2018/10/29 08:54 | マーケット | コメント(10)
今週のぐっちー fully covered with baseball!
西海岸時間なので、朝からWS。
夜は日本シリーズ。
ヤバい日々が続いている・・・・寝る時間がなーい!
さて、今週のぐっちー。
メルマガ一部抜粋
今週は宣伝を兼ねて結構露出。
毎週こんな感じで、アメリカ経済統計項目について相当詳しく追いかけていきますので、まあ、見誤ることはあり得ない・・・・自信はあります。
今のように平穏無事な時代から読み続けることをお勧めいたします。
抜粋
〇ベージュブック
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/beigebook201810.htm
今回はリッチモンド連銀の順番で、10月15日までに報告された各地区連銀の報告のまとめ、となります。
・全米全体で見ると引き続きmodest to moderate のベースで成長が続いている(穏やか~中程度、strong 強い、の手前のペースということになります)。連銀地区でいうと、ニューヨーク、セントルイス地区が産業全体の成長を示唆しているのに対し、ダラス地区は製造業、小売り、非金融サービスの経済活動が特筆して強い、と報告してきている。
・全体で見ると製造業は押しなべて穏やかな成長を続けているが、いくつかの地区からは企業が原材料や出荷などのコスト上昇に直面しつつあり、今後の貿易環境に関する不透明さ、と熟練労働者の枯渇が問題だ、と報告が来ている。
(中略)
・一戸建て住宅販売がニュージャージーを含むニューヨーク近郊において不調が報告されているが、トランプ減税に端を発する住居取得税の控除制限に関する州法の変更が響いているという分析をしているようだ(あとの新規住宅販売の減少でも触れる)。
・ニューヨーク地区は特殊な事情が絡むとは言え、新規のコンドミニアム、ハイエンド住宅地区のコンドミニアム市場がかなり目立って弱くなってきている。
**まとめますと・・・
全米で製造業など引き続き好調なものの、ニューヨークと言う特殊な地域ではあるものの、全米のハイエンドを引っ張ってきた不動産にスローダウンの兆しが出てきた、と言う点はこれまでとちょっと違う傾向なのかもしれません。トランプ税制の影響は州によってまちまちで、ニューヨークのような地域だと増税になってしまっているケースもあり、特にハイエンドに関する住宅需要はちょっと?マークが必要かもしれません。サンフランシスコ、シアトルなどのハイエンド市場も引き続き注意を払って見ておく必要がありあそうですが、逆に言えばそのほかは心配がない、ということになります。
〇第3四半期GDP 先行予測
From the BEA: Gross Domestic Product: Third Quarter 2018 (Advance Estimate)
https://www.bea.gov/data/gdp/gross-domestic-product
GDP先行予測数値はプラス3.5%と大方の予想通りとなりました。第2四半期はプラス4.2%。
(中略)
〇GDP問題点
さて、分析。
いつものように投資の波を見てみると、住宅投資(RI)はマイナス4%、一般機器投資がプラス0.4%そして非住宅投資がマイナス7.9%となっています。
(中略)
先ほど書いたように所謂投資に関する数値が大分落ちてきており、一方全体のGDPは個人消費支出に引っ張れる形で非常に強く出てきた、ということがわかります。アメリカの場合GDPの7割は個人消費支出ですからあまり神経質になることはないかもしれませんが、投資全体が縮小に向かっているのは今までの傾向とは違います。
〇新規住宅販売・・・久々に見つけた「雲」
もう一つ問題になりそうな数字がこちらです。
New home sales
https://www.census.gov/construction/nrs/pdf/newressales.pdf
9月住宅販売数は53万3千戸となり、予測よりかなり低い数字となり、前月3か月もすべて下方修正、と下方傾向が鮮明となっています。
これまでは前年同月で見るとあまり大したことはなかったのですが、今回は前年同月比でマイナス13.2%とかなり大きなマイナスとなりました。
これも多くのメディアでハリケーンの影響が・・・と報じられているのですが、まあ、ゼロとはいいませんが、中身を見てみると北東部、北西部での下落が激しく、このあたりはハリケーンのインパクトは全くありません。逆に言うとハリケーンの影響ではないことは明らかなんですね。
