2018/10/23 12:17 | マーケット | コメント(35)
日本企業には見る目がない・・・・・
これはわたくしが個人的な体験を含めて10年以上叫び続けていることであります。さすがにノーベル賞学者に言われたら多少は効くのではないでしょうか・・・と期待をしております。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36792840T21C18A0MM8000/?n_cid=NMAIL007
これはワタクシの実体験をご紹介します。
私は、モルガンをクビになりふらふらしている時にあるファンドからヘッドハントされます。成功報酬を含めてですが、10億円をくだらない報酬を提示され、3年間働きました。
経営者はプロの金融マンではなく医者です。CEOも医者です。
彼らのやる事は日本で金が付かなくて四苦八苦している新薬開発のベンチャーを安く買収してファンドにいれ、FDAの承認を経て、アメリカの製薬会社に売り飛ばす、というビジネスです。ですからそこでの私のミッションはそういう「資金枯れ」の会社を安く買い叩くということになります。
はっきりいいますが・・・・
日本の企業はばかで、すごい技術や知見に対し、全く金を出さない。
厚生労働省はもっとばかで、臨床までたどり着いても、そのあとどんどんハードルを上げるので(実験期間の延長、在庫期間の延長など)、ベンチャーにとっては金にならない期間がどんどん長くなり、結局立ち枯れる企業が続出する。
そういう有望なベンチャー企業を社長自ら専門家の立場から選び、私がかいたたく・・・・という構図です。そりゃ、明日の給料にも困ってる会社にすべてを売ってくれるなら人も含めて5億円でどうですか、なんて話になる訳です。しかし、それがアメリカで承認を取ったらあっという間に何百億円、いや、1000億円以上の価値を生み出すのですからけた違いです。
これが、まあ、理系のわけもわからない技術者がとにかくやりたい一心で経営に失敗した・・・・というなら、なんとなくわからないでもない。
びっくりするのは大手薬品会社が手がけている新薬でも、厚生労働省の認可がなかなか降りないことに業を煮やし、我々に投げ売ってくる、というケースまであることです。とにかく現金化しないと社内的にまずい、という訳ですね。
少なくとも当時私が買収した案件でその後無事FDAの認可を通り、ちゃんとした薬として世に出たものは10を軽く超えています。まあ、そのFDAの認可を通す、と言う所にもいろいろノウハウがあるので、私がすぐにできる仕事ではないのですが、こんなに日本の新薬開発会社を安く買って、それがアメリカ発で特許が切れるまで売り続けられ、すべてアメリカの収入になっている現実をなぜ、許しているのか、自分でやっていてもう訳が分からん訳ですよ。
厚生労働省は実現が近づけば近づくほど保存期間などのハードルを上げてきて(これにより保存設備の整った倉庫などを整備、賃貸する費用が発生する)、それまでも精いっぱいの資金繰りを繰り返し、最後の最後に厚生労働省のせいで、あと50億円必要です、となったときにほとんどの日本企業は手を出しません。おまえ、あと2年で終わるって言ったじゃないか。
うそつきだな、という訳ですが、途中でルールを変えているのは厚生労働省です。
そこに我々がしめしめ、と手ぐすねを引いて待っている訳ですから、もうこれはおいしいというしかありません。彼らは研究者ですから、それが世に出るのであればもう、自分は手を引いてもいいから、よろしく頼みます、というケースがほとんどで、恨まれたりすることは全くありませんでした。
しかし、これでいいのか・・・・・
日本人がせっかく開発したものがこんな安値でアメリカにたたき売られていいんだろうか・・・
という思いは常にあり、多少体も壊したせいもありますが、「敏腕新薬開発会社バッタや」は極めて惜しまれつつ3年で退職いたしました(笑)。
