2009/02/05 19:54 | JAL | コメント(42)
「ただいま気流の悪い所を通過しております」、っていつもだろ!
これだわよ・・・
日航、政投銀に融資申請検討 数百億円超規模
経営再建中の日本航空が、日本政策投資銀行による金融危機対応融資の申請を検討していることが4日、分かった。景気悪化に伴う需要急減で先行きの不透明感が強まる中、十分な手元資金を確保する狙いがある。数百億円規模を想定している模様だ。危機対応融資は昨年12月に政府の新総合経済対策を受けて始まり、08年度、09年度とも1兆円の枠がある。社債発行や銀行借り入れが難しくなっている企業の引き合いが強く、大手自動車メーカーを含む数十社が既に利用している模様。政投銀は12月だけで通常分も含めて2600億円程度の融資を実行している。
(朝日さんより)
本命も来たね、やっぱり。
しかしいくらなんでもやっていいことと悪いことがあるよ。
因みにアメリカはUAもノースもみんな一回潰れて給料半分になって年金も無くなってそれで今また潰れそうになってるわけ(航空会社は先進国では構造不況産業です)。
それを何の断りもなく僕らの税金で助けるってのはどうなのよ、ということです。
そもそも・・・
大体日本航空なんてのは1990年台後半から(たぶん)もう、業績がずーーーーーーっと悪いわけよ。
つまり、アメリカの金融危機なんてマッタク無関係に悪いわけ。
それをなんで今になって公的資金をつけるって話になるわけ???
マッチポンプというか、ドサクサ紛れもここまでくると芸術ですぜ。
もちろんこれは日本航空に限ったことではない。
何度も言うように日本経済は別にアメリカ金融危機に直撃されているわけではないのだから、それを理由に公的資金をいれる事がそもそも絶対におかしい。ただの見通し違いジャン。だって、2年前からアメリカはやばい、ってこのブログでも書いてたもん(笑)
年収何億ももらってる経営者だよ。
文句言わなきゃ、みんなで。
金融機関はあまりにもリンケージが深く国民生活に影響が大きいから仕方ないにしても、普通の企業はだめなら潰れるって話ですよ。
そういう事情を考慮して、かつ貸し渋りを防ぐために仕方なく、金融機関だけは100歩譲って資本注入して助けているわけだよね。
その金融機関の主体的選別的融資判断の結果、日本航空にはこれ以上貸したくない、と思ってるわけ。それが2000BP以上にもなっているCDS価格ということ。
これは純粋な経済判断なのだ。
貸し手がいなければ潰れる訳ですよ。不動産会社もそうですよね。なのに日本航空とか特別な企業だけ突然政府が出てきて救済しちゃう、ってなんかへんでしょ?
だいたい、日本航空のような上場企業の場合、潰れるかもしれん、とおもって300円でソン切りした株主はどうなるのか。上場企業はそういう場合に倒産するリスクがあるというルールに基づいて運用している訳だ。
これは勝負に負けそうになった将棋盤をひっくり返すようなもんで、一般株主が一番かわいそう、って話で、これでは資本主義もへったくれもないんですよ。
繰り返すけど、金融機関は公共性が高く、一般国民への影響が大きいからって、税金投入を泣く泣くOKしているわけだから、ここから一気に飛躍して一般事業会社への直接融資(日本政策投資銀行だって、既にぱんぱんに貸し付けているわけですよ)ってのはもう第二の公共投資に匹敵する政府の暴挙でしかない。
さらにさらに・・・・
そこにだめを押すべく郵貯銀行の法人貸付と来た・・・・。
前にも書いたけどその前にオーバーバンキングをなんとかするべきでしょう。
民間が英知をしぼって貸付先を評価して、その結果思うように融資が伸びない。そこに郵貯銀行が登場するわけ。
はあ、そうですか、
民間では貸せないところに郵貯銀行なら見つけられるとても有力な隠れた借り手がおられる訳ですね。