(中略)
注目して頂きたいのは先ほどのベージュブックにおけるニューヨークのいわゆるハイエンド(要するに100平米程度以上の2部屋コンドミニアムで5億円は下らない、という超高級住宅地)でのスローダウンが報告されていること、新規住宅販売の大幅下落が北東部(ニューヨーク、ボストンなどの大都市圏)と北西部(ワシントン州、オレゴン州)などの同じくかなりなハイエンド地域に偏っている点です。
(中略)
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ヘッジ講座その2
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あとがき
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ぐっちーはもうへろへろであります。
ワールドシリーズと日本シリーズが同時に始まってしまったために、もう朝から野球漬けでありまして、仕事になりません(などと言ってられないのですが・・笑)。
朝からアメリカから電話がかかってきても野球の話ですし、夜は当然カープ漬け、になりますので、休む間も、それこそ昼飯をちゃんと食べるなんて時間はありません。うれしい悲鳴、というのはこのことでしょうか。
怖いのはこれらが終わった後の「離脱症状」で、カープが優勝してくれればいいのですが、野球のことですから、まあ、何が起きるかわかりません。
お約束通り、カープが日本一になったらセミナーやります。実は場所は押さえてあります。ですからセミナーをもう一度!! と言う方は頑張ってカープを応援してくださいよ。強引な勧誘みたいですが、こうなるとファンの後押しが必要です。野球としてはおもしろいのですが、いや、心拍数が上がる一方で心配でありますね。
新幹線もすっかりWi-Fiが安定してつながるようになったので、4時間移動の間に仕事が進むので、移動も苦にならず、ほんとにすごい時代になったもんですね。ただ、世界中で都市と地方の格差は進むばかりで、世界のGDPの70%は大都市圏で生まれている、というデータもあります。やはり多様性、ということから考えると日本全国、いや今や世界中から人が集まる東京、というのは捨てがたい所があり、さすがに岩手県に籠っていても大丈夫とは言い切れない世の中になってきました。益々「情報格差」が広がっており、その有益な情報というのはネットなどに転がっているただ(無料)の情報ではあり得ないのです。
よく、無料の東洋経済オンラインでソリューションを書かないのはインチキだ、というコメントがあるので、ほんと、こういう人に一度会ってみたいと思うのですが、そんなもの、ただで私が言う義務もない訳で、そもそも有益な情報はただで集まる訳がありませんし、その意味ではネットでは絶対に集まりません。FRBがあれだけ情報を公開していても、でお前はどう思ってるんだよ、と連銀の知人に電話するのはしょっちゅうですし(メールだと証拠が残る)、それが当然この有料メルマガには反映される訳です。その意味では時間もお金もかかっている情報だから優良、かつ有料な訳です。
都会(東京)で得られる情報はビール一杯おごることも含めて実際ネット上では絶対にやり取りしない情報です。知人の知人というようなネットワークで入っていきますので、その信頼性は極めて高く、東京にいないとどうにもならない情報はたくさんあります。もちろん、ニューヨーク、シアトルも同様でありまして、ですから年にこれだけの海外出張をするわけです。ネットが発展すればするほど、GAFAにとっては情報操作がしやすい状況が生まれており、逆に情報操作されたくない、ということであれば、友人の、フェーストゥフェースの情報が益々貴重で、そういう意味でのネットワークは残念ですが、岩手県に留まっているとどうにもならない、という状況は認識する必要があると思います。
その延長線上に新井先生のおっしゃる教育格差があるとすると、これはやはり一大事、というしかないでしょう。日本の政治家は・・・・・多分全く気が付いていない。個人で防衛するしかないのです。益々都会の地位が上がっていることは間違いありません。正直、私も東京にいる必要はないかもな、と一時期思ったのですが、GAFAの加速があまりにすごく、これは「友人、有人ネットワーク」がないと、やばいぞ、と改めて思っている次第です。
では!
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10 comments on “今週のぐっちー fully covered with baseball!”