要するに日本の大企業がばかなんです。
本庶先生は上品でいらっしゃるのでそうは仰っていませんが、意味はあいつら馬鹿だ、と言っている訳ですね。
どのくらい馬鹿か・・・・
というと
こういう新薬を開発している会社があって、厚生労働省の臨床ハードルがどんどん上がり資金切れを起こしそうなので、なんとか投資できないか、株のマジョリティーを渡してもいいし、なんなら新株予約権もつけましょう、というオファーを日本会社にもっていくと、ほぼほぼ100%、
「そんなにいい技術ならとっくに誰かが手を出している筈で、なぜ、武田さんとか大塚さんが手をお出しにならないんですか?」
という答えが出てきます。
要するに自分で判断して、間違った時の責任を取るのが嫌な訳です。
そういう時にわが社(当時)の社長にメール、電話をすると
「これ、いいじゃない、かなり有望な新薬になると思うから、10億円だったらその場で買っちゃって」
と言われます。
次の日に、
「急な話なので、こちらも大変なんですが、オタクもお困りのようなので、2億円なら即刻融資、もしくは株式取得と言う形で現金をお払いしますがいかがですか?」
というもう、完全ブラックまみれの交渉に出る訳です。こんなもん、顔を見た瞬間に勝負がついたも同然で、残り8億はわたくしのボーナスとなる訳ですから笑いが止まりません・・・・・ってことはなかったんです。
どうしてトヨタは20兆円も金を貯めこんでこういう所に資金を回さないのか。三菱はどこにいったんだ。丸紅は何をやっている!!・・・・・・
という怒りがふつふつとわいてきて、この仕事で報酬を得ることはやめました。ただ、いわゆるノンプロフィットの団体(例えばこの前亡くなったポール・アランの作ったファンド)なのでこういう事をやる場合は今でも交渉に出て来ることにしています。ノンプロフィット、というのがせめてもの救いですが、日本人科学者が頑張って発明発見したものがアメリカ発で出て来る事実は全く変わりません。
私はたまたまこの新薬開発会社の買収現場にいた訳ですが、この種の話は新薬に限らない、と聞いています。最近では中国も主要な買い手になりつつあり、侮れないと業界では言われています。
日本の大企業はあれだけの内部留保を持ち何もせず、日本政府はあれだけの潤沢な資金を「クールジャパン構想」なんかに使って金をどぶに捨てている場合ではないのではないでしょうかね。どうして、こういう所を何とかしようとしないのか、末端の金融マンとして不思議でなりません。
まあ、お陰でお金は儲けましたけどね。
本庶先生、よくおっしゃったと思います。
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35 comments on “日本企業には見る目がない・・・・・”
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すいません、質問させて下さい。
厚生労働省は実現が近づけば近づくほど保存期間などのハードルを上げてきて(これにより保存設備の整った倉庫などを整備、賃貸する費用が発生する)・・・・とあります。
厚生労働省がハードルを上げて、期間延ばしをする(私には新薬開発会社潰しを意図する様に感じました)目的は何なのでしょうか?
よければ、教えて下さい。宜しくお願い致します。
記事に書いてありません??
役人の責任逃れのかたまりなのです。抗がん剤などそれでなくなる方もでたりするので、責任を取りたくないので、自分の任期の間はハードルを上げて逃げまくるだけです。
数年前だったか・・
インドと条約だったか協約だったか・・締結して・インドの製薬が輸入出来るようになったと記憶にありますが・・インドに下請けに回すなりして・ダッキングする方法はありませんか・?!・・・
( ^ω^)
本庶さんは記者会見で、
君達は同じ質問を何回も繰り返す、とか
どうせ科学専門の記者は一人もいないんだろう?
