2018/01/15 20:35 | 健康 | コメント(23)
インフルエンザ包囲網
断熱については多くの書き込みをありがとうございます。
これまでも、ドイツが決してうまくいっていないことや、最先端の現状についてはアエラ、東洋経済オンラインなどで定期的に書いていますので、是非ご覧ください。ドイツなんて今の政治的混乱はすべては再生エネルギー100%、ってメルケルが言い始めたところからスタートした、ってアエラに書いたらびっくりされました。日本では報道する人いないけど(笑)。
引き続きこちら(ブログ)でも定期的に取り上げていきたいと思います。
さて・・・・
今年のいよいよやって参りました。
私のまわりでもやたら流行り始めて恐れているのですが、日ごろ会議はほとんどスカイプで済ませているので、こういう時は安心です。
できるだけ混んだ電車に乗らない、とか出張を先延ばしにする、など、打てる対策は打って、家に籠る・・・というのが正解であります。
日ごろたいした用もないのにオフィスにやってくるおじさん連中が、その気になればスカイプで十分ですね、などと言い始めているのがなんだか笑えます。
そうなんです、会わなきゃ会わないで仕事なんてなんとかなるんです。私自身は最近名刺も持ち歩くのやめました。本当に必要だな、と思う人とはその場でラインでもメアドでも何でも交換すればいいことだし、基本的に初対面の人に連絡先を渡す不安からも解放されて、かなりいい感じ。
人の名刺出して、あの人よ~く知ってます、なんて陰で言われたりしますからね、要注意なんですよ。
取り敢えず、名刺交換だけでも・・・・
という人が日本には多いんですが、ワタクシ、取り敢えず・・・という理由で人に会うことはありませんので。というのも、取り敢えず、とかいう理由で人の時間を奪うことは許されることではないと思いますし、会うならスカイプでは済まない、何か特別な理由がある筈ですよね(相手の匂いを嗅がないと仕事が前に進まないとか!? 実際ワインのテイスティングだけは実際に目の前に行かないと無理だね。香りはもちろん、色とかも今のスマホだとかなり微妙だからね。)
ということで、この際インフルエンザを理由に人に合わない時間を作るのはありだ、と思います。実際には人に結構会わなくても済むことに気づかれるかもしれません。いや~、インフルかもしれないもんで・・・とか言うとだーれも会いに来ませんよ(笑)。この際、人間断捨離、いい機会です。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
23 comments on “インフルエンザ包囲網”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
経団連の皆様にお教えください…(笑)
ニッポンの会社って、生産性高いんですかね…?
結局、長時間労働強いる原因のひとつはこういうところにあるのでは?
もちろん、職種にもよりますが…。
インフルエンザって昔は「流行りの風邪」程度の扱い。ノロウィルスも「お腹の風邪」だったかと・・・。いつの間にやら凶悪ウィルスにされてしまった。
インフルエンザのワクチンの効果は半年程度で、毎年ワクチンを接種する必要がありますが、実はワクチンを打っても感染はしますし、元気なだけにウィルスをばら撒くキャリアーにも成る。
インフルエンザで休んだ人は「感染源」として影でヒソヒソ言われますが、実は元気なアタナが感染源だったりするのです・・・。でも、やっぱ、普通はワクチン打ちますよね・・・。「犯人」に成りたく無いですから。
私は完全な免疫が欲しいのでワクチンは打たない派。一度罹れば5年間は大丈夫。金曜の夜に高熱が出ても、月曜日には元気ハツラツ。・・・って、こういうヤツがウィルスをばら撒いているんです。病院行かないからインフルじゃ無いし・・・。
ちなみに風邪にはハチミツとシナモンが効くらしい。非加熱のハチミツ(高価)大サジ2と、シナモンパウダー小さじ1をぬるま湯に溶いて飲むと、葛根湯より効く。ハチミツは抗菌作用が高く、ミネラルも豊富。ユン〇ケル飲むより安上がりです。
インフルに感染しないためには
