と育児(猫ですが・笑)に追われながら
いつも楽しみにして
読ませてもらってま???す!
だからさ、日米のマネジメント陣の質の違いはお国柄ですよ。
日本は官僚主義社会であって、マネジメントというのは社内組織における出世頭を意味するにすぎない。
米国は資本原理主義社会だから資本家・企業家・労働者がそれぞれまったく別のヒエラルキーを構成しているわけですよ。
官僚主義はそれはそれでそれなりに、組織に対する忠誠心など、メリットも多いと思うから(実際にJapan as No.1とか言われた時代もあったわけで)、あまり短絡的に日本をこき下ろすのは賛同できませんね。
状態の経営者が日本をダメにしてますよね。
中間管理職でも、想像力の欠けるシトがいますけど
兵隊は、優秀だと思いますよ。
武士の「士」を名乗るからには、弁護士や会計士のように企業に属さず(監査法人は、株式会社ではありません)、単独で自分の信念で、やってくものと思いますがね。
銀行や証券の窓口業務まで「士」になってしまうと、何か安っぽくて、資格制度が集金システムになりそう。
まっ、元霞ヶ関担当としては、資金ルートやその運用を創設期から根こそぎ奪取すべくどう提案すべきか、が気になります。^^
それと「性能の劣るゼロ戦でパイロットの腕だけではるかに性能のいいグラマンを落とせ」ってよくわかります。
情報系の板だけでも雲泥の差でしたもの。
ではでは・・・
ぐっちーさん。
スキッとしました。ありがとうございます。
まぁ、私が勤めた日系の証券ですと”しこしこ自転車こいで成績上げて、ごますってたどり着く・・・という(本社の)ポスト”に営業から来られた方が、根性、根性と精神論を口にしながらディールやってましたが(苦笑)
しかし、まさに、仰る通り。例外もありますが、現場は優秀なのが多いんですよ。
ぐっちーさん、いつも勉強させていただいておりますm??m
今日のご指摘、本当にごもっともだと思いました。
こういう変な制度創設がでてくるのは、勉強している政治家が少ないからでしょうか。
制度は政治家がつくるもの、そう考えると、やはり私たち国民が、
自分から積極的に政治家の資質や勉強姿勢や考え方を情報収集して、選挙で選ぶ努力をしなければいけないのでしょうね。
まずは自分の身近な政治家を吟味するところからはじめようと強く思いました^^
>金融機関経営士
英語(キリスト経文化)圏との付き合いを試験項目に入れるなら、聖書の通読とそこからの出題は欠かせないと思います。
(相手の名前の由来とか判別つく場合多いですし)
>政治士資格制度
演説よりもむしろ論理的思考とDebate(日本語と英語両方)を試験項目に入れて欲しいと思います。
憲法とか国会法とか国連憲章(英語)からの出題ももちろん欠かせませんね。
ITとか金融の初歩的な知識も必須でしょう。
>日本の金融機関に勤める中間管理職は極めて優秀
>日本の金融機関に勤める中間管理職は極めて優秀
金融機関ほど対した職種ではないのですが、私が仕事をしている製造業でも同じようなことがあります。
これは私の勝手な推測ですが、全体的に組織とか人と人の関係を(客観的な)システムとして見る力が欠けているのではないかと思うんです。
どうもマネジメントするという発想が「非人間的」のように、毛嫌いされるようなマインドを感じるのです。
その結果、マネージメントが必要な現場で「がんばれ!」「根性だ!」とか、言い出します。
裏には、そういう「人間くさいところが、組織に心を注入するのだ」というような信仰を感じます。
適切な資源分配とか、諸個人の能力の適切は配置、という発想が弱いくて・・・。
私は組織をシステムとして見るのは、別に人間性を否定することにはならないと思うんですがね。
どうでしょう。26歳男のつぶやき。
(ミスの連続投稿失礼!)