とか仰ってたそうなので、お歳のわりにかなり挑発的な方で
面白い人みたい。
歴史に残る画期的業績をあげた方なので当然ですが。
日本の製薬会社はオプジーボをパクった海外大手との裁判で、
ありえない低額で和解してたので日本は全然ダメだな〜
と思いました。
しかしそんなダメ企業の小野しかオプジーボへは投資できなかった。
現実の日本への怒りが本庶さんにはあるんだとお察しします。
まったくの素人ですが、その昔敗戦後の日銀券発行の元を調べていたとき、日銀の名総裁と言われた人のしたことを偶然読んだか、何かでしったことがあった。細かいことは忘れたが、名総裁ではないはないのではと思ったことがある。その後父親がテレビを見て、<おい、佐々木日銀総裁は変動相場とは何かしらなかったと言っていたぞ>という。
確か変動相場になったときドル買いをしたとき、オーストラリアの学者が、<紙切れを買っている>と書いていた。当時は銭などに関心はなく、ふーんでおしまいだった。その後あれこれして、少しずつわかってきた(?)が日銀のバブルつぶしのとき、これではほかのものにも及ぶから、困るのではと思った。
その後仕事がきまって、すべて用意した案件が中止となった。その親父に聞くと<銀行にお達しが出て、不動産担保で金を貸してはいけないとなって、かりられなくなったから。>との返事。いわゆる総量規制です。その時この意味を理解していれば、と思うことがあった。しかし一局長が簡単に我が国経済を簡単にできる権限を持っていることは大東亜戦争のときと同じ仕組みだと思う。
10年前、ある事業で、お客がこちらは3000万で、できた。何でも九州のほうは政府資金5億かけたがダメだった、とのこと。そこでその責任は誰が取るのですかと聞くと<誰も取らないそれでおしまい。>とのこと。思わず<冗談じゃないぜ、税金だぜ>と言ったことがある。
多くの日本人は我が国政府が有能だと思っているが差ほどではないと認識することではないかと思う。ではなぜ我が国が之だけ西洋技術を吸収して、身につけて、なおかつ新しいことができるのか?
その多くは意外と民間の人々ではないか。
役人の責任逃れのほかに日本人は目に見えないものに対する思考がない事も大きい。笑われるかもしれないが<神様について考える>と言う習慣がない事です。
私も何度実績がありますかと聞かれたことか。計算で出るものですら、実物がないと難しいことがあった。
要するにお化けについて考える習慣がない事は、これからできるであろう目に見えないものにたいする対処ができないのでは。
つまり抽象能力がないことではないか?それでいて世界的な数学者がいるから、私は日本人は二種類の人の混合だと見ている。大体10対1くらいではと思うが周りを見ると30対1くらいかなあ。
ここらのことを新井先生に調べていただきたい。
認可された医薬品で被害にあった国民もいれば、少しでも効きそうな医薬品の認可を早くと求める国民もいる。今までもいろいろあったから責任逃れのかたまりとなる。他の案件とちがって政治責任をとってくれる政治家はいないだろう。
欧米はこういうファンドがあるくらいだから、状況がちがうんでしょうね。国民の性格も違うんだろう。製薬業界は欧米に差をつけられているばかり。日本は草刈り場だな。
DNA解析機も日立等がリストラの時期に、格安で米国に譲ってしまった気がするが。
そして行き着く先は偽装と改竄ですか┐(‘~`;)┌
一昨日の夜、杵築達磨で「観月会」を開催しました。酒も時間もあっという間に進みました。
高橋名人を囲んで話も弾み、人生最良の時間でした(^-^)v
実態は欧米の大手製薬会社も同じです。
日本企業と同様、そんな大胆に未承認薬に投資できないからこそ、ぐっちーさんの勤めてらしたようなファンドが存在できるのです。
欧米のメガ製薬会社も軒並み大企業病に侵されており、見る目などありませんので、2015年位から来年くらいまでパイプライン絶不調、色々なごまかしで決算書上の収益を維持しています。少しマトモなのはファイザーくらいでしょうか?