その能力を元郵便局の郵貯銀行の皆様はお持ちなわけだ。恐れ入りました・・・・・
現状の民間金融機関の融資を出せないと判断するばかどもよりも優秀な方がおられて、お貸しになれるというわけですね。
第二の石原銀行にならんように願いいます、はい(笑)。
随分馬鹿にされた話ではないですか、これ。
結局、エルピーダは経産省、日本航空は経産省と国交省の合作、郵貯銀行は総務省など、なんのことはない緊縮予算で入口を絞られた役所の連中がなんとか金を引き出そうとしてうごめいているにすぎない訳だ。
政治家も自分のひも付きの役所の肩を持っているだけなので、結局財務省がうるさい!、と一括するのが一番だろう。
大変だけど頑張ってください。
そういえば国富ファンドを日本で作れ、とか言った人たち(政治家)はどこにいってしまったんだろう・・・・・
今週のアエラの表紙は木村カエラさん。
わしのまわりの連中にはかわいい、と評判。
まあ、もう娘みたいなもんだろね(笑)。
アエラ、とカエラはなんか似てるよね、ってみんなに言ってたらご本人もそう思ってたとインタビューに乗ってて、なんだかうれしい・・・
アエラカエラ。いい感じだね。
アエラ カエラ リルラ リルハ・・ ってな具合でさようなら♪ おやすみなさい・・・
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
42 comments on “「ただいま気流の悪い所を通過しております」、っていつもだろ!”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
退職金辞退を申し出た若麒麟がちょっと好かった。
無責任な経営責任者と反省しない?省の人達に彼の爪の垢を(ry
融資して貰う場合はこんな風にして返済しますと計画書提出するはずですよね。
国と中央銀行が救済するべきは銀行のみに限るべきだと思います。
それ以外の業種の企業を救うとすれば、それはモラルハザードに成ると思います。
日航ですけれども、確かに業績はずっと悪かったですね。
ただし、利益が伸びていた時期はありましたね。
圧倒的な負債の前には無力でしたけれども。
ここに来て利益が出ないのは、国際線を使わないからなのか?
それは今回の金融危機の所為なのか?
どっちにしても、政府と中央銀行は手を出すべきでは無いでしょうね。
あくまでも手を貸すのは銀行であって、その銀行に対して資金注入ならありだと思います。
ただし、この銀行が日航をどう評価するか?
常識があれば圧倒的な負債の前にネガティブ・ウォッチに成る筈。
しかしその常識が通用しないのが日本の不思議な所です。
又しても政・官・民のトライアングル、あぁ、それとマスコミと知識人のペンタゴンですね。
こんなペンタゴンは要りません・・・
日航って、実は胡散臭い会社なんじゃないのかな?
なんだか、政治屋に便宜図ったりとか、搭乗記録で機密をつかんでたりとか。許永中も韓国へ密出国したり、なんであんなことが簡単に出来たんだ?
要は、ばらされると困るんでしょ、政治屋や、取り巻き官僚が。
もう、そういう視点でしか、見れないこの寂しさ(爆!)
JALの社長の給料は1000万位で?す。。。
JALの社長の給料は1000万位で?す。。
機長よりも少ないんだから、まぁ、何ですかなぁ。。
>国富ファンドを日本で作れ、とか言った人たち(政治家)
渡辺さんのことですか?
自民党を離党しましたよ。
よく分からない理由で笑
鶴の恩返し、
信じるなぁ・・
機織りの代わりにプリントごっこで株券を刷ってるな・・
「まあ、もう娘みたいなもんだろね(笑)」
訂正
もうすぐ「もう孫みたいなもん」になる。
「アエラ カエラ リルラ リルハ・・ 」
これは何?
恋の呪文?
音感が・・リズム感が悪いような気がする・・
「アエラ カエラ リルリルラーリルリルバー」
妬むな・・才能のキラめきを・・
で
いつショートかける?