>日本の金融機関に勤める中間管理職は極めて優秀
結果論でみたら、そんなこたぁないでしょ。理学、工学系の技術者・研究者は、比べ物にならないくらい凄惨な物量戦の中、転進しながらも戦線はもちこたえてるよ。(わかってるくせに・・・爆)。
薄い文字のところは、いかにも、マッタク、です。ビジネスにおいても『教養』の裏打ちがないとまずは対等な人間としてみてくれない。レベルが同じでなかれば排除しますよね、そして意識にも上らなくなるのです、欧米人って。
あ、でもそこそこの企業のトップの方ってこの程度余裕でこなしていらっしゃるのかと思っていました。最近、この教養分野が疎かにされているのが気がかりです
中国人は個々の能力は高い物があるが、集団となるとまとまらない。一方、日本人は個々の能力は平均だが集団戦となると強い。
これは巷でも聞きますし、中国に赴任していた友人の実体験でもありますが、中国人に率いられた日本人グループというのは案外強いかもしれませんね。感情論的に受けいられなさそうですが。
日本人というのはとかく出る杭を叩きたがりますが、それが経営者という存在が軽視される要因の一つでしょうか。2chにまでいかなくても、うちの80になる祖母ですら「偉い人は悪いことやっているに違いない」ですからね。上に立つ人間=悪い=叩いてOKという図式が根強いです。それに拍車をかけているのが存在悪なマスコミですが。
「萎えた」
と拗ねてた方が数日寝て、ムクムク盛り上がって
「マイ・フェア・レディ」
でありますか・・
小説でも舞台でも映画でも、数時間あれば終わりが来るが、実際やろうとすれば、大変な時間と経費がかかり、会社は赤字になりますね。
ホンダがNSXを造る為にデザイナーを一流ホテルに住まわせた、設計の間住まわせたぐらいで、一流が身につきますかねぇ?
でありますから
今後も個人の覚悟の上の私費で、その為には会社は月給を上げましょう。
英語だけではなく、ソムリエ資格や国が国際教養資格制度を作り、その資格者にはサラリーを上げる、という励みが必要であります。
本当に「萎え」が収まったか、確かめに行った方がいいなぁ・・午前十時はまだ朝だから・・・
久し振りにぐっちーさんらしい、とおもわず拍手
何も考えずに思ったことを書くと
パンダ要らない
どうして米解禁?
ガス田解決のめどが立った?
相手方に喜ばれているような外交は要らない
金融士導入参考になりました
教養、、西洋美術史まで必要ですか
最近は向こうの人達が流暢に日本語を話す時代ですからこちらも向こうの土俵で立つ知識と教養が望まれて当然かもしれませんね
パンチの利いた書き込みですね。 ぐっちーさんの挙げていた必須科目を全てクリアする方はそうそういないのではないでしょうか。金融のトップに立つ方々は大変ですね。
変国ですか・・一度数年前のフラットニングを経験済みでまだそんなことを言ってる人間なんているんでしょうか?
知識レベルでは外国人のマネジメントも??な時はありますが、確かにワインは皆やたら詳しいですね笑
めちゃくちゃなことを要求されたりもしますが、確かに話もうまかったり、決断力もあったりしますね。
そして何より皆さん、この大将についていけばひと儲けさせてくれそうな「儲かってそうなオーラ」が漂っている(笑)。そして一様に、金を稼ぐことの意識の高さは尊敬できますね。
マネジメントとリーダーは、一般職の努力の延長ではないです。
だから、支店の社員と頭取の判断が同じなる。
レイヤーがない。
ってとっても思いました。
過去の話です。
日本人にそんな人いますか?貴族に近いくらいの素養が必要なようですが貴族がいなくなってから久しい。
ぐっちーさん。
ワシントン条約で国際取引が規制されているので無償貸与できないのでは?
パワーアップして帰ってきた・・・。
そーなんすよね。うちらの業界も訳のわからん資格を
導入するらしい・・・。現場とかけ離れたものを作ってどーしたいのよといいたくなる。
日本てますます訳のわからない方向にいくんですなぁ
ま なによりぐっちーさんが帰ってきたのでよかったよかった。
ほんとうにまっとうであり、的を得ていることはよくわかります。でも貴殿の論旨に抜けていること。それは貴殿がすでにメガバンクのトップになれるルートを外れてしまったただの一匹狼であり、そのルートにのっている大部分の人は貴殿をへとも思っていないことです。
だめですよ、理想論をぶったって。ここは日本なんですから。
でもあなたにみずほ銀行の頭取をやらせてみたい・・・
グッチーさんが提起されるような人材がエリート教育を受けてどんどん育ったら、未来は明るいですね。
現在の30代40代の優秀な皆さんもがんばってください。そして、さらに若い子供たちにも、こんなスキルをこそ身につけてもらいたいですね!