体を冷やさないことが一番
要するに毎日気温が変わっているのに
服装やエアコンの設定温度は同じという人が多すぎる
それによって体に冷えが起こり
その結果、免疫が低下をして感染するのである
これを実践すると
ま、風邪もインフルも感染しない
先週、気温が下がって体が冷えているのに
放置している人が感染をする
人と接触しても免疫が働くので体温を冷やさないと感染しない
と、思う
以上、一族郎党医者一家で私だけが落ちこぼれの私が言う意見
ドル安によって株が上昇していたのに
その前提が崩れても高いと思うのは不思議ですね
円高など眼中にありません。
株が下がれはリスク回避で円高になる可能性が高いのにね
ドイツの首相のコメントに関してですが、そもそもエネルギーは決して再生しないですからね。物理法則を理解していないコメントをした時点でその先はお察しという典型例ですね。(笑)
エネルギーを再生できない、というのは全くその通りだと思います。
しかし、renewable energy に「再生可能エネルギー」という訳語をあてたのはドイツの首相ではないでしょう。誤訳の責任は日本人ではないですか? ちなみに、彼女は理論物理学で博士号を取得されています。
英語のrenew (動詞)は「同じ事を最初から繰り返す」という意味で、よくあてられる訳語は「更新」ではないかと思います。
アパートの賃貸契約を更新するのはrenewですし、数学のrenewal process は更新過程です。
炭鉱や油田は一度しか採掘できませんが、太陽は概ね24時間で元の位置に戻ってきますし、風も地形によっては同じ方向から同じように吹いて来る事があります。
つまり、繰り返し起こる自然現象を利用するというのがrenewable energy の本来の意味でしょう。
そうですね、床は特に高齢者の健康寿命を延ばしませんかどうですか。医者でありませんので。こたつよりは、、、寄り添う良さもありますが。
まあ、冷蔵冷凍エネルギーで足湯、温泉どうでしゃろ!
よく寝て、食べて。水を飲み、湿度を上げればかからないと私は思っている。予防措置は医療界が銭を稼ぐ手立てに過ぎないと思う。マスコミがお陀仏で公共広告機構なるものが宣伝しているからそれと似たようなことだと思う。
知人が言うには下痢を小さいときからすれば、野呂なんかにかからない。落ちた食べ物や多少腐った食べ物を食べて下痢をすればいいだけのこと。彼は料理人です。蹴りをするとそれをとめようとするからいけないという。 舌で判断せよ。女と一緒だぞと戯れていう。いた男女平等だから男と一緒だぞ。
医療に頼るながこれからの行き方です。
室内を漂うインフルウイルスは、加湿とけばあっという間に死滅すると思ったけど、違いましたっけ
エコ断熱も良いが、湿度管理も四季のある日本では重要ですね~
断熱の後施工に YKKのプラマードU など内窓を設置する手がありますが、賃貸では勝手にリフォームできませんね。
プチプチでも貼ってください。
現代の日本の木造住宅(在来あるいは2x4)は下手に高気密にすると結露、またハウスダストによるアレルギーを招きかねません。
物事は、すべからく 過ぎたるは及ばざるがごとしでしょう。
木材がKD乾燥(キルンドライ)されている現代の材と、築50年の木造民家(天然乾燥材)では、材の質、機能、価値が全く異なります。
価値があるのは後者。
ワクチンていうのは弱体化したウィルスを打つことで免疫をつくり、感染、発症を防ぐわけだが、このインフルエンザのワクチンだけは打つ意味がわからん。なんの予防にもなっていないし、症状が軽くすむ(かも)というぐらいで結局感染、発症はする。ウィルスはA、B型があり、更にはインフルエンザのウィルスは毎年変化する。打つワクチン自体、まずA、B型どちらが流行るのかを予測し、外れれば免疫の獲得はない。そしてウィルスも毎年変異することで、インフルエンザウィルス対する完全な免疫獲得には至らないのだ。つまりワクチンを打った人間と打たない人間に差はない。どちらも感染したらウィルスをばらまく事には変わらないのだ。これならば他の方が言っていたが体をまず冷やさないことの方が免疫力の強化に繋がる。あとは室内の湿度を気を付けることだ。
