2019/08/26 12:19 | 物申す! | コメント(5)
今週のぐっちー@紫波町 無くなる職業 No.1!
講演会には多くの皆様の参加を頂きまして有難うございました!
初めての方も多数おられ、大変楽しくやらせていただきました。感謝です!
懇親会の方も多数の参加を得まして、まさに「パーティー」で、えらく楽しかったです!
まだ参加されたことのない方は是非どうぞ。来年は1月にございます。
さて、このニュース・・・・
[ロンドン 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] – 高額の報酬を受け取り、世界各地を出張で飛び回り、何度失敗しても罰を受けることはめったにない──。そんな恵まれた生活を享受してきた株式アナリストたちが、いま様変わりの厳しさに直面している。
https://jp.reuters.com/article/stocks-workers-breakingviews-idJPKCN1UZ074?rpc=122
株式アナリストも債券ストラテジストももともと不必要な職業です。
内容のない膨大な、当たり障りのないレポートを出してきて、まあ、ある意味「汗かき料」として注文を取る訳です。実際、コンプライアンスがどうのこうの、と言って、書いてある中身は膨大な割に全く役に立たない。こんなことが許されるはずはないのですが、どこの証券会社も絶対に必要だ、と信じていて、なかなかリストラされず、何千万円もの給料をもらう訳です。
失敗しても全く非難されませんから、競馬予想師より質がわるい。全く検証されずに膨大なレポートを書く能力があれば何千万もらえちゃう、なんて夢のような職業なわけです。
株式アナリストの中にはその業種の経験者がたまにいたりしますが、債券アナリスト、ストラテジストに至っては投資経験がゼロなのです。債券の売り買いなんてやったことがない。にも拘わらず、あーだこーだと偉そうに言う訳です。クレジットアナリストなんてまじ、最低で、自分でリスク取ってなくて、Bとかの会社の経営者もろくに知らずに分析できるわけがないでしょう(笑)。
そのコストを面倒みられる時代はもう終わったと思いますよ。グッチーポストは一人一人のお客様がお支払い頂くので、レベルの高い情報を常に発信することができます。
広い意味で実はタダではなく、様々な手数料でコストをからめとられているのですが、直接お金を払っていないので痛みがないような、大手証券会社、銀行、外資証券会社の株式、債券レポートは全く無意味です。そろそろこの職業自体無くなるはずです。
次になくなる仕事はナントカコンサルタント。
理由は同じで、経営したこともないのに経営コンサルタントとかになっている訳で、やったことない人の指導を仰いでどうするつもりなんでしょうか。八百屋のおじさんの方がよほど経営経験がある訳で、経験のない経営コンサルタントやその他コンサルタントは早晩なくなる仕事で、若い人はこういう仕事につかないほうがいいですね。
まあ、アナリストの分析はみなさんが読まなくなれば紙の無駄なので、すぐ無くなると思いますが、読んでも全く役に立たないので、同時に時間の無駄だと思います。あんなスプレッドシート診て相場が当たるなら誰も苦労せん!!
という訳で、今週のメルマガはFOMC分析とパウエル議長スピーチの分析。
こういう記事はどこにも見たことがありませんな。月800円の価値はこれだけであると思いますよ。
アエラはこれだけ休みがとりやすくなったのに、なんでお盆に移動が集中するんだろうか、という話。日本が今後観光大国になって行くための条件は・・・など、書いてみました。
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5 comments on “今週のぐっちー@紫波町 無くなる職業 No.1!”
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ずーと前からですが、アナリストやストラテジスト、ほかにも色々ありますが、
リスクを取ってない、責任も取らないで、なんで高給取りなのか不思議でなりません。
営業マンですら不必要だど思ってるのに、ましてやほとんどのアナリストが当たらないのだから消えていくのは自然ですよね。でも10年以上前から言われてて中々消えないんですよね…
毎週、貴重な情報、分析を有難うございます。
今週のメルマガをぼーっと見ていて思ったのですが・・・
人口見通しの0-4歳の予測と実績の差が一番大きいのは理解できるのですが、ちょっと大きすぎるように思います。
おそらくですが、アメリカのような先進国で(アメリカに住んだことはありませんが)1-4歳の差はそれほど大きくないものと思います。適当ですが、せいぜい5-9歳の2-3倍程度ではないでしょうか。
だとすると0歳だけの差が40-50万人の計算になります。
乱暴ですが、0歳の人口を約400万人とすると、10%程度下にずれたことになります。
いくら0歳児の死亡率が高くても、10%(新生児の数が1割程度予測より少なかった?)はかなり大きいように思いますが、人口予測とは、1年前でもそのくらいずれるものなのでしょうか?