今信用リスク関係の部署にいますが、中間管理職の上司は本当に優秀です。
典型的な文系のおっさん(失礼)で、数学は?・Bがあやふやなところから、2年ほどで統計の基礎の分野と金融工学の基礎の分野は学び終えてました。
で、信用リスクを計測するには地銀とはいえ結構なデータ(65536行ははるかに超える)の蓄積が必要なわけですが、そのDB蓄積の重要性を部長、役員、頭取がまったく認識していない!!!
それ以前に数学の知識が「中学生からやり直せ」といいたくなるほどのレベル。
今はエクセル2000+セレロン1.7GHzでしこしこやってます。
IT投資を切に望む。
日本では物的な投資をすれば、人材はあとからいくらでもついてくるという印象ですね。
学ぶ意欲がある人が多い。
地銀レベルでこれですので、メガなんてもっと優秀な人材が多いんでしょう。
初歩的ですが、これで落ちる人がほとんどでしょうね
関係ないですが、私の隣の席のおじさんがお茶をズルズルすするたびに鳥肌がたちます。
お昼もぴちゃぴちゃ強烈。耳栓が必要です。
もっと言うと、人のPCの液晶モニターを指差すたびに指紋を残すのはやめて欲しい(かなりたまってますが、当分となりなのでつらいっす)
TOYOTA役員・役員候補の全員が、西洋/日本の美術談義・ワインテイスティングを出来るとは初耳ですが・・・?
まあ、白色人種は露骨なテストしてくるそうですが、白色人種を困らせない範囲で、黄色人種も白色人種ルールでやらせて頂くしかないので、しょうがないのか。
マネージメントは非常に重要で、日本に欠けている思想ですが、それだけでは今日のTOYOTAの強さは無いと思います。TOYOTAの強さは、ボトムアップ改善をトップダウンで命令して、中間マネジメント層が実行推進する風土を作り上げてきたことでしょうか? マネージメント力+現場力+摺り合わせ力を継続的に改善していく組織風土かな?と、個人的には思っています。
で、そもそもTOPマネージメント力が欠けている会社はどうするのかな?やっぱり、潰れそうな危機感が無けりゃ、会社も人も変わりませんよね、、、
パンダファンのサイトにアメリカには貸料つがいで4億と出ていたが日本へはほんま1億でええの?この差は一体なんなのか、ま、どうでもええけど年貢で払うのは断固反対!!せめて石原税にして、お願い。
> 食事のマナー講座?
同感。思わず笑ってしまった。ぐっちーさんの言う通り日本のおっさんは肩書、学歴に関わらずおっそろしく食い方が汚い。(人のことは言えんが)躾のせいだろうか。いるでしょうね?、そういう外人さん。おれだって思うもの。
ぐっちーさん、やめるなんて言わないでくださいなー。これからも楽しみしてます。
「政治士資格制度」はセンター試験でやらせてみたいな?って妄想したことがあります。
8割ボーダーで被選挙権を取得ってな感じで。
高校生と一緒に同じ試験を受けさせれば、
いい年こいたおっさんおばさんが危機感を覚えて必死に勉強してくれるのではと期待しています。
「政治士資格制度」はセンター試験でやらせて8割ボーダーで被選挙権取得、と妄想したことがあります。
高校生と一緒に同じ試験を受ければ、少しは必死に勉強してくれるんではないかと。
役人をコントロールするわけですから教養ぐらいは持ってないと話にならないと思います。
たまに欠けているような人がチラホラと見受けられます(私の気のせい勘違いなんでしょうかね)。
同意します。
日本のこの現場力を価値に変換できないのは、マネジメントの責任です。
これ、金融だけでないですが、規制産業は特にこの傾向が強いんですかね。
取り上げて頂き、ありがとうございます。
最強の軍隊は、日本人の兵・下士官、ドイツ人の将校、アメリカ人の将軍でしたっけ。
兵・下士官は十分に優秀ですので、マネジメント層を鍛えて欲しいものです。
ブログ、続けてください。日銀総裁問題では私もコメントに悩みましたが、お互い、頑張りましょう。
いきなりぐっちー節炸裂ですねw
金融で働く人たちは概して優秀なのに、顔が見えません
時々部外者としては、アレっ?と思うような過激な発言も含め、
「顔」をお見せになることも、このブログの大きな価値だと
思います
嫌にならない程度に、今後もがんばってくさい