仕事ができる方がうらやましい限りです。
仕事柄、毎年何十人とインフルエンザ感染者とお会いしておりますが
阪神淡路大震災の日に感染して寝込んで以来感染しておりません。
あの日は高熱でTVをつけたらあの光景が目に飛びこんできて
頭がおかしくなったかと思いました。
こまめな手洗いと、うがい、緑茶の摂取が功を奏しているのかと
考えております。
>>つまり、繰り返し起こる自然現象を利用するというのがrenewable energy の本来の意味でしょう。
仮にそうであっても、物理学者たるもの、エネルギーを継続利用可能とかいういまいち理解不能なかつ抽象的な表現に頼っている時点でやはりお察しなんだと思います。
人間の寿命やほかのエネルギー源と比較して相当に長期間使えるエネルギー(ただしその供給源は太陽の核融合ですが)だということを言いたいのは理解できるのですが、この宇宙に永久機関なるものはどこにあるんでしょうか?やはりドイツの首相の方は何か間違って理解しているのではないかと思います。(それとも何か理由があってわざとそういう表現をしているのでしょうか??どちらにしも合理的に説明がつかず疑問が残ります。)
ということで、日本人の誤訳ではないと認識しています。
一時期は米国と同水準まで落ちたインフル発症率、
ワクチン接種率の低下が原因でまたぞろ日本のインフル発症率が上昇したとかいう説があるそうで。
ちょっとあやふやな話だったので、本当なのかどうかわかりませんが。
「インフルエンザは危険」という風潮は、強毒性の鳥インフルエンザが人から人に感染する様になると、スペイン風邪の様な高い致死率のインフルエンザのパンデミックが起きると考えられる様になってから。
ところが、スペイン風邪の死因は当時普及し始めたアスピリンの致死量以上の投与が原因だったという研究が有る。死者の多くが富裕層(病院でアスピリンを買う事の出来る人々)で、症状もアスピリンの過剰投与のそれに似ていた。
そもそも、インフルエンザで解熱すると、インフルエンザ脳症を発症するので、解熱作用のあるアスピリンの服用は逆効果であった。一方、貧乏人たちはアスピリンなどは当然買えないので、富裕層程は死者は多くは無かった。スペイン風邪自体は新種のインフルエンザで、ほとんどの人が抗体を持っていなかったので世界的に蔓延(パンデミック)したが、死亡率を高めたのはアスピリンだった可能性が高い。
先の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)のパンデミック騒ぎも、古いインフルエンザの再流行だった事が判明しており、高齢者は抗体を持っていたから感染が少なかった。WHOが大騒ぎをして「パンデミック」という言葉を使ったが、彼らは死者数が少ない事に気づいた後はパンデミックの定義を変えてしまった。本来は重大な致死率を有するウィルスが大陸間を飛び越えて蔓延する事がパンデミックであったが、「重大な致死率」を定義から外してしまった。
実は弱毒性で大した影響も無いインフルエンザを、あたあも重大なパンデミックに装った事で製薬会社は大儲けしたが、厚労省はアジュバンドが添加された輸入ワクチンの接種時期を何かと理由を付けて遅らせ、結果的には流行が終焉したので、国民は副作用の危険性の有る輸入ワクチンを接種する事無く、これらは大量廃棄された。
WHOの不実に対して欧州委員会はWHOの理事などを議会に召喚して追及している。WHOにも大きな影響力を持ち、インフルエンザの権威であるオランダのエラスムス大学のフレデリック・ヘイデン博士が製薬会社から利益供与を受けていた事も明るみに出て、新型インフルエンザ騒動は、製薬会社が裏で仕組んだと考える人も多い。
養鶏業者などに多大な被害を与えている鳥インフルエンザですが、人から人に感染する様に変異する頃には毒性は弱まり、普通の「新型インフルエンザ」になっているはずです。多くの人が抗体を持たないので、世界的に流行しますが、致死率は多少高い程度。多分、体力が落ちている高齢者が肺炎を併発して亡くなるケースが多いでしょう。