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ぐっちーの主観年令は・・
やはり高校野球キャプテン時代から・・
動いていないな。
そのまま続けて下さい。
米国上空に雲も出てきたか・・
ますますぐっちーレポート・目が離せなくなった。
ラーメン一杯で・・良質の情報を得られる・・こんな穴場的場所は無い。
しかし・・
遂にぐっちーも渋々地方では・・人的情報から疎外されると認めたか・・
それだけ社会が変質してきたのでしょう。
ぐっちーの個人情報網に頼る以外なくなってきた。
でも古代から・・このやり方で人類はやって来た。
マホメットもマホメット貿易・商社で栄えてきた。緑色はイスラム所長の色となっているが・・元はマホメット商社のマークカラーだった。
あの当時から・・石油は利権の象徴で・照明として石油が使われていた・・・
( ^ω^)
おっしゃることも分かります。ですが、別の視点もあるんじゃないでしょうか。基本的に、サイト上では議論しないので、これでラストにしますが、どんな人も、いつかは必ずブチ当たるであろう現実があります。
「これまでの自分の人生は、なんだったのか?」という「シンプルな問い」です。不条理に満ち満ちたこの世界。「なぜ、こんなことが?」。。。人生の深い悲しみと絶望を体験した人には、言葉は役に立ちません。その人が、どんな想いと体験を抱え、耐えているかというのは、はたからは、わかりませんよね。
人生の岐路に立った時、どっちの道を選べかよいのか。。。答えは常に、自分の中にあると感じています。それと、「自分のいる場所でベストを尽くす」ことが大事だとも。いったん退却が必要な場合もありますが、力を蓄えて、また戻ればいいのですから。
「311」の直後にも書きましたが、人類の文明にとって、コペルニクス的な発想の大転換が必要になっているんです。日本は、それをやり遂げる可能性が、世界で最もある国の一つだと思います。縄文時代の人たちは、それを実践していたのですから。
足元の大地が、文字通り、揺らぎかけている今、大都市部に一極集中するのは、日本の将来を考えたときに、危険すぎます。根本的な発想の転換が必要になっているんじゃないでしょうか。
11月のアメリカ・中間選挙の行方もかなり気がかりです。ここまで分断が進むと、どのような結果になったとしても、傷は深いですね。夜明け前の「闇」のようなものかもしれません。
宣伝広告というか、証文というか。
それを残しておいた方が良い程度の場は、出てくるんですかね。
次回も当てれば、日経新聞がぐっちーを社説に登場させる日が来るかもしれない!?
随分因果論にやられた。もともと奈良時代以降、仏法が入り、因果論が我が国へと入った。それが1400年つずいたが、それは上からはいってきて庶民へと広まった。キリシタンは逆でしょう。どうでもいいか。
我が国の政治組織の構成につながる問題が背後にあり、具体的な表現は<日本人には民主主義は向いていない>ことでしょう。
データーを色々結びつけるのは、データにあるのではなくそれを扱う人にあると合点するには随分かかった。
<明日はわからないが日常性は続く>でしょう。
色々な事件は個別的におきるに過ぎない、それらをあつめて、その背後にあるのをしることだが、それをしる事ができると考えたのが近代でしょう。
それも終わったと思う。
それなら自然科学はどうなるんだ?
之への回答はむずかしい。量子力学は奇妙な現象を主張している。自然は因果論では動いていないと。
日銀が株を買うことは正しいと見ているが今の買い方は間違いだと思う。
だから、していることはまちがいだと思う。
東京に大地震が来ればそれでおしまいとはいわないがわが国は変わる。
幕末の安政の大地震、終戦前の東海大地震、南海大地震、日露戦争時の大凶作、確か餓死者が出ている。
桜田門外の変の大雪、西南戦争の大雪、2.26事件大雪、これらは我が国のいく先に影響を与えたと思う。
終戦前の大都市の空襲を人々は台風のように感じて対処した。あれは人が引き起こしているから、それを防ぐ方法はあるとは考えなかった。
この感覚の変更を迫られているがたぶん無理でしょう。根本の変更だからです。生き方の変更だからです。その上に載る経済の変更につながるからです。
むざむざとわれわれはやられるのではと言う予感を持っている。