どこの国でもそうですが、とりわけ日本ではリスクを嫌う人が一生懸命勉強して良い大学を出て大企業に勤めるので、そんな「見る目」を求める事自体が土台無理な話です。逆に極端にリスクを嫌う日本人エリートのおかげで、日本の長所とされている所が維持されています。
例えば製薬関連で言えば、安定供給体制は欧米の比較の段ではありません(戦争とかへの備えは別)。欧米では欠品を起こしても在庫を持っていない医療機関が悪い位の態度ですが、日本では代替品がある後発薬ですら欠品が許されないどころか、いつ如何なる臨時需要(薬局が火事で燃えたとか)にすら満たす事がメーカーに求められます。日本で安価なフリーアクセスの医療が維持できる一因です。
勤務医も欧米より遥かに安月給で過酷な労働に耐えますが、これもリスクを取って開業医や非常勤一本になる事を恐れる日本人の特性によるものです。これが無ければ、欧米のように金持ち以外は順番待ち一ヶ月の医療しかない国になっているでしょう。
ちなみに日本でも「見る目」がある?業界が不動産業界です。人口減少社会でキャピタルゲインが望めない所で100%超の転売益を得たり、先進国の首都である東京でインカムゲイン20%超の賃貸を実現したりしてます(先進国の首都だと1%とか普通)。これは中小企業の不動産業者や個人投資家が、自分の目だけを信じサラリーマンの取らないリスクをとるからです。
リスクは平気だが勉強の嫌いだった人やサラリーマン社会に馴染めない人が不動産業者や個人投資家になる事が多いからですが、その分、カボチャの馬車や積水ハウス地面師のような詐欺的なビジネスや、ヤクザの介入が未だに絶えず、怪しい業界とみなされています。
安心安全社会と、「見る目」を持って自分の判断で生きる人が多い社会は、両立しないと思います。
この記事を小泉進次郎さんが読んでますよ~に
まさにリアルタイムで我が勤務先でも日常茶飯事で行われています。
わが業界(某製造業)の場合、いつまでも二流、三流でとどまっている会社は
その度合いがさらに大きいです。
ただ、その一方で利点もあるので、功罪相半ばするとも言えなくもないのかなぁと思いつつ、、、でも、個人的にはちっとも気に入りません。
>少なくとも当時私が買収した案件でその後無事FDAの認可を通り、ちゃんとした薬として世に出たものは10を軽く超えています
ちょっと話を盛りすぎていませんか?
アメリカのバイオベンチャーは高値で買収されることを目的にビジネスモデルを形成していますが有望な新薬の種を持っている会社ほどファンドではなくファイザー、メルク、ロシュなどのメガファーマに直接買収されてますよ
ついでに日本の厚労省が悪いような書き方していますが審査の厳しさは
FDA>>>>>厚労省でアメリカで承認取る方が100倍難しいんですけどw
日本で承認取れてFDAが弾いてアメリカで承認取れてない薬がたくさんあるの知らないのですか?
今回の内容は外資じゃなく日本の大企業がバイオベンチャーに金を出してやれよという趣旨で書いたのでしょうがあまりにも杜撰な内容で酷すぎます
これ20年は昔の話だろ
成功報酬抜きの部分がナンボか気になるが(笑)
まあ契約取ってきてナンボだろうし
医療薬事に特化したファンドだったんだろうナ
メハシのきく医者同士が金を持ち寄って作ったファンドかい
出資じゃあなく、買い叩いて転売って訳か
当時としてはエエところに目を付けたわナ
まあゴミを掴む可能性もあるが、目当てはアタマがつけるし情報もあるだろう
グッチー氏はネゴ能力を買われたんだろうがナ
日本の会社だろうが海外のだろうが金の行き先の違いだろうヨ
アメリカ人なら高い方に売るだけだろうし
さて相場
さすがに米株は頭打ちだろう
ゼニは米債に向かうかい
欧州軒並みダメでDAXなんぞボロボロ
チャイは底はってるだけ
しかし日本株
ひでえモンだな
逆張り個人の狙い撃ち
こんな好き勝手に出来る市場は日本だけだろうヨ
ある意味1番悪いワ
下町の投資家さんへ
いつもコメントを頂いているようですし、誤認もあるようなので反論しておきますね。
>少なくとも当時私が買収した案件でその後無事FDAの認可を通り、ちゃんとした薬として世に出たものは10を軽く超えています
ちょっと話を盛りすぎていませんか?