ですから、こちらのブログを読まれる様な若い方、或いは心が若い方は心配ご無用かと。
高血圧も・・
WHO基準を日本も採用し・・
厚生省旧基準・・年齢に合わす・・年齢+90・・では・・
問題なかった方々も・・今では立派な高血圧になって・・高血圧薬を服用・・
フィンランドの高齢者血圧・・追跡調査では・・血圧170台が一番生存率が高かった。
いずれにせよ・・
高血圧薬は・・医薬会社の救世主になっている・・・
( ^ω^)・・・(笑
お久しぶりです。インフルはやっていますねえ~。自分も仕事場でインフルの予防注射受けるよう指示を受けて病院に行ったものの肝心のワクチンが足りないと言う事で結局注射することなく今の今まで過ごしてきましたが、体調さえきちんと整えておけば案外何とか罹らずに済んでいますね。那須の山奥の兄ちゃん氏もおっしゃっていましたが、体温を極力下げない事が大事じゃないでしょうかね。特に肩を冷やさない事は大事かと経験上感じています。肩が冷えると体調を崩す事が多かったから案外大事な事じゃないでしょうかね?特に今の時期は…。あと腹部も同じく冷やさないようにするのも大事かと思いますねえ。
そういえば昨日は阪神淡路大震災から23年経った訳ですが、何かあっと言う間でしたねえ…。当時は地震が起こる二日前に成人の日があったんですが自分はインフルに罹ってしまってそれどころじゃなかったですねえ…。もう寝ていてもきつい、起きていてもきつい、立っていても座っていてもきついあの苦しさは何とも言えないですね。必死になってトイレに行って出すもん出していたら真っ赤なのが出てきて「あ、俺死ぬわ…」とこういう状況下ではロクな事を考えない典型的な事を思ってましたな。当然成人式なんか出席するどころの状態ではなく家の中でヒイヒイ言って寝込んでました。何とか体調が戻った二日後、あんな事が起こるとは想像すらしていなかったのに…。あの時喜んで成人式に出ていた神戸の人達の事を思うと何とも言えない気持ちになりますね…。
WHOの基準によって無理矢理「高血圧」とされてしまった人は病院で降圧剤が処方される。すると血圧が下がり体の隅々にまで血流が行き渡らなくなる。当然、身体のテッペンに有る脳は血が足りない。
結果、臓器は徐々に機能が低下し、頭はボケる。
では降圧剤を飲まなければどうなるか?血管の伸縮性の低下によってある時点で脳内出血が起きる。
昔はコレでお陀仏だったからピンピンコロリ、だが今の医療だと中途半端に助かってしまう。結果的に余生をベットの上で過ごす事になる。
単純な話ではあるけれど、人は誰しも死ぬのは怖い。だから医療保険で若者の生き血を啜ってでも生き延びる事を願う。
世界の趨勢は高齢者に高度医療は施さない。…まあ、今に財政的制約で矛盾は解消されますが、本来は国民と政治が決断すべき事柄。それが出来な日本には合理性という概念は存在しない。それが日本の良さでもあるのだけれど…若者には辛い。
こんな事を書くと「姥捨山」だと高齢者に怒られるのだろう。ここの読者は若いから問題無い。
血圧とコレステロールは偽りだと私は見ている。とにかく7割が詐欺師になった世界です。また世界は貧乏人と金持ちに分かれ、進む、いい悪いではない。
わが国には姨捨という伝統があり、それは老人が自ら行くということで、老人を捨てるということではない。日本人ならわかる。それと老人は醜いという感覚がある。日本人は儒教など受け入れておらず、仏教を受け入れている。
社会福祉もその歴史を見るとない。このことは人々に社会における助け合いというものがないということです。社会制度としての福祉は皆欧米の仕組みを真似て作ったに過ぎず、それが実現できるのは公務員だけです。なぜならわが国の政府は明治以降欧米の真似で、作ったに過ぎず、公務員だけが欧米の社会的保護が受けられる制度の適用をうける。外国から見ると張りぼてでしょう。戦前の軍隊が結局徹底的な壊滅をしたのも近代の軍隊はまねて作ったにもかかわらず、独自なものという感覚、戦艦大和を作られるということに起因して、わが国は威張ったこと思ったことに起因すると思う。