やはりこういうことが大手を振ってまかりとおるということは異常な時代なのです。異常な時代に突入してしまった以上、資本主義の理念がモラルが云々といっても全く通用しません。20世紀的資本主義は完全に終わりました。今から10年ほどは統制経済になると思われます。金融屋さんよさようなら。不動産屋さんもさようなら。国体維持と国民の生命維持に関係する部門以外は全て倒産しても超GOODオッケーということでしょうね。証券会社や不動産屋なんてのは、国土が焦土になった後の復興時にまた作ればいいのです。非常時にはいらない部門なわけで、金融に精通した優秀なる社員は、戦地へ送って弾除けに使える程度でしょうか。
JAL救済に意義があるとは到底思われませんが、もし意義があるのだとしたら、戦争時の輸送パイロットのためかもしれませんね。頭にピストルを突きつけられれば、平和主義の機長だって戦地へ飛びますって。
なぜそのように思うのかというと、もう小手先の経済政策でどうにかできる段階は終わったと判断されるからです。ニューディールなんてうまくいきませんから、結局は戦争で御破算にするしかないのでしょう。生け贄国家に負債を押しつけ、生け贄国家の国民が塗炭の苦しみを味わう代わりに、戦勝国が復興する。その復興による経済発展で生け贄国家の国民が時期を少し遅らせて救済される。そのようなシナリオが描かれていると思わざるを得ません。願わくば日本が生け贄側に入りませんように。他国がどうなろうと非常時は知ったことではありません。
なんか、日本を離れる決意が出来た感じです。
やっぱり、平和をお金で買ってると、こうなってしまうんですかね・・・
責任・・・・・・ 公務員試験用紙の裏に最低20回はかけるようにして欲しいです。
ホント、ものすごく頑張ってる公務員の方もいるのに!
市場の原理が万能でないと証明したのが今回の危機の本質だと考えております。又、ぐっちーさんは金融に偏重し過ぎるきらいが有るように感じています。殖産興業は立派な政治ではないでしょうか?
我々の血税を弱者救済等に使うは当然ですが、社会維持に必要な処置であれば曲げてするのが「まつりごと」。
あえて言わしていただければ、昨今の金融屋の企業投資の規準は、市場原理とやらのおかげで失敗し続けていた様にも見ています。
まぁ、私も日本航空は要らないと思ってますが(笑
エネルギー関連産業と建築系大手2?4社程度を生き残らせないと、80年代の米国の様に真っ逆さまに転げ落ちる事になるのではないでしょうか?
JAL救済は確かに有り得ない。
組合強すぎで社員の給料が下げられないという話らしいし、一旦リセットすべきでしょうね。
>年収何億ももらってる経営者だよ。
JAL現社長はパイロットより低くて質素な生活って海外のニュースで言われてたぐらい収入のはずです。
っつたく日本政府にゃゴールデンロールなんてわからんだろうな。 景気変動が下向きになったからってあせって財政出動して、本当にマズイ時に財政出動できない英国政府もドジだけんど、日本政府なんてすぐにあわてて財政出動するぐらい往生際が悪い。
基本的に、大手航空産業は殆ど赤字ですね。 AlitariaもKLMも吸収合併されたし。 AirFranceはさすが国営だけあってつぶれないね。 ただ、国営会社だから他の国の航空会社を税金と国債使って買ってしまうのはモラルハザードではありますな。 とにかく、欧州では民営航空会社はEZジェットやRyanAirみたいな新興子会社が大衆向けにどんどんマーケティングして、ヴァージン・アトランティックあたりはその逆で高所得層へのプレミア路線でいっているようですね。
日本の航空会社も、新興アジア諸国との競争考えたらコストパフォーマンスの上で絶対的に不利なのに、国家政府が面子を立てて財政投資しているぐらい…。 馬鹿だよ日本は! せいぜい、JALかANAを経営縮小してどっちか潰すかどちらかが吸収合併すればええ。 日本一国に2つも航空会社いらんとおもうね、今の時世。 んで、なかなか腰が重いようであれば、まだ行政財政投資なんぞ無駄なことしているんだったら、JALとANA双方ともに国営化してしまえばいい!!
