2019/06/11 11:45 | 物申す! | コメント(34)
マッチポンプの金融庁
それにしてもと言わざるを得ない・・・・
自民党は11日、金融庁に対し、老後資金として2千万円が必要とした金融庁金融審議会の報告書への抗議を伝え、撤回を要求した。林幹雄幹事長代理が国会内で金融庁幹部に伝えた。萩生田光一幹事長代行は記者会見で「不安や誤解を広げるだけの報告書であり、評価に値しない」と述べ、金融庁自身が報告書の作成意図を明快に説明するよう求めた(共同)。
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スルガ銀行の「美人局」商法を持ち上げたのも金融庁、こんなものを出したのも金融庁。
2000万円は必要だと言われて面食らっている人は多いだろうし、銀行や保険会社は金融庁のお墨付き、とばかりに激しい営業を展開する。結局、食い物になるのは「金のない」老後を迎える中年だけである。
多少余裕のある方は2000万円くらいの貯金はもっているだろうから、どうってことはないけれど、50歳過ぎても、なお、子供は高校、中学、住宅ローンはあと20年とか残っている人はもう目の前が真っ暗になっただろう。
で、あとは自己責任で外貨建て変額保険でもやってください!!
というのが金融庁の報告書で、これをマッチポンプと言わずになんという!!? すべての金融機関は金融庁のお墨付きが出た!! と言わんばかりで、手数料稼ぎに乗り出してきている。
絶対に乗ってはいけない!!
大手金融機関の売っている商品が本当にいいものなら、行員は今頃全員大金持ちだ。しかし、僕が知っている、銀行、保険の営業マンは給料が下がり、昼飯もワンコインとか言っている訳よ。そいつらが売る商品を信じろ、って方がおかしいよね。
大手金融機関とは一切付き合うべからず。銀行口座なんてなくても生きていくのにはこまらない。
銀行、生命保険会社、それにまつわる投信会社の勧誘はすべてシャットダウンするべきだ。
悪いことは言わないので、もう、すべてやめる。あなたの2000万円をめがけてハイエナの様に集まってくる。絶対に被害者になってはいけません!!!!
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
34 comments on “マッチポンプの金融庁”
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ご了承のうえ、ご利用ください。
50歳過ぎても2000万の貯蓄が出来る見込みもなく、なお、子供は高校、中学、住宅ローンはあと20年とか残っている人は、そもそもリスク不感症なので大丈夫です。金融庁のレポートの記事も翌日には忘れて飲みに行ってます。
引っかかるのは2000万以上の貯金があって、本来気にする必要がない余裕のある人達です。彼らはリスク回避病にかかっているので、一生懸命一流大学を出て一流企業に就職し、一流企業に勤めている伴侶と結婚して子供を早めに作りローンを繰り上げ返済します。そして金融庁のレポートの記事を一生懸命読んで忘れずに記憶し、銀行の勧誘に引っかかります。もちろん、本人は投資ではなく貯蓄のつもりで。
日本の低成長や少子化の大きな原因の一つは、このリスク回避病です。少子化を女性の労働環境とか学費とかに結びつけるのは全て大嘘で、子供という不確定要素を受け入れられないリスク回避病のせいです。
出生率が高い時代はむしろ女工哀史の時代で、女工でなくとも女性も皆、農家商家で悲惨な労働環境で働き、学費も払えない貧しい時代です。
現代でも高卒夫婦で低賃金共働きで河原でバーベキューが大好きな元ヤンキーとかの方が沢山子持ちですからね。そして、そういう人達は金融庁にも騙されません。騙されるのはリスク回避病にかかっている多少の余裕がある層以上の人達で、この病が治らない限り逃れられません。
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」
【付属文書1】高齢社会における資産の形成・管理での心構え
(2)リタイヤ期前後 ⇒ リタイヤ期以降の人生も長期化していることに 対応し、金融資産の目減りの防止や計画的な資産の取崩しに向けて行動する時期
[収支の改善策を実行する]
>また、仮に就労延長や支出の見直しを行ってもなお収支および資産が十分でないとな ったとき、自宅等の不動産がある場合には、それを売却して金銭化するな どの住宅資産の活用や、住居費や生活費が相対的に安い地方への移住も選 択肢に入ってこよう。
知人は中学教師をして。教え子に5人東大へ入ったといっていたが、その人たちは都会へ行き、親は別にすんでいる。然し不良な子供は結婚して、子供が在り親と住んでいる。毎日仲間と騒いで生活している。
私と同時時代に中学を出て、それなりの会社に入った人は、今まだ仕事をして、パブなんかにも行っている。ケインズなどしらなくて、手堅く生きている。老後など心配していないが<子供がいくらでも親は金を持っているとおもっていて、困る>と皆言う。
日本政府は気が弱いところがあって、ぽろっと事実を言うときがある。まあそれでしょうね。ただし、表現を吟味する必要がある。
グッチー氏も昨年の九月ごろ、メルマガでされましたが、わかりませんでした。
知人は早くなくなったが、エリート街道を仕事ではなく、別なもので自ら降りて、会社を引きずりまわされた。彼が言うには
1)出自がものを言う、これはいい悪いのはなしではなく事実だよ。平等も公平な競争もあるわけがないし、できるものではない。この出自の意味は複雑だった。
いまだに江戸時代の家格がものを言う世界があるといっていた、
2)教育がわるい。これは盛んにいっていた。なくなったあとほかの知人も言っていたよと言う。色々なことで説明してくれた。知人は理系だったが、大体理系のほうが優れていると見るのは間違いで、文系のほうがはるかに難しい。これは事実だよ。これを認識することだよ。中学までは回答があって、正しいことだけをおしえればいい。高校以上は答えがない事をおしえることだよ。
推薦入試で入った学生で一年に一人は自殺者が出ると教授が言っていたと言う。大体大学教育は一定のレベルが必要で、それは試験か、教授の目ん玉で入れる。試験が必要でそれはレベルが必ずある。それがどの程度か明快にわが国には示されていない。
お金の教育を義務教育で課程をもうけて、教えることです。私なんか銀行へ行って、担保が必要だと言われて、気分がわるかった。気分が悪いと思ったことの背後にある意識はどうも江戸時代に作られたようで、それを基にわが国の銀行は商売をしていたと思う。つまりお客に抱っこされていた。銀行の能力ではないと言うと不遜か?