金融機関経営士資格制度、大賛成です。マネジメントの問題であって、現場の個々のスタッフの資質の問題ではないとの論拠にもろ手を挙げて賛同します。グローバルなセンスに欠けるわが国金融機関のトップ達は、世界の名立たるグローバルファーム・トップと比べて何と貧相で見劣りすることでしょうか。
列挙された一般教養的な科目に加え、財務・会計関係の基礎知識、現代政治を読み解く力を加えられると、なお説得的と思います。
ぐっちーさん
ウォームアップからいきなり全開ですね。
VARについての理解や西洋金融史はアメリカ人もできていないじゃないですか。できてたら不良債権を大量生産しないでしょう。もし自滅を自作自演しているのでなければ。http://tanakanews.com/080427multipole.htm
なので、MBA FinanceとかEconでもよろしいのでは。(そっちの方が敷居が高いか、、、)
西洋美術史が全てではないでしょう。趣味は人それぞれなので、別に浮世絵とか歌舞伎でも外人相手にはOKでしょう。一つ抜きん出た趣味の資格を持っていたらOKにする、はいかかがでしょう。
>クラシック音楽のイントロあてクイズ(オーケスト>ラまであたったら点数は倍)
発想面白いけど、これは上の趣味でOKということで。
>日本史及び日本美術史
アートにこだわりますね、これも趣味でOKでは。日本史についてはお受験で勉強したからOKにしませんか。(日本人は歴史背景や流れを理解していないから駄目?厳しいなー、ぐっちーさんは)
>日本財政
アメリカの財政も日本の財政もめちゃくちゃじゃないですかー。貨幣印刷しまくりはやめる、補助金廃止、公務員のリストラ、社会保障に流れてくるお金はねこばばしない、為替介入しすぎて為替評価損を兆単位で出さない、とか常識的な答えができれば、OK?
>ワイン
飲まないから厳しいな。焼酎でもOKにしませんか?
>食べ方
笑
>プレゼン能力
日本人のほとんど落ちますね。どうやって試験しましょうか。公会堂で演説して、寝ている人(もしくは理解した人)が何人以下ならOKとか?
是非是非、金融士資格制度つくりましょう。
ぐっちー様: 確かにその通りでございます!
日本は、今までエリート教育に対して無頓着だったと思います。 むろん、小生は、かなりスレたアウトサイダーですので、国家を代表するようなエリートっていう枠からは遠い存在ですが、その社会においてエリート教育の存在というものの認識をより多くの人々に伝えるべきですね。
確かに、日本のトップは情け無い人材が多いですね。 それも国家の総理大臣ですらw。
どうも、日本人には変な平等への信仰がありますね。 だから、誰でも努力をすればどうにでもなると思い込む癖があります。 だから、いまいち余裕を持ったエリートを教育する勢いに欠け、悪平等教育なんてものがまかり通るのですね。
せめて、もっと余裕のあるエリート教育にて、洗練された官僚なり金融機関のCEOなり、育て上げれば、少なくともハニートラップなんかで引っかかって国家や組織の機密情報の漏洩なんかなくなると思います。 だいたい、女で不自由している上層部が多い時点で、日本は情けない!
ぐっちーさん、私はTOEIC900超えてますけど、大抵の文は読めはしますが、話す方はからっきし駄目ですね。
個人的に思うのはこういう学歴とか資格とかによる評価自体が国や会社のマネージメントのシステムに弊害をもたらしてると思うんですよね。
もうちょっと実績に重点を置いて、尚且つ幹部候補が経営トップに必要なスキルを自然と身につけていけるようなシステムが必要じゃないでしょうか。
例えば米国のように大統領選で知事時代の実績が評価されたり、中国共産党のエリート教育なんかも話を聞くとかなり実戦主義で感心します。
日本の場合は実際に首相をはじめ、実際にマネージメント経験の無い人間がいきなりトップに立っちゃったりしますし、そもそもマネージメント能力を評価するという文化自体があまり根付いていないような気がします。
またお役人さんも学歴・資格主義の弊害の最たるものじゃないですか?出向等も一応ありますけど、私は、公務員試験の合格者でも民間企業で3年以上の実務経験なんかを条件にしたらどうかと思うんですが。政治家も同様ですが、サラリーマン出身の民主党の長妻氏が他の政治家に比べてまともに見えるのは私だけでしょうか?