総選挙で敗退必至の自民党は、なりふりかまわず最後の蓄財に突っ走っているのではないかと思ってしまう。百年に一度の危機のスローガンは税金を使いまわすチャンスでもある。
日本人はそろそろお人好しを止めないと、外国や国内のその手の勢力から身ぐるみ剥がされるだけだ。
>年収何億ももらってる経営者だよ。
私もアメリカのように、公的資金入れてる企業の
経営者の報酬は上限付けるべきだと思うけど、
JALは既に激安なんだよね・・・w
http://www.j-cast.com/2007/02/07005402.html
まあ、他の企業もあるかもしれないし、設定はしとくべきだね。
昨日のエルピーダもそうですが、今回の景気後退よりもずっと前から業績は振るわなかったはずですので、理由づけとしては的外れ、どうせきちんと税金使うなら、 正直に今までの経営に問題があったと説明してしまえばいいとは思うのですが、国ですらまともな経営をしていないので言えないのかもしれませんね…
どの道 きちんと税金使う時位は正直に言わないと、後で大変な事になると思います。
石原銀行もそうでしたが
ただマスコミって昔の公的資金の使い方だけうるさく言っているので 文句が出てる頃には後の祭…
多分今回の件も何年か後にまたもめるのでしょう。
結局この繰り返し。
国民も舐められたものです。
日航の西松サンって年収960万、都バスで出勤、社員食堂で昼食、、、の人ですよね。私の文脈読み違えかもしれませんけど。私はぐっちーさんの大ファンですが、老婆心ながら。
まじめに働くのが馬鹿らしくなりました。私の会社は東証一部ですがなんとか利益はプラスにしました。例えばトイレ清掃なんて毎日から週に一度とコストダウンですよ。そのぶん皆綺麗に使ってくださいと。そうやって努力するのが日本です。
もう今年からまじめにやるのやめます。赤字でも税金で助けてもらえるので。今日は会社ずる休むみしました。まじめに働くと負け組です。
ご意見には激しく同意ですが、西村さんは何億どころか960万円だそうですよ。しかもバス通勤。 この前のCNNでも話題になってました。 だからって経営責任逃れられるものでもないですが・・・
石原銀行の前に日本新興銀行というのが有りましたねぇ
大手銀行がしない(できない)ことが簡単にできるとは思えないのですが…
アホで強欲な権力者をどうにかしないと…
未開拓の地が多くて、投資する先が多いなら銀行も必要かもしれんが、これだけ成熟したら、もう銀行なんてそういらんだろ。
それこそ、現状で損を出してるような銀行は潰したらいいんじゃないんか?
向ける場所がないんですよね。
選挙が一番なんでしょうが・・。
マスコミも不甲斐なく。
国民がCHANGEしたいと思ってもそのチャネルが
まったくないんですよね。
とりあえず地元の代議員事務所にでも電話やメール
でもすればいいんでしょうか?
JALの社長の給料は安いので評判みたいだけど、平均年収2500万オーバーの機長と1000万に届こうかというおばちゃんスッチーは、それぞれ半分以下にしないと納税者の納得は得られないですよね。
あと、羽田と成田への通勤は、自家用車か電車・モノレールでどうぞ・・・と。
日本航空と全日空の合併話も絵空事ではないでしょうね。
官僚が渡りで利益を得たり、
一見民間企業が保護されるというのも、
日本型共産主義国家と考えれば、
答えが出るのかと考えます。
結局権力持ったもん勝ち社会だと。
アエラとカエラ・・・
私も同じように、少しニヤリとしてしまいました・・・。
ぐっちーさんカッコイイ!!
もえちゃん、庶民のために頑張ってブログ書いているぐっちーさんとタダ飯食べてあげて!!!
いつも愛読しています。
記者クラブで批判精神を失ったマスコミが提灯記事しか出さないので、切れ味の鋭い貴殿ブログに拍手喝采です。政府系金融機関が、金融危機に悪乗りして、資金コストが高さをものともせず「CP買い切り」までするなど、まさに「何でもあり」の生き残り策を相次ぎ打ち出しています。本来は一喝すべき財務省も、現実には、政府系金融機関の役割拡大を後押ししています。やはり民間が無力ではあっても目を光らせるしかないのではないでしょうか。
日航ネタ 久しぶりですね。
昨年の優先株(1500億円調達)に60億円の配当です よ。蛸足配当、こんな会社は退場願います。 ホントにいつまでザルに水流し込めば判るのやら。
元株主より
すでに銀行は、政府保証付きでなければ中小企業融資していないようだから、現状追認でしょう。
でなければ、民間銀行に対して、融資増への圧力かと。
民業圧迫と言うなら、仕事をせよ!!