地方は少子高齢化のピークを過ぎれば人口動態のリバランスが始まります。縮小均衡にはなりますが、第一次産業を中心に生産性の改善が始まるはずです。
一方、東京の高齢化はこれから本格化します。各自治体の財政状況は急激に悪化し、福祉の質は低下するはずです。
最悪は金利が上昇するケースで、円の下落を伴うはずですから、物価上昇が進み、年金生活者は困窮するはずです。この様なバッドな未来が予見される場合、自給自足的な経済と地域コミュニティーが残る地方の魅力が再評価されるかもしれませんが。
尤も、都会の老人が地方に移住してもコミュニティーに溶け込む事は難しいので、グッチーさんの様に若いうちに地方に貢献実績を残す事が必要ですが、グッチーさんは「都会と地方の情報格差」をビジネスの武器にしていらっしゃる訳で、コレは地方にとってもメリットが大きい。
70歳まで働かなくてはいけない時代に、都会でしか仕事を見つけられない私などは負け組になりそうで、焦りを覚えます。
WS
ボストンの圧勝だったわナ
日本Sはわからんが
菅野が投げネエなんてインチキCS誰も何も言わんが
ヨミウリに遠慮かい
少々穿った見方だが、万が一ヨシノブが日本Sに進出して、さらに勝ったりしたら原新監督に都合が悪くなるってか(笑)
いずれにしろCSにエースを投げさせないなんてのは野球ファンをバカにしてるワ
GAFA
まあネタ元はギャロウェイ本だろうが、これも出した意図はわからんが
そもザッカーバーグにしろ仕組みを作った当初とは違ってるしナ
こんなんヘタすればそこらへんの出会い系サイトとなんも変わらんはずだったワ
FBは先行き厳しいだろうが、怖いのはGヨ
これもただの検索サイトだったんだが、使い勝手が良いから伸びただけでナ
あとツイッターを傘下にしたのが大きいワ
今はネット配信専門の怪しげな会社が幅をきかせてるが、こういうとこは取材費かけないでツイッターから拾って都合の良いように記事に仕立てる。
どんな風にも書けるってこった、これが1番怖い。
ツイッターにしてもどこぞの馬鹿がよく使うが、こんなんただのデマツールだろう。
Aにしても我が世の春を謳歌してるが、課税の動きがあるワ。
いつまでものほほん出来んと違うか
グッチー氏は売り抜けただろがナ(笑)
「徴用工」訴訟で、日本企業に損害賠償を命じる判決を出しましたね。予想通りです。韓国はレッドラインを越えましたね。
いったん、国交を断絶したらどうですか。ちょうどよい機会です。
>韓国の最高裁が
之に尽きる。断交が一番ですが、北の核があるから軍事的にはむずかしい。あの時攻撃するのがベストで、安倍首相はその決断をすることでした。
石原ならしたでしょう。
断交したとき国内にいる韓国人は退去することになるが、永住資格を持つ人はどのような扱いになるか。法令にないなら国家主権の発動で、退去でしょう。
徳川幕府の対朝鮮政策が一番でそれを変更したのは黒船、つまり西洋です。我が国ではない。この大元のことがこれから出てくる。
企業はとっくの昔に対策を採っているはずで、それがないならその会社はつぶれる、東レはいかがか?
慰安婦問題と同じような財団を作ると言う動きがあるが、愚の骨頂です。
いつになったら、朝鮮文化を理解するだろうか。
拉致担当の中山女史が拉致被害者は北朝鮮のものというのが北の主張だそうです。李朝時代朝鮮には所有権と言う考えがなかった。その表れに過ぎない。
また聞いたところによると代が変わると、それまでに付き合いは語は賛意なるのが朝鮮で、大統領が変わるたびに慰安婦の合意を破棄するのは朝鮮にとっては普通の行動に過ぎない。
日本シリーズ第三戦もすごい試合でしたね。ますます目が離せません。
米韓同盟が消滅しつつあるんですから、日本も朝鮮半島とは手を切る方向で宜しいのでは。
ためになります.
コールとプット,単に上と下だけの違いだと思っておりました.
アメリカの様に基本的にはロングというポジション故の戦略ということも
御座いましょうが,やはり「ヘッジ」という意味を考えると
当然ながら二つの意味合いは違うということですね.
地方か都心か,というのはビジネスの種類にもよるかと存じます.
恋豚などはやはり地方ゆえの強みだと存じますし,
岩手のカムパネラなど職人色の強い物(他人と違う事が強みになるもの)も
地方だからこそエッジの効いたものが出来るのかも知れません.
それは,時流を読む事で価値を生み出し続けるビジネスか
そうでないか,ということなのかも知れません.
(あまり深く考えてません,すみません)