知人は文部省の大学と企業が決めている大学と二つあるが、社員がうれしそうに子供が大学へ行っていることを話したがその大学はわが社の決める大学にははいっていないとはいえないかったと言う。
今回のごたごたは、いろいろな面が見えるが、明治以降わが国政府は明治維新と言う偉業を成し遂げて、先進国へといき、敗戦後は経済大国になったのは政府が優れていたからだと言う暗黙の前提で皆生きている、幻想をもっている。
学校教育が基本的にその筋で教えられているが国民の考える政府と実際の政府とは大きく異なり、国民が普通に考える政府がするであろう事にもと図いて教育が行われているのが、大体小学中学くらいまで、高校大学となると違うとみている。教科書問題はその関係から見るとあり得ない教科書です。
つまり小学中学の教育は政府がしているが内実を支えているのは別なもので、其れがここへ来て危殆に瀕していると思う。
世俗的には民度が高いねえです。
其れが在るから東日本大震災はあれですんだ。外国人にはない。之だけ入れて、東京が襲われたら、たぶん虐殺、日本人への虐殺が起きると見ている。
大体普通の日本人がいざとなればと言う感覚を失っている。一大事だと思うがそれは日常訓練をして、おかないといざと言うときできない。警察官の発砲を見よ。
何がおきるか予測はできないが近い将来、。ガラがらぽんだとはみて、いきている。また知人たちにも言っているが、相手にされていない。
どのくらいの人が死ぬか。近代社会はその原理が戦争をすることと同じ仕組みで動いているから、形を変えた戦死になるがなあ。
こんなただの言葉の遊びをしているときではないと思うが日本の公的機関はする。要するに書類上の整合性のみをあわせようとする。
大東亜戦争で前線に武器がないといっているのに、書類を見てあれこれを言っているようなことでしょう。
把握できない全体集合の中の部分集合のひとつとみる事だと思っている。
ぐっちーさんご指摘の懸念点の反対の立場にある証券会社の方も、8601大和8604野村始め、軒並み6月3日を底に株価が上昇しております…
ハイエナの活躍が材料なんですかね。
日銀の持っている株を国民は2000万分買いなさい・・・・・
このぐっちーさんの書き込みには、読者に対する正義感と思いやりを感じました。
しかも、メルマガではなく、誰でも読めるこのブログの方に書いていただいたので。
本来ならば、こういうことは、取り締まる側の金融庁が、警告すべきことなのに。
そんな甘い話はないから気をつけろよって。
ぐっちーさんが、政治家や役人になればいいのに、とすら思います。
会社の命令に逆らってまで、自らの良心に従い、悪徳商品を売らずにクビになった、ぐっちーさんの心意気を感じた次第で、とてもうれしく、ありがたかったです。
会社の言うとおりにしておけば、今頃は大金持ちになって悠々自適でしたでしょうに、その道を取らずに、さほどの報酬にはならないであろうメルマガ執筆や地方活性化のために尽力されている姿は、僭越ながらとても素晴らしいと思います。
これからも、良識あるアドバイスを、引き続きよろしくお願いいたします。
この国は高度に発展した経済社会主義国家かもしれない…
何飲みます?
缶コーヒー?ワイン?笑
・今、20歳の人間が60歳の老後に目出度く2000万円貯めてもインフレ率の推移で2000万という数字は何の指標にならないのでは?
・外貨建変額保険。何の為に外貨と保険という金融商品を何故一緒に購入するのか?
・「先生」「社長」と呼ばれる人には、何故不勉強で自信過剰化が多いのか?
・私は体にも良くなく財布が軽くなるお酒を何故たくさん飲むのか?
