2007/09/18 08:43 | Weblog | コメント(7)
シンガポール
かんべえ先生が台湾に行っておられる間、私はシンガポールに滞在。何かのセミナーにぶつかったらしく、ホテルは取れない、飛行機は満席、と一体何事か! といいたくなるような状況でしたが、滞在そのものは相変わらず快適そのもの。
この国は住むと飽きちゃうだろうけど、旅行者にとっては天国です。ホテルのサービスもいいし、タクシーなど物価は安いし。15ドルもあれば端っこの方まで行けちゃいますものね。住民にとってもそれは同じで3ドルもあれば(200円ちょっと)いくらでも旨いものが食えちゃうってのは、ほんとにすごい。
誰かが悪口で中国人はとにかく食い物さえ、ちゃんと与えておけば文句を言わない、なんていってましたが本当かもしれませんね(笑)。大好きなチャターボックスのチキンライスが15ドルくらいして、これは破格に高いのですが、それでも1000円ですからね。すばらしい。
あと医療水準も抜群に高く、最近では日本からもたくさん手術に来ていますね。因みにアメリカの生命保険に入ろうと思うと、日本の医者の告知書はマッタク受け付けませんが、シンガポールのものはOK。国際的に見ると日本のドクターは信じてもらえないのですよ。
さて、シンガポールははっきり言ってすごい好景気。コンドもばんばん建っているし、不動産はあがりっぱなし。この国の人たちは基本的に家は確保されています。もちろんもっといい家に住みたい人はいいところを買えるのでそれがどんどん値上がりしている。そろそろバブルだ、みたいな話は出てきてますが、カジノもできるし、ユニバーサルスタジオも来るしでまだまだ過熱感は出ていません。
人口6000万ちょっと、インド、中国など様々なところから移民が来て定着していくという近代国家のモデルケースのような国で、日本が参考にすべきところはたくさんあろうか、と思われます。
って、どう考えても6000万人もいるはず無いね。なんで6000万になっちゃったんだろ!? 450万人くらい、です!!
ひとつ気が付いたのは、シンガポールといえば英語が通じないということはまずなかったのですが、このところしばしば英語が通じない。タクシーの運転手とか、マッタクできない、というやからがやはり増えているそうです。GICの方に聞いてみると、これは移民の問題だけではなく、シンガポール生まれの中国系の人々が中国語で十分食えるので、昔のように必死に英語を勉強しないのだそうです。従って、シンガポール人でも英語ができないという層が確実に増えているのだそうで、これにはちょっとびっくりですね。これも中国インパクトでしょうか。
出張前に「藤川ああ!」 と叫んで出て行って、昨日帰ってきたらまた「藤川ああ!!」ってことになっちゃって、なんじゃらほい、ですな。いやはや、ご立派です。
安倍首相、もご立派ですな。ここまでとは思ってませんでしたが・・・せめて年金問題だけでも道連れにすればかっこよかったのに、もうそんな余裕は残っていなかったのかもしれませんね。では、また!
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7 comments on “シンガポール”
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人口6000万人って、間違えてないですか?
昔々のシンガポールと香港、どちらの方向もスキだった。昔のラッフルズと今、どちらがと問われれば、ノスタルジアを選ぶな。
もっとも当時の日本も悪くなかった。
相乗りのお二人は揃って落馬された。
タマタマの握りあいに負ければ入院となる。策に溺れ、策を弄さねば、小が天下をM&Lは出来ない。せめて街頭演説で猿侯捉福となれば・・・舌が転じて福になるかな??
グッチーさん、長嶋茂雄氏の奥様お亡くなりになりました。
小学生だった頃のグッチーさんに長嶋選手のサインを届けてくれた話を読んでましたので、なんだか悲しいですよー・・・・・
辞めると決まったら正しく欠けるんですね!
安倍首相、と。。。
過去に交易で栄えた都市国家は皆消滅しましたが、シンガポールはどうなるのでしょう。
再チャレンジは安倍政権の政策の一つでした。体を直して再起を図るのではないですか?
1度観光旅行でシンガポールに行ったことがありましたが、そのときの印象は「華僑の貯金箱」でした。
周囲のタイ、マレーシア、インドネシアなどでは、中華系はおカネは持っているが、政治面でも人数面でもあくまで少数派。いつなんどき嫉妬心に駆られた大衆や、そいつらに迎合する政治当局によって理不尽な目に遭わされるかわかりません。そこで華僑は資産をシンガポールに逃避させ、勤勉なシンガポール国民がシンガポールドルと不動産の価値を護り続ける。そういう図式を感じました。
そのために、シンガポールは国民の(身勝手という名の)自由を一部制限してでも国全体の秩序を維持しようという理念を感じさせます。自家用車に対する高い関税、庶民の住宅は高層マンションしか選択肢がない、横断歩道以外の道路横断禁止、麻薬所持は死刑。
それでも国民は、日本ではありえないくらい夜遅くまで街へ出歩いて、結構楽しそうにやってました。
子供の「自主性」を御旗にして親がまともなしつけすら出来ない日本とは対照的でうらやましかったです。
シンガポール株式のみを投資対象とするファンドがあれば買いたいのですが、どこも設定しないですね。
はじめてコメント致します。
「因みにアメリカの生命保険に入ろうと思うと、日本の医者の告知書はマッタク受け付けませんが、シンガポールのものはOK。国際的に見ると日本のドクターは信じてもらえないのですよ。」
なのですが、アメリカで認めてもらえないから国際的に認められないという事なのか、それとも他の国でも認められていないのかどちらなのでしょうか?
アメリカの問題の多い保険制度に適応しない事が日本のドクターが信じてもらえないことに繋がるとは思えないのですが。
お忙しいところに失礼致しました。
乱文ご容赦ください。