初コメントで、いきなり質問ですみません。
その昔、飲み屋だったか(当時は知らない隣同士で、いろいろ話した。おなじ日本人ではないか)、人を見るにその人の職業を見ることだという人がいた。そう職業とは何か?
今職業といえる、職業はあるだろうか?あるにはあるがすくなくなった。がしかし職業は確かにあると思っている。まあ日本人は最初に学歴を無意識のうちにみるが、それよりも職業だと思う。その昔、サウナ風呂に近いふろのような工事現場に行ったことがある。その時の火災報知機の検査のいい加減なことには驚いたが、よく考えるとそれが正しいと思った。これはたぶん現場の人々や消防署の人もまともな人なら正しいと内心で思っていると思う。
この現象は世俗によくあるがその時事故が起きてなぜ検査通りにしてなかったのだと責任を問われることがある。我が国社会の悲惨なところでその位置に立った人は実に気の毒です。
その時目の前通る、半ば裸の人の体を見た。もちろん女性もだった。しばらく見ていると、その体にその人が生きてきた世界が刻印されているなあとふと思った。職業はその人に体、頭に刻印を押す。それを見る訓練をすることだと思ったが多くは化粧と服と学歴が覆っているから見えないが、仕事をさせるとわかる。
そうアメリカ人のように<こいつ何ができるか>を最初に見るか。逆に言うと<自分は何ができるか、そしてお金がもらえるか>これを把握することだが自らを見ると実に心もとない。簡単に自分は替えられる。
教育はここに集中することで<お前なにができて、そのできることで金がもらえるか>と生徒に絶えず自覚させることだと思う。
高校野球ができて、それで金がもらえるか?これでにどれだけの人が泣いたか?職業は一大事で、人生そのものに通じる。
遅かりし由良之助では,泣くしか道はない。子供に教えることだ。
人権教育というだれでもできる、簡単な、楽な教育で、遊んでいる場合ではない。
人口見通しは「すでに起こった未来」であるように、
「すでに存在していた人の人口動態」は、
・平均寿命は(米国といえども)僅かづつ伸長
・婚姻や出産年齢は(就学や所得の向上により)僅かづつ高齢化
・(日本や韓国では特に)出生数の減少
で予測できているのではないでしょうか?
数字で言えば(日本しかわからないので)
(100万人を切った)2016年の約98.5万人から2017:95万人
2018:92万人で2019(令和元年)は88万人程度になる事は想定できる。
米国も2016:394万人、2017:385万人、2018:379万人、で
移民(入出国)がなければそれほど見通しは狂わないのではないか?
ということで、
・トランプの政策による効果・・・なのか
(それはプロレスとして)
・格差や人種差別などの問題か?・・・
それでも、好景気・アメリカンドリームを夢見て30代から45位までが
動けるようになった子供を連れてきているのか?・・・と想像しながら
「米国のこの補完能力の高さが強さの源泉?」との推測が成り立つのか否か?と。
>何度失敗しても罰を受けることはないアナリストやストラテジスト。競馬予想師よりタチが悪い。
全く同感です(笑)。知的な感じが一般投資家に受けるんでせうか。小学生にも分かるように自分の言葉で語るグッチさんみたいな人は少ない。しかし、この「小学生にも分かるように」というところが難易度が高い。
ところで、東大で中国史を教えてる宮脇淳子さんが
「日本くらい古代から同じ国語を持ってる国は世界広しといえども無い
中国人は20世紀まで居なかった
朝鮮人も日韓併合以前は居なかった」
なぜ知識人とやらは正しい歴史を語らないんでちゅかね?