世の中には分からない事だらけです。
ちゃんと発言なさるのはさすがぐっちーさんです。
老後2000万円報告は、2000万円要る、が主張ではなく、後に続く「だから投資をしましょう」が言いたいのでしょう。
あいも変わらずEB債やインドルピー建債をシツコク電話営業してくるのが日本の個人投資の現状です。
年金の問題ではなく金融庁の問題。取り締まるどころか「こいつらみんなグルかよ」ということが露呈した好例でした。
禿げしく同意
自民党の選挙の前に金融庁やらかしますた。金融庁長官のクビが飛ぶかもですね。
ちゃまさんに禿同です。
一方、子曰わく、
「徳は孤ならず、必ず隣有り。」
という事もあって、問題の報告書の手口を解説しておられる方もいらっしゃる。
「老後に2000万円不足」騒動、金融庁の欺瞞とマスコミの大間違い
By Yasuyuki Iida 飯田 泰之
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65151
一言で言えば、
報告書=証券会社の販促資料
ですよ、という記事です。
ここで使われている手口は応用範囲の広いもので、同工異曲のものがたくさんあります。
ですから、一度、勉強しておくのも一興かもしれません。
定年退職して大きな退職金を手にした人は、安全な銀行預金や日本国債では殆ど利益が出ないし、貯金と年金だけを当てにして老後数十年を食べていくのは不安だし、何かに投資したくなるのは分かる気もします。
で、バカ高い手数料&高リスクの金融商品に飛びつく人が出て来る。
60歳過ぎてから、初心者が自己責任による投資を開始するのは、どうにも無理がある。やるなら、若い頃から投資を一通り経験して、景気サイクルなど大きな流れも体感しておかないと、リスク商品を天井で買って、大底で売ったりしてしまう。
老後になる前に、若い頃から長期積立による資産形成をしておいた方が良いとは思うが、日本では良質な運用商品が少ない。
確定拠出年金は、若い頃からドルコスト平均法で積立てられる素晴らしい制度だが、肝心の運用商品がゴミばかり。年金をうたう運用商品でも選択を間違うと、長期積立ですら資産マイナス化してしまう。米国なら、米国債を持つだけでも、安心・安全・確実な年数%のリターンがあるのに。
金融機関の手数料ビジネスによる被害者拡大を確実に防ぐため、持ち資産に対する投資比率を、個人・業者の双方に対して法律で規制するのが正解なんだろうか。老後に貯金が足りない人は、余程のスキルを持っていなければ、身体が動く限り、低賃金で働き続ける事になりますが。。。
なお、某企業の定年後再雇用は、年収200万円程度に落とされるが、それでも働きたいという人が多かった。今の老人世代ならば結構金を持っているので、そこまでして働く必要は無い筈。申し訳ないが、余裕のある御老人は、さっさと退場して欲しい。年収200万円で嬉々として働くので、若年世代の賃金が上がりません。
いつも優良な書き込みを頂いているoda さんですが、今回はさすがに相当違いますね。
引用
持ち資産に対する投資比率を、個人・業者の双方に対して法律で規制するのが正解なんだろうか。老後に貯金が足りない人は、余程のスキルを持っていなければ、身体が動く限り、低賃金で働き続ける事になりますが。。。
まあ、一応疑問形にはなっていますが、日本はこれまで個人を一切信用せず、消費税にしても民間に置いておいてもろくな使い方はしないから、俺たち「優秀な」財務官僚が使い方を考えてやる、というのが基本的な考え方で、年金も同様。我々、委託者である国民が年金福祉事業団の年金の運用者をクビすることすらできません。完全に舐められています。ですから、個人のリスクに転ずることは賛成です。
ただロクな商品がないのは事実で、であればアメリカ国債を買う、とか極端な話ドルのキャッシュを持つとかすればいい、というのが私の主張。所詮、oda さんも含めて、自分の人的資本がアメリカにあるということは考えられず、日本の会社に働いて、日本で年金をもらい、日本で子供を育てて、日本の医療を受けている。ポートフォリオで言うと99%の資産は日本に集中している訳です。
いつも指摘しているのにイマイチわかって頂けない訳ですが、20%くらいは日本円じゃない資産に投資をされたらどうですか? というのが私の提案です。詳細は講演会でいつも話しているんですが、どうも講演会には来ていただいていない様なので、今後機会を見つけてメルマガで話します(笑)。
それから働かざるを得ないから200万円で働く高齢者がいる・・・というのも明らかな間違いです。違います。彼らは働かなくても食えるから、200万円ももらえるならそれは丸ごとお小遣いになる。だから彼らはその給料で働くのであって、余裕があるからこそそんな賃金で働く、と言う点を理解された方がいいと思います。
うちの会社にもそういう人がたくさん面接に来ます。自分は旅行が趣味なので、地方出張さえさせてもらえば手当はいりません、という猛者から、給料は5万円で結構ですから営業で顧客を見つけてたら利益の20%を下さい、というある意味合理的な人まで、それこそ山の様に求人が来ます。
それが現場の現実で、oda さんは多分経営者じゃないので、その辺が全く見当違いですね。生活が苦しいから200万円の仕事をゲットしている訳ではない。楽でやることがないからこそ、「えー、200万円もくれるの!?」と言って喜んで働くというのが現実です。
生活は十分できて、お小遣いで200万円が欲しいからと言ってその値段で仕事を受けてしまう。お小遣いで200万円あったら結構遊べますよね(笑)。当然家族を持っている若者は最低400万円は必要ですからその時点でアウト。完全な若者雇用の締め出し、です。
これは中小企業では普通の話なんですよ。