まあおっしゃるような金融の経営トップにふさわしい人間を選べない、もしくは育てえられない会社は淘汰されていくでしょうし、国家もまた同じことではないでしょうか。
まっとうな世界観と倫理感を持つ人の「金融機関経営士資格制度」なら、嬉しいですが、それでは儲からないでしょうね。今、儲けているファンドの連中、全員ハズレ、でしょうから。無理なインフレに拠る架空の利益で飯を食われても、泣くのは貧乏人の私です。
今日、仕事で今まで受けたことのないタイプの苦情を受けた。 その衝撃を自分で緩和出来ずに、信頼する人たちにそのままぶつけた。 自分のフィルターを通さずにそのまま。 後悔した。 彼らのうちの何の何人かは、落ち込んでいる私を気遣って手品を見せてくれたり、いつもは見たことのない目でこちらを見ていた。 反省・・・。 私はまだ大人じゃない。
別れ際、「あなたはあなたのままでいてね。」というノートの切れ端に書いた手紙を貰った。 泣きそう。
ぐっちーさん、あなたらしいコメントを久しぶりに読んでホッとしました。
・西洋金融史
・日本史及び日本美術史
・日本財政
・プレゼンテーションスキルテスト
・食事のマナー講座
は必要だと思いますけど、残りは取ってつけたような知識じゃ逆に失礼なのでは。
ぐっちーさんの要求全部満たすには親からして金持ってないとだめでしょ。
銀行の経営者がぼんぼんばかぼんばかぼんぼんばっかりになるほうが嫌っす。
んなことより「人の物と自分の物の区別がつくかテスト」だけでいいですよ。
古今東西他人の物を預かったそばからそれ忘れますからねw
ぐっちーさんもお忘れなきよう。
あとチャイナに関しては奥歯になんか挟まってますねww
ぐっちーさんの金融業界への提言は毎回とても参考になります。私はメーカー勤務ですが大学の同期で金融業界に進んだ人(殆んど内資)は官僚主義的でとても日本を代表する企業とは思えないと嘆いていたのを覚えています。本人の能力もさることながら出身大学、行内での所属部署などが将来のキャリアを決めてしまうのだから外資に有能な人間が流れるのは大変良く分かります。私は金融は素人ですがこれからも日本のためになるような提言をお願いいたします。
・・・トヨタ2社弱の売り上げ相当。もう想像付きません?。
バブル期以来20年間も、日本はカネ余りが国難だったと思っています。これが国難として認識されずに、金融機関各社の分厚い壁の内側のコップの中の問題として、各社がせこせこと対処してきたにすぎません。だから、日本は駄目だったんです。本当は、資本主義の是非が問われる、重大問題だとしか思えないのですが。
まあ、日本の陸軍は階級が上に行く程、無能になると
言われていた訳で・・今の肩書きが官僚に・・
ぐっちーさんは人材育成の仕事の依頼は受けたことはありますか?