>そういえば国富ファンドを日本で作れ、とか言った人たち(政治家)はどこにいってしまったんだろう・・・・・
本当にそうですよね。
で、ぐっちーさんも国富ファンドを推してましたが、今の考えをお聞きしたいのですが。
国富ファンドを作ろうといってた人が、今度は政府紙幣を作ろうという議員連盟を立ち上げてますよ。
西村氏
派閥争いのすえ、喧嘩両成敗という形で抗争から遠い人間として担ぎ出されたのが西村氏です。負の遺産の後始末に負われている社長といえます。
> 1000万に届こうかというおばちゃんスッチー
一人ドラマの見過ぎか、マスコミの情報にホイホイと踊らされている人がいますが、今の客室乗務員は隙あらば派遣に変わっていっています。正社員の給与も1000万などほど遠いです。でたらめを書かない方がいいですよ。
政府紙幣・無利子国債発行を検討する議員連盟発足。で、メラミンいれた牛乳を水で薄めるようなことを真剣に検討するわけですね。
他に仕事があるだろ。利権や無駄から絞ればいくらでも出てくるだろうに。
法人への外形標準課税(ただし従来の法人税から相殺でき、2重取りはしない)とか税収の安定は他の方法を考えろよ。やっぱり銀の塊を30Kg買おうかな。1個今なら百万円。
>今の客室乗務員は隙あらば派遣に変わっていっています。正社員の給与も1000万などほど遠いです。
ただの興味半分でお伺いしますが、
20年ほど前のスッチー達はどのくらい貰ってたんでしょうか?
あれってただの体裁のいいホステスじゃん、っていつも思ってました。
天下り先がなくなると困る官僚さん。それだけですね。
> 一人ドラマの見過ぎか、マスコミの情報にホイホイと踊らされている人がいますが、今の客室乗務員は隙あらば派遣に変わっていっています。正社員の給与も1000万などほど遠いです。でたらめを書かない方がいいですよ。
「でたらめ」と言われるとは心外ですな。
残念ながらおばちゃんスッチーに知り合いがいないので、給与明細とか見た事はないですが、推測は出来ますよね。
「『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省」によると、航空機客室乗務員(調査時平均年齢33.7歳)の平均月収は46万4500円、推定平均年収は655万6600円だとか。
これだけ見ると1000万円に全然届いていないという話になるけど、この平均は、若手の月収20万円強の契約社員連中がかなり含まれた数字。
となると、相対的に数の少ない正社員の50前後のおばちゃん達は、1000万程度はもらっていないと辻褄が合わないよ。
もし貴殿(嬢?)が関係者で実際は違うと言うなら、50台スッチーの平均年収のデータを示して欲しいものだね。
タイトルおもしろいです。
コメント欄で話題になっている、JALのCAの給料ですが、
友人の元彼女がJALの正社員の客室乗務員で年収は諸々の手当含めて約900万円(今から2年前の時点)だったそうです。バブル期入社で今、39才くらいの方。あながち、でたらめな数値でないです。
> 「『賃金構造基本統計調査 平成16年』厚生労働省」によると、航空機客室乗務員(調査時平均年齢33.7歳)の平均月収は46万4500円、推定平均年収は655万6600円だとか。
これだけ見ると1000万円に全然届いていないという話になるけど、この平均は、若手の月収20万円強の契約社員連中がかなり含まれた数字。
となると、相対的に数の少ない正社員の50前後のおばちゃん達は、1000万程度はもらっていないと辻褄が合わないよ。
もし貴殿(嬢?)が関係者で実際は違うと言うなら、50台スッチーの平均年収のデータを示して欲しいものだね。
http://job.goo.ne.jp/topics/special/income/010.html
契約社員はあなたの仰る平均年収には含まれていないと思いますが。
> 契約社員はあなたの仰る平均年収には含まれていないと思いますが。
ひょっとするとそうかも知れませんね。
では、こちらは?
http://nensyu-labo.com/syokugyou_kyabin_atendant.htm
「JALの50歳代のキャビンアテンダントには年収1,000万円以上の人もいますが、これは以前の給与体系によるものです。給与体系が改定されてからは、1,000万円を超えるのは難しくなりました」
やはり既得権でもらっているんじゃないの ?