年金受給者が生活に困っていないので、その程度の仕事なら月5万円でやりましょう、と言って、月20万円もらっていた若者から仕事を奪う、なんてことは普通にあります。
ですから彼らは生活のために余裕がなくて働いている訳ではなく、老後を楽しく生き生きと暮らすために年収200万円をおこづかい、としてもらいにやってきて、若者を追いやる訳です。
唯一のストッパーは私のような経営者だけで、歯を食いしばっても400万円払って若い世代(子育て世代)を雇う意地を持つかどうか、だけにかかっているのです。まさに私がそうですし、家の社員だって、彼らの給料の半分でも同じ仕事で働く、と言う同等の能力の人(学歴とかはむしろ上だな・・・笑)が現実にいることは100も承知です。ですから規制をかけるとすると、年金で年収600万円以上の収入がある夫婦は就職禁止、とかにしなきゃいけません。
それでも喜んで非正規(アルバイト)で働いてしまうし、とても元気なので、我々からすると非常に使いやすいという側面もあるのです(急に子供の病気とかもないので、365日皆勤です・・・笑)。
さらに言うとこれは年金改革のカギです。要するに年収200万円でも嬉々として働く人がいるということは、年金のもらい過ぎなんですよ。年金支払いの年齢を引き上げるより、彼らから取り上げる方がはるかに効率がいい。ある一定以上の年金は若い世代の運用に回す、同年代の年金の不足部分にまわす、ということができればそれで年金問題は解決です。
実際に年金をもらっている当事者だけで国会をやっている訳で、こんな話進むわけがなく、まあ、進次郎の登場を待つしかない訳ですね。
一言でかくと落差が激しい。国民年金の人は苦しいが実情です。
年金は同世代で支えるのがいいと思う。確かフランスにはトンチン年金と言うものがあったと思う。それと親を抱えているか不良の子供を抱えているかの違い。
国民年金は最初の趣旨は自営業(之が当時は多かった)に対して考えたものだと思う。つまり老人になったら、子供が事業を引きついて、それの手伝いをして、それの補助としての国民年金と言うのが趣旨だった。当時は自営業者は馬鹿にしていたが、ここへ来て笑えない話が続出している。
ちょっとノータリンの人をやっとって、会社をしていたが、ご時勢で、やめたあと、社長は困っているが、その従業員は楽に生活している。
町内会長をしたがその昔は国民年金の保険料は町内で集めていた。そのため払わない人はなかったが、金額が多くなり、やめになったと言う。
もともと日本人は自己を規制できない人が多い。ましてサラリーマンなど、あれば使ってしまうたちの人が多いと思う。この国民的要素に対して政府はどうするかでしょう。だからローンがはやると見ている、インフレでというのは経済現象に対してだが、生活モラルから見れば別だと思う。
その昔と言ってもつい、70年前だが、相続はすべて戸主がして(戦前は相続放棄はなく、借金も戸主が相続した)それ以外には相続はなかった。ただし戸主は前の戸主の面倒を見る義務があった。また居候の面倒もみる。ヘタをするとおじ、おばの面倒も見た。つまり家を基準にして動いていた。社会福祉の要素があった。なぜなら社会などなかったから。これは今もないと見ている。だから悲惨なことがおきている。
近代社会ではなかったと言うより、欧米とは違う社会構造を持っていたという単純な事実に対して、その落差を考慮して制度をつくらなかった、ないしその能力がなかった。わが国エリートの欠陥でしょう。山本五十六のようなもんですよ。彼らは正確に事態を認識をしていたが解決方法まで考えることができなかったと言う見方です。解決方法を欧米の真似でしたと言うことです。
ちなみに今回の事務次官の行動は戦前の家という考えにもとずくもので、社会的な機関に相談をと言う意見があるが、ばかもやすみやすみいえにすぎない。わが国の社会的機関は民事に対しての処理能力などない、あるのは金をだすことだけで、それも実に非効率なだしかたをとっていると思う。私は事務次官に同情している。
年金の保険料は表向きは老後の金となっているが、貸借対照表の振替伝票で色々な処理をすると、別な面が見えてくる。その面が実質の年金を支えていると思うが、その貸借の関係が変なことに成っているし、ならざるを得ない。
事は近代経済における金余りの対処のひとつに過ぎないと思うがまちがいかなあ。
以下の記事、(2)の公助、ですね…こりゃ進次郎政権誕生を見届けなくてはなりませんね…。
>日本のように少子高齢化が極端に進むと、年金制度の持続性を保つためにはどうしても年金給付を抑えなければなりません。そうすると今回、問題になった報告書が指摘したように老後の生活を支えることができなくなってきます。
経済協力開発機構(OECD)はこのジレンマを解消するために次の3点を強調しています。
(1)年金を支給する年齢を引き上げ、できるだけ長く働くようにする(自助)
(2)公的年金の対象を低所得や社会的弱者の高齢者に絞る(公助)
(3)公的年金の代わりに私的年金を拡大する(自助)
odaさんの最後のパラグラフの200万円のお話は、余裕のあるご老人のお話をされているのだと思います。ですので、ぐっちーさんのご説明と同じだと思うのですが、いかがでしょうか。
確かに、直前のパラグラフまでは、どちらかというと、働かざるを得ない、投資せざるを得ない、人々に関するコメントなので、最後をそういう流れで捉えてしまう気持ちは分からないではないです・・。
私は30代で昔から自分たちは年金を
貰えないと言われ育ったので、
貯蓄はあまりせずiDeCoで米国指数を中心に
少しづつ積み立てしたり日計りで
いくつかいじったりもしますが、
ほとんどはMMF・MRFで次の
〇〇ショックのために待ち構えてます。
他にはトランプのおかげでもう一段
ありそうなMXNやメヒコ国債は
格下げ食らっても下方硬直性あるなら
妙味あるなと調べています。
今回の件なぜ金融庁が年金の話を?