朝早くおきて、よく食べて、体を動かして、早く寝れば、まあ病気にはかからない。それと貧乏暇なしだとかかりにくい、多くの人がかかるということは暇な時間が多いということでしょう。後は行動範囲が広いから、菌にも触れやすい。とにかく近代医療は確かにものを言うが副作用も多いということの意味を知ることです。抗がん剤なんて効くのと思うが実際の話どうなんでしょうか。皆苦しんで死ぬが、
スタンフォード大医学部・西野教授・によれば・・
質の高い睡眠・・午後12時前後には眠る・・
をしていないと・・有効なホルモン等が分泌せず・・
インフル・ワクチンが効かないという報告があるそうです・・
健太さんの「早く寝る」は・・
免疫力を高める有効な自衛手段でしょう・・・
( ^ω^)・・・(笑
我が家では、ワクチン禁止。
インフルに罹っても体が高熱を欲しているから受け入れる。
医療も経済に組み込まれ、要らない治療ばかり。
自分自身が治してくれます。
交通事故等の治療は要りますが・・・
感染者の、弱者(新生児・乳児・老人・免疫の落ちている人たち等)への影響という視点を最重視したいです。
サイコロジカルな予防的観点ではインフルに限らず孤独にならないことですよね=社会的孤立は免疫力が落ちるというデータがありますね。
> こんな事を書くと「姥捨山」だと高齢者に怒られるのだろう。ここの読者は若
いから問題無い。 <
小生、後期高齢者の1人ですが、お説大賛成です。災害対策とやらで、高齢者や施設の
十人をどう助けるかとやっていますが、あれは高齢者治療で儲けている医療機関と
製薬会社のためでしょう。真に助けるべき人は、1に身体健康な若い人たち(
18歳~45歳くらい、次いで子ども、第3が45歳~65歳くらいの皆さん、
生き残っても、社会的に役に立つことの少ない高齢者は、一番最後というのが、
社会の生き残り作戦としては大切と考えています。
子どもを一番としなかったのは、成人が亡くなって、子どもたちだけが生き残っても、
先行きの生存確率は、決して高いとは言えないと考えるからです。
近代前半までの世界では、これは当然のルールでした。
マンドラン さん
私も自然の摂理から言えば、お書きになられた順位の優先度が妥当かと思いますが、社会保障が整備された現代においては子供を優先しても良いかなと感じます。動物では生殖可能年齢の親の生存が優先されますが、人間は流石に我が子を見捨てる事は難しいし、社会もそれを許さない・・。育児放棄や幼児虐待などは動物的な行動と言えるのかも知れません。「親が無くても子は育つ」と言われる様に、社会性動物である人間は、子供だけが残された場合、社会が子供の世話をします。
さてさて・・・
誰もが若い時には自分の「死に様」を何となくイメージしています。「潔く死にたい」と思うのが普通で、ベットの上で長患いする様な将来を否定します。高齢者でも健康な間は「ピンピンコロリ」を目標としているでしょう。
ところが、いざ、死期が近づくと「生に執着」が生まれるのも事実。やはり誰しも死は怖い。高度医療費の自己負担率が低ければ、当然それを利用しない手は無い。こうして医療費は高齢化と共に拡大し続けています。
一方、死にたくても死ねないケースも多い。知り合いの医師に延命治療の是非を問うた時「実は、延命をする人って相続で揉めている場合が多いんだよね」と教えてくれた。本人の意思に関わらず「相続が決着するまで死なせない」という事らしい。特に障害者認定を受けていると、集中治療室などでの高額医療費もほとんど負担はタダ同然。さらに、家族の情として、人工呼吸器を外す事を決断できない人も多い。
この様に、本人の意思に関わらず「生かされている老人」は実は多い。これ、実は「虐待」に近く、人工呼吸器を付けて、数々のチューブに繋がれ大量の薬を投与される状態は、意識が有れば相当に苦しいいハズ。
この様な「本末転倒」の状況が発生する原因は、医療費の負担率の問題ではあるのですが、「親を大切にする」という儒教思想の影響が残る日本で、高齢者の医療負担率を上げると、世話をしている子供の家系が破綻する・・・。
日本人は欧米人の様にドライに割り切れませんが、復活を信じるキリスト教徒にとって死は恐れるものでは無いのかも知れません・・・。