後輩のよき手本になりそうですがね
> 性能の劣るゼロ戦でパイロットの腕だけではるかに性能のいいグラマンを落とせって、おなじ話でしょ、これは。
ぐっちーさんの言いたいことよーくわかります。「新生銀行のときみたいにおれたちハゲタカにただでくれ、業績悪化で首切るまではこき使ってやるから」ってことでしょう。現場の人たちが優秀というのはそのとおりでしょうが、一見現場の銀行マンをいたわるように見える文章にこんなメッセージをさりがなくこめるあたりは実にぐっちーさんらしくて素敵ですね。
> 要するに本当の問題はマネージメントにあり。アメリカの金融機関と比べて一番見劣りするのがこのマネージメントだということは何度も書きましたね。
そのアメリカのすばらしいマネージメント能力でいまやシティ銀行もメリルもその他も軒並みぼろぼろですな。ベアスタは言うに及ばず。日本の銀行のが被害が少ない(偶然だけど)。しかもすばらしいアメリカの経営陣連中はどんなに業績をぼろぼろにしてもしっかり超巨額の退職金だけはもらってからでてゆきますからね。次の経営陣が現場の人の首きればはいおっけー。ぐっちーさんのいうとおり、本当にアメリカの経営陣はすばらしいマネージメント能力ですね。
大阪人なら「どこがじゃ」とつっこみがはいるところでしょうが。まぁ生まれつき外国のものは何でもすばらしく見える人にはなんでも捻じ曲がって見えるのかな。小学生のがきが「ステッドラーが一番」とかって(笑)。
> 特に雪斎殿のようなプロの書き手にとっては床屋談義そのものだ。それをただで読んでいるんだから文句もいいようがないではないか、というのが私の持論。
日本の世論を誰かさんたちの得になるようかき混ぜるミッションがあるんだから、お金もらわなくたって書きたいでしょうに。それを「ただでよませてもらってる」とか言うあたり、しゃれてて素敵ですよ。これからも応援してます。
米国では企業がマネージャーの利益のために経営され、株主が犠牲になっているとの指摘もあり、
上がぼんくらだけ、日本のほうが害が少ないとの
見方もできるのかな?
こんにちは。何年もブログを読み続けて、今日初めて
書き込みします。
何回か前のぐっちーさんのコラムを読んで最近考えて
いるのですが、一般論的にブログって結局一体どうい
う末路をたどるんだろう、とかんがえます。
非常に丹念に考えこまれて、高度な思考を提供するブ
ログが閉鎖する中、個人の日記のような雑多なものは
着実に増えていく、、、、
日本がウェブで発信している情報は非常に多いもの
の、SN比が悪すぎる、という批判があったと聞いた
ことがあります。
本当に何回も読まれるべき内容を書く、意欲のある
方のブログが無くなったりする一方で、何の価値も
もたないブログが跋扈するようになると、読み手と
しても「ブログ」という存在に大した価値を置かな
くなってしまうような未来を思い描くようになりま
した。でも、そんな暗い考えの中ではありますが、
私が持つもののみかたに変化を与えたのは、ぐっち
ーさんをはじめとして、数少ないブログやHPだけを
精選して読んだからだと思います。海外在住だった
こともあったのですが、本やテレビから離れてこう
いったブログと出会えてよかったとおもいます。
初めて投稿します。いつも楽しく拝見させていただいています。
ぐっちーさんの思われる政治士の要件ってどのようなものでしょうか? お時間があれば是非教えてください!!
あと東海岸まで講演をお願いしたら来て頂く事は可能なのでしょうか?? アイデアベースなので御礼その他は全く未知数ですが。。米国出張も多いと勝手に推察しておりますが、来年こちらでの日本のプレゼンスをあげるプランをいくつか計画しております。先日学長に日本を素通りされ中国に出張されてしまい、さすがにまずいと感じております。
またご連絡させていただきます。当方Dual Degreeの学生です。
コメントが1件もないので、もしかしてフェードアウトしたのでは?・・・と思いつつ、そんなことないだとうと思いつつ・・・確認含めコメント入れました。
まさにその通りなんでしょうけど、日々指摘の内容をどう処理したら良いか悩んでいる怪獣です。 でも、これを有権者まで広げると大変な教育費かかるので、今の日本では難しそうですけど、個人的にはやりたいですね^^ そういう私も浅く広い知識しかないのが実情ですが・・・子供たちの先生を使って少しづつ勉強します^^
サブプラもリップサービス増えてきた?・・そんな気がする今日この頃です。
そうなんですよ。これって私が思うに、世代的な問題ではないんでしょうか。所詮中国人民解放軍よろしく圧倒的な数で押してきて、小隊長クラスの人材しかいなかった世代(当然優秀な方のいたと思いますが、声のでかいやつが勝つ時代だったような)が将軍になっちまったのではないでしょうか。これって太平洋戦争の時の大戦争を知らない覚悟もない将官クラスと参謀クラスが、甘い期待で国を過めたことと同じような。特に今のマスコミ人と政治家に感じますが。