アメリカのバイオベンチャーは高値で買収されることを目的にビジネスモデルを形成していますが有望な新薬の種を持っている会社ほどファンドではなくファイザー、メルク、ロシュなどのメガファーマに直接買収されてますよ
⇒直接FDAに認可させるまでを自らでやるとは限りません。dowahaha さんのおっしゃるような医薬品専門ファンドはそれをそういった大手を含めた連中に転売することで儲けています。その意味では10でも少ない位です。そういう企業の途中転売という仕組みが多数ある所がアメリカ経済の強みだと、ワタクシは思っています。
ついでに日本の厚労省が悪いような書き方していますが審査の厳しさは
FDA>>>>>厚労省でアメリカで承認取る方が100倍難しいんですけどw
日本で承認取れてFDAが弾いてアメリカで承認取れてない薬がたくさんあるの知らないのですか?
⇒良く知っています。
ただし、彼ら専門家が言うにはFDAは途中で基準を変えたり、急にハードルを上げたりしない。厳しい基準をクリアできるかどうか、こそが自分立ちの判断で、初めからそれをクリアできる会社はそう多くはないが、自分たちで資金を出して財政状況を固めて、アドバイスをして売り飛ばす、という事が可能になる訳です。
ここに書いている話は実際にあった話で、途中で基準さえ変わらなければ(少なくともこういうつまらない話で)世に送り出されていた薬も実際にたくさんあります。逆にFDAの審査が通らず、日本だけで認可された薬も存じ上げております。
今回の内容は外資じゃなく日本の大企業がバイオベンチャーに金を出してやれよという趣旨で書いたのでしょうがあまりにも杜撰な内容で酷すぎます
⇒そうでしょうか。バイオベンチャーに金を出すことは期待はしておりません。内部留保を溜め込んでいる日本の大企業が自分たちで投資をすればいい訳で、シナジーを期待できそうな企業はそれこそたくさんあります。
そして必要であればこれこそ、くだらないアニメなんかに投資をしていないで、日本政府が将来のために取りくむべきものではないか、と申し上げている訳です。税金を投入する理由があろうというものです。
本庶先生のご発言もその御主旨だと存じます。
医薬は知らないので、他医療カテゴリーの話です。
日本は、米国・欧州と比べれば、上市と上市後の維持管理に関する行政ハードルは低いです。
上市後も、超厳しい米国行政対応のために膨大なリソースを投入し続けないといけないし、米国FDAの裁量行政的な指示によりサクッと億単位の金も飛んでいくし、上市の法的ハードルも年々上がり続けて莫大な金がかかります。
それに比べれば、欧米では販売継続できなくなった製品も、日本では法規制も緩く、維持管理コストも低く、販売継続できるんで、日本の方が遥かにやり易いです。
で、話を本筋に戻すと、医療ベンチャー投資成功例は、直接的な身の回りでは見たことないですね。
欧米企業を買収すれば、現地のトレンド(技術だけでなく、市場・行政・医師など諸々)をリアルタイムで吸収し続けられるので、世界的大企業にはメリットあるなーと感じています(ただし、感性が日本人と全く違うのでコントロールには苦労するというか、アンコントローラブル。また、物によっては信じられないほどの低品質意識)
でもま、買収はあんまり金かけてないですね
HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act)(ひっぱ)という法律が2003年に米国で発効しました。
直訳すれば「医療保険の携行と責任に関する法律」みたいなところでしょうか。
その狙いは、医療に関するあらゆる情報をデジタルな形で収集・管理する事を義務づけ、データ(=エヴィデンス)に基づく医療行為と医療行政を確立・推進する事です。
この法律は、莫大なIT投資を必要とするので、IT業界による医療業界の搾取だ、などと言った悪口も聞かれました。しかし、施行から10年以上経過してデータが蓄積されてきて、投資効果が見えてきました。
まず、「薬効」という概念の実体的根拠が変わりました。数百あるいは数千という標本に基づく議論から、何万あるいは何十万というケースに基づく議論へと移って来ました。
さらに、投薬の文脈として使えるデータが非常にリッチになりました。患者に関する情報、同時に服用された薬、過去に投与された薬などを含めた「ビッグ・データ」の世界が出現したのです。
日本は高齢化先進国ですから、こういう話にお金を使って欲しい所です。
JDさんのあとがきにまで、広島カープ優勝おめでとうメッセージが出てるのに、ぐっちーさんのところには、CS勝ったにもかかわらず、広島カープが出てこない。心配だー。(棒読み)(@ ̄ρ ̄@)zzzz。ねむー。
これは競馬の方にのめり込んでしまってるに違いないです。
ギャンブル注ぎ込むために稼ぐ、「競馬界、あるいは投資銀行界の徳光さん」への道まっしぐらなんでしょうか?