と思っていましたが、これは利回りで
稼げない金融機関への配慮?
だったら株の売却益の税金減らしてよと。
しかしぐっちーさんがバリバリ緊縮派の
小泉進次郎さん推しとは意外ですね。
ぐっちーさまの近くには、お金がある人しかいないんじゃないかしら?
もちろん、200万小遣いに出来る人はぐっちーさまの周りにはたくさん居るんでしょう。
でも私の周りにはお金が足りなくて、働いてる人もたくさんいるわけで
→そんなヤツはコメントするなど、どやされそうですがね
どっちが正しいのではなく、両方事実なんです(*´-`)
あんまり偏り過ぎな意見は
現実を知らない、とぐっちーさんが忌み嫌う方からのツッコミにあいまっせ
ちゃんと読んでもらえばわかるんですが、200万円を小遣いにする人がたくさんいるから賃金が上がらないので、元来は400万円位払うべき仕事がすべてそういう人たちに取られてしまい、もらえるべき給料をもらえてません・・・というのが私の論旨ですよね。
つまり・・・・
引用
もちろん、200万小遣いに出来る人はぐっちーさまの周りにはたくさん居るんでしょう。
でも私の周りにはお金が足りなくて、働いてる人もたくさんいるわけで
引用終わり
とありますが、そういう人たち=200万円小遣いにするような金持ちの爺さんさえいなければ、お金がなくて働く人もそんなレベルでその爺さんたちと仕事を奪い合いせずに、年収600万円くらいの正当な報酬がもらえるのに、そのおかげで割を食ってます、と書いていることくらい理解できませんか??
どこが偏ってます?
現実を知らないのではなく、よく知っているからこそこういう事が書ける訳ですよ。あなたの場合はまず、人の文章をちゃんと理解する能力から鍛えなおさないとAIにやられますよ(笑)。これは難易度としては中学1年生くらいの読解力だと思いますけど・・・
>まあ、一応疑問形にはなっていますが、日本はこれまで個人を一切信用せず、消費税にしても民間に置いておいてもろくな使い方はしないから、俺たち「優秀な」財務官僚が使い方を考えてやる、というのが基本的な考え方で、年金も同様。我々、委託者である国民が年金福祉事業団の年金の運用者をクビすることすらできません。完全に舐められています。ですから、個人のリスクに転ずることは賛成です。
今回の消費増税も上げなければ国民がつけ上がるからというのが官僚の本音だそうで。
しかし国民は国民で何でもかんでもお上任せ。
何か事件や事故が起きるたびに「規制してくれ!」
国民がこれじゃあそりゃ舐められるよなと。
ウーム、200万で働く爺様たちがいるおかげで、若い人たちが割を食ってる。
爺様の高額年金を廃止して、若者と同じ給料で働いてもらう。
高額で働ける能力のある人は、何歳になっても稼いでもらって、働けるうちは年金カット。
今すでに、収入が一定越すと年金減らされますよね。
それでも、70代友人の奥様はぶーぶー言ってます。
そもそもこの金融庁の報告書はぐっちーさんが仰るように単なるマッチポンプ詐欺であって、データは正しいが結論はデタラメです。その点、萩生田光一幹事長代行は記者会見で「不安や誤解を広げるだけの報告書であり、評価に値しない」と述べた通りです。
この報告書では家計調査を元に高齢世帯の平均消費額と平均年金の差額を取り、これを95歳まで延長して2000万円足りないと結論しているものです。しかし、現在の高齢世帯の平均消費額25万円が平均年金20万円を上回っているのは、現に平均2000万円以上の金融資産を有しているからであって、それを自分の楽しみのために取り崩しているから消費額が増えているだけです。金融庁は、貯金が多くなれば多くなった分だけ、老後に取り崩して楽しみのために当てることはない、という馬鹿げた前提を置いているのです。大体、30代夫婦子供二人世帯の東京の生活保護費が家賃込みで月25万円くらいなのに、なんで老人二人で生活するのに月20万円で不足と言う事になるのか?これで年金が不足していると言う金融庁報告書の結論をおかしいと思わない人は、日本語が読めないか小学生レベルの算数が出来ないかのどちらかです。
私の母など、父の死後に年金が十万円ちょっとに減りましたが、その年金から毎月貯金しています。家持なので家賃不要と言う要素はありますが、父の存命中はもっと多額の貯金を毎月していました。国民年金だけでも、家持であれば生活費は賄えますし、それで不平があるなら、問題は年金ではなくその人の精神です。
ぐっちーさんは最初の投稿で、ハイエナ金融機関への対策を示しています。
金融庁の報告書を聞いて、2000万円くらいの貯金を持っていて余裕のある人もいるが、50歳過ぎても子育て費用や残20年の住宅ローンがあり2000万円の貯金余裕が無く不安になる人もいる。金融機関が手数料稼ぎのハイエナ営業に乗り出しているので、大手金融機関とは一切付き合わず勧誘を全てシャットダウンするべきだと。