では、こちらは?
http://nensyu-labo.com/syokugyou_kyabin_atendant.htm
「JALの50歳代のキャビンアテンダントには年収1,000万円以上の人もいますが、これは以前の給与体系によるものです。給与体系が改定されてからは、1,000万円を超えるのは難しくなりました」
なるほど。
年配社員に限るとそういう話になるのですね。
おばさんに限定されていた意味もわかりました。記事紹介ありがとうございました。
私はついつい同世代(30代)の苦労を見聞きしてしまうので、わかっておりませんでした。
学者の世界も、医者の世界も、50代が十分な待遇を受ける一方で若い世代が働けど働けど給料上がらぬ構図なのですね。
追記
> 一人ドラマの見過ぎか、(以下略
上記の発言は撤回の上、お詫びします。
ぐっちーさん、コメントを増やしすみません。
新たな事を知る事ができました。
いつも楽しく拝読させて頂いております。ありがとうございます。知識の少ない私がめげずに食いついて読める・学べる貴重なツールです。新聞読むとビジネス雑誌を一度に読んでいるような所が素敵です。
私はこの半年世間を賑わせた(震わせた)外資金融に勤めております。この世界の大規模で躍動感ある雰囲気や人々に興味を持ち、派遣で入りました。しかし、入るやサブプラが起こり、「あれ?何か聞いてる業界の景気と全然違うわ・・・」と思いつつ、「意外と合う環境☆」と続けて参りました。
派遣なので区切りのいいところで1ヶ月位お休みを取って海外に研修兼ねて行こうとしていましたら、08年3月辺りから気になっていた1社LHが契約満了の半月前に消えました。更新も断わっていたし、とりあえず「何かやばい・・・」と思い、旅計画お預けにしました。幸いにも登録していた幾つかの派遣会社から紹介頂いてオフを取らずに働き、お陰様で今も職に就かせて頂いております。
年収150万落として折角入った外資金融からもDropしないで済みました。所属する部署ではいわゆる「派遣きり」は当分なさそうですが、世間の雇用の低下や暗いニュースを聞き、また「正社員と同様に仕事をしても派遣」という自分の置かれているポジションにも時々悩まなくもないのです。
しかし幸い今就業させていているチームが大変良く、給与・雇用形態など以外、仕事を変えたい理由がありません。しかし、まだ上向かない景気?(日本はそんなにダメージ受けているのでしょうか?悲壮感のほうが強いような・・・)に乙女心も焦りもあり、度々静かに揺れております。
ですが一番の気持ちは「できればずっとMSに居たい」なので、引き続きぐっちーさんのBlogからも脳みそへの「アハ!」作用を頂いて、前向きに日々真摯に勤めて参りたいと思っております。
MS,これまで見てきた中で一番いいんですよね・・・同じ米系でも各社カルチャーは違います。このきっかけを暫く大事にしたく願っております。
上海に住んでいた今年の3月、JALの客室乗務員という人がいました。旦那の転勤で上海に住んでいるとのこと。元客室乗務員ね・・やはりきれいだね!と思ったところ、彼女いまだに「現役」と聞いてびっくり。
赴任に現役のままで同居できる福利厚生システムって??と思ってたづねたところ、本人の希望によっては妊娠休暇を最大で3年とれるとのこと。3人目ができた時、上海にいらっしゃったのでお子さんは2歳とちょっと。なるほどと。
同じ場所に住む、一方の青い翼の会社の元客室乗務員出身の方は妊娠時に退職されたらしく、待遇の差に驚いていました。組合が強いっていいことね?!
ある意味、JALは凄い会社だと皆言ってました。
ご参考まで。