本業上手くいってて、ギャンブル大きく・・もとい、結構負けていそうなところも共通していそうだし・・・・・?( ´艸`)
ご投稿記事で最低3か所以上、萌えた部分がありました。
医学生、学生、様々な職種の方たちのお目に広く触れて欲しい内容と感じました。
無料で読んで申し訳ない感じ。
(FDAは安全性を重視するというその姿勢という点からは;ぐっちーさんが関わっていたような命と関係するような重要な医薬品。ではないものでも、例えばAGA治療用の赤い帽子とか、なかなか興味深いものも認可するところですよね。)
すでにぐっちーさんも書かれていますが、FDAの審査は確かに厳しいですが、基準が明確です。「ここと、ここのデータが不足。この部分の根拠が不明。」などと、指示も具体的です。
厚労省は、なんでそうくるのか良くわからない事が多々あります。
個人的には、医系技官の存在が話をややこしくしている気もします。
また、システムも古く、「課あって局なし、局あって省なし」と言われるように、課局が違うと、話が通じません。
さらに、中央官僚の慣例で、ほぼ2年毎に担当が交代し、その度に、下手すると(引き継ぎが上手くされていないと)一から再説明です。
こんな状況で、機動的な対応ができるはずがありません。
どうせルーチンワークが大半だし、コスト削減にもなるし。
民間で頑張っている人間が望むのは、フェアで使い勝手のいいルール。
AIなら文書改ざんも忖度も虚偽答弁もセクハラも障害者雇用水増しもないし、わけのわからん裁量は入らないでしょう。いや、過去の役人答弁をディープラーニングさせたら、人間以上に摩訶不思議な「てにをは」やレトリックに長けたりして。
カスラック(著作権協会 何方かが言ってましたね)がやって来ました。素人がライブをやるにも課金するとのこと。
福岡の明太子、大分二階堂の蒸留法、何れもオープンソース化して経済規模は拡大しました。どうしてこんなことになったんでしょう。
>二日市温泉様
つたない知識ですが補遺をお伝えします。
これには国民性と国の制度の2つの理由があり、
それが複雑に絡み合っております。
まず国民性ですが、日本国民は国が承認したもので問題が起きた場合
それを国の責任にします。肝炎、HIVなどがその例です。
その背景には、国が認可した治療の多くが保険治療になるからであり、
保険治療は標準治療という認識があるためと思われます。
よって国は新しい治療を承認したくありません。
さらに一旦保険収載されてしまえば、高額医療制度が効くために
国が治療費を負担することになります。
例えばオプシーボでは一人年間1000万(これでも半額以下になりました)
かかりますが、本人負担は年100万程度です(収入によって異なります)。
ノーベル賞以前は、「こんな薬の使用を無尽蔵に許したら
医療費が破綻する」という悪名高いのがオプシーボでした。
これらの国民性および国の制度が、厚労省が新しい薬を
受け付けたくない理由の一つです。
また、同一民族だからコンセンサスが取れると勘違いしているのか
例えば新しい医療の倫理委員会に、わざわざ哲学者を呼んで
出口を潰してしまったりもします。これは単なる失策ですが…。
一方で、上記でも少し触れましたが、お金の面だけを考えると
まず外国で色々やってもらって(特にコストベネフィット議論)
良いものだけを十分価格が下がったところで日本で保険収載しよう、
という厚労省の方針もあながち間違いとは言えません。
国内流通の薬品は10兆円、うち3兆円が輸入(うちアメリカは0.5兆)、
輸入額の中には「日本企業が海外で作って持ってくる」額も含まれています。