で、私は「法律規制するのが正解なんだろうか」と書いたのに対してぐっちーさんは、個人を信用せず「優秀な」財務官僚が使い方を考えてやるという国民を舐め切ったやり方よりも、個人のリスクに転ずることは賛成であると返されている。
なるほど。自身は元々、官僚運用に不信感を持っているにも関わらず、官僚に考えてもらう法律規制の方が良いのかなぁと言い出してますね。
続いて、その個人リスクで投資をするにあたって、日本にロクな商品がないのであれば、資産の20%くらいは日本円ではない資産に投資して、アメリカ国債や、極端にはドルキャッシュを持ってはどうかと、ぐっちーさんは言っている。メルマガでも機会を見つけて話をして頂けるとのこと、ありがとうございます。ここ数年で、特定口座でアメリカ国債等を購入できるようになってきて、個人でも日本国内からのドル投資がし易くなってきました。より詳しく知りたいという方は、恐らく他読者の中にもいらっしゃると思います。お手数おかけしますが、メルマガを楽しみにしております。
また、資産余裕のある高齢者が、僅か年収200万円で働いてしまい、賃金upの邪魔になっている点については同意です。自身の肌感覚は大企業がメインなので、中小企業を含めたマクロ的な肌感覚はありませんが、かなり沢山いそうなんですね。年とっても元気なのは良いことですが、定年後も更に数十年生きる方もいるし、元気の適切な発散場所がないと、影響が大きくて困っちゃいますね。
※私の前回投稿を見直すと、「老人」を複数の意味で使いまわしていたが、それを明言もしていないので、chinaさんのように拾って下さる方もいるが、ごちゃごちゃした文章になっていたんですね。更に、金融機関による手数料ビジネス被害対策以外にも、良質な運用商品の話やら、何やらまで、相当に盛り込んでいる。もっと絞らないとダメですね。。。
自らコメントしておきながらどうかと思いますが、実は金融庁の報告書の中身を読んでいませんでした。
今日、改めて読み返しましたが・・・官庁の報告書とは、とても言えない・・・
まさに、投資顧問会社のセールストークのオンパレード、でした・・・
牧師のギガさまが紹介されたサイトを覗くと、これを報道するマスコミもひどいもんですが、根本的に、金融庁、どうかしているよ・・・
さて、ここでぐっちーさんが書き込みをされていた、
「生活に余裕がありながら、年間200万円で若者の仕事を奪うおじいちゃん」
について、自分なりに考えてみました。
そもそも論でいえば、資本家は、労働者を安く使いたい欲求があるわけで。
わかりやすいのが、日本の産業の空洞化。
高い賃金となってしまった日本人を雇うより、中国や他の諸外国の方が安く働いてくれるから、産業が海外に進出していく。
「日本vs海外」の争い。
正社員を雇うと高くつくので、派遣で代用しようとする。
「正規vs非正規」の争い。
そして、派遣レベルの低賃金業務においても、このような老人との取り合いになる。
「老人vs若者」の争い。
さらに加えて、ここにAIも、競争に割って入ろうとしている。
「人間vsAI」の争い。
根は一緒であろう、と思うのです。
資本の増殖を志向している、資本家としての本能であろう、と思います。
ただこの中で、一つ違うのは、この「余裕のある老人」に関しては、資本家とWIN-WINの関係にある、ということかと。
この関係の中では、資本家は最も得をし、その次に、いわば高レベル中産階級が得をする。
一見、とても平和な関係です・・・
がしかし、割を食うのは、最下層の若者を中心とした低賃金の方々。
資本家と、高レベル中産階級の富はますます蓄積していく。
そして、経済的に下層の人たちの生活は、さらに困窮していく。
これを打開するには、政策しかないと思うのです。
かといって、資本家に枷をはめるのは、無理がある。
ぐっちーさんは、資本家の例外であるから、仮に枷をはめられなくても、自制はするのでしょうが(現に、そんなおじいちゃんを雇われていないので、そうされているようですが)、普通の資本家は、我欲を前面に出すはずで。
(少なくとも私がぐっちーさんの立場なら、200万でおじいちゃんを雇います。)
かといって、下手な足かせは、資本主義経済・自由経済を、制約することになり、実現性は乏しい。
ならば、「所得の再分配」によって、それを打開する以外になかろう、と思います。
そのためには、所得税の累進課税強化、法人税の税率UP、そして資産課税、ということになるのでしょうね。
消費税など、さっさと廃止しなければならない。
こんな、逆累進課税的な税制は、所得の再分配に逆行するでしょ。
また、支出面でいえば、一部の業者のみを利するだけの「箱もの行政=墓標の乱立」や「大手企業へのコンサル委託や大手メーカーの工場進出援助」も、政策としておかしい。
これもある意味、資本の蓄積の助長でしょうに。
このまま放置しては、マルクス資本論で言っている、賃金の3つの役割のうちの、
「労働者層の再生産」も「労働者自身の教育費用」も賄えなくなってしまいます。
多くの人たちが、生きるだけで精一杯、結婚も子作りも無理、ということになってしまう。
仮にこの層の方々が子供をもうけても、経済的に十分な教育を与えられないため、AIに負ける程度の能力しか持てない(というか、MARCHレベルの大学にすら、入れられない)ような大人になってしまい、結局AIに負けてしまう。
そういうことを差し置いて、育児支援、などと言っても、無理があるんだろうな、と思います。
今更日本が、社会主義も、保護主義も、政策として取り得ない以上は、政府として、所得の再分配に、もっと重点を置くべきではないだろうか、と思うのです。
そんなことをつらつらと考えた一日でした。
長い駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ちゃまさん
話が逆です。
>そのためには、所得税の累進課税強化、法人税の税率UP、そして資産課税、ということになるのでしょうね。
所得税の累進課税は給与所得中心の若者や子育て世帯が高賃金を得ても豊かになれない事を意味するので、逆行してます。資本家は所得が捕捉されないように工夫を凝らす余裕があるので所得税は無意味ですし、法人税は資本主義・自由主義経済の足枷の最たるもので、企業の海外移転を促すだけでしょう。資産課税は若者には良いですが、逆進的ではあります。
>消費税など、さっさと廃止しなければならない。
>こんな、逆累進課税的な税制は、所得の再分配に逆行するでしょ。
消費税ほど公平な税は有りませんよ。政治家が逆進的とか言ってるのは、所得隠しが上手いからです。資本家も政治家も所得隠して税金逃れはお手の物ですが、消費税だけは逃れられないので、国民を騙しているのです。消費税を30%にする代わりに、所得税と社会保険料を全廃して、全国民に毎年一人40万円くらいベーシックインカムとして配れば良いのです。年収500万円くらいの子育て世帯は実質無税になり、それ以下の所得の人には補助金になります。そしてこれまで税金逃れしていた資本家と政治家からの税金は10倍くらいになります。
所得の再分配は良いですが、それで法人税所得税増、消費税廃止、社会保険制度からベーシックインカムへの切り替えをしないとなるのは全部逆行していて、低所得者は阿鼻叫喚、資本家と政治家は減税で大喜びになりますよ。日本経済の低迷、再分配の不足、国民の多くが同様の錯覚をして所得税社会保険料中心から消費税中心への切り替えが進まないためです。
われわれが生きている世界はどのような仕組みで作動しているかを具体的に認識することですが、之ができる人はというより、そのような認識をすることはできないように、作られている。
いわゆる、裏事情、通。と言ったものではないです。
われわれは日本に生きている人が大半で酢が、その日本が資本主義のそのもののアメリカと交渉して生きている。そのアメリカは資本主義で作動しているから、資本主義とは何かを、どのように作動するかしらないと、金は得られない。ただヨーロッパとアメリカとは少し違うように思う。之を50過ぎで認識しては遅い。
そう遅かった。妙な教育の洗脳があった。
資本主義は私欲は当然(要するにだますこと、新規事業を見よ)ですが、それを実行すると何が起きるか?やってみればいい。そこで資本主義の別な面が見える。
その部分がわが国には妙な仕組みがあって、それで何とか持ている。
私欲の道徳化という面ですけれども、之がなくなると資本主義は終わると見ている。この道徳化の意味合いは広い。
われわれはアメリカゆえに生きているこのつらい事実を明快に認識しておかないと、大東亜戦争の敗戦と同じ結果を得る。投資も大東亜戦争方式ですると原爆を食らうぞと書くと抗議が来るかなあ。
この報告書は兵隊にさせるつもりだろうかと思うね。
大文字の部分が最大のポイントと理解しました。
そもそもの年金の額云々に関しては金融庁のレポートが
適当な内容なので無視しておくことにします。
そもそも、年金を適切に配分するようにすればいいだけなので、、、。
ぐっちー様
わが社は200万円で働いてくれる年金世代への依存度が高いのですが、団塊世代が引退し始めており、その下の世代は団塊世代ほど人が多くないので、後釜を見つけるのに苦労するようになってきています。
他社で500万円以上もらっている人が200万円(かつ1年契約)で来るとも思えませんし、スキルや専門知識の無いフリーターのような人では代替できませんので、いずれは、若い人を採用して育てざるを得なくなるかなと期待しています(下っ端で人事権も何も無いので、他人事のような言い方になっています(-_-;)。
誰しも自分の場合、で考えると思うが、若い人達はどう受け止めているのだろうか?
年金制度そのものは無くならないが、、、
現在の状況に合わせた制度変更は何処かでせざるを得ないでしょう。
その前には激震が起こる?
グッチーさんのドル資産で20%、は控えめな数字か?
今後の状況に応じてその数字はアップする?