https://guccipost.co.jp/blog/gucci/?p=5753
一方オプシーボでは、年間800億円くらい国の負担が純増している筈です。
つまり国内製薬会社10年に1度くらいだせる位の当たり薬だとしても、
10社の製薬会社で1年1個だしてきたら年間1%ずつ医薬品医療費が
確実に上昇してしまいます。
それよりかは外国で十分に値が下がり、ついでに副作用も出そろった時点で
輸入した方がトータルでは得になります。
(貿易赤字の観点では別の議論です)
そもそも日本の医療の平均的な質は先進国トップクラス、
個人負担の費用対効果としてはダントツで世界一ですから、
新しい薬が数年使えない程度ではまだまだ恵まれているかと。
知り合いの親は、当人はまだお金を持っていたが、手術をすればあと5年から10年は生きられる可能性があったが、<私は之で,死んでいく>といって、治療を拒否した。その時医者のそばにいた看護婦が思わずちかよって、抱いたと言う。
その後、半年くらいでなくなった。二週間くらい入院したそうだが、治療拒否だから、医療はもう関係ないがそこは我が国です。
新薬は見も蓋モなくかけば、金持ちがつかうもので、貧乏人は使えない。それが近代以前で、もう近代は終わったから、考えを変えることでしょう。
戦前の本を読んでいたら、医者になっても食えないから、船医になろうかと言う記述があった。歯医者も昭和30年代前半には食えない商売だった。わが町の中心部に歯医者の資格をもっていた人がいたがしていなかった。最も腕が悪かったかもしれない。
その昔の医者は金持ちの患者がいないと食えなかった。おそらく之が今も実情でしょう。その金持ちが保険で新薬に過ぎない。
したがって問題は医者が食えない商売だと言うことで、高額の薬を使わざるを得ない。問題の順序が逆で、医者が先で患者は後に過ぎない。
医療問題は医者が食えるようにすることに過ぎないと私は見ている。
患者負担を5割にして、医者が食えるようにすることだと思う。それは医者の激減を意味する。、
勿論憶測ですが。
去年の巨人、今年の阪神、笑えます…。
企業とスカウトと密に連携し、顔立てるために採ってんじゃないの…?
上位で取る値打ち、誰が判断してるんだ…?
やはり時代遅れの両球団…かな?…笑
ガン細胞を確実に死滅させる方法って簡単で、ガン細胞は39度以上の温度に耐えられないのだそうです。この程度の体温、インフルエンザに罹るだけでも出ますよね。
ところが老人になると免疫力が低下して高熱を出す事が出来なくなるか、高熱自体に身体が耐えられなくなる。
安全に体温を39度まで上げる方法を考案したら厚労省はガンの治療方法として認可してくれますかね?治療費も安そうだからスピード承認されるか、あるいは製薬会社の妨害で未承認になるかですね。
まあ、健康な人は数年に一度インフルエンザにガッツリ罹るだけOKなんですけどね。
ガン細胞、39℃で衰え始め42℃で死滅。対して健常な細胞は44℃まで耐えられる。コレを利用した温泉治療なども有るようですね。
私のオススメは真夏の炎天下での過激で長時間の運動。目の前に霞がかかって来て、がん細胞より先に昇天しそうになりますが、おかげで病気で病院に行った事はありませんし、薬を一粒も飲まない年も有ります。
私が聞いたのは体温が38℃を超えると免疫細胞が活性化され、ガン細胞を攻撃するとの説です。それから毎日熱い風呂に脇の下まで入るようにしてます。
「癌 の 温 熱 療 法 」
平岡 真寛 京都大学医学部放射線医学教室
参考までに・・・( ^ω^)
スワップといい、経済人を連れての訪中といい、何故今中国に歩み寄るのでしょう?
私はどんなに足蹴にされても米国にクリンチし続けるのが日本のためだと思ってるのですが。
トランプ殿に・・
関白様が頼まれたのかも知れませんよ・・
その変わり・・
プーチンと折衝出来る・・・
( ^ω^)
>何故今中国に歩み寄るのか
結局国内問題で、支那派とアメリカ派に分かれる。
遣唐使派と遣欧使節派と分かれて、歴史的なものでしょう。
どちらも利益のみが主で、最後は股裂きにあって、国民が塗炭お苦しみを味わうだろうと予測している。
アメリカなんて道義で行動することはない。あくまで国益で、建国過程を見ると、ろくでもないなあと思う。
わが国は自由貿易でないと成り立たないから困る。
之までいい夢を見ていい生活(?)ができたと、最後にはあきらめて、ぼそぼそと生存できれば良いとおもっているが、もう身の回りには農地も井戸もないから、こまるなあ。
それにしても貧富の差は広がる。
かきにくいが我が国政府は日本人のことなど考えていないと思うことでしょう。
さすがペルドン様々‼
日本シリーズ妄想編…
引き分けこそ両チームファンが楽しめるということで…
6試合引き分けが続き、1試合勝ち負けが付く。
これを6回繰り返して3勝3敗36引き分け。
いよいよ最後の決戦が大晦日または元旦とか…。
そんなことは、、、無い!笑
広島ファンにとっては勝てた試合だったのか?そうでしょうけど、そうだったのかどうかは分からないですよね…。
スマイルゼロ円!
こんな広告、最近の人は知らないかもね…。
外人さん雇うのも勝手だが、無い物は無い!笑
ここで人種を持ち出すとracismと逆差別か?
言いたいのは、東南アジアとか、中東とか、日本と親和性が高い低いがあるのでは。
それでかの国では当たり前でも、こちらはその簡素乾燥な対応にビックリすることになる。
ファーストフードならいざ知らず、これ俺がご厄介になるかもしれない介護施設でやられたら、キレるよ、その気力が残ってたら、だけど…苦笑
あ、スマイルあるかないかは象徴的に言ってるんで…別に無くてもいいよ、あった方がいいけどね…。
昨日、遠い縁者の祝宴のために名古屋に行って来た。
どういう事情か分からないが、先方の知人の方4名と同じ卓を囲んだ。
ちょっとイタズラ心で、「Teslaってどう思われます?」と振ってみた。
「あれはポンコツだ。」と言う人と「いや、ガラクタだよ。」と異見を述べる人。
ポンコツというのは、三年でガラクタになる、と言うことだそうで、結局、皆さん同じ意見。
Tesla社は電気自動車の製造・販売だけをやっている。
この前提を誰も疑わない、のには驚いた。
大丈夫か?
何故競馬について色々かかれるのかと不思議に思っていた。知人が買った馬券をお前も買えと言うのでそれを再び買ったことがあるがそれは20代のはじめ。、私が競輪競馬をしたことがない事をしると、競輪場へ連れて行ってくれたひとがいる。競輪をしたがさっぱりわからない。あの汚い(?)ところで食べるのがいいとおもったから(屋台かな)そこで色々食べた。
しかし、その後、競輪競馬はせず、またする気もない。宝くじも会社に売りに来る人があったので、買ったくらい。
今回のメルマガのオプションの説明で、なぜかは理解した。
知人は今も競輪を競馬をしており、携帯でできるそうです。しかしこのごろ勝てないと言う。商売がうまくいき始めたからだろうと推測している。
不思議な難しい世界ですね。