今日の天気は曇りがち、この問題も真面に向き合うと、、、
何処かで晴れにしないと、、、
報告書は無かったことには思考停止の能天気…
バブル後に生産人口に入った今の30代後半~50代前半がこれから食らう貧乏くじが年金制度のツケを払うことになりますよね。
(当方国保自営のリタイア40代前半です)
月収20万なら、、、この世代ならそれが保証されていれば食ってけるでしょうけど。
世代間格差に対する問題をどうにかするには「世代の利益を代弁する」政治家集団が必要なんですが、そのことに気づいている小泉進次郎氏一人ではどうにもならないです。
まあ、国民年金7万でも十分食ってけると思いますけど、、、7万をアテにしていいんでしたっけ(笑)
言葉が過激になりますが、
バカに分かるように説明するのが政治家のはず、
バカはどうせバカだから説明したって理解出来ない、
野党幹部(患部)→だからこっち(政治屋)が叫んでりゃバカはそれに呼応してそれが票になる、
与党幹部(患部)→バカにいちいち説明するのは面倒だ、報告書なんて無い!ってことにしよう、
与野党患部にそろってバカにされる我々…怒
仰るとおりで、若い人達が政治に物申すことが大事だとマジ思います…。
空の財布さん
>バカに分かるように説明するのが政治家のはず、
この前提は民主主義において正しく、より正確に言えばバカにわからない政策はすべきではありません。理論的に素晴らしくても現実には機能しないからです。民主主義ではありませんが、支那では古くから良くわかっていて、法は三章に限ると言い、またそれが出来なければ、寄らしむべし知らしむべからずと説きます。
しかし、若い人が政治に興味を持たないのは、バカにわかるように説明する事に終始している政治が詰まらないからです。年配者は勘違いし易いですが、若者が実際に興味を持つのはバカにはわからない事だけであって、時間とエネルギーをかける必要がある事だけです。
視聴者が圧倒的に老人となり、昔の水戸黄門レベルの説明しなくても老人が理解できる番組しか流さなくなったテレビから若者が離れ、タコツボ的に細分化され特定のテーマに深くなったネットに向かうように。労力をかけたくない時の時間つぶしとしてはお笑い芸人が出るバラエティーなども若者に人気がありますが・・・。
バカに説明するする事でほぼ全ての時間を費やし、それでも理解できない正真正銘のバカがモリカケだの年金2000万円不足だのと騒ぐ政治は、
わかりやすく言えば、日本語が全く読めないレベルのバカ上司の元で、その上司に理解できるレベルの単純な業務のみして、記憶喪失かと疑いたくなるバカ上司にその業務の報連相を行う事に大半の時間を費やす会社で働くようなものです。若い人はそんなものに興味を持ちません。知的興奮を覚え、新しい事に挑戦し、確実に成果となって見え、バカに無駄な時間を使わずに済む仕事をして、make a differenceとかmake impossible possibleとか叫びたいのです。
歳を取ってくれば、もちろん組織を動かす上でバカに説明する事が如何に大事か体感してきますし、バカに説明する事こそビジネスになると理解できます。東大卒やハーバードのMBAでボスコンやマッキンゼーで活躍してから経営者になった優秀なはずの人達と働くと、足し算引き算が中心で掛け算割り算はチャレンジングで、中学レベルの数学はもはや論外、統計的に有意かどうかなど気にしたら負けという世界で一生懸命パワポを作る事に大半の時間を費やす事になります。バカに説明するエキスパートになれば、一流の経営者や政治家になれるのです。でも若者がこの真実を学ぶ頃には、確実に中年になっているのが現実ですね。
営業にまわされたが飛び込み営業ではなく、既存のお客の営業と、来るお客の営業だったが、営業の仕事は難しく、知識も豊富で、趣味も必要だとわかった。
その結果、営業職が一番だと思った。既存の見積もりなどを見たが、わからなかった。実際の仕事の決済値段はいくらかわからなかった。相殺されているものがあり、とにかくわからなかった。
経理をみる事だが、それはできなかった。その時実に不思議だと思ったことは、<お金とはなんだろう>と<お金を稼ぐことはむずかしい>と言う単純なことだった。ただ為替については、行くときと帰るときに円ドル相場が大きく動いたがために、遣ったが元と同じくらいの円が残った。年金問題の要は為替だと見ている。
この三つをそれなりに腹に落とさないと、前へは進めないと思う。そこで問題は複式簿記でしょう。借り方でしょうか、年金2000万を上げ、貸し方には何が来るか。逆かな?
この貸し方の項目を振替伝票で追っていくと、どこまでも行くはずで、そのつど項目について考えることだと思う。
その昔お客のところで、スイカを食べながら話したが、汚れた服を着たおばさんが私に<あんた、手に握ったお金だけがお金だよ、手に握っただけだよ>とニコニコしながら、話した。妙に印象に残った、その会社の経営者はあとで聞くと、相当な人だったようです。そんな感じはしなかった。
その後何かにつけてあのおばさんがいった事を思いだし、宴会でも<手に握っただけがお金だ>と言ったことが何度もあった。
そしてそれを実際に認識したのは会社経営者の知人が話してくれた資金繰りの話で、その時、<アッ>と思った。あのおばさんが言ったことはこのことだったのかと思った。
手に握ったお金しか支払うことはできない。